米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
終始厳しい1日となちGAFAMを中心に大型テックが売られる展開になって全面安となっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は全面安になり、特にハイテクを中心としたNASDAQは大きく下落しています。その中でも大型ハイテク企業のGAFAM関連の銘柄が売られており、FANG+指数は-3.72%と大幅下落となっています。12月の生産者物価指数が発表され伸びが市場予想を下回っています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は-0.76%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは少なく、航空はデルタ航空の決算が良かったこともあり上昇しています。また公益、生活必需品、資本財とオルエコ関連が若干ですが上昇しています。多くのセクターが下落しています。中でもグロース株関連がかなり下落しておりARKやフィンテック、クラウド関連は大きく下落しております。また半導体、一般消費財、ヘルスケア、旅行、クリエネ、エネルギー、素材関連も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体で-3.72%と大きく下落しています。10銘柄ともに下落し、特にテスラが-6.75%、エヌビディア-5.09%とひどい有様です。一番よかったAppleですら-1.90%とやられており大型テックには厳しい日となっています。
- 【予定】決算が始まり、前期の業績なども加味した株価の動きになり不安定な相場が続くことが予想されますのでご注意ください。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月13日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月13日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、かなり下がってるね、FANG+なんか3.7%ってかなりきついね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
PPI 生産者物価指数
PPIは予想下回る前月比0.2%上昇、インフレ沈静化の兆しか
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 2021年12月の米生産者物価指数(PPI)は予想を下回る伸びにとどまった。エネルギーと食品の価格低下が指数を押し下げ、コスト圧力が和らぎ始めた可能性を示唆した。
- 食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.4%上昇。前年同月比では6.9%上昇した。
- 最も変動の大きい要素を取り除いていることから、一部のエコノミストはこの指標を重視している。
- ガソリンと食品のコスト低下が12月の指数減速に反映された。
- サービスの価格は前月比で上昇したものの、ペースは鈍化。
- 資材と労働力の不足に輸送網の目詰まりが加わったことによる昨年の急激なインフレは、沈静化に向かう可能性が示唆された。
- ただ新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染拡大が労働者を職場から遠ざけ、向こう数カ月の財価格に上振れリスクをもたらしている。
- オックスフォード・エコノミクスのエコノミストらはリポートで、「PPIは予想を下回る上昇となり、明るいムードで1年を終えた」と指摘しつつ、「供給制約がなかなか解消されず、生産者物価はこの先も短期的に記録的な水準近辺にとどまるだろう。オミクロン株の急速な感染拡大がインフレ圧力をあおることを考慮すれば、なおさらだ」と解説した。
- 12月は生産過程における比較的早い段階での物価を反映する中間財が、前月比で0.3%低下した。
- この数字が下げたのは2020年4月が最後。前年比では12月に24.4%上昇した。
アメリカ・PPI生産者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 労働省が発表する生産者物価指数(PPI)は、国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標です。
- PPIは製造段階別(原材料、中間財、最終財)や品目別、産業別などで分類されてます。
- PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向と見ることができます。
- PPIの変動は連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を推測する手がかりとなります。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈ます。*3
失業保険申請数
米新規失業保険申請23万件、予想外の増加 オミクロン拡大で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が13日に発表した1月8日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万3000件増の23万件となった。
- 新型コロナウイルスのオミクロン変異株が流行する中、市場の減少予想(20万件)に反し増加したものの、労働市場がタイトな状況であることを示す水準にとどまっている。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*4
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
かなり急上昇してるね…
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に下落しているんだけど、特にグロース株の銘柄が大きく売られてるね。
かなりグロース株にとって厳しい展開になってきてるね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
台湾セミコンダクターがいいニュースが有って上がってるけど、他の半導体は連れ高にはならなかったね。
中国は真っ赤だね、ところどころ上がってる銘柄もあるけど相当厳しかったね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
やられかたがひどいねw
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは少なく、航空はデルタ航空の決算が良かったこともあり上昇しています。また公益、生活必需品、資本財とオルエコ関連が若干ですが上昇しています。
下落したセクター
多くのセクターが下落しています。中でもグロース株関連がかなり下落しておりARKやフィンテック、クラウド関連は大きく下落しております。また半導体、一般消費財、ヘルスケア、旅行、クリエネ、エネルギー、素材関連も下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、インドのEV発売で「多くの課題」=CEO
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は13日、インドでのEV発売について「(インド)政府と多くの課題について依然として作業を進めている」とツイッターに投稿した。
- テスラは昨年、インドで輸入車の発売を計画。
- インド政府に対してEVにかかる輸入税を減税するよう求めている。
- 昨年10月にはモディ首相に減税を要請した。
- マスク氏は具体的な「課題」の内容を明らかにしていない。
- インドで昨年販売された乗用車240万台のうちEVはわずか5000台。
- 高級モデルはさらに少ない。
- インドはEVを含め、輸入車に最大100%の輸入税を課しており、アナリストはこの税率ではテスラ車を購入できる人は少ないと指摘している。
- 一部のインド政府関係者は、国内でのEV生産を条件に優遇税制を検討する意向を示しているが、テスラはまず輸入車で市場の動向を探りたいと主張している。
- 高級車大手メルセデスベンツは年内にEV「EQS」の組み立てをインドで開始する計画。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフトがアップルからエンジニア引き抜き、半導体自社設計で
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- 米マイクロソフトはサーバー用チップを自社で開発する取り組みを拡充するため、ベテランの半導体設計者をアップルから引き抜いたことが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。
- 未発表の人事だとして関係者が匿名を条件に話したところでは、マイク・フィリッポ氏はマイクロソフトのクラウドコンピューティング事業「アジュール」グループでプロセッサーの開発に取り組む。
- フィリッポ氏はアームやインテルで勤務した経歴も持つ。
- マイクロソフトの広報担当はフィリッポ氏の採用を確認した。
- こうした動きはマイクロソフトがアジュール用サーバーのチップを自前で開発する取り組みを加速していることを示唆する。
- クラウド分野でマイクロソフトのライバルであるアルファベット傘下グーグルやアマゾン・ドット・コムは、同様の取り組みで先行している。
- 半導体自社設計へのシフトは、マイクロソフトと長年提携してきたインテルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の立場を弱める可能性がある。インテルの株価は12日、このニュースを受けて一時2%下落。
- AMDは1.1%下げる場面もあった。アップルにとっては、フィリッポ氏の退社は有力エンジニアをまた1人失うことを意味する。
- 同氏はインテルで5年間勤務した後、アームで10年間、半導体設計のトップとして勤務し、2019年に半導体設計者としてアップルに入社していた。
- ブルームバーグは20年に、マイクロソフトがサーバー向けプロセッサーの自社開発を進めていると報じていた。
マイクロソフト、「Xbox One」の生産終了
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- オンラインニュースサイトのVergeは13日、米マイクロソフトがゲーム機「Xbox One」の生産を停止したと伝えた。
- 次世代機の生産に注力するためという。マイクロソフトのゲーム部門の幹部の話として伝えた。
- それによると、マイクロソフトは2020年にXboxの「シリーズX」を発売するのに先立ち、「One X」、「One S」の生産を終了した。
- ロイターはマイクロソフトにコメントを求めたが、現時点で返答はない。
- 自動車、エレクトロニクスなどさまざまな業界が昨年から深刻な半導体不足に陥っている。
- 昨年11月、日本経済新聞は、任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の2022年3月期の生産が、半導体などの部材調達難で当初計画を20%下回る見通しと伝えている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
台湾セミコンダクター【TSM】
TSMC、需要旺盛で第4四半期は過去最高益 設備投資を約3割拡大へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が13日発表した2021年第4・四半期決算は、純利益が前年比16.4%増加し、過去最高となった。
- スマートフォンやラップトップパソコン用などの半導体需要が好調で、市場予想を上回った。
- また、先端半導体を製造するため、今年の設備投資を少なくとも昨年比で約3割増やし、400億─440億ドルとする方針を明らかにした。
- 21年の設備投資は300億ドルだった。
- 第4・四半期の純利益は1662億台湾ドル(60億1000万米ドル)。
- リフィニティブがまとめたアナリストの平均予想は1616億台湾ドル。前年同期は1428億台湾ドルだった。
- 新型コロナウイルス禍の影響で世界的に半導体が不足し、自動車メーカーやエレクトロニクス製品メーカーは減産を迫られる中、TSMCなどの半導体メーカーの受注は高水準を維持した。
- 売上高は24.1%増の157億4000万ドル。自社予想レンジ(154億─157億ドル)の上限をわずかに上回った。
- 前年同期は126億8000万ドル。
- TSMCは昨年10月、半導体の供給不足が今年も続くとの見通しを示した。魏哲家(C・C・ウェイ)最高経営責任者(CEO)は13日のオンライン決算会見で、5Gを含む新技術に伴う旺盛な半導体需要に支えられ、自社が「より高次の構造的成長期」に入っていると指摘。
- 今年の生産能力が引き続き逼迫し、長期的に需要が維持されるとの見通しを示した。
- 富邦のアナリストは1月上旬のノートで「受託生産能力がフル稼働しており、TSMCの短期的な受注見通しは引き続き健全だ」と指摘している。
- TSMCは、新技術により堅調な半導体需要が続く「数年にわたる業界メガトレンド」と呼ばれる状況にあるとし、今後数年間の売上高の年平均伸び率目標を10─15%から15─20%に引き上げた。
- ウェイ氏は、数年以内に半導体供給が過剰になるという市場の懸念を一蹴。
- TSMCが市場の調整を乗り切る上で、電気自動車などハイテク機器における「シリコンコンテンツ」の大幅な増加が追い風になると述べた。
- また「仮に調整が起きたとしても、TSMCの技術面の主導的地位と構造的なメガトレンドにより、当社への影響は少ないだろう」と語った。
- TSMCは粗利益率の長期目標を従来の「50%以上」から「53%以上」に引き上げた。第1・四半期について、売上高レンジを166億─172億ドルと予想。
- 前年同期は129億2000万ドルだった。
- 通年では米ドルベースで20%台半ばから後半の成長を見込んでいる。
- TSMCの株価は今年に入ってから約7%上昇し、時価総額は6180億ドルに達している。13日は決算発表を控え0.15%高で終了。
- 市場全体の上昇率0.33%を下回った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングは台湾の半導体ファウンドリーメーカー。集積回路(IC)とその他半導体デバイスの製造、販売、実装、検査、組み立て、コンピュータ支援設計に加え、フォトマスクを製造。CMOSロジック、ミックスドシグナル、高周波、組み込みメモリ、イメージセンサー、BiCOウMSミックスドシグナルICなどを扱う。*11
ブラックストーン【BX】
豪クラウン、ブラックストーンの修正買収案支持の公算 65億ドル
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- オーストラリアのカジノ運営クラウン・リゾーツは13日、米プライベートエクイティ(PE)大手ブラックストーンが提示した最新の88億7000万豪ドル(64億6000万ドル)の買収提案について、より良い条件の提案が出てこない限り取締役会が支持するとの見方を示した。
- ブラックストーンは、昨年提示した3度目の提案が「魅力的な価値」でないとクラウンから拒否されていた。
- 4度目となる買収条件はクラウン株1株当たり13.10豪ドルで、前回から5%近く引き上げた。
- 関係筋がロイターに語ったところによると、クラウン創業者で60%近くを保有するジェームズ・パッカー氏を含む大株主がブラックストーンによるデューディリジェンス(価値査定)を支持したのに伴い、条件引き上げで合意した。
- 1月中に正式合意する可能性もあるという。クラウン株37%を保有するパッカー氏の会社コンソリデーテッド・プレス・ホールディングス(CPH)は、提案の発表を歓迎し、さらなる進展を待っていると述べた。
- 9.2%を保有する運用会社パーペチュアルは、より良い条件の提案が出なければ修正案を支持する方針を示した。ブラックストーンはコメントを控えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックストーン・グループは米国の投資ファンド運用会社。グローバルな代替資産運用および金融顧問サービスを提供する。代替資産運用事業ではプライベートエクイティファンド、不動産ファンド、ヘッジファンド、セカンダリーファンドなどを扱う。また、金融・戦略的顧問、企業再編・再構築顧問、キャピタルマーケットなどのサービスも手掛ける。*12
ボーイング【BA】
ボーイングが上昇 737MAXが中国で月内にも運航再開と報じられる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ボーイングが上昇しており、ダウ平均をサポートしている。
- 中国で運航停止となっている737MAX型機が、月内にも運航を再開する見通しだと伝わっている。
- ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
- 中国では墜落事故により2019年3月から同型機の運航停止措置が続いている。
- 中国の海南航空が今月9日に737MAXの準備飛行を行っており、数週間以内に運航を再開する兆しだという。
- 具体的な運航再開日は明らかにされておらず、春節(旧正月)の連休も迫っていることから、再開は遅れる可能性もあるとも伝えている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*13
レナー【LEN】
レナーが上昇 50%増配を発表
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 住宅建設のレナーが上昇。
- 前日引け後に四半期配当の50%増配を発表した。
- 次回の四半期配当を1株0.375ドルに引き上げ、年配当を従来の1ドルから1.50ドルに引き上げる。
- 1月27日時点の株主に対して、2月10日に実施する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■レナーは大手の住宅建築業者。住宅建設事業は一戸建て住宅、連棟式住宅を「レナー」のブランド名で建設、販売するほか、宅地の仕入れ、開発、販売を行う。フロリダ、カリフォルニア、テキサス、ニュージャージー、メリーランド、バージニア、アリゾナ、コロラドなどで事業を展開。住宅購入者に住宅ローンを提供するほか、権原保険と住宅購入契約手続きを手掛ける。*14
- S&P500構成銘柄
ヴァージン・ギャラクティック【SPCE】
こんなひどいチャートになってたんだねw
宇宙旅行どころか、海底に潜ってそう…
ヴァージン・ギャラクティックが大幅安 シニア転換社債を私募で発行
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 宇宙ロケット開発のヴァージン・ギャラクティックが大幅安。
- 2027年満期のシニア転換社債を4.25億ドル私募で発行したと発表した。
- アナリストからは、同社は潜在的な金利の不確実性に先立って、バランスシートを強化しようとしている可能性が高いとの声も聞かれる。
- 同アナリストは2024年まで増資は必要なかったと考えていたという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスは米国の航空宇宙事業持株会社。子会社を通じ、民間の個人や研究者のための有人宇宙飛行の商業化を目指す。数分間にわたる無重力体験と宇宙から見た地球の景観を含む特別な体験を顧客に提供するため、宇宙飛行システムの開発に注力する。本社所在地はニューメキシコ州ラスクルーセス。*15
- 宇宙関連銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
デルタ航空【DAL】
デルタ航空が決算受け上昇 感染の影響も第2四半期は黒字回復を見込む
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- デルタ航空が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想の範囲内となった。
- オミクロン株の感染拡大の影響で需要回復が60日間遅れていることも明らかにし、第1四半期については赤字の見通しを示した。
- ただ、株価は上昇して始まっている。
- 同社のバスティアンCEOはインタビューで、「弊社の運航は先週に安定し、休暇前のパフォーマンスに戻った。春と夏の旅行シーズンには自信を持っており、個人旅行と企業の出張の需要が大幅に増加している。2月21日のプレジデンツ・デー以降の予約パターンは非常に堅調だ」と述べた。
- 第1四半期については赤字を見込んでいるものの、第2四半期には黒字に戻るとしている。
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■デルタ航空は米国大手航空会社。アトランタを拠点とし、自社便および提携便を含め世界中へのネットワークで定期旅客便の運航と貨物輸送サービスを展開する。米国から中南米やカリブ海諸国へのアクセスも良好。同社はスカイチームの創立メンバーで、スカイチーム・アライアンスおよびコードシェア便を含み、世界の約100カ国、約500都市に運航する。*16
- S&P500構成銘柄
- 航空株ETF【JETS】
KBホーム【KBH】
KBホームが決算受け大幅高 22年度のガイダンス堅調
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- 住宅建設のKBホームが大幅高。
- 取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。
- 住宅の粗利益率も24.8%と予想を上回っている。
- 2022年度通期の住宅販売は72億ー76億ドル、平均販売額は48万ー49万ドルを見込んでいる。
- 粗利益率は25.4-26.2%を予想。
- 今回の決算を受けて目標株価を引き上げるアナリストも相次いだ。
- 22年度のガイダンスは堅調で、多くの面でポジティブな驚きがあったとしている。
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■KBホームは米国の大手住宅建築会社。住宅地域、都市近郊、複合用途開発地域の住宅建築に従事する。住宅の新規購入者、買換え購入者及び定年退職者を対象に、注文住宅や省エネ住宅等の一戸建て住宅、2戸連棟住宅、タウンハウス、コンドミニアムなど様々な住宅を提供。また、購入者に住宅ローンや各種保険などのサービスの提供も行う。本社はロサンゼルス。*17
まとめ
- 【主要指数】主要指数は全面安になり、特にハイテクを中心としたNASDAQは大きく下落しています。その中でも大型ハイテク企業のGAFAM関連の銘柄が売られており、FANG+指数は-3.72%と大幅下落となっています。12月の生産者物価指数が発表され伸びが市場予想を下回っています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は-0.76%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは少なく、航空はデルタ航空の決算が良かったこともあり上昇しています。また公益、生活必需品、資本財とオルエコ関連が若干ですが上昇しています。多くのセクターが下落しています。中でもグロース株関連がかなり下落しておりARKやフィンテック、クラウド関連は大きく下落しております。また半導体、一般消費財、ヘルスケア、旅行、クリエネ、エネルギー、素材関連も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体で-3.72%と大きく下落しています。10銘柄ともに下落し、特にテスラが-6.75%、エヌビディア-5.09%とひどい有様です。一番よかったAppleですら-1.90%とやられており大型テックには厳しい日となっています。
- 【予定】決算が始まり、前期の業績なども加味した株価の動きになり不安定な相場が続くことが予想されますのでご注意ください。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/map.ashx
*7:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*8:GoogleFinanceより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより