米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
反発が期待された米国株市場ですが、続落しS&P500は弱気相場入り目前まで迫っています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
【主要指数】
- 反発が期待された米国株市場ですが、続落しS&P500は弱気相場入り目前まで迫っています。
- FRBの積極的な金融引締を維持している姿勢が米国株の上値を圧迫しています。前日に大幅下落となったダウ、S&P500、NASDAQの3指数は下落しています。
- S&P500は史上最高値から-19%となっており弱気相場目前まで来ています。
- 新規失業保険申請件数は市場予想(20万件)を上回る(21.8万件)結果となっており景気の減速懸念が高まっています。
- 恐怖指数は前日大きく上げた分、昨晩は下落しています。
- 10年債利回りは2.84%に低下しています。
- 米国債券市場はインフレが世界経済、企業に及ぼす悪影響の懸念から投資家心理が悪化しており、安全資産の債権に買いが集まり債権自体の利回りは下落しています。
【大型&小型株】
- 全体的に下落していたか株式市場ですが、小型のグロース株はどうにかプラスになっている状況です。
- 特に下げたのは大型のバリュー銘柄になっています。ダウ名型が多いためダウが大きく下げており、グロースが多いNASDAQが一番下げなかったのはこのあたりからもわかります。
【セクター考察】
- 小型グロース株が割りと強い日でしたが特に上がったのは金鉱株です。金価格は1.47%上昇でしたが金鉱株は5.58%も上がっています。
- またARKが4.52%上昇、クリエネ、クラウド、レメタル、フィンテック関連、リチウム、仮想通貨関連などが3%以上あがっていました。
- また旅行や、素材、木材、ヘルスケア、一般消費財などもプラスで終わっています。
- 一方で下落したセクターとしては、生活必需品が続落しており-1.60%となっています。
- また軍事関連が-1.21%下落しています。
- 金融銘柄、情報技術、半導体、資本財、5G関連、エネルギー関連などが下落していました。
※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
【FANG+】
- FANG+は+0.44%と若干ですが反発しています。
- 半数の5銘柄が上昇していましたが、特に中国のバイドゥが5.45%と好調でした。
- 逆に下落したのはアップルの-2.4%、グーグルが-1.35%と下落しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年5月19日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年5月19日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下がってるね。今日は反発するかなぁって思ったんだけどね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
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毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
失業保険申請数
米新規失業保険申請21.8万件に増加、継続受給件数は1969年来の低水準
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が19日発表した5月14日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万1000件増の21万8000件と、予想外に増加し、4カ月ぶりの高水準に達した。
- 市場予想は20万件だった。
- 一方、5月7日までの1週間の継続受給件数は2万5000件減の131万7000件と、1969年12月以来の低水準となり、人手不足が続く中、労働市場は引き締まった状況にあることを示唆した。
- JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「新規失業保険申請件数が増加する一方、継続受給件数が減少していることの背景には、レイオフが増加しているものの、新たな職を簡単に見つけられるという事情がある」との見方を示した。ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフ米国エコノミスト、ルビーラ・ファルーキ氏は「最近発表されているレイオフは、企業の採用計画の変化を示している可能性があり、注目に値する」と指摘。
- 「しかし足元、労働力需要は引き続き堅調のようで、供給が追いついていない状況と相まって、レイオフ件数は制限されるだろう」と述べた。
- 一方、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを受け株価が急落する中、ウォルマートなどの一部小売業者が通年業績見通しを引き下げていることについて、コメリカ銀行(テキサス州ダラス)のチーフエコノミスト、ビル・アダムス氏は「小売業者やオンライン販売業者の雇用の伸びの鈍化につながる」とし、「株価急落で企業心理が冷え込み、特に新興企業が採用に一段と慎重になる可能性がある」と述べた。
- 州別では、申請件数はケンタッキー州で6728件急増。カリフォルニア州でも3315件増加したほか、ペンシルベニア、オハイオ、イリノイの各州でも増加した。
- 5月14日までの1週間のデータは、5月の米雇用統計の調査期間と重なる。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
フィラデルフィア連銀業況指数
5月米フィラデルフィア連銀業況指数は2.6、2年ぶり低水準
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米フィラデルフィア地区連銀が19日発表した5月の連銀業況指数は2.6と4月の17.6から低下し、2020年5月以来2年ぶりの低水準となった。
- ロイターがまとめたエコノミスト予想は16.0だった。従業員指数が前月の41.4から25.5に低下し、21年5月以来1年ぶりの低水準。
- 支払い価格指数も84.6から78.9に低下し、3カ月ぶりの低水準となったが、引き続き過去最高水準を維持した。
- 業況6カ月予測は8.2から2.5に低下。
- 世界金融危機下にあった08年12月以来13年超ぶりの低水準に落ち込んだ。
- 設備投資の6カ月予測は19.9から9.6に低下し、16年2月以来の低水準となった。
フィラデルフィア連銀製造業景気指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、フィラデルフィア地区の製造業部門の景況感を測定する指標です。
- 0を上回れば製造業部門の景況感の改善を示しますが、0を下回る数値は悪化を示します。
- 同指数はフィラデルフィア連銀が発表し、同地区の約250の製造業者を対象に現状と半年先の景況感についてのアンケート調査からまとめられます。
- 米ISM製造業購買担当者景気指数と相関性があります。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈されます。*4
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
- 10年債利回りは2.84%に低下しています。
- 米国債券市場はインフレが世界経済、企業に及ぼす悪影響の懸念から投資家心理が悪化しており、安全資産の債権に買いが集まり債権自体の利回りは下落しています。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)とVXNの動き(NASDAQ100)
恐怖指数はさすがに前日上がりすぎた分下がってるね…
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500の大型株小型株とバリュー株グロース株
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
- 全体的に下落していたか株式市場ですが、小型のグロース株はどうにかプラスになっている状況です。
- 特に下げたのは大型のバリュー銘柄になっています。ダウ名型が多いためダウが大きく下げており、グロースが多いNASDAQが一番下げなかったのはこのあたりからもわかります。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国は好調だったね
インドは指数が下がってるけど、大型株が良かったですね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
小型グロース株が割りと強い日でしたが特に上がったのは金鉱株です。金価格は1.47%上昇でしたが金鉱株は5.58%も上がっています。またARKが4.52%上昇、クリエネ、クラウド、レメタル、フィンテック関連、リチウム、仮想通貨関連などが3%以上あがっていました。
また旅行や、素材、木材、ヘルスケア、一般消費財などもプラスで終わっています。
下落したセクター
一方で下落したセクターとしては、生活必需品が続落しており-1.60%となっています。
また軍事関連が-1.21%下落。
金融銘柄、情報技術、半導体、資本財、5G関連、エネルギー関連などが下落していました。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、VR/ARヘッドセットを取締役会で披露
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アップルは仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を組み合わせたヘッドセットを先週の取締役会で披露したことが、事情に詳しい複数の関係者によって明らかになった。
- 同ヘッドセットの開発が進行した段階にあることが示唆された。
- ティム・クック最高経営責任者(CEO)と8人の社外取締役で構成するアップルの取締役会は、年間に少なくとも4回開催される。
- 直近の会合ではヘッドセットの1バージョンが披露されたと、関係者らは会合が非公開であることを理由に匿名で話した。
- アップルは今年末、もしくは来年早々にもヘッドセットを発表し、来年中の一般リリースを目指している。
- 今年6月の世界開発者会議(WWDC)での披露を目標にしていたが、コンテンツと過熱に関連した問題で遅れが生じている可能性があると、ブルームバーグが1月に報じていた。
- アップルはヘッドセットについてのコメントを控えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*9
-
【AAPL】アップルの記事一覧
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
ネットフリックス【NFLX】
ネットフリックスが反発 特段の材料はないが値ごろ感からの買い戻しも
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ネットフリックスが反発。特段の材料はないが値ごろ感からの買い戻しが出ているようだ。
- 先日の決算ではユーザー数の純減が確認されるなど市場は失望感を強めている。
- 先週の株価は一時162ドル台まで下落し、2017年7月以来の安値を更新していた。
- パンデミック時の好景気からの反動もあって動画配信企業は今年に入って苦戦が続いているが、特に同社はその象徴的な銘柄となっている。
- 株価は昨年11月の700ドル台から75%急落している状況。
- マクロ環境や今後の競争激化から底打ちを指摘する声まではまだ高まっていないが、ここに来て、さすがに値ごろ感の買いも入っている模様。今週はアナリストが投資判断を「買い」に引き上げる動きも出ていた。
- 同社は2022年を通して株価を圧迫してきた問題に対処していると指摘。同社株の最近の急落は主にその飽和状態が主因ではあるが、パスワード共有の取り締まり、広告入りの安価なメニューの採用、人気コンテンツの拡散によって、諸問題に対処しようと努力しているという。
- 同社は今四半期の決算で再びネガティブなガイダンスを発表するリスクはあるものの、「ストレンジャー・シングス」の公開日をずらしたこともあり解約が減っており、再び成長態勢にあるという。
- 「絶大な利益をもたらす低成長企業」と表現していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
ネットフリックスは、オンラインDVDレンタルと映画やテレビ番組のインターネット配信(ストリーミング配信)を提供する米国企業。ストリーミングサービスはパソコン、携帯端末のほか、家庭用ゲーム機でも利用できる。米国をはじめ、カナダ、中南米、英国、アイルランドでストリーミングサービスを展開。
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
フォード【F】
フォード、SUV約3万9000台をリコール-エンジンから出火の恐れ
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- 米フォードは、3万9000台余りのスポーツタイプ多目的車(SUV)についてリコール(無料の回収・修理)を実施する。
- 米当局はリコール対象車の所有者に対し、住宅の敷地外に駐車するよう通知した。エンジンから出火したとの報告が16件寄せられたことを受けた措置。
- 駐車してエンジンが切られていたのに出火したケースもあったという。原因はまだ判明していない。
- リコール対象は2020年12月1日から21年4月30日までに米国内で生産されたSUV「エクスペディション」と「リンカーン・ナビゲーター」合わせて3万9013台。
- 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は声明で、「追って通知するまで、リコール対象車の所有者は住宅の敷地内には駐車すべきではない。駐車は敷地外に限定し、他の住宅や構造物からも離れた場所にしなければならない。駐車し、エンジンが停止した状態の車から出火したケースもある」と説明した。
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■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*10
マクドナルド【MCD】
マクドナルド、ロシア事業をフランチャイジーに売却
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- ファストフードチェーン世界最大手の米マクドナルドは19日、ロシアでの事業を、フランチャイズ契約を現在結んでいるアレクサンドル・ゴバー氏に売却すると発表した。
- レストランは新ブランドに転換して運営される。ゴバー氏は自身の企業GiDを通じて2015年からマクドナルドとフランチャイズ契約を結んでおり、極東シベリアへのマクドナルド進出に貢献した。
- シベリアで25店を経営している。マクドナルドは売却額を明らかにしていないが、今後数週間で取引を完了する見込み。従業員は少なくとも2年間は同等の条件で雇用され、ゴバー氏はロシア45地域の従業員の給与を閉鎖まで支払う。
- マクドナルドのロシアとウクライナでの21年の売上高は20億ドルと、全体の約9%に相当する。
- マクドナルドはロシアで30年超事業を展開しており、ロシアの約850店のうち約84%が直営店だった。
- 中でも、モスクワ中心部にあるプーシキン広場の店舗はアメリカ資本主義の象徴と受け止められていたが、3月には同店舗を含めて閉鎖を決定。
- ただ今週前半には、ロシアからは撤退するものの商標は保持すると発表していた。
- たばこのインペリアル・ブランズや石油大手のシェルなどの欧米企業も、ロシアの資産を売却か、現地の経営者に引き継ぐことに合意している。
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■マクドナルドは米国の大手ファストフード・チェーン企業。主力のハンバーガーに加え、朝食メニュー、サラダ、コーヒーや清涼飲料、デザートなどを提供する。売上は直営店とフランチャイズ加盟店から成り、事業は米国、欧州、アジア太平洋・中東・アフリカの地域別部門で構成される。店舗数では「サブウェイ」に次ぎ世界2位。本社はイリノイ州オーク・ブロック。*11
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
シスコシステムズ【CSCO】
シスコシステムズが決算受け大幅安 中国のサプライチェーン問題で見通し下方修正
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- シスコシステムズが大幅安となっており、ダウ平均を圧迫。前日引け後に2-4月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。
- 同社が注力しているサービス部門の売上高が予想を下回ったほか、製品部門も冴えなかった。ガイダンスも公表し、第4四半期の売上高見通しは予想外の減収を見込んだほか、通期についても売上高見通しを下方修正している。
- 第4四半期の減収見通しについては、中国のロックダウンとウクライナ危機に起因する混乱を理由に挙げている。
- 同社のロビンズCEOは声明で「中国のロックダウンとウクライナ危機は収益に影響を与えているが、基本的な推進力は強く、長期的には自信を持っている」と述べた。
- アナリストからも目標株価引き下げが伝わっており、ガイダンスの下方修正により、サプライチェーン問題が悪化している可能性もあるとの指摘も聞かれた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■シスコ・システムズはIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手。主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含む。*12
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
アプライドマテリアルズ【AMAT】
アプライド、第3四半期売上高見通しが予想下回る 供給問題で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米半導体装置メーカー、アプライド・マテリアルズが19日に発表した第3・四半期の売上高見通しは市場予想を下回った。
- 中国でのロックダウン(都市封鎖)措置によって供給面のボトルネックが悪化し、半導体製造装置に対する需要への対応が妨げられていることを示唆した。
- 株価は引け後の時間外取引で5.1%安の105.10ドルとなった。ゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は「アプライド・マテリアルズの製品とサービスに対する需要はかつてないほど高まっているが、依然としてサプライチェーンの問題に抑圧されている」と述べた。
- 第3・四半期の売上高は62億5000万ドルプラスマイナス4億ドルと予想。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は67億3000万ドルだった。
- 第2・四半期(5月1日まで)の売上高は12%増の62億5000万ドルと、市場予想(63億8000万ドル)を下回った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アプライド・ マテリアルズは半導体、フラットパネルディスプレイ、太陽電池の製造に用いられる装置、サービス、ソフトウエアを提供。事業は4部門で構成。半導体チップ(IC)の各種加工に使用される製造装置、半導体、液晶ディスプレイ(LCD)、太陽電池の各製造工場向けに自動化システム、テレビやパソコン用の薄幕トランジスタを使用したLCD製造用機器の製造などを行う。*13
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
コールズ【KSS】
コールズ、22年度通期の予想引き下げ 高インフレで打撃
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- 米小売業大手コールズは19日、高インフレを背景に2022年度の通期の業績予想を下方修正した。
- 通期の調整後1株当たり利益を6.45─6.85ドルと、従来予想の7.00─7.50ドルから引き下げた。
- 通期の売上高は前期より最大で1%増えるとの見通しを示した。
- 従来予想は2%─3%増だった。コールズの2―4月の第1・四半期の売上高は前年同期比5.2%減の34億7000万ドル。リフィニティブのデータによると、調整後1株当たり利益は0.11ドルで、予想の0.70ドルを下回った。
- コールズのミシェル・ガス最高経営責任者(CEO)は第1・四半期の売り上げは好調にスタートしたものの、4月に消費者がインフレ圧力を感じ始めて需要が「大幅に弱まった」と指摘した。
- 買収先の模索については、複数の相手と交渉中であることを改めて表明した。米小売業大手は、約40年ぶりの高インフレによって利益率と消費者の購買力に悪影響が出始めていると警告している。
- 同業のウォルマートとターゲットは今週、燃料価格や輸送コストの高騰によって22年第1・四半期の利益が急減したと発表。
- 物価上昇により消費者が必需品への支出を優先しているとした。今回、コールズもこれに続いた。
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■コールズは米国で百貨店を運営。婦人・紳士・子供用衣料品、アクセサリー、化粧品、靴に加え、タオル・寝具、室内装飾品、小型家電、台所用品、ベビー用品、玩具などを取り扱う。また、衣料品、台所用品、寝室・浴室用品のほか、店舗では販売しない家具やデジタル家電を、「Kohls.com」にてオンライン販売で提供。*14
まとめ
【主要指数】
- 反発が期待された米国株市場ですが、続落しS&P500は弱気相場入り目前まで迫っています。
- FRBの積極的な金融引締を維持している姿勢が米国株の上値を圧迫しています。前日に大幅下落となったダウ、S&P500、NASDAQの3指数は下落しています。
- S&P500は史上最高値から-19%となっており弱気相場目前まで来ています。
- 新規失業保険申請件数は市場予想(20万件)を上回る(21.8万件)結果となっており景気の減速懸念が高まっています。
- 恐怖指数は前日大きく上げた分、昨晩は下落しています。
- 10年債利回りは2.84%に低下しています。
- 米国債券市場はインフレが世界経済、企業に及ぼす悪影響の懸念から投資家心理が悪化しており、安全資産の債権に買いが集まり債権自体の利回りは下落しています。
【大型&小型株】
- 全体的に下落していたか株式市場ですが、小型のグロース株はどうにかプラスになっている状況です。
- 特に下げたのは大型のバリュー銘柄になっています。ダウ名型が多いためダウが大きく下げており、グロースが多いNASDAQが一番下げなかったのはこのあたりからもわかります。
【セクター考察】
- 小型グロース株が割りと強い日でしたが特に上がったのは金鉱株です。金価格は1.47%上昇でしたが金鉱株は5.58%も上がっています。
- またARKが4.52%上昇、クリエネ、クラウド、レメタル、フィンテック関連、リチウム、仮想通貨関連などが3%以上あがっていました。
- また旅行や、素材、木材、ヘルスケア、一般消費財などもプラスで終わっています。
- 一方で下落したセクターとしては、生活必需品が続落しており-1.60%となっています。
- また軍事関連が-1.21%下落しています。
- 金融銘柄、情報技術、半導体、資本財、5G関連、エネルギー関連などが下落していました。
※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
【FANG+】
- FANG+は+0.44%と若干ですが反発しています。
- 半数の5銘柄が上昇していましたが、特に中国のバイドゥが5.45%と好調でした。
- 逆に下落したのはアップルの-2.4%、グーグルが-1.35%と下落しています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:Investing.com
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/map.ashx
*7:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*8:GoogleFinanceより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより