この記事では前日の株式市場の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
では早速本日のまとめから行きます!
本日の概要(まとめ)
- 11月29日の米国株式市場は続落となっています。
- ダウは+0.01%と横ばいでS&P500は-0.16%と若干の下落となっており、NASDAQ総合指数は-0.59%と3日連続の下落となっています。
- あまり材料もなく、今後の金利の見通しなどを予測するために翌日のFRBのパウエル議長の講演が注目されています。
- 経済指標は米9月ケースシラー住宅価格指数は市場予想を下回っていました。
- 11月コンファレンスボードの消費者信頼感指数は予想をやや上回る強い結果となっています。
【金利】
- 米国10年債利回りは前日より+0.06%高くなり3.74%となっています。
- 前日にFRBの高官らが金融引締の長期化をしないということを示唆しており売りが続いていました。
【セクターとテーマ】
- S&P500の全11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落しています。
- 不動産とエネルギーセクターは1%を超える上昇をしていましたが、ハイテク(情報技術)(-0.98%)や公益(-0.73%)などは下落していました。
- テーマ別では、中国銘柄が多く含まれているソーシャルメディア関連が好調で+2%と上がってました。
- また航空や交通なども好調で、旅行も含めて上昇しています。
- 逆に下落していたのがクラウド関連やロボティクスAI関連で1%程度ですが下がっています。
【個別銘柄】
- 医療保険大手のユナイテッド・ヘルス【UNH】は投資家向け説明会でガイダンスを発表しており、株価を-0.80%と若干下げています。
- 2022年度の調整後の1株利益は維持、来年の通期見通しも発表しています。
- 来年度の1株利益は予想を下回っていましたが、売上は予想を超えています。
- 中国銘柄が好調ななかビリビリ【BILI】が決算を行い、好調な四半期決算を受けて22%の上昇となっています。
- FANG+は全体で+0.25%と若干ですが上昇しています。
- 10銘柄のうち、7銘柄が下落しているものの中国銘柄のバイドゥとアリババがともに5.2%の上昇をしており、全体を引き上げてくれました。
- アップルは中国工場の問題などがあり-2.11%と下落しており、他のメガテックも1%下落する軟調ぶりです。
目次のリンクをクリックで気になる場所にジャンプできるわよ
目次:
2022年11月29日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
米国債
- また米国10年債利回りも3.82%とから3.88%に上昇しており金融政策に敏感な米国2年債利回りは4.25%から4.31%と上昇しています。
- 金利の勉強のために私が読んで非常にわかりやすく面白かった書籍になります。
主要指数 週間&半年バブルチャート
大型&小型株とグロースとバリュー株
バリュー銘柄のほうが強かったみたいだね!
S&P500の11セクターの様子
セクターの様子に加えて、テーマ別の様子は後述します。
主要指数相場チャート
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個別銘柄ニュース
ユナイテッド・ヘルス【UNH】
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 医療保険大手のユナイテッド・ヘルス【UNH】は投資家向け説明会でガイダンスを発表しており、株価を-0.80%と若干下げています。
- 2022年度の調整後の1株利益は維持、来年の通期見通しも発表しています。
- 来年度の1株利益は予想を下回っていましたが、売上は予想を超えています。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ユナイテッドヘルス・グループは米国の医療保険会社。企業、公共機関、個人に各種医療保険プランを提供するほか、疾病、健康、薬剤に関する情報や医療貯蓄口座、移動医療サービスなどの各種サービスを提供。また、医療関連の情報管理サービス、ソフトウエア開発、コンサルティングおよびアウトソーシングサービスを手掛ける。*1
ビリビリ【BILI】
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- 中国銘柄が好調ななかビリビリ【BILI】が決算を行い、好調な四半期決算を受けて22%の上昇となっています。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ビリビリはケイマン諸島籍のオンライン・エンターテイメント企業。子会社を通じ、中国在住のユーザーにビデオ、ライブ放送、写真、ブログ、ゲームなどのエンターテイメント・コンテンツを提供する。同社プラットフォームでコンテンツの視聴や検索が可能、メンバー登録後は動画の編集やコンテンツ作成などインタラクティブな機能が付与される。本社所在地は中国・上海市。*2
- 中国銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
- FANG+は全体で+0.25%と若干ですが上昇しています。
- 10銘柄のうち、7銘柄が下落しているものの中国銘柄のバイドゥとアリババがともに5.2%の上昇をしており、全体を引き上げてくれました。
- アップルは中国工場の問題などがあり-2.11%と下落しており、他のメガテックも1%下落する軟調ぶりです。
FANG+ 月間&年間騰落率マトリクス
FANG+個別チャート
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注目セクターの様子
S&P500の11セクターの様子
- S&P500の全11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落しています。
- 不動産とエネルギーセクターは1%を超える上昇をしていましたが、ハイテク(情報技術)(-0.98%)や公益(-0.73%)などは下落していました。
昨晩のセクター&テーマ一覧
注目セクターは以前でもブログで紹介した注目セクターの様子を中心にまとめています。
では、この中から注目のセクターをピックアップしてお伝えしてきます。
- テーマ別では、中国銘柄が多く含まれているソーシャルメディア関連が好調で+2%と上がってました。
- また航空や交通なども好調で、旅行も含めて上昇しています。
- 逆に下落していたのがクラウド関連やロボティクスAI関連で1%程度ですが下がっています。
まとめ
- 11月29日の米国株式市場は続落となっています。
- ダウは+0.01%と横ばいでS&P500は-0.16%と若干の下落となっており、NASDAQ総合指数は-0.59%と3日連続の下落となっています。
- あまり材料もなく、今後の金利の見通しなどを予測するために翌日のFRBのパウエル議長の講演が注目されています。
- 経済指標は米9月ケースシラー住宅価格指数は市場予想を下回っていました。
- 11月コンファレンスボードの消費者信頼感指数は予想をやや上回る強い結果となっています。
【金利】
- 米国10年債利回りは前日より+0.06%高くなり3.74%となっています。
- 前日にFRBの高官らが金融引締の長期化をしないということを示唆しており売りが続いていました。
【セクターとテーマ】
- S&P500の全11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落しています。
- 不動産とエネルギーセクターは1%を超える上昇をしていましたが、ハイテク(情報技術)(-0.98%)や公益(-0.73%)などは下落していました。
- テーマ別では、中国銘柄が多く含まれているソーシャルメディア関連が好調で+2%と上がってました。
- また航空や交通なども好調で、旅行も含めて上昇しています。
- 逆に下落していたのがクラウド関連やロボティクスAI関連で1%程度ですが下がっています。
【個別銘柄】
- 医療保険大手のユナイテッド・ヘルス【UNH】は投資家向け説明会でガイダンスを発表しており、株価を-0.80%と若干下げています。
- 2022年度の調整後の1株利益は維持、来年の通期見通しも発表しています。
- 来年度の1株利益は予想を下回っていましたが、売上は予想を超えています。
- 中国銘柄が好調ななかビリビリ【BILI】が決算を行い、好調な四半期決算を受けて22%の上昇となっています。
- FANG+は全体で+0.25%と若干ですが上昇しています。
- 10銘柄のうち、7銘柄が下落しているものの中国銘柄のバイドゥとアリババがともに5.2%の上昇をしており、全体を引き上げてくれました。
- アップルは中国工場の問題などがあり-2.11%と下落しており、他のメガテックも1%下落する軟調ぶりです。
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