この記事では前日の株式市場の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
では早速本日のまとめから行きます!
本日の概要(まとめ)
- 12月12日の米国株式市場は11月30日以来の大幅な上昇率となっています。
- ダウは1.58%、S&P500は+1.43%、NASDAQ総合は+1.26%となっています。
- 市場は13日に発表されるCPI(消費者物価指数)や、14日まで開催されているFOMCの結果に注目しており本日は大きなニュースや材料はなかったです。
- 12月に入り軟調な動きを見せている中での上昇で、先週のS&P500は3ヶ月ぶりに大きな下落率となっています。
- ヨーロッパでは欧州中央銀行(ECB)やイギリス中央銀行の金融政策決定会合前に欧州株が桁らくした一方でアメリカ株はイベントを目前に買い戻しが強まった形になっています。
【セクター&テーマ】
- S&P500の主要11セクターすべてが上昇しており、中でもエネルギーや公益関係、情報技術(IT)は2%を超える上昇幅になっています。
【米国債】
- 米国10年債利回りは前営業日より0.03%高くなり、3.61%となっています。
- 消費者物価指数、FOMCの結果公表などを控えてポジション調整を目的とした売りが目立っていました。
- また10年債利回りの入札では「低調」と受け止められたことも相場の重しとなっています。
【個別銘柄】
- IT大手のマイクロソフト【MSFT】はイギリスのロンドン証券取引所(LSEG)の株式を4%取得すると発表し、株価を2.89%上昇させています。
- ブラックストーン【BX】とトムソン・ロイター【TRI】の保有している株式を購入します。
- マイクロソフトはLESGと10年に渡る広範な提携をしており、株式取得はその一環となっています。
- LESGはマイクロソフトの製品を利用しデータ分析やクラウドインフラの整備を進めていきます。
- ダウ銘柄で航空機製造大手のボーイング【BA】が続伸しており、+3.75%上昇しています。
- 先週末にはインドのタタ・グループ傘下のインド航空がボーイングと最大150機に737Maxを購入するという契約が間近という報道があり、インド航空は民営化後初の大型航空機発注になります。
- すでに50機の発注は確定しており最大で150機までの購入が可能というオプションになっています。
【FANG+】
- 主要指数が上昇する中で、FANG+は-0.14%と下落しています。
- テスラが-6.27%と大幅な下落で全体の足を引っ張っているだけではなく、バイドゥとアリババの中国銘柄も2%以上の下落となっています。
- さらにネットフリックスとメタも1%下落しており、全体の半数である5銘柄が下落しています。
- 好調だったのはマイクロソフト(+2.89%)やエヌビディア(+3.14%)で、アップルとアマゾンはともに1.64%の上昇となっています。
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目次:
2022年12月12日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
米国債
- 米国10年債利回りは前営業日より0.03%高くなり、3.61%となっています。
- 消費者物価指数、FOMCの結果公表などを控えてポジション調整を目的とした売りが目立っていました。
- また10年債利回りの入札では「低調」と受け止められたことも相場の重しとなっています。
- 金利の勉強のために私が読んで非常にわかりやすく面白かった書籍になります。
主要指数 週間&半年バブルチャート
大型&小型株とグロースとバリュー株
S&P500の11セクターの様子
セクターの様子に加えて、テーマ別の様子は後述します。
主要指数相場チャート
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個別銘柄ニュース
マイクロソフト【MSFT】
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- IT大手のマイクロソフト【MSFT】はイギリスのロンドン証券取引所(LSEG)の株式を4%取得すると発表し、株価を2.89%上昇させています。
- ブラックストーン【BX】とトムソン・ロイター【TRI】の保有している株式を購入します。
- マイクロソフトはLESGと10年に渡る広範な提携をしており、株式取得はその一環となっています。
- LESGはマイクロソフトの製品を利用しデータ分析やクラウドインフラの整備を進めていきます。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*1
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+銘柄
ボーイング【BA】
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ダウ銘柄で航空機製造大手のボーイング【BA】が続伸しており、+3.75%上昇しています。
- 先週末にはインドのタタ・グループ傘下のインド航空がボーイングと最大150機に737Maxを購入するという契約が間近という報道があり、インド航空は民営化後初の大型航空機発注になります。
- すでに50機の発注は確定しており最大で150機までの購入が可能というオプションになっています。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*2
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 防衛・軍事・航空宇宙関連銘柄
FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
- 主要指数が上昇する中で、FANG+は-0.14%と下落しています。
- テスラが-6.27%と大幅な下落で全体の足を引っ張っているだけではなく、バイドゥとアリババの中国銘柄も2%以上の下落となっています。
- さらにネットフリックスとメタも1%下落しており、全体の半数である5銘柄が下落しています。
- 好調だったのはマイクロソフト(+2.89%)やエヌビディア(+3.14%)で、アップルとアマゾンはともに1.64%の上昇となっています。
FANG+ 月間&年間騰落率マトリクス
FANG+個別チャート
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注目セクターの様子
S&P500の11セクターの様子
セクター&テーマ騰落率
昨晩のセクター&テーマ一覧
まとめ
- 12月12日の米国株式市場は11月30日以来の大幅な上昇率となっています。
- ダウは1.58%、S&P500は+1.43%、NASDAQ総合は+1.26%となっています。
- 市場は13日に発表されるCPI(消費者物価指数)や、14日まで開催されているFOMCの結果に注目しており本日は大きなニュースや材料はなかったです。
- 12月に入り軟調な動きを見せている中での上昇で、先週のS&P500は3ヶ月ぶりに大きな下落率となっています。
- ヨーロッパでは欧州中央銀行(ECB)やイギリス中央銀行の金融政策決定会合前に欧州株が桁らくした一方でアメリカ株はイベントを目前に買い戻しが強まった形になっています。
【セクター&テーマ】
- S&P500の主要11セクターすべてが上昇しており、中でもエネルギーや公益関係、情報技術(IT)は2%を超える上昇幅になっています。
【米国債】
- 米国10年債利回りは前営業日より0.03%高くなり、3.61%となっています。
- 消費者物価指数、FOMCの結果公表などを控えてポジション調整を目的とした売りが目立っていました。
- また10年債利回りの入札では「低調」と受け止められたことも相場の重しとなっています。
【個別銘柄】
- IT大手のマイクロソフト【MSFT】はイギリスのロンドン証券取引所(LSEG)の株式を4%取得すると発表し、株価を2.89%上昇させています。
- ブラックストーン【BX】とトムソン・ロイター【TRI】の保有している株式を購入します。
- マイクロソフトはLESGと10年に渡る広範な提携をしており、株式取得はその一環となっています。
- LESGはマイクロソフトの製品を利用しデータ分析やクラウドインフラの整備を進めていきます。
- ダウ銘柄で航空機製造大手のボーイング【BA】が続伸しており、+3.75%上昇しています。
- 先週末にはインドのタタ・グループ傘下のインド航空がボーイングと最大150機に737Maxを購入するという契約が間近という報道があり、インド航空は民営化後初の大型航空機発注になります。
- すでに50機の発注は確定しており最大で150機までの購入が可能というオプションになっています。
【FANG+】
- 主要指数が上昇する中で、FANG+は-0.14%と下落しています。
- テスラが-6.27%と大幅な下落で全体の足を引っ張っているだけではなく、バイドゥとアリババの中国銘柄も2%以上の下落となっています。
- さらにネットフリックスとメタも1%下落しており、全体の半数である5銘柄が下落しています。
- 好調だったのはマイクロソフト(+2.89%)やエヌビディア(+3.14%)で、アップルとアマゾンはともに1.64%の上昇となっています。
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