この記事では、個人型確定拠出年金、通称イデコ(以下iDeCo)で老後資金を積み立て資産がどのように変わってくるのか様子をお伝えする記事になります。
2021年12月末から始まった下落相場も5月下旬(現在)まで続いており株式相場にとっては非常に厳しい2022年となっています。
主な原因はFRBによる、金融緩和の縮小及び、公的金利の利上げ、さらにはロシア軍がウクライナへの侵攻という状況が重なり不安定な相場になっているためです。
マイナス材料が多い5月だったね!
自動積立だし、今後もこういう月があると思うし気にせずやっていくよ。
iDeCoって何?おいしいの?って思った人はまずiDeCoの知識をつけてから読んでいただけるとより面白い内容になっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
- 2021年4月にスタートしたiDeCo
- iDeCo「NASDAQ」の今月の考察
- 今月のiDeCoの結果
- 「iDeCo」について
- iDeCoは年金の運用を自分で選択!私は「NASDAQ100」へ全力投球
- iDeCoは始まるまでに時間がかかる
- まとめ
2021年4月にスタートしたiDeCo
現在の状況はこの様になっています。
- 積立金額は月に12,000円
- 投資商品は「iFreeNASDAQ100」
- 2021年4月にスタート(口座開設から運用まで3ヶ月くらいかかりました)
レバレッジのかかったNASDAQ100にも投資しています。
レバナスについてはこちらの記事から。
iDeCo「NASDAQ」の今月の考察
60歳からじゃないと引き下ろせないので考察しても仕方ないとは思うのですが、商品の配分や金額の変更などは可能ですので、NASDAQを中心に市況と見通しについて考えていきます。
2022年はNASDAQにとっても厳しい状況が続くかも・・・
冒頭にもお伝えしたように、株式市場には逆風が続いている今年から5月になっていますが、2022年の見通しとしても非常に厳しい状況が続くのではないかと考えています。
直近のマイナス材料としても、これまでのFRBによる量的緩和の縮小、さらに過熱気味のインフレ抑制のための「利上げ」、そしてロシアによるウクライナ侵攻といった様々な大きなマイナス要因が目立つ5月となっています。
さらに、量的緩和の終了に加えて利上げがこの4月から順次行われていく予定でもあるため金利に弱いハイテクグロース株にとっては非常に厳しい1年となりそうです。
1年のチャートになりますが、ご覧の通り、12月につけた高値からズルズルと落ちていっており、1月になり急落しているのがわかります。
さらに2月、3月も回復の兆しが見えていない状況で、チャート的にも調整局面を迎えていることがわかります。
これから実際に、利上げや量的緩和の終了という株式市場にとって厳しいイベントが待ち受けています。
とはいえ、そういった利上げ、量的緩和の縮小に対して織り込んでいるという見方もできますが、2022年は2021年のように簡単な右肩上がりとは行かない模様です。
ただ、iDeCoの場合は1年単位や1ヶ月単位で下落局面はむしろ歓迎すべき状況です。
これから30年近く積み立てていくもののため安値はむしろ「買い場」となり平均取得単価を下げてくれる絶好のタイミングともいえます。
どのみち、60歳まで引き下ろすつもりもないし、引き出せないシステムになっていますので早期の下落相場は歓迎すべきなのかもしれません。
いずれにせよ、不景気や逆風の場面はこれからも何度もあるといえるでしょうが、愚直に積み立てるのみです。
ハイテクの未来は明るく、これからハイテクなしでは生活や世界は成り立っていかないと考えるからです。そうした最先端のハイテク企業の指数であるNASDAQ100に対しては私の考えはゆるぎません。
こうした日々の動きやニュースに関しては、米国株のデイリー記事にて紹介していますのでよかったら1日の日課として見ていただけると嬉しいです。
NASDAQ100への信頼はゆるがない
5G、AI、遠隔医療、電気自動車、クリーンエネルギーなど今後はますます世界がハイテク化されていきます。
その中心プレイヤーはもちろんそれを手掛ける企業です。
その成長の恩恵を最大限受けるためにも、これからもNASDAQ100に愚直に積立を行っていきたいと思います。
NASDAQ100とは:…(クリックで下に詳細を表示します)
- NASDAQ100というのは、簡単に言えばアメリカのハイテク企業が多く上場している市場(NASDAQ)の時価総額などのランキングトップ100社の指数です。(金融系企業などは除外)
- 有名企業で言えば、マイクロソフトやアップル、グーグル、アマゾン、フェイスブック、テスラなどがNASDAQ100に入っています。
- 詳しくはこちらの記事で解説しています。
私はiDeCoとは別に通常のNISAなどで、NASDAQ100インデックスに対して2倍のレバレッジを効かせた投資先通称「レバナス」にも投資しています。
レバナスに関しても否定的な意見がある一方でNASDAQ100銘柄の将来性に対して肯定的な意見もありますので、しっかりと吟味した上で投資しましょう。
投資はあくまでも自己責任ですので。
今月のiDeCoの結果
さて、前置きが長くなりましたが今月のiDeCoの結果をお伝えしていきます。
今月は積立金額は150,854円とトータルリターンが、-7.40%でした。
前月の12ヶ月目の状況として162,909円となっていました。
前月はどうにか+0.32%とかろうじてプラスだったもののついに1年積みたててきたNASDAQ100がマイナスに転じています。
下落時に多く買い付けてくれるということもあり、iDeCoをスタートしてまだ1年目の段階で買い場が来てくれていることをポジティブに受け止めています。
下がったときには多く買って、上がったときには少量を買うというドルコスト平均法ができてるね。
ちなみに、マネーフォワードではiDeCoを連携できるので毎日推移を確認することもできます。
NASDAQ100のようなインデックス投資に長期的な積立を行うことによって「平均的なパフォーマンス」に加えて「高値づかみ」などのリスクも抑えることができるので積立投資を行う際は「下がったときにやめてしまう」という愚策は行わないようにしましょう。
iDeCoについて詳しく下記で述べますが、当ブログでは投資初心者の人にはまずインデックスファンドへの積立投資をおすすめしています。
積立とうしで、複利を狙いながら投資に慣れて、個別株などに投資していくという順番のほうが投資がスムーズに行えると思います。
「iDeCo」について
iDeCoについてざっくりいうと、「個人型の年金」です。
私的年金ですので加入は「任意」となっています。
ただ長期投資や老後資金を考えている人にはお得な制度として税制優遇や控除などもあります。
一方デメリットがあるとすれば、60歳以上になるまでは原則としては引き出す事ができないので注意が必要です。
iDeCoは自分で運用する投資信託を選択、税制優遇があるが60歳まで引き出すことができないという3点を抑えておきたらいいかな
iDeCoの制度は実は2001年から始まっていましたがiDeCoという愛称がつけられたのは2016年です。 それまでは、個人型確定拠出年金や、日本版401kと呼ばれていました。
割と歴史ある制度なのね
ちなみに、「個人型確定拠出年金」を英語にすると、 「individual-type Defined Contribution pension plan」となり、頭文字などをとってiDeCoとなったといいます。
iDeCoについて詳しくはこちらの記事で解説していますので、良かったら読んでみてくださいね。
iDeCoは年金の運用を自分で選択!私は「NASDAQ100」へ全力投球
iDeCoは証券会社が準備した投資信託に対して自分で選択ができます。
証券会社は35種類のiDeCo商品を準備することができます。
証券会社によって、iDeCo商品は違っていますし、口座の管理手数料なども変わってきます。
さらにiDeCoの投資は1種類ではなく、配分を決めることができるのでリスクや将来性を鑑みて債権に50%、株に50%などとすることもできます。
ちなみに、私はアメリカ市場のハイテク企業が多く上場している「NASDAQ市場」の厳選された100社「NASDAQ100」に100%投資しています。
過去に、一応シミュレーションしているので、そちらの記事も参考にしてみてください。
人気の証券会社としては、iDeCoの品揃えが多いSBI証券や、もともとポイントなどで投資をしていた楽天証券などが人気です。
(ポイントではiDeCoは投資できません)
また投資信託の商品が多く、現在唯一、iDeCoのNASDAQ100の投資信託をラインナップにいれているのがマネックス証券となります。
楽天証券や、SBI証券とならびネット証券御三家は口座管理手数料は最安値クラスですのでおすすめです。
また、町中にある市中銀行や証券会社でもiDeCoは始めることができますし、気軽に相談できますが取り揃えている投資信託が非常に少なく、選択肢の幅もないので町中の市中銀行、証券会社はおすすめできません。
iDeCoは始まるまでに時間がかかる
iDeCoは年金ですので、始めるまでに非常に時間がかかりました。
資料請求から、資料を返送し、実際に入金されるまでに感覚として3ヶ月位かかった印象です。
資金に余裕があり、60歳までお金を降ろさなくてもいいという人は、当然のことながら「運用期間は長いほうがいい」ので早くスタートすることをおすすめします。
ちなみに、iDeCoのシュミレーションを行った記事はこちらになりますので参考に読んでみてください。
まとめ
iDeCoに積立投資して順調に資産が増えていくことは非常に嬉しいことです。
ただiDeCoとは長期的な目線で付き合っていくため多少の値下がりは歓迎です。
結果として大きく上がってくれることを信じて疑っていないので値下がりこそ買付数が増えるのでチャンスとも言えるからです。
今後もiDeCoの様子を不定期ではありますがまとめていきたいと思っています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)