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本記事は家計簿、資産管理におすすめなサービス、アプリとして「マネーフォワード」についてお伝えしていきます。
こんな人に向けての記事になります。
(初回公開日時:2021年12月19日)
「マネーフォワード」というのは、簡単に言えば「家計簿」アプリに分類される資産管理サービスになります。
様々な金融機関や、インターネット上でお金を使うようなサービスと連携しお金を管理することができるサービスになっています。
私も長年この「マネーフォワード」を愛用しており、いまでは課金ユーザー(月額500円、無料でも利用可能)となっています。
具体的に言えば、2013年の4月からサービスを利用開始しています。
(履歴が残っている)
当時はブラック企業に勤めていたこともありお金が全く貯まらない状態だったにもかかわらず家計簿を見直すことが出来ており、サービスを利用した当時の金融資産は「35,000円」です。
少なすぎw
履歴を見る限りどうやって生活していたんだろうねw
ただ資産の見直し、家計簿の記帳によって金融リテラシーが高まり自分の資産に対する意識も向上したことで現在は、手元の資産で700万円を超える状態になっています。
それから約8年間このサービスを使い続けていますので、この「マネーフォワード」の良い点、悪い点などをしっかりとまとめていきたいと思います。
この記事の流れ
- まずはマネーフォワードの概要や運営会社などをまとめます。
- マネーフォワードってどんな感じのサービスなのか
- マネーフォワードに収支を記録する手順
- そしてマネーフォワードの良い点悪い点を簡単にまとめて行きます。
- そしてマネーフォワードで私が連携しているサービスなどを紹介していきます。
先にお伝えしておくととってもいいサービスなので良かったら利用してみてください!
結局それがいいたいんだもんね
良いものはいいし、利用して本当に良かったものだからね
また私が毎日更新、公開している株式情報のデータはマネーフォワードをもとに数値化しております。
マネーフォワードとは?
マネーフォワードの運営会社
マネーフォワードは「株式会社マネーフォワード」が運営している金融系のウェブサービスの1つになります。
家計簿管理ツールとしての正式名称は「マネーフォワードME」といいます。
他にも個人向けサービスとしては自動彫金アプリ「しらたま」や金融・経済メディアの「マネープラス」というメディアを運営しています。
法人向けのサービスも行っており、マネーフォアードクラウドとして会計、請求書、勤怠、経費などの事業者むけのSaaS型のプラットフォームも展開しています。
(SaaS:Software as a Service クラウド上のソフトウェアサービスの略称)
マネーフォワード自体は2012年に創業し2017年にマザーズ上場し現在は東証一部に上場しています。
私が利用している「マネーフォワードME」(家計簿資産管理サービス)は2012年の12月にサービスを開始しています。*1
上場しているんだ、じゃあ結構安心できるサービスとして考えても良いね
そうだね、お金の管理を任せているって言うこともあり「安心感」「信頼性」というのは非常に重要だもんね
マネーフォワード自体も順調に成長してきており、上場して以来株価は大幅に上昇しています。
日本企業のIT系の上場はいわゆる「上場ゴール」と言われる企業が多い中、サービスの拡充、企業としての成長、顧客満足度の向上など非常に優秀な企業と言えます。
いわゆる、フィンテック企業の1つとして日本銘柄の中でも非常に投資対象になりうる企業としても良いかも知れません。
少し、会社の説明からそれてしまいましたが、「マネーフォワード」の会社について詳しく知りたい方はコーポレートサイトを御覧ください。
■マネーフォワードコーポレートサイト
マネーフォワードの機能
では本題でもあるマネーフォワードME(以下マネーフォワード)の中身について解説していきます。
サービスがリリースされた当初から使ってきている長年のヘビーユーザーとしては割と良い点もありますが、悪い点も見えています。
その点を包み隠さずお伝えしていけたらと思います。
お金をためたい人は使うべき
まず、資産を増やしていくという目的の人は3つのことをすればいいのです。
それは、「収入を増やし」「支出を減らし」「資産を増やす(運用する)」この3つのことを行えば金融資産は増えていきます。
- 「収入を増やし」
- 「支出を減らし」
- 「資産を増やす(運用する)」
マネーフォワードでは、これらのことを「見える化」することに特化しているサービスと言えます。
具体的にいうと、「給料明細は見るけど支出の管理はできていない」という人は多いのではないでしょうか。
支出の管理は非常に重要で、何にお金を使ったのか、そしてどのくらい投資に回せるのか把握しておくことが重要です。
例えば、マネーフォワードを利用していれば1ヶ月の収支だけではなく、PayPayを使ってお買い物した履歴を振り返ることが出来ますし、Suicaで移動した駅まで履歴がたどれます。
マネーフォワードと各種金融機関、サービスなどを紐付けることによってお金の流れが把握できます。
もちろん、給料が振り込まれれば瞬時に反映されますしクレジットカードの履歴や、Amazonや楽天でのお買い物の履歴もたどることが出来ます。
そうしてお金の流れを記録する「仕組み」さえ作ってしまえばあとは「ほったらかし」で記録していきます。
当然ほったらかしでは支出や資産管理はできないので逐一確認する必要はあると思いますが、設定は一度すればあとは自動化で記録してくれるということです。
マネーフォワードが連携できるサービスや金融機関は2600を超えておりほぼすべてのサービスが利用できるといってもいいです。
マニアックなところで言えば、仮想通貨取引所やJALやANAのマイルの管理、iDeCoの年金の管理、通信会社(スマホ)の管理なども可能です。
これは「家計調査」による単身者の生活費の支出になります。
このように、あなたの支出はしっかりと見える化できているでしょうか。
マネーフォワードで収支を記録する手順
- マネーフォワードに登録(アプリをダウンロード)
- 連携するサービスを登録(金融機関やカードなど)
- 連携したサービスで実際にお買い物などをする
- 記録を確認する
参考になるように、私が現在利用して連携しているサービスは後ほど記載します。
仮想通貨と連携できているのは嬉しい
仮想通貨取引所とも連携できています。 基本的には国内の取引所になりますが、大手の「コインチェック」や「GMOコイン」、「ビットフライヤー」などとも連携できます。 ただ、海外の取引所のバイナンスには連動していないので残念です。
マネーフォワードの悪い点
現金に対応できていない
手入力で現金管理はできますが当然リアルでの取引となるので詳細なデータは自分で打ち込むことになります。
金融機関からおろした現金を「財布」の項目にいれておくこともかのうですが、何度やっても現金での取引は「ズレ」がでてしまいますし「手間」もかかってしまいます。
よって私はなるべく現金では支払わずにマネーフォワードと連携しているサービス、「楽天ペイ」や「PayPay」、「Suica」を利用しそれでも対応していない場合は、「LINE Pay」を使ったり、クレジットカードを利用します。もちろんすべて連携済みです。
最近では現金で取引する機会も減ってるし便利になってきたよね
履歴が残るのは良いよね
特に手間でもないし、スマホを出してアプリを開くだけだからね、たまにスマホの電池がないときは焦るけど
Suicaの画像認証がめんどくさい
Suicaとの連携をしているのですが、毎度更新すると画像認証が必要になります。一気にまとめて更新すればいいのですが毎度画像認証がでるのは正直めんどくさいです。 かなりSuicaは使っているのでリアルタイムに反映してほしいものです。
おそらくJR側の仕様のせいだとは思うんだけどね
とはいっても何回も画像認証がでるのはうざいよね
家族と連携して欲しい
もう1つは家計簿ですが、1人1アカウントとなっています。
当然家族は別アカウントで別の連携などをしているわけですが、1アカウントで家族との共有するサービスも行ってほしいと思います。
もちろんアカウントを共有し、グループ分けという仕組みはあるものの、アカウントは同じなので「へそくり」などは隠せません。
他のアカウントと家族連携してくれうような仕組みにしてくれると嬉しいですね。 その際は共有する金融機関等は連携できるとかなり便利になると思います。
1人で使う場合はいいのですが、結婚して口座が複数あり家計を一緒にしている共働き世帯などには需要があると思います。
マネーフォワードさんよろしく!
こんなブログみてない定期
でも一応、奥さんのアカウントを作ってあげたしクレジットカードの履歴や楽天関連との連携はしてあげて喜んでたよ
確かに家計簿は1世帯で考えてもいいと思うけどね
まとめ
私が利用しているサービスはまとめのあとに少しお伝えしていきますが、簡単に話をまとめていきます。
まずは、金融資産を増やす、お金を増やすという目的があるのであれば「支出管理」や「収入の管理」は非常に重要な要素です。
「お金の流れ」を把握するということは自分の健康状態を管理するようなものです。
そこで、自動化された仕組みを利用して家計簿を記録するために今回は「マネーフォワード」をおすすめしてきました。
マネーフォワードでは、様々な金融機関、サービスと連携し自動的にお金の流れが記録されます。
毎日手入力や手書きで家計簿を記録するという手間からも開放されると同時に資産を管理できるので自ずと金融リテラシーは上がってきます。
無料で連携できるサービスは10個ですが、口座やカードサービスが限られていれば充分利用可能です。
有料サービスもかなり良心的な値段で月額500円程度になります。
私の場合は多くのサービスを利用しているため、有料会員になっていますが妻は現金主義で利用しているサービスはすくないので無料会員のままです。
何がいいたいのかというと、「マネーフォワード」は非常に使いやすくすぐれたサービスであるということです。
お金を管理し、増やすためにも「他力」を利用して金融資産を増やすことはこれから非常に重要になってくると思います。
マネーフォワードで私が連携しているサービス
おまけとして、私がマネーフォワードで連携しているサービスをお伝えしていきます。 興味のある人は是非とも最後までお付き合いください。
銀行
新生銀行
会社の給料を新生銀行に振り込ませています。 新生銀行からiDeCoやメインの生活資金、投資の口座に振り分けています。
住信SBIネット銀行
メインバンクになる住信SBIネット銀行は投資資金を入れています。 住信SBIネット銀行から楽天銀行やSBI証券などにお金を移しています。
みずほ銀行
会社のボーナスが振り込まれる銀行で普段は使用しない口座になります。 また新生銀行や楽天銀行、住信SBIネット銀行に対応していない引き落とし機関のために利用しています。
楽天銀行
生活資金はここから利用しています。 楽天ポイントがつくので非常に重宝していますが、すぐにお金が尽きてしまいますので毎日チェックしています。
証券
SBI証券
メインの投資口座です。 NISA口座もSBI証券を利用しています。 SBI証券については別途記事がありますので良かったら御覧ください。
SBIネオモバイル証券
SBIグループの証券会社のひとつで日本の個別株が1株から購入できます。 あまり資金ははいっていませんが、100株購入したいを購入しています。
楽天証券
楽天証券では毎月積み立て投資を行っています。 ポイントがつきますので非常に重宝しています。 とはいえっても投資のメインバンクはSBI証券になります。
暗号資産・FX・貴金属
コインチェック
仮想通貨が多少入っています。
GMOコイン
仮想通貨の日本の取引所ではメインで利用していますが、最近はほぼ放置で価格のみ見てる感じです。
年金
JIS&T(確定拠出年金)
マネックス証券で運用しているiDeCoの年金になります。
理由はよくわかりませんがiDeCoの場合はこの年金システムを活用しているとのことです。
運用している結果については毎月公開しています。
電子マネー・プリペイド
カフェ・ド・クリエカード
たまに行くのでカードを作っていたのですが、連携できたので連携しています。
ドトールバリューカード
ドトールも店舗数が多いのでアプリをダウンロードしてマネーフォワードと連携させています。
nanaco(カード)
セブンでは最近は使っていないけどとりあえず連携しています。
モバイルSuica (モバイルSuica ID)
多用しているサービスなのですが、連携は手動なので毎回、月に1回くらいになってしまいます。
更新の際は画像認証が必要です。
LINE Pay
あまり使えないのですが、PayPayや楽天Payが使えないような店舗でたまに活躍してくれます。
ポイント
JALマイレージ
出張の際に飛行機を使うのはJALなのでJALのマイレージは徐々に溜まっていっています。
携帯
楽天モバイル
スマホのAndroidは楽天モバイルを活用しています。
普段使っているのは会社用のiPhoneですがパワプロやゲームは楽天モバイルを使っています。
通販
Amazon.co.jp
お買い物もマネーフォワードで連携できるので履歴が見れて便利です。
Amazonの場合はAmazonポイントを先に購入しているので少し履歴は変になります。
楽天市場(my Rakuten)
楽天もAmazonと同様に楽天も割と買い物をしているので履歴が自動で残るのは便利です。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:沿革|株式会社マネーフォワードより