米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
- 5月14日の米国株市場はダウとS&P500が5日続落となっており、ハイテク主体のNASDAQは上昇しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
【主要指数】
- 5月14日の米国株市場はダウとS&P500が5日続落となっており、ハイテク主体のNASDAQは上昇しています。
- 今晩あるFOMC(連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて様子見の姿勢が強かったです。
- ダウは-0.50%下落で、S&P500は一時-1.17%まで下落したものの-0.38%で引けています。ともに5日連続となり厳しい展開が続いています。
- オープン前に発表された5月生産者物価指数(PPI)は前年比+10.8%と子女用予想をわずかに下回ったものの、高い水準なのが見受けられます。
- インフレが止まらない中、FOMCは通常の3倍の幅である0.75%の利上げをするのではないかという見通しが強まっています。
【米国債】
- 米国10年債利回りは前営業日比から0.11%上昇し+3.47%となっています。
- FOMCで「0.75%の利上げが実施される」と観測が広がる中債券の売りが続いています。
【大小株&グロースバリュー株】
- バリュー株は全面的に売られている一方で大型のグロースは比較的好調でした。
- 前日に大きく売られたのがグロース株だったので若干の買い戻しも入りは殷発していますが全体的には様子見の姿勢が強かったです。
【FANG+】
- FANG+は全体で+1.97%と反発しています。7銘柄が反発しており、特に中国銘柄のアリババ、バイドゥが6%と好調でした。
- 一方で下落した3銘柄はアマゾン、ネトフリが約-1.3%とメタが-0.3%と下落しています。
【セクター考察】
- 上昇したセクターは、FANG+に代表されるように大型のハイテクが反発しており、それに関連しリチウムやソーシャルメディア関連、eコマース、ARKKなどが好調でした。
- 逆に下落したセクターとしては大きく下落しているのが、公益や金鉱株、天然ガスなどが下がっています。
- その他にも素材関係だったり、金融銘柄も下落しているのが特徴的でした。
【予定】
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。15日FRBパウエル議長会見予定。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
- 15日小売売上高、NY連銀景況指数
- 16日フィラデルフィア連銀桔梗指数、アドビ【ADBE】の決算
- 17日米国鉱業生産発表
- 20日休場
- 21日中古住宅販売数
- 22日米国20年国債入札
- 23日【決算】フェデックス【FDX】
- 24日米国5月新築住宅販売
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年6月14日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年6月14日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、まちまちと言った感じだね!
- 5月14日の米国株市場はダウとS&P500が5日続落となっており、ハイテク主体のNASDAQは上昇しています。
- 今晩あるFOMC(連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて様子見の姿勢が強かったです。
- ダウは-0.50%下落で、S&P500は一時-1.17%まで下落したものの-0.38%で引けています。ともに5日連続となり厳しい展開が続いています。
- オープン前に発表された5月生産者物価指数(PPI)は前年比+10.8%と子女用予想をわずかに下回ったものの、高い水準なのが見受けられます。
- インフレが止まらない中、FOMCは通常の3倍の幅である0.75%の利上げをするのではないかという見通しが強まっています。
【主要指数】週間&半年マトリクス
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
#レバレッジ投資 #レバナス #レバFANG+ #レバATMX #ナスレバ #レバレッジNASDAQ100
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
生産者物価指数
米生産者物価指数、5月も堅調な伸び示す-FRBへの圧力強まる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米生産者物価指数(PPI)は5月に大きく上昇し、経済全般の根強いインフレ圧力を浮き彫りにした。
- 米金融当局は積極的な利上げを継続する可能性が高い。
- 5月の上昇分のほぼ3分の2は財の価格、特にエネルギーの上昇が要因だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.5%上昇。
- 前年同月比では8.3%伸びた。
- 今回の数字は、大半のエコノミストおよび米金融当局が想定していた以上に高インフレが長期化することを改めて示唆するものだ。
- オックスフォード・エコノミクスのマヒル・ラシード、キャスリーン・ボストジャンシク両氏は、「最新のPPI統計は財とサービスの両セクター全般でインフレ圧力が引き続き強まっていることを確認する内容で、物価安定の回復に向け連邦公開市場委員会(FOMC)に断固たる行動を取るよう圧力をかけるものだ」とリポートで指摘。
- 「生産者物価インフレへのリスクは引き続き短期的には上振れ方向であり、持続的な減速は2022年後半に徐々に起こるだけだろう」と分析した。
- 5月は財の価格が前月比1.4%上昇。
- エネルギーが5%急伸した。サービスの価格は0.4%上昇。前月は低下していた。
- 5月のサービス価格上昇には輸送・倉庫のコストが2.9%伸びたことも反映された。食品価格は前月比横ばい。
- 牛肉と豚肉のコスト低下が影響した。食肉の消費者物価にとって好ましい兆しとなり得る。
- 食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.5%、前年同月比で6.8%それぞれ上昇した。
FOMC(連邦公開市場委員会)
FOMCは来年中に利下げへ、大幅利上げ実施後-市場が織り込む
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米利上げ幅見通しを目覚ましい勢いで引き上げた市場は、今度は利下げが必要になる時期に目を向けつつある。
- その織り込み具合は利上げ見通しと同様に積極的だ。短期金融市場は今月と来月に米金融当局が前例のない0.75ポイントの利上げを実施し、その後も追加引き締めが続くとの見通しを急速に織り込んだ。
- その一方で、2年以内に0.75ポイントの利下げがあるとも見込む。
- フィル・インベストメント・マネジメントの債券担当グローバル最高投資責任者(CIO)、スティーブ・エリス氏は「経済は台風の目に入っている。インフレが主要なリスクでありながら、話題はリセッション(景気後退)とハードランディングに移りつつある」と指摘。
- 「米金融当局は慎重にならなければならない。多くの要因が作用しているからだ。引き締めが行き過ぎ、後で巻き戻しが必要になる可能性はある」と述べた。
- 大幅な米利上げを見込むポジション構築をトレーダーが急ぐ中で、今回の引き締めサイクルにおける金利のピーク予想は上昇し、そこに行き着くと予想される時期は3カ月前倒しされた。
- 同時に金融緩和を見込むポジションも一様に積まれている。
- 来年末までに利下げが開始され、24年半ばまでに0.5ポイントの追加利下げがあると見込まれていることを、1カ月のフォワードのオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は示している。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
米国債
- 米国10年債利回りは前営業日比から0.11%上昇し+3.47%となっています。
- FOMCで「0.75%の利上げが実施される」と観測が広がる中債券の売りが続いています。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)とVXNの動き(NASDAQ100)
恐怖指数は昨日よりはかなり下がってる、昨日は上がってたからね…
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500の大型株小型株とバリュー株グロース株
- バリュー株は全面的に売られている一方で大型のグロースは比較的好調でした。
- 前日に大きく売られたのがグロース株だったので若干の買い戻しも入りは殷発していますが全体的には様子見の姿勢が強かったです。
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国銘柄が一気に反発してるね、上に行きたがってるのかもw
インドはぼちぼちだね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
米国株セクター騰落率マトリクスチャート(中長期)
米国株セクター騰落率マトリクスチャート(短期)
上昇したセクター
リチウムや、ソーシャルメディア関連、eコマースなどのグロース銘柄が割りと好調でした。
下落したセクター
下落しているセクター、テーマは下記のとおりです。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
アリババは絶好調でしたね!
アマゾンとネトフリはなかなか上がってこないわね
- FANG+は全体で+1.97%と反発しています。7銘柄が反発しており、特に中国銘柄のアリババ、バイドゥが6%と好調でした。
- 一方で下落した3銘柄はアマゾン、ネトフリが約-1.3%とメタが-0.3%と下落しています。
FANG+ 週間&年間騰落率マトリクス
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
アドビ【ADBE】
アドビ、アナリストが目標株価を引き下げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アナリストがアドビの目標株価を425ドルに引き下げた。
- ウォール街では最低水準。
- 今後予想される個人消費の低迷と競争激化の可能性を理由に挙げている。
- ただ、現行よりは高い水準。
- 同社は、マーケティング・クラウドの加速などのCRM分野の業績は懸念ほど悪くはなく、比較的良く持ちこたえているように見えるが、デジタルメディア事業の多くを占める中小企業および個人消費に懸念が増加していると指摘した。
- 不安定なマクロ環境を通じて成長が減速し続ける可能性があるという。
- ただ、株価は時間外で下落していたものの、通常取引が始まって買い戻されている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アドビは米国の画像編集ソフトウエア企業。画像や文書編集、PDFファイル閲覧「Acrobat Reader」、PDFファイル作成、コンテンツ・アプリの制作・配信、ドキュメント・コラボレーション、印刷物デザイン、映像編集・制作などを支援するツールを提供。製品は卸売・小売業者、OEM、ウェブサイトを通じて販売。本社はカリフォルニア州サンノゼ。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
キャタピラー【CAT】
米キャタピラー、本社をテキサス州に移転
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- 米建設機械大手のキャタピラーは14日、本社を現在のイリノイ州ディアフィールドから、テキサス州アービングに移転すると発表した。
- 移転理由の詳細は明らかにしていない。
- 移転を決めるに当たってインセンティブなどは受けていないと説明した。イリノイ州を巡っては、米航空機大手ボーイングが先月、本社機能をシカゴから首都ワシントン近郊に移転すると発表した。
- テキサス州のアボット知事はツイッターで、国際的な企業にとり同州は最適な場所だと指摘し、多くの大企業が州内に本社を置いていると説明した。
- 電気自動車(EV)大手テスラも昨年、本社をカリフォルニア州からテキサス州に移転させている。
- エドワード・ジョーンズの株式アナリスト、マット・アーノルド氏は、幅広い人材プールと手厚い減税措置がテキサス州に移転する企業にとり最大の魅力だと指摘した。
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■キャタピラーは建設機械や大型エンジンの米国大手メーカー。建設産業部門は建設用機械を製造し、バックホウローダー、スキッドステアローダ、ホイールローダ、トラック掘削機などを含む。資源産業部門は鉱山用の電動ショベル、ドラグライン、タイヤドーザ、電子制御装置、トンネル掘進機など、電気システム部門はレシプロエンジンやタービンを扱う。*8
フェデックス【FDX】
フェデックス、取締役2人追加と大幅増配でヘッジファンドと合意
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- 米宅配大手フェデックスは14日、ヘッジファンドのDEショーとの合意に基づいて新たに2人の取締役を起用するとともに、四半期配当を50%強増やすことを決めた。
- また今後3人目の取締役の選任に際してDEショーに発言権を付与する。DEショーはフェデックスの株式1%弱を保有している。
- 新たな取締役に就任するのは鉄道業界出身のジム・ベナ氏と、金融業界出身のエイミー・レーン氏。
- フェデックスは株主への還元拡大を目的として経営幹部報酬制度も見直した。
- 一方、事情に詳しい関係者の話では、増配はずっと前から株価押し上げ対策として練られていた計画だという。
- フェデックスは来週第4・四半期(3─5月)決算を発表し、28日に投資家向けイベントを開催する。
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■フェデックスは大手物流サービス会社。「フェデックス」ブランド名で各種輸送業務を提供。主に、国際速達便輸送、宅配サービス、小包混載サービス、小口貨物輸送、貿易事業・税関手続き関連サービスのほか、北米で即時配送サービスを展開。また、コピー・印刷、販促物作成、オンライン印刷などのサービスを提供。本社はテネシー州メンフィス。*9
ユナイテッド航空【UAL】
ユナイテッド航空、3日間で国際線検索が7%増 陰性証明不要化で
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- 米航空大手ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは13日、同社国際線についての検索件数が過去3日間で前週比7%増の240万件超になったと発表した。
- 米政府は10日、米国に向かう便に求めていた搭乗前のコロナウイルス検査の陰性提示を12日から不要にすると発表していた。
- 陰性証明は昨年1月に義務付けられ、1年5カ月にわたって続いた。
- 航空業界は、コロナ禍の打撃から業界が完全に回復するのを阻んでいるとして、不要化を米政府に強く働きかけていた。
- ユナイテッドによると、3日間の検索のうち約150万件が米国から欧州やメキシコ、カリブ海諸国などへの便だった。
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■ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは米国の航空持株会社。完全子会社ユナイテッド航空と地方航空会社を通じて乗客、貨物輸送を展開する。ユナイトテッド・エクスプレスは米国内の地域路線を運航。世界各国の373カ所の空港に一日当たり平均5,055便を運航。ハブ空港はシカゴ・オヘア国際空港で、1,257機を所有。本社はシカゴ。*10
アメリカン航空【AAL】
アメリカン航空が下落 傘下の国内航空会社がパイロットの給与を50%引き上げと伝わる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アメリカン航空が下落。
- 傘下の国内航空会社のピードモント航空とエンボイ航空が2024年8月末までパイロットの給与を50%引き上げると伝わった。米CNBCが報じた。
- 暫定的な待遇引き上げにより、乗務1年目のパイロットの時給は90ドル、乗務1年目の機長の時給は146ドルとなる。ピードモント航空のモーガンCEOは「必要であれば一時的な賃上げを延長することも可能」と語った。
- これについて、連合パイロット協会は「パイロットがこれらの昇給を受けるのは良いことだが、50%以上の昇給を実施する航空会社がある場合、それは問題があることを認識している」とも語った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アメリカン航空グループは米国の大手航空会社。持株会社制で、子会社アメリカン航空を通じて旅客事業と貨物事業をグローバルに展開する。ハブ空港をダラス/フォートワース、ニューヨークJFK、シカゴ、マイアミに構える。地域間航空会社のエンボイ・エビエーション、ピードモント航空、PSA航空をネットワークの傘下に持つ。本社はテキサス州フォートワース。*11
コインベース・グローバル【COIN】
コインベース、従業員の18%削減を発表
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 仮想通貨取引所のコインベース・グローバルが取引開始前に従業員の18%を削減すると発表した。
- 他の暗号関連企業も人員削減を発表しているが、仮想通貨市場が急落する中で、同社も踏み切った格好。
- 同社は近年、積極的に採用を進め、今年は従業員を約1200人ほど採用したが、ほぼその分を解雇する予定。
- 今期は全体で約5000人の従業員となる。
- 同社は1年以上前に上場して以来、株価が下がり続けている。
- それにもかかわらず、暗号通貨の冬の到来を認めなかった。
- 同社株は今年に入って約80%下落している。
- 解雇された従業員には最低3.5カ月分の退職金と、勤続1年ごとに2週間分の割り増し分が支給される予定。
- コインベース株は下落。なお、本日もビットコインは続落している。
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■コインベース・グローバルは米国の仮想通貨取引所の運営会社。エンドツーエンドの金融インフラストラクチャとテクノロジーのプロバイダとして、ビットコイン等の仮想通貨取引のプラットフォームを構築し、世界中のインターネットユーザーや企業や機関、および小売ユーザーなどに簡単かつ安全な暗号資産へのアクセスを提供。*12
マイクロストラテジー【MSTR】
マイクロストラテジー、ビットコイン急落で追加担保発生のリスク
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- データ分析ソフトウエアを手掛ける米マイクロストラテジーは、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを裏付けとした借り入れで担保の追加差し入れが必要になるかもしれない。
- 同社は以前、追加担保が必要になるビットコインの水準として2万1000ドルを挙げていたが、相場はこの水準に近づいている。
- マイクロストラテジーはビットコインビジネスの先駆者であるマイケル・セイラー氏が創業し、最高経営責任者(CEO)を務める。
- 同社は保有する膨大なビットコインを活用して3月に2億500万ドル(約280億円)の融資を確保し、ビットコインの買い増しに使った。
- 当初は約8億2000万ドル相当に上ったビットコインの価値は、半分程度に下落した。マイクロストラテジーの営業時間外に電子メールで問い合わせたが、広報担当者から返答はない。
- 同社のフォン・リー社長は5月の電話会見で、追加担保の発生にはビットコインが2万1000ドル前後まで下落する必要があると発言。
- その水準になる前に「担保のパッケージにさらに多くのビットコインを提供するため、追加差し入れが必要になることはない」と話していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロストラテジーは米国のソフトウェア企業。主に、企業向けビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア・プラットフォームを提供。ライセンス契約、クラウドベース加入及び関連サービスを通じて、分析ソフトウェアの設計、開発、流通、販売を手掛ける。小売、金融、通信、保険、医療などの広範な分野にサービスを提供する。本社はバージニア州。*13
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
オラクル【ORCL】
オラクルが決算受け上昇 今後数四半期の成長実現への好位置を示唆
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- オラクルが上昇。前日引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 市場をリードするヒュージョンとネットスイートのクラウドアプリが牽引した。
- クラウドインフラ事業の高成長と新たに買収したサーナー社のアプリケーション事業により、同社は今後数四半期に渡って成長を実現する好位置にあることが示された。
- 同社のキャッツCEOは声明で、「われわれは売上高を改善し続け、総売上高は10%の成長を達成した」と述べた。
- アナリストからも高評価が聞かれ、次の成長に向けてクラウド事業に焦点を当て、2023年度には30%超の既存事業の成長が見込まれるという。
- ただ、欧州・中東・アフリカ(EMEA)での売上高の伸びは2四半期連続で減速し、アジア・太平洋(APAC)も引き続き厳しい状況にある点は留意されるとしている。
- ただ、既存事業の成長は大手ソフトウェア企業の平均を下回っはているが、2023年度の予想ベースのPERは14倍で、株価は割高ではないという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■オラクルは米国の大手ソフトウエア企業。主にデータベース、アプリケーション、ソフトウエアの開発、製造に加え、サポート、保守、運用管理サービスを企業向けに提供。また、ハードウエア事業はサーバーとストレージシステムの販売、技術サポートを展開する。サービス事業はクラウドサービス、コンサルティングなどを手掛ける。本社はカリフォルニア州。*14
まとめ
【主要指数】
- 5月14日の米国株市場はダウとS&P500が5日続落となっており、ハイテク主体のNASDAQは上昇しています。
- 今晩あるFOMC(連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて様子見の姿勢が強かったです。
- ダウは-0.50%下落で、S&P500は一時-1.17%まで下落したものの-0.38%で引けています。ともに5日連続となり厳しい展開が続いています。
- オープン前に発表された5月生産者物価指数(PPI)は前年比+10.8%と子女用予想をわずかに下回ったものの、高い水準なのが見受けられます。
- インフレが止まらない中、FOMCは通常の3倍の幅である0.75%の利上げをするのではないかという見通しが強まっています。
【米国債】
- 米国10年債利回りは前営業日比から0.11%上昇し+3.47%となっています。
- FOMCで「0.75%の利上げが実施される」と観測が広がる中債券の売りが続いています。
【大小株&グロースバリュー株】
- バリュー株は全面的に売られている一方で大型のグロースは比較的好調でした。
- 前日に大きく売られたのがグロース株だったので若干の買い戻しも入りは殷発していますが全体的には様子見の姿勢が強かったです。
【FANG+】
- FANG+は全体で+1.97%と反発しています。7銘柄が反発しており、特に中国銘柄のアリババ、バイドゥが6%と好調でした。
- 一方で下落した3銘柄はアマゾン、ネトフリが約-1.3%とメタが-0.3%と下落しています。
【セクター考察】
- 上昇したセクターは、FANG+に代表されるように大型のハイテクが反発しており、それに関連しリチウムやソーシャルメディア関連、eコマース、ARKKなどが好調でした。
- 逆に下落したセクターとしては大きく下落しているのが、公益や金鉱株、天然ガスなどが下がっています。
- その他にも素材関係だったり、金融銘柄も下落しているのが特徴的でした。
【予定】
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。15日FRBパウエル議長会見予定。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
- 15日小売売上高、NY連銀景況指数
- 16日フィラデルフィア連銀桔梗指数、アドビ【ADBE】の決算
- 17日米国鉱業生産発表
- 20日休場
- 21日中古住宅販売数
- 22日米国20年国債入札
- 23日【決算】フェデックス【FDX】
- 24日米国5月新築住宅販売
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより