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ETF(上場投資信託)について今回は解説していきます。
投資の初心者やこれから投資をしていこうという人向けの記事になります。
米国投資だけではなく、日本株への投資の際にかならず聞く用語になりますのでしっかりと抑えておきましょう。
まずは、結論から行きたいと思います。
- ETFは「いーてぃーえふ」と読みます。
- ETFは株式市場に上場している「投資信託」になります。
まずは、この点から簡単に説明していきます。
ETFを購入するメリットやデメリット、どんなETFがあるのかを簡単に抑えておきましょう。
ETFは投資初心者から上級者まで多くの人が購入し売買している投資商品ですので早めに特徴と特色なんかを抑えておいたほうがいいですね!
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
(初回公開日時:2020年7月6日)
ETFとは
ETFは、簡単に言えば「上場している投資信託」ということになります。
投資信託はお金を預けてファンドに運用をおまかせするというものです。
ファンドというのは、資産運用をする専門の機関になります。
「Exchange Traded Funds」の略称です。
株式市場に上場しているので、1株から購入することが出来ます。
アクティブファンドとインデックスファンド
投資信託のように インデックスファンド、アクティブファンドなど様々な種類があります。
アクティブファンド
アクティブファンドというのは、ファンドに運用をおまかせするイメージです。
基本的にはプロのファンドマネージャーに運用を任せます。
売買に関してもファンドにおまかせするので、ファンドの運用成績によって利益が配分されます。
インデックスファンド
一方のインデックスファンドというのは、「指数」と連動したファンドになります。
指数というのは、例えば日経平均株価などの株価(指数)に連動したものです。
アメリカの代表の指数であるダウ平均やS&P500、NASDAQ総合指数などもあり、その指数の増減に連動した成績がでる投資商品をインデックス投資といいます。
つまり、日経平均株価に連動したETFに投資することによって日経平均株価を構成する銘柄全てに対して投資を行うことうと同義になります。
S&P500に投資することで500社に投資していることになるね!
個別の銘柄に対して投資する個別株投資と比べて、リスクヘッジができるということで非常に人気の投資手法になります。
個別株投資と同様に配当金を得ることも出来ます。
ただ個別株と違うのは手数料がかかるということです。
買付の手数料が無料のETFもあります。
さらに年間での管理手数料というのがかかりますので、注意してください。
インデックスファンドとアクティブファンドの違いについては別の記事で詳しく記載していますのこちらを御覧ください。
様々な種類のETF
- 日経平均株価に連動したETF
- 米国の指数に連動したETF
- 高配当銘柄に投資しているETF
- ハイテク産業に特化したETF
- 金価格に連動したETF
様々な種類があります。
ファンド会社・運営会社によって多少に違えはあれどテーマが似ていれば指数に連動しているのでほぼ結果は同じです。
もう手数料(管理費)の違いなどで選択すると良いかもしれません。
少し紹介していきたいと思います。
日経平均株価に連動したETF
- ダイワ上場投信-日経225【1320】
- 日経225連動型上場投資信託【1321】
- iシェアーズ・コア 日経225 ETF【1329】
- 上場インデックスファンド225【1330】
- MAXIS 日経225上場投信【1346】
- NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信【1357】
などあります。
さらに変動幅に応じてレバレッジを掛けるETFなどもあります。
日経平均株価が伸びていくと考えている人にとってはいいかもしれません
リスクヘッジがができるという点ではETFはかなり便利です
米国の指数に連動したETF
米国の指数に連動した主だったETFをご紹介していきます。
バンガード S&P500ETF【VOO】
アメリカ企業の時価総額トップ500社の株価(S&P500)に連動したETFです。
非常に人気のETFになります。
投資の神様のウォーレン・バフェットも奥様に「私が死んだあとは資産の9割をS&P500に投資しろ」というくらいです。
S&P500は毎年平均で7%以上も成長し続けています。
バンガード米国高配当株式ETF【VYM】
同じくS&P500から高配当銘柄を抽出したETFになり配当がほしいという人に非常に人気の銘柄になります。
約400社に投資していることもあり幅広く分散投資している形になります。
バンガードとは運営会社のことです。
SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETF【SPYD】
これは私が投資しているETFになります。
S&P500社のうち、高配当銘柄のトップ80社に投資しているETFになります。
自ずと、高配当になりますが、同様の高配当ETFよりもコロナショックからの回復が遅いことも傾向にあげられます。
四半期に1度程、構成銘柄の選定が行われますので投資している企業に変化があります。
様々なテーマや指数に連動したETFがありますので自分の投資スタイルに応じて投資していくのが良いと思います。
初心者にとってまずは投資スタイルと決めていくという点も難しいかなと思われる人は、無難にS&P500に連動したETFを購入することをおすすめします。
テーマ別のETF
他にも有名な日経平均株価やダウ平均などと違って、「ハイテク産業」に特化したETFや、金価格に連動したETFなど様々なものがあります。
いまはハイテク産業が非常に伸びているので、ハイテク産業に特化したETFなどが非常に人気です。
セクター(業界)でいえば「半導体業界」「航空業界」「旅行業界」「ヘルスケア業界」といったテーマ型のETFもあります。
例えば、もっと深堀りしたようなテーマ別のETFもあります。
ハイテクセクターの中でも、eコマース(ネットショッピング)に特化したETFやソーシャルメディア(SNS)に特化したETFなどもあります。
セクター別の様子では毎日のデイリー記事で紹介しています。
半導体に連動した指数のSOXやインドのETFに私は投資をしています!
NASDAQ100(インベスコ 信託シリーズ1【QQQ】)
ハイテク産業に特化したETFとして非常に人気です。
ナスダック上場に上場しているトップ100に連動を目指すETFです。(NASDAQ100指数)
この中には、AppleやFacebook、マイクロソフト、Amazonなどアメリカのハイテク企業の比重がとても大きくそれに伴い株価も非常に好調です。
配当は少ないので、売却益(キャピタルゲイン)での収益を目的としています。
まとめ
今回は、ETFとはなんなのかということについて解説していきました。
簡単に言えば、個別銘柄投資ではなく、投資信託が上場しているものが「ETF」です。
その中でも、ファンド会社におまかせする「アクティブファンド」と、インデックスファンドのように指数に連動した物があるということです。
特に初心者の人は、指数に連動したインデックスファンドに投資することによって、幅広く分散投資ができるので現在は非常に人気を博しています。
私もお伝えしたように、半導体のETFやインド銘柄のETFに投資をしています。
投資するタイルが決まるまでは、無難にS&P500に連動したETFに投資するのも良いかもしれません。
ただ個別銘柄と違って、管理手数料がかかるということです。
その点にも注意して楽しく、どんどんお金を運用して増やしていきましょう。
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