今回は、米国株ETFの紹介を行います。
今回紹介するのはBlackRock(ブラックロック)社が出されている「iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF」、ティッカーシンボルは【ICLN】となります。(インデックスティッカー:SPGTCLNT)
※このブログではティッカーシンボルはカッコ【】の中に記載しています。
ティッカーシンボルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ティッカーシンボルは欧米の金融商品取引所に上場する際につけられるコードのことです。アルファベットで1文字から4文字程度の企業や商品、サービスなどに由来した文字をつけることが多いです。日本の取引所では4桁の数字で表示されています。
- 【ICLN】は米国を中心にクリーンエネルギー関連の銘柄に投資できるETFです。
- 他のクリーンエネルギーETFよりも取引高・時価総額(純資産高)が大きいです。
- 組み込み銘柄数は世界各国の37銘柄程度となっています。
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(初回公開日時:2021年4月12日)
ETF【ICLN】とは
注目を浴び続ける「クリーンエネルギー」
2020年代の大きなメガトレンドの1つとして挙げられるクリーンエネルギーに特化した銘柄に投資をしたいという人はぜひとも勧めのETFです。
個人的には気候変動とかCO2とかの環境問題については怪しいと思ってるけど、トレンドだからね投資しておいてもいいと思う。
魂を金に売ったのね
主義主張はあると思うけど、間違いなく大きな波が来るのに乗っからない手はないでしょ?
キーワードは「脱炭素」
脱炭素化という波はアメリカ・ヨーロッパそして日本にもやってきています。 良いか悪いかは置いといて小泉環境大臣はレジ袋の有料化を推し進め、さらに規制を強化しようとしています。
効果があるかないかじゃなくて、トレンドということを抑えておきましょう。
さらに、海の向こうアメリカでも脱酸素化という大きなトレンドがバイデン大統領の元始動し始めています。
- 2兆ドル強のインフラ投資計画
- 電気自動車(EV)、再生可能エネルギー、最先端のクリーンエネルギー技術の振興に向けた大規模投資が盛り込まれる
- 2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロに
- 地球温暖化対策で世界の主導的地位を取り戻すというバイデン政権の目標
- 風力・太陽光発電の事業者に対する主要な税優遇は10年延長する
- 一方で、税制優遇措置などの形で実施している化石燃料業界への補助金は廃止
すべてが実現するにはハードルが高いけど覚悟は見えるよね
アメリカの本気具合が見られるね
一方日本はレジ袋だよ
つまり、世界的な波は「クリーンエネルギー」に舵をとっているわけです。
そこで、今回はクリーンエネルギー銘柄の詰め合わせETFである、【ICLN】iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETFを紹介していきます。
ETF【ICLN】の概要
米国内外のクリーンエネルギー銘柄に投資してるETFとなります。
ベンチマークは「S&P Global Clean Energy Index」【SPGTCLNT】に連動しています。
一応インデックスファンドになるんだね
いわゆるテーマ型のETFだね
ETF【ICLN】の経費率
- 経費率: 0.46%
BlackRockは経費率が安くていいよね
ETF【ICLN】のチャート
ETF【ICLN】の設定日
- 2008年6月24日
思ったよりも古くてびっくり
いっとき環境問題はブームになったりしたよね
温暖化がどうのこうのね
ETF【ICLN】の組み込み銘柄
ETF【ICLN】の組み込み銘柄数
- 76銘柄
公式サイトによれば、4月には組み込み銘柄数は37銘柄でしたが、76銘柄に増えていました。
※2021年11月19日現在 確認済み
ETF【ICLN】の組み込み銘柄
構成銘柄の割合グラフ
- 2022年10月5日確認時
世界各国のクリエネ企業に投資しているのね。
正直聞いたことない企業が多く、調べてもわからないようなところもあったよ。
日本の企業はないの?
レジ袋を今更有料化する、環境後進国だからね。残念ながら。
国別の割合
ちなみに、ICLNの国別の割合はこの様になっています。
- アメリカ:39.26%
- デンマーク:11.89%
- スペイン:7.09%
- カナダ:6.89%
- 中国:6.48
- ポルトガル:6.10%
- イギリス:4.24%
- ドイツ:3.74%
- 韓国:2.09%
- オーストリア:2.03%
(2022年1月13日現在)
日本はおろか、アジアでも中国しか入っていないのね。
ETF【ICLN】の運用額
- 5,169,333,784ドル (約550億円)
※2022年1月13日現在
ETF【ICLN】の上場市場
- NASDAQ証券取引所
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米国株は証券口座を開いて取引できますが、仮想通貨は仮想通貨の取引所で通貨を売買することができます
ETF【ICLN】の運営会社
ブラックロック BlackRock HP:
構成銘柄の週間・半年の騰落率マトリクス
構成銘柄を年間と週間でマトリクス上に表示しております。
円の大きさは構成割合になっております。
(横軸が1年間、縦軸が半年となっています。)
短中期的な好不調がわかるようになっております。
なお、グラフのデータの数字はGoogleファイナンスよりGoogleスプレッドシートを活用し自作した表になります。
ご利用状況によってはうまく表示されない場合もございますのでご注意ください。
まとめ
冒頭にもお伝えしたように、「クリーンエネルギー」の分野は今後のメガトレンドの1つになります。
多少2020年末にはバイデン大統領が誕生する前後に大きく高騰したクリーンエネルギー銘柄でしたが年を明けて低迷を続けています。
ただし、これは過熱気味だった銘柄の調整と捉えて仕込み時だったのかもしれません。
大きなトレンドは少しずつその本領を発揮し、一気に爆発的な流れとなっていきます。
そうした意味でも、早いうちにクリーンエネルギーに対して理解を持ち投資していくのも1つの「分散」になるのではないでしょうか。
ポートフォリオの一部にクリーンエネルギーを追加しても良いかもしれませんね。
なお、毎日更新している米国株のデイリー記事でセクター別のコーナーがあります。
そこで、ICLNの株価の推移を毎日チェックしていますのでよかったら毎日御覧ください。
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