米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は5月の消費者物価指数(CPI)の発表の影響もあり3日連続での下落となっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
【主要指数】
- 米国株市場は5月の消費者物価指数(CPI)の発表の影響もあり3日連続での下落となっています。CPIは約40年ぶりに強い伸びとなっており、さらに6月のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が過去最低を記録したことでインフレ懸念と景気後退懸念が強まった結果となっています。
- ダウは-2.73%、S&P500は-2.91%、そしてNASDAQ総合は-3.52%と主要3指数が3日連続で大きく下落しています。
- さらに週間で見てもダウが-4.58%、S&P500は-5.05%、NASDAQ総合は-5.60%と2週連続の下落となっています。
- CPIは前月比より+8.6%と市場予想の+8.3%を上回り、エネルギーと食品を除いたコアCPIも予想を上回っていました。
- これに加えてミシガン大消費者信頼感指数も速報値が50.2ポイントと前月の58.4ポイント、前月の58.0ポイントを大きく下回り景気後退懸念が更に強まる形になっています。
- 期待されていたインフレのピークアウトの期待が後退し、さらなる金融引締の警戒感が強まっています。
【米国債】
- 米国債もCPIの結果を受けて積極的な利上げを進めていくという見方がつよまって債権売りを促していました。
- 利回りは一時3.17%と5月9日以来の高水準をつける場面もありました。
【大小株&グロースバリュー株】
- 全体的に非常に厳しい内容となっていますが、なかでもグロース銘柄は大きく下落していることがわかります。
- バリュー株は下がっても2%程度ですが、グロース株は-3%~-4%と大きな下落になっています。
【FANG+】
- FANG+は全体で-3.55%と大きく下落していました。10銘柄すべてが全滅しており特にエヌビディア、アマゾン、ネトフリが5%下落していました。
- CPIの結果を大きく受けた形になり大型テックも売られていました。
【セクター考察】
- 上昇したセクター・テーマは非常に少なく金価格が上昇したことから金鉱株が大きく上昇していました。またリチウムとバッテリー関連銘柄も上昇しています。
- 逆に下落したセクターとしてはハイテクグロース株関連を中心にお起き下落している銘柄が目立っていました。特にARKKは-7.15%下落しており、仮想通貨関連やスポーツベッティング、住宅建設関連、クラウドなどが4%以上下落しています。
- 割りと好調な銘柄もありながら下落になったのが生活必需品銘柄で今後の景気後退に合わせて買っている人もいました。
【予定】
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。15日FRBパウエル議長会見予定。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
- 15日小売売上高、NY連銀景況指数
- 16日フィラデルフィア連銀桔梗指数、アドビ【ADBE】の決算
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年6月10日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年6月10日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下落しまくってるねw
- 米国株市場は5月の消費者物価指数(CPI)の発表の影響もあり3日連続での下落となっています。CPIは約40年ぶりに強い伸びとなっており、さらに6月のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が過去最低を記録したことでインフレ懸念と景気後退懸念が強まった結果となっています。
- ダウは-2.73%、S&P500は-2.91%、そしてNASDAQ総合は-3.52%と主要3指数が3日連続で大きく下落しています。
- さらに週間で見てもダウが-4.58%、S&P500は-5.05%、NASDAQ総合は-5.60%と2週連続の下落となっています。
- CPIは前月比より+8.6%と市場予想の+8.3%を上回り、エネルギーと食品を除いたコアCPIも予想を上回っていました。
- これに加えてミシガン大消費者信頼感指数も速報値が50.2ポイントと前月の58.4ポイント、前月の58.0ポイントを大きく下回り景気後退懸念が更に強まる形になっています。
- 期待されていたインフレのピークアウトの期待が後退し、さらなる金融引締の警戒感が強まっています。
【主要指数】週間&半年マトリクス
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
消費者物価指数
CPI、5月は前月比1.0%上昇 ガソリンや食品価格が押し上げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が10日に発表した5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比1.0%上昇した。
- 市場予想は0.7%上昇だった。
- 4月は0.3%上昇していた。
- ガソリン価格が過去最高となり、サービス価格も上昇したのが5月のCPI上昇率加速につながった。
- 米連邦準備理事会(FRB)は、高インフレ対策として9月まで50ベーシスポイント(bp)の利上げを継続する可能性がある。
- 米国自動車協会(AAA)によると、5月のガソリン価格は1ガロン当たり平均4.37ドル。
- 10日には1ガロン当たり5ドルに迫っており、6月のCPIも高止まりが予想される。
- 家賃、ホテル宿泊、航空券などのサービス価格も高水準だった。
- モノからサービスへの支出のシフトがインフレを抑えるとの期待感もあった。
- だが、労働市場の逼迫(ひっぱく)で賃金が上昇し、サービス価格も上昇した。 CPIの前年同月比は8.6%上昇。
- 4月は8.3%上昇だった。市場では4月がピークになると予想していた。
- 変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.6%上昇となり、伸び率は4月と同じだった。
- コア指数は前年同月比で6.0%上昇し、4月は6.2%上昇していた。
- インフレ率は全ての指標でFRB目標の前年比2%をはるかに上回っている。
アメリカ・CPI 消費者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 消費者物価指数(CPI)は労働省が毎月発表しており、消費者が購入する商品とサービスの価格変動を測定します。
- 米国における購買傾向の変動およびインフレを測定する重要な手段であり、金融政策を決定する上で参考にする重要指標でです。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈されます。(investing.com))
ミシガン大消費者信頼感指数
米ミシガン大消費者信頼感、6月は過去最低 ガソリン高で物価懸念高まる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ミシガン大学が10日発表した6月の消費者信頼感指数(速報値)は50.2と、過去最低を更新した。
- ガソリン価格が過去最高水準に上昇する中インフレ懸念が高まったことで、5月確報値の58.4から低下したほか、予想の58.0も大きく下回った。
- 現況指数は55.4と、前月の63.3から低下し、過去最低を更新。
- 予想は62.5だった。
- 期待指数は46.8と、前月の55.2から低下し、1980年5月以来の低水準。
- 予想は54.5だった。1年先の期待インフレ率は5.4%、5年先の期待インフレ率は3.3%。5年先の期待インフレ率は08年6月以来の高水準を付けた。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
- 米国債もCPIの結果を受けて積極的な利上げを進めていくという見方がつよまって債権売りを促していました。
- 利回りは一時3.17%と5月9日以来の高水準をつける場面もありました。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)とVXNの動き(NASDAQ100)
恐怖指数は結構上がってるね…
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500の大型株小型株とバリュー株グロース株
ぜんぶさがってんだけど、特にグロースはひどいね。
バリュー株はプラスだった銘柄もちょいちょいあったからね。
- 全体的に非常に厳しい内容となっていますが、なかでもグロース銘柄は大きく下落していることがわかります。
- バリュー株は下がっても2%程度ですが、グロース株は-3%~-4%と大きな下落になっています。
大型小型株&バリューグロース比較表2022年6月10日
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は少しプラスのところもあるみたいだね
その他はほぼ全滅みたいなもんだけどね。
中国の状況
中国5月PPI上昇率、1年2カ月ぶり低水準 CPI伸び横ばい
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国国家統計局が10日発表した5月の生産者物価指数(PPI)は前年比6.4%上昇と2021年3月以来の低い伸びとなった。
- 新型コロナウイルス対策の厳しい規制により、鉄鋼やアルミニウムなど主要な工業用原材料の需要が低迷したことが背景。
- 伸び率は前月の8.0%から鈍化し、市場予想と一致した。
- 消費者物価指数(CPI)は前年比2.1%上昇。伸び率は4月と同じだった。
- 市場予想は2.2%上昇。 厳しいコロナ規制でサプライチェーン(供給網)が混乱し、生産や消費に影響が出ており、中国経済はここ数カ月で大幅に鈍化している。
- 5月はロックダウン(都市封鎖)による工場や小売店の閉鎖で自動車や電化製品など鉄鋼・非鉄金属を素材として使う工業製品の販売が落ち込んだ。
- 中国乗用車協会(CPCA)によると、5月の自動車販売は前月から増加したが、前年同月比では16%の大幅減。
- 中国の都市部失業率は4月に6.1%と20年2月以来の高水準を付け、政府が上限に設定している5.5%を大きく上回った。
- 当局は景気減速に歯止めをかけるため、最優遇貸出金利の引き下げや融資の返済猶予など相次ぎ措置を講じている。
- キャピタル・エコノミクスの中国担当エコノミスト、Sheana Yue氏は「生産者物価の伸び率は年内低下基調を続ける」と指摘。中国人民銀行の来週の中期流動性オペに言及し「近いうち追加利下げがある。最初は15日になるかもしれない」と述べた。
- また、ピンポイント・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、Zhiwei Zhang氏は「CPI伸び率は安定的に推移している。コモディティー価格の上昇は、旅行や娯楽などサービスの価格低迷に相殺された」と説明し、「内需は弱く、PPIからCPIへの波及も低調だ」と述べた。
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
セクター騰落率(1週間×1年間)
セクター騰落率(1週間×1ヶ月)
上昇したセクター
上昇したセクター・テーマは非常に少なく金価格が上昇したことから金鉱株が大きく上昇していました。またリチウムとバッテリー関連銘柄も上昇しています。
下落したセクター
逆に下落したセクターとしてはハイテクグロース株関連を中心にお起き下落している銘柄が目立っていました。特にARKKは-7.15%下落しており、仮想通貨関連やスポーツベッティング、住宅建設関連、クラウドなどが4%以上下落しています。。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
FANG+ 週間&年間騰落率マトリクス
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、1対3の株式分割で株主に承認求める-委任状説明書
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米テスラは8月の年次総会で株主に1対3の株式分割を承認するよう求める方針だ。10日の株式取引終了後に同社が提出した委任状説明書で明らかになった。
- これを受けて、テスラの株価は通常取引終了後の時間外取引で一時2.2%高。
- テスラ株のパフォーマンスは市場全体を下回っており、年初来で35%近く下落。
- S&P500種株価指数は同期間に18%安となっている。
- テスラはラリー・エリソン氏が取締役を辞任するとも発表。
- 米オラクル会長の同氏は2018年12月から取締役を務めていた。
米当局、テスラのオートパイロット安全性調査格上げ 83万台回収も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米道路交通安全局(NHTSA)は9日、米電気自動車(EV)大手テスラの運転支援システム「オートパイロット」を巡り、テスラ車83万台への調査を強化していると発表した。
- 新たなエンジニアリングの分析を進めているという。
- この種の分析はリコールを求める場合に事前に実施しなければならないとされている措置。
- NHTSAは昨年8月、テスラ車の止まっていた緊急車両への衝突事故や、同様の内容の10件以上の事故を理由として、76万5000台を対象にオートパイロットの性能についての予備的な調査を開始。
- その後にさらに同様の事故6件を確認したという。
- NHTSAは、運転者が注意を払うのをこうしたテスラ車が適切に担保しているかどうかを調べている。
- 同局によると、調べている事故事例の大半で運転者は、注意を払わせるための機能の使い方を守っていた。
- このことから、機能の有効性についての疑念が生じているという。米運輸安全委員会(NTSB)は2020年、オートパイロットのテスラ車による18年の死亡事故を受けて、運転者の動きを監視する機能の「効力がない」としてテスラを批判。
- NHTSAについても、監督を怠っていると指摘していた。
- NHTSAによると、直近の調査は衝突についての現行の分析を強化し、追加のデータを評価する狙い。
- 運転手自身がきちんと注意を払うことをオートパイロットがどの程度損ない、人間の行動上の安全リスクをどの程度悪化させているかを調べているという。
- NHTSAによると、止まっていた緊急車両や道路工事車両に衝突したオートパイロットのテスラ車事故では死亡が1件、負傷が7件報告されている。調べている事例の大半で、前方衝突警告が作動したのは衝突のまさに直前で、自動緊急ブレーキが作動したのは衝突事故事例の半分程度にとどまっていた。
- オートパイロットの車のコントロール機能が解除されたタイミングは、平均して最初の衝突の1秒前よりも余裕がなかったという。
- NHTSAによると、オートパイロットの衝突事故106件も調べており、このほぼ半数で、緊急の運転操作が必要な際に運転者が十分に反応できていないことが示唆された。
- 同局は事故に際して運転者が車の部品を正しく使っていても、正しい操作をしていなくても、あるいはメーカーが意図しない使い方をしていても、いずれにおいてもシステムの欠陥が存在する可能性が排除されないとしている。
- 車両数が抑制される高速道路ではない一般道路や、雨や雪や氷など視界に問題がある際にオートパイロットの機能が制限されるかもしれないとテスラが認めている点も、調査の対象にしているという。
- NHTSAは米ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)など十数社の自動車メーカーにも運転支援機能についての質問を送っている。
テスラ、中国でエンジニアなど募集 採用イベントも開催
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)大手テスラは9日、中国で新たに約20件の求人を出し、採用イベントの開催計画も明らかにした。
- テスラを巡っては、マスク最高経営責任者(CEO)が約1週間前に一部分野が「人員過剰」の状態にあり、削減する可能性を示していた。
- 対話アプリ「微信(ウィーチャット)」のテスラのアカウント上の投稿によると、中国では現在224人のマネージャーとエンジニア職を募集しており、24人は6月9日に新たに投稿された。
- テスラは採用イベントを定期的に中国でオンライン形式で開催しており、直近では夏季インターン向けに5月に開催した。
- テスラの中国での売上高は2021年には前年比2倍以上に増え、同社全体の4分の1を占めた。
- ただ、上海市の2カ月間のコロナ対策のロックダウン(都市封鎖)で生産が打撃を受けた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*7-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシズ)【AMD】
AMD、今年のパソコン市場の減速を警告
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のリサ・スー最高経営責任者(CEO)は9日、非常に力強い成長が2年間続いたパソコン(PC)市場が2022年は減速すると警告した。
- スー氏は長期に及ぶ高成長の後の鈍化は当然だとする一方、高性能およびアダプティブ(適応型)コンピューティング市場は「素晴らしい」と述べた。
- AMDによると、クラウドコンピューティング、データセンター、人工知能(AI)アプリケーションに用いられる半導体の需要は「驚異的な」伸びを見せてきた。
- 同社は近い将来の粗利益率を57%強、営業利益率を30%台半ばと見込んでいる。
- 第1・四半期の粗利益率は48%、営業利益率は16%だった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アドバンスド・マイクロ・デバイシズは米国の半導体メーカー。コンピュータ、グラフィックス、家電市場向けマイクロプロセッサの製造、販売に従事。コンピュータ搭載用のx86マイクロプロセッサ、ノート型パソコン、ワークステーション、サーバーに使用されるチップセットなどを提供。同社製品は「AMD」の商標名で展開。本社はカリフォルニア州サニーベル。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
バイオンテック【BNTX】
ビオンテック、23日にルワンダでコロナワクチン工場の起工式
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ドイツのバイオ医薬品会社ビオンテックは9日、アフリカのルワンダ首都キガリで23日に、同社の新型コロナウイルスワクチンの工場起工式を行うと発表した。
- アフリカ諸国がこれを足掛かりにして、自分たちのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン生産網を展開することを目指す。
- ビオンテックによると、式典にはルワンダのカガメ大統領やアフリカ諸国首脳のほか、欧州連合(EU)や世界保健機関(WHO)の代表も出席する予定。
- 生産設備の専門資材は今年末までに現地に届けられる見込み。
- 今後数年で、セネガルや南アフリカなど数カ国に広がるワクチン供給網に発展させる構想だ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バイオンテックはドイツのバイオテクノロジー企業。がんやその他の重篤な疾患に対する新規治療法の開発に従事する。同社のがん領域のポートフォリオには、市販または個別化されたmRNAベースの免疫療法、キメラ抗原受容体T細胞療法、新たな標的がん抗体、低分子免疫調整薬が含まれる。また、さまざまな感染症を対象としたmRNAワクチンを開発する。本社所在地はマインツ。*9
ターゲット【TGT】
ターゲット、利益率予想下げでも四半期配当20%増
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米小売大手ターゲットは9日、利益率予想を引き下げたばかりにもかかわらず、四半期配当を1株当たり1.08ドルと20%増やした。
- 同日の株価はプレマーケットで1%上昇したが、終値では1.3%安となった。
- 同社は7日、数週間前に示した四半期利益率見通しを下方修正した。
- インフレで個人消費が落ち込む中、過剰在庫の解消に向けてより大幅な割り引きが必要になるとした。
- しかしアナリストは、ターゲットが8月までに過剰在庫を解消し、新学期・年末商戦で高利益態勢に回帰すると予想している。
- 同社は、1967年の上場以来、四半期配当を毎年増やしており、昨年は32%増配した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ターゲットは米国で大型ディスカウントストアチェーン「ターゲット」と「スーパー・ターゲット」を展開。自社クレジットカードの発行、「Target.com」にてオンライン販売も行う。「ターゲット」は家電、キッチン用品、衣類などの生活用品のほか非生鮮食料品を扱い、「スーパー・ターゲット」は生活用品と生鮮食品を含む食料品を取り扱う。*10
まとめ
【主要指数】
- 米国株市場は5月の消費者物価指数(CPI)の発表の影響もあり3日連続での下落となっています。CPIは約40年ぶりに強い伸びとなっており、さらに6月のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が過去最低を記録したことでインフレ懸念と景気後退懸念が強まった結果となっています。
- ダウは-2.73%、S&P500は-2.91%、そしてNASDAQ総合は-3.52%と主要3指数が3日連続で大きく下落しています。
- さらに週間で見てもダウが-4.58%、S&P500は-5.05%、NASDAQ総合は-5.60%と2週連続の下落となっています。
- CPIは前月比より+8.6%と市場予想の+8.3%を上回り、エネルギーと食品を除いたコアCPIも予想を上回っていました。
- これに加えてミシガン大消費者信頼感指数も速報値が50.2ポイントと前月の58.4ポイント、前月の58.0ポイントを大きく下回り景気後退懸念が更に強まる形になっています。
- 期待されていたインフレのピークアウトの期待が後退し、さらなる金融引締の警戒感が強まっています。
【米国債】
- 米国債もCPIの結果を受けて積極的な利上げを進めていくという見方がつよまって債権売りを促していました。
- 利回りは一時3.17%と5月9日以来の高水準をつける場面もありました。
【大小株&グロースバリュー株】
- 全体的に非常に厳しい内容となっていますが、なかでもグロース銘柄は大きく下落していることがわかります。
- バリュー株は下がっても2%程度ですが、グロース株は-3%~-4%と大きな下落になっています。
【FANG+】
- FANG+は全体で-3.55%と大きく下落していました。10銘柄すべてが全滅しており特にエヌビディア、アマゾン、ネトフリが5%下落していました。
- CPIの結果を大きく受けた形になり大型テックも売られていました。
【セクター考察】
- 上昇したセクター・テーマは非常に少なく金価格が上昇したことから金鉱株が大きく上昇していました。またリチウムとバッテリー関連銘柄も上昇しています。
- 逆に下落したセクターとしてはハイテクグロース株関連を中心にお起き下落している銘柄が目立っていました。特にARKKは-7.15%下落しており、仮想通貨関連やスポーツベッティング、住宅建設関連、クラウドなどが4%以上下落しています。
- 割りと好調な銘柄もありながら下落になったのが生活必需品銘柄で今後の景気後退に合わせて買っている人もいました。
【予定】
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。15日FRBパウエル議長会見予定。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
- 15日小売売上高、NY連銀景況指数
- 16日フィラデルフィア連銀桔梗指数、アドビ【ADBE】の決算
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより