米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は大幅高となり、大幅な下落がつづいた先週から底打ちの期待が高まっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
【主要指数】
- 米国株市場は大幅高となり、大幅な下落がつづいた先週から底打ちの期待が高まっています。そんななかJPモルガン(+6.19%)が好業績などを発表し金融銘柄が市場を牽引していました。
- 日本に来ているバイデン大統領からも関税引き下げなどの発言も投資家のセンチメントの改善につながっています。
- またS&P500が先週末に最高値から20%下落し「弱気相場」入りしたものの昨晩は1.86%上昇しています。NASDAQも4日ぶりの反発をしています。
- 投資家の不安や恐怖を指数化したVIX指数は先週末の29.43から28.48ポイントへと下落しています。
- 債権は若干ですが利回りが上がっていましたが、株価には大した影響はありませんでした。
【大型&小型株】
- 大型のグロース株中心に買いが集まっていました。
- バリュー株も上昇している銘柄が目立っているものの全体で見ればグロース株が調子のいい日となっています。
【セクター考察】
- 多くのセクターが上昇していましたが、特に上昇したのが天然ガス関連銘柄(4.83%)です。また鉄鋼関連(+3.58%)や、レアメタル、エネルギーや農業関連も大きく上昇しています。
- さらにJPモルガンの好業績見通し発表で金融関連も2.95%と大きく上げています。
- 先週大きく売られた生活必需品関連も+2.04%と上昇しています。
- 一方で下落したセクターとしては、ARK関連とeコマース、住宅建設、SNS関連、仮想通貨関連などが若干ですが下落しています。
※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
【FANG+】
- FANG+は全体で+1.53%と上昇していました。8銘柄が上昇しており、特にアップルが4%、マイクロソフトが3.2%、グーグルが2.37%と好調でした。
- 下落したのはバイドゥが-0.38%とアマゾンが-0.03%と若干下げた程度でした。
【個別銘柄ニュース】
- テスラ、火曜日までに上海工場を閉鎖前の水準に戻す計画
- JPモルガン、22年純金利収入見通し引き上げ 株価急伸
- ブロードコム、VMウェア買収に向け協議
- スターバックス、ロシア撤退へ-ウクライナ侵攻受けブランド展開終了
- エアビー&ビーが中国の国内事業を閉鎖へ
- 滴滴、ニューヨーク証取からの上場廃止手続き開始へ-株主投票で決定
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年5月23日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年5月23日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、いい感じで上がってるね
- 米国株市場は大幅高となり、大幅な下落がつづいた先週から底打ちの期待が高まっています。そんななかJPモルガン(+6.19%)が好業績などを発表し金融銘柄が市場を牽引していました。
- 日本に来ているバイデン大統領からも関税引き下げなどの発言も投資家のセンチメントの改善につながっています。
- またS&P500が先週末に最高値から20%下落し「弱気相場」入りしたものの昨晩は1.86%上昇しています。NASDAQも4日ぶりの反発をしています。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
- 債権は若干ですが利回りが上がっていましたが、株価には大した影響はありませんでした。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)とVXNの動き(NASDAQ100)
恐怖指数は下がってるみたいだね!
- 投資家の不安や恐怖を指数化したVIX指数は先週末の29.43から28.48ポイントへと下落しています。
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500の大型株小型株とバリュー株グロース株
全体的にあがっています、特に大型のグロース株は好調でした。
小型株も上がっているものの大型株中心にお金が入ってたみたいだね
- 大型のグロース株中心に買いが集まっていました。
- バリュー株も上昇している銘柄が目立っているものの全体で見ればグロース株が調子のいい日となっています。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国はなんか微妙だね、NIOとか下がってるし…
インドは上がってるね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
多くのセクターが上昇していましたが、特に上昇したのが天然ガス関連銘柄(4.83%)です。また鉄鋼関連(+3.58%)や、レアメタル、エネルギーや農業関連も大きく上昇しています。さらにJPモルガンの好業績見通し発表で金融関連も2.95%と大きく上げています。先週大きく売られた生活必需品関連も+2.04%と上昇しています。
下落したセクター
一方で下落したセクターとしては、ARK関連とeコマース、住宅建設、SNS関連、仮想通貨関連などが若干ですが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
アップルが好調だったね!
アップルはなぜかアフターでは下落してるけどw
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
- FANG+は全体で+1.53%と上昇していました。8銘柄が上昇しており、特にアップルが4%、マイクロソフトが3.2%、グーグルが2.37%と好調でした。
- 下落したのはバイドゥが-0.38%とアマゾンが-0.03%と若干下げた程度でした。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、火曜日までに上海工場を閉鎖前の水準に戻す計画
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- テスラは火曜日までに上海工場の生産を閉鎖前の水準に戻す計画だと伝えている。これは直近の計画より1日遅い。計画の詳細を記したメモによると、同社は火曜日から上海工場で1日の電気自動車(EV)生産台数を2倍以上の2600台に増やす計画だという。
- テスラの週間生産台数は約1万6000台になる見通しだとしている。
- 上海のギガファクトリー3は生産を閉鎖前のレベルに戻すことが課題となっていた。
- 同社は2週間前、5月16日までにロックダウン前の生産水準に戻す予定だったが、その目標を1週間遅らせた格好。
- 同社および上海周辺の他のメーカーにとって、労働者不足、輸送障害、ワイヤーハーネスを含む部品の供給制限などが課題となっている。
- 同社は4月19日に部分的に生産を再開しているが、労働者を隔離する必要があった。
- 上海工場の操業停止は同社にとって大きな代償となっており、4月の中国での販売台数は1512台に留まり、3月の約6万5000台から大幅に減少している。
- 本日のIT・ハイテク株は買い戻しが膨らんでいるものの、同社株は軟調に推移している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*7-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
JPモルガン・チェース【JPM】
JPモルガン、22年純金利収入見通し引き上げ 株価急伸
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- 米金融大手JPモルガン・チェースは23日に開いた投資家向け説明会で、今年の純金利収入見通しを560億ドルに引き上げた。
- これを受けて株価は6.2%値上がりし、他の銀行株も連れ高となった。
- 純金利収入見通しは米連邦準備理事会(FRB)が年末までに政策金利を3%まで引き上げるとの前提を置いた。
- 融資が1桁台後半の伸びを記録し、証券投資が緩やかに増えるとも仮定した。同社はすでに、純金利収入見通しを1月時点の500億ドルから引き上げ、530億ドルより数十億ドル多い水準になるとしていた。
- また、有形自己資本利益率(ROTCE)の目標17%は、2022年に達成する可能性があるとした。
- MAIキャピタル・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、クリストファー・グリサンティ氏はJPモルガンの見通しによって、投資家が銀行株に過度に悲観的だったことが分かったと指摘。
- 「銀行業は総じてかなり良好で、信用懸念は少なくとも現状では低く、純金利マージンは依然として非常に健全だ。短期金利がまだそれほど上昇していないからだ」と指摘した。
- JPモルガンは22年の費用見通しを770億ドルで据え置いた。
- 技術関連費用は67億ドルと見込み、このうち投資銀行部門が占める割合は最大の31億ドルになるとした。
- 23年については投資支出の伸びが「緩やかになる」との見通しを示した。
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■JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは米国の大手金融持株会社。JPモルガン・チェース・バンクは米国23州で銀行業務に従事。チェース・バンクUSAはクレジットカード発行を手掛ける。非銀行系のJPモルガン・セキュリティーズは投資銀行、債券・株式業務を行う。米国外の約60カ国において金融事業を展開する。本社はニューヨーク。*8
ブロードコム【AVGO】
ブロードコム、VMウェア買収に向け協議
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- 米半導体メーカーのブロードコムは、クラウドサービスを提供するVMウェアの買収に向け協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
- 協議は継続中で、合意に至るかどうかは分からないという。
- ブロードコムは過去4年間にCAテクノロジーズとシマンテックのセキュリティー部門を買収しており、今回のVMウェア買収が実現すれば、半導体から法人向けソフトウエアへと一段と事業を多角化させることになる。
- ブロードコムとVMウェアは、コメントの要請に応じていない。
- 20日の終値時点でVMウェアの時価総額は403億ドルだった。
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■ブロードコムはシンガポールの半導体デバイス製造持株会社。主にアナログ半導体デバイスの開発者やサプライヤーに製品を提供する。主要市場はワイヤレス通信、有線インフラストラクチャーなど。同社アプリケーションは、スマートフォン、データネットワーキングおよび通信機器、エンタープライズ・ストレージおよびサーバ、ファクトリ・オートメーション、産業用設備に使用される。*9
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
スターバックス【SBUX】
スターバックス、ロシア撤退へ-ウクライナ侵攻受けブランド展開終了
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- 米スターバックスはロシア事業から撤退する。
- ロシアでのブランド展開に終止符を打つ決定で、約2000人の現地従業員には6カ月分の賃金支払いと転職支援を行うと、従業員に23日通知した。
- ロシアのウクライナ侵攻を受けた企業撤退の最新例となる。
- 同社はロシアで展開する全130店舗を直ちに一時閉鎖することでライセンス契約先企業と合意したと、3月に発表していた。
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■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
エアビーアンドビー(Airbnb)【ABNB】
エアビー&ビーが中国の国内事業を閉鎖へ
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- 民泊を中心とした旅行サイト運営のエアビー&ビーが中国国内の事業を閉鎖すると伝わった。米CNBCが関係者の話として伝えた。
- 中国本土のリスティング(住宅や体験)は今夏までにすべて撤去されるが、今後も北京のオフィスは継続し、アウトバウンドに注力するという。
- 同社は2016年に中国本土での事業を正式に開始し、中国国内のライバルとの競争激化に直面してきた。
- ここ数年、同社の中国での宿泊は売上高の約1%に留まっている。株価は一旦売りが強まったものの、直ぐに戻している。
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■エアビーアンドビーは米国大手の民泊仲介サイト運営企業。主にバケーションレンタルなど宿泊施設や民宿の仲介サービスやトラベル情報を提供する。ホストとのメッセージおよび決済システムや、ゲストによるレビューやレーティングを提供する。宿泊施設の選択の幅を広げ、世界各地でサービスを展開する。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*11
ディディ(滴滴出行)【DIDI】
滴滴、ニューヨーク証取からの上場廃止手続き開始へ-株主投票で決定
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
中国の配車サービス会社、滴滴グローバルはニューヨーク証券取引所(NYSE)に対し、上場廃止手続きの開始を決定したと通知した。臨時株主総会での承認を受けたもので、6月2日以降に上場廃止に必要な書類を提出する見通し。上場廃止の是非を問う株主投票では賛成が多数を占めた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ディディ・グローバルは中国の配車サービス企業。モバイルアプリを介し、タクシーや自家用車の配車、ライドシェア、自動車シェアなどのオンデマンド自動車サービスを提供。 また、モビリティエコシステム内のドライバー、乗客、パートナーに保険やクレジットローン、支払いソリューションなどのサービスも提供。本社所在地は北京。*12
- 中国銘柄
まとめ
【主要指数】
- 米国株市場は大幅高となり、大幅な下落がつづいた先週から底打ちの期待が高まっています。そんななかJPモルガン(+6.19%)が好業績などを発表し金融銘柄が市場を牽引していました。
- 日本に来ているバイデン大統領からも関税引き下げなどの発言も投資家のセンチメントの改善につながっています。
- またS&P500が先週末に最高値から20%下落し「弱気相場」入りしたものの昨晩は1.86%上昇しています。NASDAQも4日ぶりの反発をしています。
- 投資家の不安や恐怖を指数化したVIX指数は先週末の29.43から28.48ポイントへと下落しています。
- 債権は若干ですが利回りが上がっていましたが、株価には大した影響はありませんでした。
【大型&小型株】
- 大型のグロース株中心に買いが集まっていました。
- バリュー株も上昇している銘柄が目立っているものの全体で見ればグロース株が調子のいい日となっています。
【セクター考察】
- 多くのセクターが上昇していましたが、特に上昇したのが天然ガス関連銘柄(4.83%)です。また鉄鋼関連(+3.58%)や、レアメタル、エネルギーや農業関連も大きく上昇しています。
- さらにJPモルガンの好業績見通し発表で金融関連も2.95%と大きく上げています。
- 先週大きく売られた生活必需品関連も+2.04%と上昇しています。
- 一方で下落したセクターとしては、ARK関連とeコマース、住宅建設、SNS関連、仮想通貨関連などが若干ですが下落しています。
※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
【FANG+】
- FANG+は全体で+1.53%と上昇していました。8銘柄が上昇しており、特にアップルが4%、マイクロソフトが3.2%、グーグルが2.37%と好調でした。
- 下落したのはバイドゥが-0.38%とアマゾンが-0.03%と若干下げた程度でした。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより