今回はソーシャルメディアのETF、グローバルX社が出している【SOCL】について銘柄紹介を行っていきます。
「グローバルX ソーシャルメディアETF」は、世界のソーシャルメディアを運営している企業に投資をするETFです。 連動する指数は、「ソラクティブ・ソーシャルメディア・トータルリターン・インデックス」です。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
(初回公開日時:2021年9月13日)
ソーシャルメディアとは
ご存知の人も多いとは思いますが、「ソーシャルメディア」についておさらいしておきます。
ソーシャルメディアはインターネットを前提としてその技術を使って発信された情報や映像、音声などのコンテンツを個人や組織が発信、受信できる双方的なメディアです。
代表的なサービスや企業としては、ツイッターやフェイスブック(インスタグラムも)がそれにあたり、GoogleのYou Tubeなども動画のソーシャルメディアといえます。
ソーシャルメディアはこれまでの産業的なメディアと区別されます。
産業的なメディアというのは新聞やテレビ、映画などになります。
(いわゆるマスメディア)
特徴としては、利用者同士の繋がりが促進されるような仕組みがあり情報に拡散性や広範囲に伝達できる仕組みがあります。
企業PRだけではなく、政治・選挙などにも活用されていますが、テロや犯罪行為、あるいはデマなどの情報もあるため最近では国家や運営会社からの監視の目も厳しくなっているのが現状です。
【SOCL】グローバルX ソーシャルメディア ETF
グローバルXのソーシャルメディアETFはソーシャルメディアを運営している企業に幅広く投資ができます。
【SOCL】の設定日
設定日は2011年11月14日となっております。
【SOCL】の経費率
経費率は、0.65%
【SOCL】の国別構成
【SOCL】の国別の構成は、50%以上がアメリカです。 *1
- アメリカ:50.6%
- 中国:24.1%
- 韓国:11.8%
- オランダ:4.2%
- ルクセンブルク:3.9%
- 日本:3.2%
日本が3.2%ってあるけど日本のSNSなんてあるの?
かつて、mixiはSNSとして大ブレイクしたけどね、一応構成銘柄の下位には入ってるけどね
【SOCL】の構成銘柄
次にSOCLの構成銘柄を見ていきます。
SOCLの構成銘柄
以上がSOCLを構成している上位の銘柄になります。
「SOCL」の構成銘柄の割合グラフ
構成銘柄上位10位までの構成比率を円グラフで表示しています。
この10銘柄でSOCLの約60%のウエイトとなっています。
まだ日本企業が出てこないねw
日本のSNSサービスが全然世界で活躍していないのがわかるよね
- ピンタレスト【PINS】:3.828%
- バイドゥ【BIDU】:3.69% ※中国銘柄
- ビリビリ【BILI】:3.455% ※中国銘柄
- IAC【IAC】:2.155%
- ジンガ【ZNGA】:1.862%
- ネクソン【3659 JP】:1.862% ※日本銘柄(韓国企業)
- ヴェメオ【VMEO】:1.006%
- クアイショウ【1024 HK】:0.909% ※中国銘柄
- ユナイテッドインターネット【UTDI GR】:0.856% ※ドイツ銘柄
- メール・ル・グループ【MAIL LI】:0.834% ※ロシア銘柄(ロンドン上場)
- 価格.com【2371 JP】:0.834% ※日本銘柄
- ウェイボー(微博)【WB】:0.797% ※中国銘柄 ADR
- バンブル【BMBL】:0.649%
- テンセント・ミュージック【TME】:0.638% ※中国銘柄 ADR
- イェルプ【YELP】:0.546%
- DeNA【2432 JP】:0.3% ※日本銘柄
- ハローグループ【MOMO】:0.236% ※中国銘柄 ADR
- アフリカTV【067160 KS】:0.192% ※韓国銘柄
- ミクシー【2121 JP】:0.186% ※日本銘柄
- フヤ(虎牙)【HUYA】:0.165% ※中国銘柄 ADR
以上、36銘柄をご紹介してきました。 (グローバルX社公式ページでは42銘柄がリストアップされています。)
価格.comも入ってるのは面白いね
おもしろいけど割合としては雀の涙の0.8%だからね
それならはいってなくても一緒だね
構成銘柄の週間・半年の騰落率マトリクス
◆◆
構成銘柄を年間と週間でマトリクス上に表示しております。
円の大きさは構成割合になっております。
(横軸が1年間、縦軸が半年となっています。)
短中期的な好不調がわかるようになっております。
なお、グラフのデータの数字はGoogleファイナンスよりGoogleスプレッドシートを活用し自作した表になります。
ご利用状況によってはうまく表示されない場合もございますのでご注意ください。
個別株の紹介につきましては基本的にはアメリカ市場に上場している企業です。 また【SOCL】につきましたは、毎日の米国株市場の振り返りデイリー記事でも毎日セクターで情報をお伝えしていきます。
まとめ
今回はソーシャルメディアETFに組み込まれている銘柄を紹介するのと、ソーシャル名ディアについて解説してきました。
ソーシャルメディアETFに組み込まれており、なおかつ当ブログにて紹介したことのある銘柄に付きましては下記で紹介していきます。
次世代のメディアとして今後はメディアの主役となっていくことは間違いありません。
ただしこの業界においては入れ替わり、移り変わりが非常に激しいと思っています。
少し前に流行ったものが現在では見向きもされなくなると行った現象は今後も起きてくると思います。
そういった意味でも大手のフェイスブックやGoogleは買収などを重ねさらに進化をしているのである程度は安心かもしれません。
しかしツイッターをはじめとするソーシャルメディアはまだまだこれからどうなるか、そしてまだ見ぬSNSが現れてくるのかなど非常にワクワクする業界ではあります。
とはいえ、私はこのETFに投資はする予定はなく、NASDAQ100あるいはFANG+で十分だと思っています。
銘柄紹介
フェイスブック【FB】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*2
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
スナップ【SNAP】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スナップは米国のソーシャルメディア企業。写真・動画共有アプリの「スナップチャット」を通じ、短いビデオや画像イメージで情報交換やコミュニケーションのサービスを提供する。コンテンツの編集や発表などをパートナーに提供する。また、同社開発のサングラス「スペクタクルズ」により、人間の視点でのビデオ撮影を可能にする。本社所在地はカリフォルニア州ベニス。*3
- ソーシャルメディア銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*4
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
ツイッター【TWTR】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*5
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
マッチグループ【MTCH】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マッチ・グループは米国の婚活サイト運営企業。オンライン上で「Match.com」、「OKCupid」、「Tinder」などに登録し、恋愛相手や結婚相手を探すサービスを提供する。同社は45以上のウェブサイトを運営し、世界190カ国以上において38の言語でサービス、入会費を支払う会員数は470万人に上る。本社はテキサス州ダラス。*6
- ソーシャルメディア銘柄
ネットイース(網易)【NTES】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ネットイースは、中国のネット関連サービスプロバイダ。同社サイトwww.netease.comを通し、オンラインゲーム、ニュース、オークション、Eコマース、コミュニティ、コミュニケーションサービス、ウェブディレクトリやウェブ検索エンジンなど中国語のオンラインサービスを提供。また、携帯電話向けに宣伝広告、ニュース等の配信サービスも行う。*7
- 中国銘柄
- 中国ATMX+銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
スポティファイ(Spotify)【SPOT】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スポティファイ・テクノロジーはルクセンブルグの音楽ストリーミング・プロバイダー。ユーザーがオンデマンドで音楽を購入することを可能にし、プレミアム・サービスと広告サポート・サービスを提供する。プレミアム契約者はオンラインやオフラインの高品質の音楽を無制限でストリーミングできる。世界で事業を展開し、セグメントは欧州、北米、南米、その他の地域の4部門から構成。*8
- ソーシャルメディア銘柄
ピンタレスト【PINS】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ピンタレストは米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス企業。ユーザーが興味のあるテーマや趣味の写真を共有するウェブサイトを運営する。ユーザーは趣味や日常の風景、料理やインテリア、結婚式などイベントのアイデア写真に加え、ビデオによるハウツー動画も投稿できる。また、同社プラットフォームは商品購入のサービスも提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*9
- ソーシャルメディア銘柄
バイドゥ(百度)【BIDU】
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■バイドゥ(百度)は中国でインターネット検索エンジンとオンライン広告サービスを提供。「Baidu.com」は中国語のウェブサイト、ニュース、画像、マルチメディアファイルのインターネット内の情報検索サービスを提供。コミュニティーサイト「Post Bar」、クラウド型写真ストレージ・共有「Baidu Album」などオンラインツールも展開。*10
- 中国株銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
ビリビリ【BILI】
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■ビリビリはケイマン諸島籍のオンライン・エンターテイメント企業。子会社を通じ、中国在住のユーザーにビデオ、ライブ放送、写真、ブログ、ゲームなどのエンターテイメント・コンテンツを提供する。同社プラットフォームでコンテンツの視聴や検索が可能、メンバー登録後は動画の編集やコンテンツ作成などインタラクティブな機能が付与される。本社所在地は中国・上海市。*11
- 中国銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
ウェイボー(新浪微博)【WB】
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■ウェイボーは、中国の持株会社。中国国内のポータルサイト「新浪」が運営する。マイクロ・ブログ・サービス(中国版ツイッター)。読み方はウェイボー。投稿へのコメント、ボイスメール、動画のアップロードなど、本家ツイッターよりも長時間使えるような仕組みになっている。ユーザーをフォローし掲示しながら、コメントを追加することができる。*12
- ソーシャルメディア銘柄
バンブル【BMBL】
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■バンブルは米国のマッチングアプリ企業。主にオンライン上での出会いやソーシャルネットワーキングのプラットフォームを提供する。通常の出会い系アプリは男性からメッセージを送ることが主流だが、同社アプリは女性からメッセージを送る仕組み。また、仕事仲間や友達などのマッチングも提供する。本社所在地はテキサス州オースティン。*13
- ソーシャルメディア銘柄
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