米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
昨晩は金利の上昇も重なって3日連続の下落となり厳しい状況になっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は続落となっており、S&P500にいたっては1年2ヶ月ぶりの4000ポイントを割り込む形になっています。FRBによる積極的な金融引締への警戒感の中で米国債の利回りが3.2%台まで一時上昇し、ハイテク株を中心に売られる形になっています。
- 【小型株】小型株も大きく売られており、ラッセル2000も-4.21%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターはなく、1週間の騰落でみても公益事業しかプラスになっていない状況です。ほぼすべてのセクターが下落しています。特に下落幅が大きかったのは仮想通貨関連のセクターになります。またハイテク関連も下落しており、ARK関連は9.8%下落、フィンテックも6%下落しています。エネルギーセクターも大きく下げており-8.51%となっています。最も下げ幅が小さかったのは生活必需品の-0.11%でした。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体で大きく下落し-5.54%となっています。10銘柄すべてが下落する形となり、エヌビディアとテスラが9%下げており、バイドゥが-8%、アリババとアマゾンが5%下げています。小型のグロース株同様非常に厳しい状況が続いています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年5月9日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年5月9日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えばかなり下がってるよね、もう相場に触れたくないって感じだよね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-7.30%
まじで下げすぎだろ…
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
先週末の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
昨晩は恐怖指数も大きく上がってるね。
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に大きく下落してるね。
特にグロースは4%以上下落してるけど。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全世界の銘柄が下落してるよ・・・
中国銘柄の上場廃止リスクも含めて、怖いよ。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
ナスダック100指数急落、3営業日で時価総額200兆円吹き飛ぶ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米株式市場では3営業日連続のテクノロジー株の売り浴びせにより、大型ハイテク銘柄で構成されるナスダック100指数の時価総額約1兆5000億ドル(約200兆円)が吹き飛んだ。
- 同指数は9日、4%安で終了。
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)が0.5ポイントの利上げを決定した翌日からの3営業日の下落率は10%と、3営業日の下げ幅としては2020年9月以来最大となった(ブル-ムバーグ調べ)下落はテクノロジー株にとどまらず、S&P500種株価指数は9日、前週末比3.2%安の3991.24と、心理的に重要な下値抵抗線の4000を割り込んだ。
- 米国債利回りが急伸し、利上げとインフレ進行で米経済のリセッション(景気後退)入り懸念が強まる中、ナスダック100指数は今年に入って25%下げている。
- 同指数は新型コロナウイルス禍の初期に約1カ月で28%下落したが、それ以来の大幅な下げ局面となった。
- ハイテク大手各社も株価下落を免れず、マイクロソフトの時価総額は9日、21年6月以来初めて2兆ドルを割り込んだ。
- 株価は年初来で21%下げている。
- アマゾン・ドット・コムの株価は昨年の上場来高値から40%余り下落、9日終値は5.2%安。
- アップルも3.3%下げ、年初来の下落率は14%となった。
QQQのチャート
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▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
1週間でみてもほとんどのセクターが下落してるよね…w
これはきついよ、ブル相場なんてなかったんや…
上昇したセクター
上昇したセクターはなく、1週間の騰落でみても公益事業しかプラスになっていない状況です。
下落したセクター
ほぼすべてのセクターが下落しています。特に下落幅が大きかったのは仮想通貨関連のセクターになります。またハイテク関連も下落しており、ARK関連は9.8%下落、フィンテックも6%下落しています。エネルギーセクターも大きく下げており-8.51%となっています。最も下げ幅が小さかったのは生活必需品の-0.11%でした。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
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▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
FANG+は全体で大きく下落し-5.54%となっています。10銘柄すべてが下落する形となり、エヌビディアとテスラが9%下げており、バイドゥが-8%、アリババとアマゾンが5%下げています。小型のグロース株同様非常に厳しい状況が続いています。
全部だめだったね…!
見てらんないね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ツイッター【TWTR】
ツイッターが下落 ヒンデンブルグが空売りを明らかに
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- きょうの米株式市場は全面安の様相の中で、特にIT・ハイテク株に売りが強まっている。その中でツイッターも下落。
- 空売りで知られるヒンデンブルグ・リサーチ社が、買収価格が引き下げられる重大なリスクがあるとし、空売りを行っていることを明らかにした。
- マスク氏からの買収提示額は1株54.20ドルだが、ツイッター株はそれを下回る水準での取引が続いている。ヒンデンブルグは背景として、IT株の継続的なメルトダウン、弱い第1四半期決算、および取引が成立しない場合、マスク氏は保有している9%の株式を売却する可能性を挙げている。
- 「会社を非公開化しようというマスク氏の試みを支持し、彼がそれを成し遂げることができると信じている。
- しかし、この水準で彼がそうする理由はない。
- マスク氏からのオファーが明日消えた場合、ツイッター株は現行水準から50%下落する可能性があり、買収条件が再度下方修正される大きなリスクがある」と述べている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*7
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
ウーバー、採用・支出削減へ
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- 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが採用を減らし、支出を削減する方針であることが、ロイターが確認したダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)の書簡で分かった。
- CNBCによると、同CEOはこの戦略転換について、投資家心理の「劇的な変化」を受けた必要な措置と説明。
- 「最も効率の悪いマーケティングやインセンティブ(報奨金)支出を削減する。採用は特権として扱い、いつどのような場で人員を追加するか慎重に検討する」と述べた。
- また、ウーバーは今後、調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)ではなくフリーキャッシュフローでの黒字確保に注力する方針。
- コスロシャヒ氏は書簡で、同社の料理宅配や配達事業の成長加速が必要との見方も示したという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*8
マイクロストラテジー【MSTR】
強気のビットコイン購入が裏目、マイクロストラテジーの株価急落
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- 米企業向けソフトウエア会社マイクロストラテジーのバランスシートに暗号資産(仮想通貨)ビットコインを加えたマイケル・セイラー最高経営責任者(CEO)の型破りな決定が裏目に出ている。
- ビットコインが9日に一時3万700ドルを割り込んだ際、マイクロストラテジーの保有ビットコインの価値は、平均取得価格を下回った。
- 届け出によると、同社は子会社分を含め4月4日時点で12万9218ビットコインを保有。時価総額最大の暗号資産であるビットコインの価格は昨年11月の最高値から50%余り下落している。
- マイクロストラテジーの保有分の価値は約40億ドル(約5200億円)。マイクロストラテジーはバランスシートに入れる目的で2020年8月にビットコイン購入を開始。
- セイラーCEOは現金からシフトする決定について、米連邦準備制度が物価対応の政策を緩めたことを挙げていた。
- 同社は、バランスシート上のビットコイン保有を増やすため起債も実施。
- 最近ではビットコインを裏付けとする融資契約も結んだ。
- セイラーCEOはビットコインを買い続ける方針を示した。マクドナルドで働くべきではないかとほのめかす批判に対しては、9日のツイートでジョークで応えた。マクドナルドはマイクロストラテジーの顧客。
- セイラーCEOがビットコイン購入を開始した後、マイクロストラテジーの株価は一時4倍余りに上昇したが、今年の騰落率はビットコインの価格に追随してマイナスとなっている。
- 9日には26%安と2017年以来の大幅下落。ビットコインは一時11%安となった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロストラテジーは米国のソフトウェア企業。主に、企業向けビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア・プラットフォームを提供。ライセンス契約、クラウドベース加入及び関連サービスを通じて、分析ソフトウェアの設計、開発、流通、販売を手掛ける。小売、金融、通信、保険、医療などの広範な分野にサービスを提供する。本社はバージニア州。*9
ヴァージン・ギャラクティック【SPCE】
ヴァージン・ギャラクティックが3日続落 アナリストからの引き下げ相次ぐ
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- 宇宙旅行のヴァージン・ギャラクティックが3日続落。
- 先週は決算を受けて売りが強まっていたが、きょうもその流れが続いている。
- サプライチェーンと労働力の制約により、商業サービスの開始を今年第4四半期から来年の第1四半期に延期することを発表していた。
- アナリストからも投資判断や目標株価の引き下げが相次いでいる。
- サプライチェーンと労働力のひっ迫で、商業サービス開始がさらに遅れる可能性も指摘されている。
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■ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスは米国の航空宇宙事業持株会社。子会社を通じ、民間の個人や研究者のための有人宇宙飛行の商業化を目指す。数分間にわたる無重力体験と宇宙から見た地球の景観を含む特別な体験を顧客に提供するため、宇宙飛行システムの開発に注力する。本社所在地はニューメキシコ州ラスクルーセス。*10
- 宇宙関連銘柄
リビアン・オートモーティブ【RIVN】
リビアンが大幅安 ロックアップ解除でフォードなどが割安価格で売却と伝わる
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- 電気自動車(EV)のリビアン・オートモーティブが大幅安。
- 大株主のフォードが800万株を割安な価格で売却と報じられた。
- 米CNBCが伝えた。幹事はゴールドマンが務めているという。
- フォードはリビアンが上場する前に株式を取得。11月の上場時に一部を売却し、持ち株比率は約11%、1億200万株弱を保有していた。上場に伴うロックアップ期間が日曜日に終了したことで、持ち株の一部を売却している模様。
- また、JPモルガンも、リビアン株1300万-1500万株をブロック取引で売却しているとの観測が出ている。
- ただ、具体的な売り手は明らかになっていない。
- どちらも売却価格は26.90ドルで、先週末終値から6.7%低い水準だという。フォード以外の大株主にはアマゾンや中東の投資ファンド「GLOBAL ORYX」などがいる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■リビアン・オートモーティブは米国の電気自動車(EV)メーカー。主に電動ピックアップトラック「R1T」と電動スポーツユーティリティービークル(SUV)「R1S」の開発・製造に従事する。また、商用車市場において電動の配送用車両の開発・製造も手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州アーバイン。*11
- EV関連銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
パランティアテクノロジーズ【PLTR】
パランティアが決算受け大幅安 顧客の伸び鈍化 会見で核戦争の可能性に言及
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- パランティア・テクノロジーズが大幅安。
- 同社は米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けにソフトウェアを提供する。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。
- ただ、市場は第2四半期の見通しを嫌気している。
- 予想を下回る売上高見通しを示したほか、営業利益率は第1四半期から急低下を見込んでいる。
- 同社は顧客ごとにカスタマイズした製品を提供するためにソフトウェアを改良してきたが、顧客の伸びは鈍化。第1四半期では、政府系からの収益の伸びは16%に鈍化し、予想の6%増よりは良かったが、市場は不満のようだ。
- 同社は、ウクライナ危機が常態化し、ますます不確実な未来を予想。今年一杯は政府からの売り上げが増加すると見ている。
- 一方、同社のカープCEOとグレイザーCFOの両氏は説明会で核戦争の可能性を警告。
- 「核戦争の脅威は、世間で言われているよりも遥かに高い。報道を見ていると、ほとんどが非現実的だ」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■パランティアテクノロジーズは米国のデータ分析企業。米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関及び大企業向けにビッグデータの分析・解析を行う。主要な解析プラットフォームは防衛及び諜報機関アナリスト向けのGotham(ゴッサム)と民間セクター向けのFoundry(ファウンドリー)で、リスク対策及び業務効率化を目指す。本社所在地はコロラド州デンバー。*12
タイソン・フーズ【TSN】
タイソンフーズが決算受け逆行高 コスト高の顧客への転嫁が奏功
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- きょうの米株式市場は全面安の様相の中で食肉加工のタイソンフーズが小幅ながらも逆行高。取引開始前に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 販売量は豚肉を中心に減少したものの、平均販売価格の伸びが予想を上回り相殺した。
- ガイダンスも公表しており、通期の売上高を従来から上方修正している。
- 同社は、家畜と飼料のコスト高を顧客に転嫁し、第2四半期の業績を押し上げた。
- 米国の一部では干ばつで牧草地が荒廃していることから、牛の頭数が整理され、今後数年間は供給が減少するとも語った。
- 同社は、「今後、家畜をめぐる競争が激しくなることが予想される」とも述べた。
- また、同社は米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書の中で、ニューヨーク州司法省の消費者詐欺・保護局から、牛肉、豚肉、鶏肉製品の販売、価格、生産コストに関する情報を求める召喚状を4月21日付けで受け取ったことを明らかにした。
- 現在、召喚状を精査しているところだとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■タイソン・フーズは食肉加工業者。鶏肉、牛肉、豚肉、加工食品、関連食品の製造、流通、販売に従事。養鶏、養豚、鶏・牛・豚のと畜場処理・解体、枝肉の部分肉と精肉への加工、精肉のパック詰め、精肉加工品の製造、未調理鶏肉・牛肉・豚肉、冷凍・冷蔵鶏肉・牛肉・豚肉食品のほか、ベーコン、ピザトッピング、サンドイッチ用加工肉、トルティーヤなども製造。*13
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は続落となっており、S&P500にいたっては1年2ヶ月ぶりの4000ポイントを割り込む形になっています。FRBによる積極的な金融引締への警戒感の中で米国債の利回りが3.2%台まで一時上昇し、ハイテク株を中心に売られる形になっています。
- 【小型株】小型株も大きく売られており、ラッセル2000も-4.21%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターはなく、1週間の騰落でみても公益事業しかプラスになっていない状況です。ほぼすべてのセクターが下落しています。特に下落幅が大きかったのは仮想通貨関連のセクターになります。またハイテク関連も下落しており、ARK関連は9.8%下落、フィンテックも6%下落しています。エネルギーセクターも大きく下げており-8.51%となっています。最も下げ幅が小さかったのは生活必需品の-0.11%でした。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体で大きく下落し-5.54%となっています。10銘柄すべてが下落する形となり、エヌビディアとテスラが9%下げており、バイドゥが-8%、アリババとアマゾンが5%下げています。小型のグロース株同様非常に厳しい状況が続いています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより