今回は投資初心者向けに用語の説明を行っていきます。
今回のテーマは「NASDAQ(ナスダック)」についてです。
- ナスダックとは
- ナスダックの特徴
- アメリカの主要3指数
- ナスダック総合指数は年々上昇
- ナスダック100
- ナスダック100に連動したETF&投資信託
- ナスダックを牽引している有名企業
- NASDAQには成長できる銘柄がたくさんある【半導体編】
- まとめ
(初回公開日時:2020年7月7日)
ナスダックとは
ナスダックの名称
NASDAQ(ナスダック)は、全米証券業協会が運営している株式市場の名称のことです。
- National
- Association of
- Securities
- Dealers
- Automated
- Quotations
の頭文字です。
長すぎw
ナスダックの特徴
ナスダックの特徴としては、1971年から「紙」を中心とした株式の決済方法から、「電子」に移行します。
電子株式決済が可能となったことによって、スピーディで正確な決済ができました。
そういった歴史からベンチャー企業を中心にインターネット関連の企業が多いです。
- ナスダックの電子決済取引所という歴史があります。
- そのためベンチャー企業・ハイテク・インターネット企業などグロース企業が多く上場しています。
アメリカの主要3指数
ナスダックはアメリカ株式の主要3指数に入っており、ニュースや経済番組でも度々株価が表示されることがあると思います。
その他の指数は、S&P500とダウ平均株価です。
S&P500は、上場しているアメリカ企業の時価総額500社の平均加重株価です。
ダウ平均株価は、アメリカの主要企業30社の平均加重株価です。
- NASDAQ(ナスダック)総合指数
- S&P500
- ダウ平均株価
ナスダック総合指数は年々上昇
ナスダックは年々上場している企業の時価総額が上がっています。
ナスダックに上場している企業3000社の時価総額の加重を平均で割った指数を「ナスダック総合指数」と言います。
(ナスダックに上場しているのはアメリカの国外の銘柄もあります。S&P500はアメリカ国内の会社のみで構成されています。)
ナスダック100
ナスダックに上場する3000の企業のうち「金融業」「不動産業」を除く、時価総額上位100社の時価総額を加重平均して算出した指数になります。
史上最強の指数とも言われることもある指数です。
成長株で構成された精鋭100社を詰め合わせたナスダック100は魅力で溢れています。
- ナスダック上場銘柄の時価総額や流動性を基準に選りすぐりの100社をNASDAQ100といいます。(金融業などを除く)
- NASDAQ100はダウ・S&P500・NASDAQ総合指数と並ぶ指数です。
- この4指数のなかでも爆発的な成長率が期待できる指数となっており、若手の投資家やハイリターン(ハイリスク)を望む投資家から人気です。
ちなみにNASDAQ100は「なすだっくひゃく」っていうひとと「なすだっくワンハンドレッド」っていう人がいるね。
ワンハンドレッドっていう人もいるんだ。
なんて読んでも間違えではないけど、一応ひゃくってこのブログでは言ってるけどね。
英語だしどっちでもいいか。
ナスダック100のトップ20銘柄
ナスダック100に連動したETF&投資信託
- 【1545】EXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信(愛称)NASDAQ-100ETF
- 【QQQ】Invesco QQQ Trust Series 1;インベスコ QQQ 信託シリーズ1
- 【投信】iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(大和アセットマネジメント)
- 【投信】eMAXIS NASDAQ100インデックス(三菱UFJ国際投信)
QQQはNASDAQからの厳選100銘柄で、有名企業を始め大変人気のあるETFです。
ちなみに私は個人型年金(ideco:イデコ)でもNASDAQ100の投資信託に積立投資をしています。
iDeCoでNASDAQ100に投資をするにはマネックス証券で口座を解説する必要があります。
現在、マネックス証券でしかiDeCoのNASDAQ100に投資する商品は販売されていません。
ナスダックを牽引している有名企業
ナスダックは有名企業も上場しています。
新興株市場ですが、おなじみの企業もあります。 そんな有名企業の一部を、紹介していきたいと思います。
GAFAMを中心に成長株が目白押し
ナスダックに上場している銘柄はアメリカ市場だけではなく世界経済を牽引している有名企業ばかりです。
なかでも、日本では「GAFAM」という巨大テック企業の頭文字をとったハイテク企業が有名です。
- Google(アルファベット)
- Amazon
- Apple
- マイクロソフト
これらの企業はいずれもNASDAQに上場しており、さらにNASDAQ100銘柄にも組み込まれています。
また、GAFAMはS&P500指数の銘柄にも採用されています。
またコロナ経済において有名になった、
- ビデオ会議システムの「ZOOM」【ZM】
- ID管理システムの「オクタ」【OKTA】
- クライドのセキュリティ「クラウドストライク」【CRWD】
も上場しています。
NASDAQには成長できる銘柄がたくさんある【半導体編】
上記に少し紹介したSaaS銘柄だけではなく、今後も確実に伸びいき需要がある半導体銘柄もNASDAQに上場しています。
なかでもNASDAQ100に組み込まれている銘柄をピックアップしていきます。
これらの銘柄は、半導体を作るための装置や技術を提供してる会社になります。
半導体需要が高まり、半導体の製造会社が設備投資をする際には上昇が見込める銘柄です。
なお、これらの銘柄は半導体において必ず必要な工程を抑えているため「必要不可欠」です。
なお、世界のトップシェアの銘柄を取り揃えています。
【ASML】以外はアメリカ企業のためS&P500銘柄でもあります。
半導体銘柄については毎日の米国株市場のデイリー記事でも紹介しています。
まとめ
日々高値を行進し続けているナスダック市場です。
ナスダックは日々新しいテクノロジーが生まれて、その期待値で上がり下がりを繰り返す激しい市場になっています。
成長株投資(グロース)をしたいひとは日々注目してみると良いかもしれませんね。 私もナスダック銘柄にも投資しています。
お互い、ナスダックに今後も目を離さずに注目していきましょう!
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