米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
CPI消費者物価指数が発表されましたがインフレ懸念がたかまり株式市場は利上げの懸念から大きく下落しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】株式市場は大きく反落となりました。1月の消費者物価指数(CPI)が発表され市場を上回る強い伸びとなっています。この結果をうけ金利の上昇、利上げペースの加速が懸念されテイテクグロース株中心に売られる展開となっています。またブラードセントルイス連銀が3月のFOMCで0.5%乗り上げに賛成すると発言があったため金利の上昇はさらに高まる結果となっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は-1.55%と序盤は粘っていましたが金利の急上昇とともに下落していきました。
- 【長期金利】長期金利の10年債利回りはついに2.035%と2%を普通に超えてきました。前日比5.74%上がっています。
- 【セクター】上昇したセクターはありませんでした。逆にすべてのセクターが売られており、好調だったエネルギーもリスクオフにも関わらず売られているのが特徴的でした。特に下落したのはARKなどのグロース関連、金鉱株、仮想通貨関連や、資本財、一般消費財、ヘルスケアなども売られています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+も大幅下落の2.16%下げています。10銘柄とも下落していました。twitterは決算がありプラスでしたが金利の上昇もあり下落していきました。一番下げたのはエヌビディアの-3.30%でした。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月10日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月10日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、結構下がったね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
消費者物価指数【CPI】
CPI、1月は前年比7.5%上昇 約40年ぶり高い伸び
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。
- 上昇率は4カ月連続で6%を超えた。
- 21年12月は7.0%だった。1月の前月比は0.6%上昇。昨年12月も0.6%上がっていた。ロイターがまとめたエコノミスト予想は、前年同月比が7.3%上昇、前月比が0.5%上昇だった。
- 1月のCPIの上昇率が約40年ぶりの大きさとなったことで、金融市場では米連邦準備理事会(FRB)が来月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げるとの観測がさらに高まった。
- 1月のCPIからは、2019年から20年の消費者支出データに基づいて再加重されるようになった。
- 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で支出がサービスからモノへとシフトしたことが原因で、経済は高いインフレ率に悩まされている。
- 何兆ドルものパンデミック対策費が消費者の支出を押し上げたが、新型コロナの影響で生産や消費者への商品提供に必要な労働者が不足し、生産能力が制約を受けた。
- インサイト・インベストメント(ニューヨーク)のポートフォリオマネジャー、スコット・ルースターホルツ氏は「FRBは、最初の利上げで過度のボラティリティーを生じさせたくない。それはさらなる引き上げを困難にするだけだ」とし、「むしろFRBはインフレを抑えるために、会合ごとに引き上げペースを加速させるように誘導する可能性のほうが高いだろう」とコメントした。
- 変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月より6.0%上昇し、伸び率は1982年8月以来の大きさだった。
- 12月は5.5%上がっていた。1月のコア指数の前月比は0.6%上昇した。昨年12月も0.6%上がっていた。
アメリカ・CPI 消費者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 消費者物価指数(CPI)は労働省が毎月発表しており、消費者が購入する商品とサービスの価格変動を測定します。
- 米国における購買傾向の変動およびインフレを測定する重要な手段であり、金融政策を決定する上で参考にする重要指標でです。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈されます。(investing.com))
失業保険申請件数
米新規失業保険申請22.3万件に改善、3週連続で減少
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が10日に発表した2月5日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万6000件減の22万3000件となった。
- 減少は3週連続。
- 市場予想は23万件だった。新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大を受け、申請件数は1月初旬から中旬にかけて増加していた。
- ただ、過去最高だった2020年4月上旬の614万9000件からは大幅に減少している。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
FRB、7月1日までに100bp利上げを=セントルイス連銀総裁
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は10日、1月の米消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの伸びとなったことを受け、自身のタカ派姿勢を「劇的に」強め、7月1日までに100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されることを望むと述べた。
- ブルームバーグニュースとのインタビューで語った。ブラード総裁の発言を受け、金融市場では6月末までにフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が1─1.25%に上昇するという見方が完全に織り込まれた。
- 7月1日までに開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)は3回。総裁の考えに基づくと、3回のうち少なくとも1回は50bpの利上げが実施されることになる。
- CMEグループによると、3月FOMCで50bpの利上げが実施されるという見方が完全に織り込まれた。
- 9日時点は約25%の確率にとどまっていた。また前日まで、大半のアナリストが25bpの利上げを想定していた。
- 米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。
- 上昇率は4カ月連続で6%を超えた。21年12月は7.0%だった。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に大きく下がっているけど金利が急上昇してるからグロースが下がってるね。
かなり下がってるね…
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
というか全体的にやばいね、一部決算銘柄がいいのはあるけど。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
上昇した銘柄少ないねぇ
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはありませんでした。
下落したセクター
逆にすべてのセクターが売られており、好調だったエネルギーもリスクオフにも関わらず売られているのが特徴的でした。特に下落したのはARKなどのグロース関連、金鉱株、仮想通貨関連や、資本財、一般消費財、ヘルスケアなども売られています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
ツイッター【TWTR】
ツイッター、第4四半期は期待外れ 広告収入など予想下回る
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ツイッターが10日発表した2021年第4・四半期決算は、広告収入と利用者の伸びが市場予想を下回った。
- 第1・四半期の売上高見通しも予想に届かず、音声チャットやニュースレターなど、新規利用者や広告主囲い込みに向けた新たな取り組みがなお結実していない兆候を示唆した。
- ただ、23年末までに利用者3億15000万人、年間売上高75億ドルを目指す目標達成に向け「有意議な進展」を遂げているとした。
- また、利用者は今年、米国内外で加速する見通しとした。
- 第4・四半期の広告閲覧が可能な1日当たりの平均アクティブユーザー数(mDAU)は13%増の2億1700万人で、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の2億1850万人を下回った。
- 前四半期の2億1100万人からは増加した。広告収入は前年同月比22%増の14億1000万ドルで、アナリスト予想の14億3000万ドルには届かなかった。
- アップルのプライバシー規約変更に伴う業績への影響は小幅にとどまったと明らかにした。
- 総売上高(データライセンス収入含む)は22%増の15億7000万ドルで、市場予想と一致した。
- 新たな40億ドル規模の自社株買い計画も発表した。
- 第1・四半期の総売上高は11億7000万─12億7000万ドルと予想。
- 市場予想の中央値は12億6000万ドル。22年通年の売上高は20%台前半から半ばの伸び率、総経費は20%台半ばの増加率になると予想した。
- 決算を受け、株価は一時約2.5%上昇した。今回はパラグ・アグラワル氏の最高経営責任者(CEO)就任後初の四半期決算となる。
- 創業者兼CEOだったジャック・ドーシー氏は昨年11月に退任した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*8
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト、アプリストアの新ガイドライン発表
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- 米マイクロソフトは9日、同社のアプリストアについて新たなガイドラインを発表した。
- プライバシーとセキュリティーの基準を満たしたデベロッパーに自由なアクセスを提供する。
- マイクロソフトのブラッド・スミス社長は9日、米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収認可を取得するため、17の管轄地域に申請を行うと表明。
- アプリストアのガイドラインを事前に米議員に示したところ「良い反応」があったという。同社長は「ゲームのユニバーサルストアを構築することが目標だ。どんな端末のどんなプラットフォームでも誰もがアクセスでき、デベロッパーが選んだゲームを購入・ダウンロードできるストアだ」と述べた。
- 同社がブログで明らかにしたところによると、ガイドラインは、米国などで検討されている反トラスト法規制を参考に作成した。
- アプリストアで販売するマイクロソフトのアプリには、競合他社のアプリと同じ基準を適用するほか、アプリストアで取得した非公開情報をライバルとの競争に利用することはないとしている。
マイクロソフト、ソニーPS向け「コールオブデューティ」提供を確約
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- 米マイクロソフトは9日、同社が買収することで合意したゲーム会社アクティビジョン・ブリザードの人気ゲーム「コールオブデューティ」について、ソニーグループのゲーム機「プレイステーション(PS)」向け提供を現契約終了後も続けると表明した。
- ワシントンでのメディア向けイベントでマイクロソフトは、同社のゲーム機「Xbox(エックスボックス)」および基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のアプリストアの新たなデータ収集・競争・決済ポリシーを説明。
- 先月発表した690億ドル(約8兆円)規模のアクティビジョン買収計画が反トラスト(独占禁止)法審査を控えており、承認を得るための主張を始めた。
- 買収実現でマイクロソフトは世界3位のゲーム会社となる。
- ブラッド・スミス社長兼副会長は「この買収が承認されれば、マイクロソフトが最新規則に適応し責任ある形で事業を経営すると期待してもらえると規制当局や国民に明確にしたい。当社は規制と闘うのではなく規制への適応に重点を置いている」と述べた。
- イベントにはサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)やサラ・ボンドXbox担当副社長らも参加。
- 自社アプリを妥当な理由なく優先しないことなどを約束した。スミス社長はイベント終了後のブログ投稿で、アクティビジョンの現契約終了後もコールオブデューティなどPS向けゲーム提供を続けることについて、「ソニーファンが好きなゲームで遊び続けることができるようにするためだ」とし、「任天堂の人気プラットフォームを支えるために同様の措置を講じることにも関心がある」と明らかにした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ゼネラルモーターズ【GM】
GMやステランティス生産削減、加トラック運転手デモで部品不足
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- 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と欧米自動車大手ステランティスは10日、自動車生産の削減に追い込まれていると明らかにした。
- カナダで続く新型コロナウイルスワクチン接種義務に抗議するトラック運転手らによる抗議デモの影響で部品が不足しているためという。
- ストランティスは多くの米・カナダの工場で操業時間を短縮、GMはスポーツ多目的車(SUV)を生産するミシガン州の工場などでシフトを停止した。
- トヨタ自動車も9日、 カナダ・オンタリオ州にある自動車工場について、抗議デモなどに起因する供給問題を理由に週内の生産は見込めないと発表した。米フォード・モーターの生産にも影響が出ている。
- 「フリーダム・コンボイ」と呼ばれるカナダでのトラック運転手らによる抗議デモは14日目に突入。
- 北米の越境地点で最も交通量が多い米デトロイトと加オンタリオ州ウィンザーを結ぶアンバサダー橋の一部通行遮断が続いているほか、CBCニュースによると、カナダ・マニトバ州と米国を結ぶ主要橋の通行も遮断されているという。
- 米・カナダ間で取引される年間総額6500億カナダドル(5110億米ドル)相当の商品の3分の2超が陸路で輸送されている。
- また、カナダのデモはフランスやオーストラリア、ニュージーランドにも飛び火している。
- ニュージーランドの警察当局は10日、新型コロナウイルスのワクチン接種義務化や厳格な感染対策に抗議して国会議事堂の外に3日間居座っている人々の強制排除に乗り出し、120人を逮捕した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*10
- S&P500構成銘柄
ドアダッシュ【DASH】
ドアダッシュ、金融部門創設へ-アプリ上で飲食店に事業資金を融資
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- 米食事宅配サービス最大手ドアダッシュは同社のアプリ上で飲食店に事業資金を融資する金融部門を立ち上げると発表した。
- 9日の発表によると、飲食店は金融部門ドアダッシュ・キャピタルのサービスを通じて、設備購入や店舗の賃貸、新規雇用、給与支払いなどで必要な事業資金の借り入れを申請できる。
- 同社のトム・ピケット最高収益責任者(CRO)はブログ投稿で、「当社のパートナーの意見に引き続き耳を傾け、その要望を満たせるようサービス提供を適合させる中で、パートナーが支援を求めている重要分野の一つが迅速で容易な資本調達だ」と説明した。
- 飲食店はアプリ上で申請した後、最短で1-2営業日で融資を受けられる見通し。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ドアダッシュは米国のデリバリー・サービス企業。主にレストランの料理やその他宅配サービスを提供する。消費者がオンラインで料理や食料品を注文し、レストランやマーケットから宅配サービスを展開するアプリを開発。配達人はDasherと呼ばれ、ローカルから全国チェーンのレストランやファストフード店をカバーする。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*11
- フードデリバリー関連銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
コカコーラ【KO】
コカコーラが決算発表 販売量のトレンド好調が印象的との声も
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- コカコーラが上昇。
- 取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- アナリストからは、販売量のトレンドが引き続き好調なことが印象的との声も聞かれる。
- 消費者の外出先での需要が力強く、自宅外での販売がパンデミック以来初めて2019年の水準を上回った。
- また、在宅での力強さも持続しており、同社のスケールメリットの強さが浮き彫りになったと指摘している。
- 2022年は特に、価格、コストインフレ、為替、各地域の再開動向、そして、感染に対する人々の「新たな基準」に対する期待に焦点が当てられると見ているようだ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コカ・コーラはノン・アルコール飲料の世界最大メーカー。ノン・アルコール飲料用濃縮液とシロップの製造と販売に従事する。同社ブランドは500種以上の炭酸飲料、ダイエット炭酸飲料、果汁飲料、紅茶、コーヒー、水、スポーツ飲料、エネルギー飲料と多岐にわたる。主要品名は「コカ・コーラ」、「ダイエット・コーク」、「パワーエイド」、「ダサニ」、「ミニッツ・メイド」など。*12
ウォルト・ディズニー【DIS】
ディズニー株急伸、動画配信サービス加入急増-テーマパーク好調
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ウォルト・ディズニーの2021年10-12月(第1四半期)決算では売上高と利益が共にアナリスト予想を上回った。
- テーマパークが寄与した。動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」加入者数も1億2980万人に急増した。
- 9日の発表資料によると、10-12月の1株利益は1.06ドル。
- アナリスト予想平均は57セントだった。売上高は218億ドル(約2兆5200億円)で、これもアナリスト予想の208億ドルを上回った。
- 大きな驚きとなったのはディズニープラスの加入者数の伸びだ。
- 10-12月は約1180万人と、アナリスト予想(817万人)を上回った。
- 7-9月(第4四半期)の加入者数は市場予想に届いていなかった。
- ネットフリックスの動向も受け、投資家の間で動画配信サービスの成長鈍化懸念が強まっていた。10-12月はテーマパークも好調だった。
- 前年同期に赤字だった営業損益は、24億5000万ドルの黒字となった。テーマパークの売上高は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に記録した低水準から倍増した。
- 追加料金を支払えばアトラクションの待ち時間を短縮できる「ジーニー+(プラス)」など新サービスも導入された。
- ディズニーの株価は決算発表後の時間外取引で一時10%高となった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルト・ディズニーは米国の総合エンターテインメント企業。メディア部門ではABCテレビとその他8局に加え、「ESPN」、「ABCファミリー」などのケーブルチャンネル、ESPNラジオネットワーク、ラジオ局35局を運営。リゾート部門はフロリダ州で「ディズニー・ワールド」、カリフォルニア州で「ディズニー・リゾート」を所有。劇場映画やDVDの制作も行う。*13
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
アストラゼネカ【AZN】
アストラゼネカ、22年の売上高増加を予測 増配発表
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- 英製薬大手アストラゼネカは10日、2022年の売上高が増加するとの見通しを示した。年間の配当を引き上げるとも発表した。
- 第4・四半期決算は、利益が予想を上回った。新型コロナウイルスの抗体治療薬とがん治療薬の販売が好調だった。
- ただ、22年の新型コロナ関連製品の粗利益率は社内の平均を下回る見通し。
- 新型コロナ関連製品の売上高も20%台前半─半ばの落ち込みになる見通しという。
- 22年の売上高は10%台後半の伸びとなる見通し。コア利益は20%台半ばー後半の伸びとなる見込み。
- 21年の売上高は、為替変動の影響を除くベースで38%増の374億2000万ドルだった。
- リフィニティブIBESによると、市場予想は1株利益が6.68ドル、売上高が427億3000万ドルだった。年間の配当を0.10ドル
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■アストラゼネカはイギリスの大手製薬企業。循環器、消化器、感染症、神経科学、腫瘍、呼吸器関連の医療用医薬品を提供。中国、ブラジル、インド、ロシアなどの新興諸国を含む100カ国超で事業を展開。主要製品は乳がん治療薬、高コレステロール症治療薬、抗精神病薬、喘息治療薬、心不全治療薬、前立腺がん治療薬、高血圧・狭心症治療薬など。本社はロンドン。*14
クレディ・スイス【CS】
クレディ・スイス、第4四半期は22億ドルの赤字 通期も赤字転落
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- スイスの金融大手クレディ・スイスが10日発表した第4・四半期決算は純損益が20億スイスフラン(22億ドル)の赤字となった。
- 投資銀行部門の訴訟引当金が響いたほか、トレーディング部門とウエルスマネジメント部門の業績が低迷した。
- 通期決算は、純損益(株主帰属分)が15億7200万フランの赤字に転落。前年は27億フランの黒字だった。
- 昨年は米アルケゴス・キャピタル・マネジメント関連で多額の損失を計上し、英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルの破綻でも大きな痛手を被った。
- トーマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は2000年の米投資銀行ドナルドソン・ラフキン&ジェンレット(DLJ)の買収に関するのれん代の減損も指摘した。
- 「2021年は非常に厳しい年だった」と表明。「同年最後の3四半期は全ての部門でリスク選好を抑制し、全体のリスク・管理の土台を強化する抜本的な取り組みを進めたほか、是正措置を継続した」と述べた。
- 第4・四半期の投資銀行部門は税引き前損益が21億フランの赤字となった。DLJののれん代減損費用17億ドルを計上した。
- 債券セールス&トレーディング部門は収入が前年同期比38%減、株式セールス&トレーディング部門は26%減少した。
- プライムブローカレッジ業務の大部分を閉鎖したことが響いた。
- 資本市場部門は48%減、助言サービス部門は51%増だった。
- 中核の国際ウエルスマネジメント部門は26%の減収。アジア太平洋地域で資産が32億ドルの純流出となった。
- 同社の「リスク回避措置」と富裕層顧客の債務縮小が影響したという。
- 全体の運用資産は7%増の1兆6000億フラン。
- 資産運用ビジネスへの資金流入が回復した。
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■クレディ・スイス・グループは、スイスの金融サービス会社。株式、債券、不動産、ヘッジファンド、プライベート・エクイティなどの証券・投資銀行業務に関する商品・サービスを機関投資家、事業法人、政府機関などに提供。また投資、年金、生命保険、資産相続、信託利用などに関連するサービスを提供する。本社はスイスのチューリッヒ。*15
トゥイリオ【TWLO】
トゥイリオが決算受け大幅高 第1四半期の売上高に強気な見通し
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- クラウド電話APIのトゥイリオが商いを伴って大幅高。
- 前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなかったほか、売上高は予想を上回った。
- 第1四半期のガイダンスも公表しており、1株損益は予想以上の赤字見通しを示したものの、売上高は予想を上回る見通しを示した。
- アナリストからも高評価が聞かれ、特に第1四半期の売上高見通しの強さに着目している。「今回は大きく回復した四半期となり、第1四半期の売上高見通しも予想を大きく上回っている。これは、ガイダンスの方法を変更し、より実際の結果を反映させたことが奏功している」と指摘した。
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■トゥイリオは米国のIT企業。クラウド・コミュニケーション・プラットフォームを提供し、ユーザーがアプリを使用し開発物を作成する際に、クラウドを課金ベースでサービスする。主にプログラム可能な音声、ビデオ、メッセージ発信の3つの分野を扱う。また、2要因認証システムも展開する。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*16
- クラウド関連銘柄【CLOU】
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
ウーバー、2四半期連続の黒字 配車サービス需要回復
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- 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが9日発表した2021年第4・四半期決算は営業利益が2四半期連続で黒字を達成した。
- 配車サービスの需要が新型コロナウイルス禍前の水準近くまで回復したほか、料理宅配などのデリバリー事業が初の黒字となった。
- 株価は、引け後の時間外取引で6.8%上昇した。2022年第1・四半期の見通しはオミクロン変異株拡大の影響で市場予想を下回ったが、2月には業績が上向き始めているという。
- ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は声明で「昨年12月終盤から、業績にオミクロン変異株の影響が出始めた。
- しかし、(ライドシェアを含む)モビリティー事業の状況はすでに上向いており、直近の週には総予約が前月比で25%増加した」と述べた。
- 第4・四半期の調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は8600万ドル。前年同期の4億5400万ドルの赤字から黒字に転じ、アナリスト予想の6203万ドルを上回った。売上高は58億ドルだった。
- デリバリー事業の調整後EBITDAは2500万ドルと、初の黒字を達成した。同事業はコロナ禍で需要が急増したが、経済活動が再開し配車サービスが回復する中でも堅調を維持した。
- 配車サービスの回復は、昨年から需要が3倍に増えた空港への移動がけん引した。純損益も8億9200万ドルの黒字となった。
- 営業・マーケティング費用は前期比36%増と大幅に増えた。第1・四半期の一時的な費用を除く調整後EBITDA見通しは1億─1億3000万ドルとした。
- リフィニティブのまとめたアナリスト予想の1億4957万ドルを下回った。
- また、予約総額見通しの250億─260億ドルも、市場予想の272億9000万ドルを下回った。
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■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*17
データドッグ【DDOG】
データドッグが好調な決算受け大幅高 売上高見通しも好調
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- データドッグが商いを伴って大幅高。
- 同社はIT運用ユーザー向けにクラウドベースの監視・分析プラットフォームを提供する。
- 10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- ガイダンスも公表しており、第1四半期、通期とも1株利益は予想を下回っているものの、売上高は予想を上回った。
- アナリストからも肯定的な見方が出ており、すべての主要な指標で堅調な伸びを記録し、売上高は再び拡大するはずだと指摘した。
- 同社の昨年通期の売上高は約10億ドルだったが、対応可能な市場規模は500億ドル以上あることから、この先かなりの伸びを示す余地があるという。
- 同社の技術が顧客の共感を呼び、今年も好調な業績が期待できるとしている。
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■データドッグは米国のソフトウェア企業。ITシステムの運用監視クラウドプラットフォームをSaaS形式で提供する。クラウドインフラやアプリケーションのモニタリングや分析、ログ収集、ダッシュボードでのリアルタイムデータの可視化と同期、アラート通知、API(ソフトウェアの機能共有)アクセス、各種システムとの連携機能などのサービスを提供。本社所在地はニューヨーク。*18
まとめ
- 【主要指数】株式市場は大きく反落となりました。1月の消費者物価指数(CPI)が発表され市場を上回る強い伸びとなっています。この結果をうけ金利の上昇、利上げペースの加速が懸念されテイテクグロース株中心に売られる展開となっています。またブラードセントルイス連銀が3月のFOMCで0.5%乗り上げに賛成すると発言があったため金利の上昇はさらに高まる結果となっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は-1.55%と序盤は粘っていましたが金利の急上昇とともに下落していきました。
- 【長期金利】長期金利の10年債利回りはついに2.035%と2%を普通に超えてきました。前日比5.74%上がっています。
- 【セクター】上昇したセクターはありませんでした。逆にすべてのセクターが売られており、好調だったエネルギーもリスクオフにも関わらず売られているのが特徴的でした。特に下落したのはARKなどのグロース関連、金鉱株、仮想通貨関連や、資本財、一般消費財、ヘルスケアなども売られています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+も大幅下落の2.16%下げています。10銘柄とも下落していました。twitterは決算がありプラスでしたが金利の上昇もあり下落していきました。一番下げたのはエヌビディアの-3.30%でした。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより