米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
ダウは5日連続の下落となり、S&P500とNASDAQも下落しています。オープン前に発表された4月の消費者物価指数(CPI)が予想より強い結果となりインフレが弱回っていないことが市場に不安を与えています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
【主要指数】
- ダウは5日連続の下落となり、S&P500とNASDAQも下落しています。オープン前に発表された4月の消費者物価指数(CPI)が予想より強い結果となりインフレが弱回っていないことが市場に不安を与えています。
- ダウは5日連続の下落となって年初来安値を更新し、S&P500も-1.65%と下がり、52週安値を更新しています。ハイテク中心のNASDAQ総合も-3.18%と下落しており、FRBのさらなる金融引締に警戒感が強まっている形になっています。
【大型&小型株】【グロース&バリュー】
- 大型銘柄が売られていたというよりは、グロース銘柄が基本的に売られていました。バリュー銘柄はグロース銘柄に比べて比較的下落率が低かった1日となっています。
【セクター考察】
- 上昇したセクターは非常に少なかったです。原油や素材価格があがっておりそれに付随した銘柄は好調でした。特にエネルギー銘柄は大きく上昇を続けています。また公益やリチウム・バッテリー関連銘柄も上がっています。
- 一方でほとんどのセクターが下落しています。特にARK関連や仮想通貨関連は非常に大きく下落しています。またフィンテック、一般消費財、クラウド関連などハイテクを中心に売られています。半導体、クリエネ、航空、通信なども下落しています。
- ※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
【FANG+】
- FANG+は-4.17%と大きく下落しています。10銘柄すべてが下落しており、特にテスラ-8%、ネトフリが-6.3%、エヌビディア、アップルが-5%以上下落しています。大型テックは終始売られる展開が続き非常に厳しい状況が続いています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年5月11日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年5月11日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、NASDAQ中心に下落してる感じだね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-1.58%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
4月CPI8.3%上昇 8カ月ぶり鈍化も高水準 家賃・航空賃値上がり
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が11日に発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比8.3%上昇となった。
- エネルギー価格の高騰が一服したことで、1981年12月以来の高水準だった3月の8.5%から減速した。
- 減速は昨年8月以来初めて。インフレはピークを付けた可能性があるものの、7カ月連続で6%を上回っており、連邦準備理事会(FRB)は当面、金融引き締めを継続するとみられる。
- 前月比では0.3%上昇と、伸びは昨年8月以来最小。
- 3月は1.2%上昇と、2005年9月以来の大幅な伸びを記録していた。市場予想は前年同月比が8.1%上昇、前月比が0.2%上昇だった。
- 変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前年同月比6.2%上昇。
- 82年8月以来の大幅な伸びとなった前月(6.5%上昇)から減速した。
- 前月比では0.6%上昇。3月は0.3%上昇だった。
- FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「高インフレとの闘いはまだ終わっていないが、状況は悪化しておらず、市場に一定の安心感を与える」と指摘。
- 「FRBは6、7月の2回の会合で50ベーシスポイント(bp)利上げする計画を維持できる。インフレ対応に向けそれ以上迅速に動く根拠はない」と述べた。
- 項目別では、ガソリン価格が前月比6.1%下落。3月は18.3%上昇していた。
- ただ、ガソリン小売価格は週初から再び上昇に転じており、今回の下落は一時的なものにとどまる見通し。
- 食品は前月比0.9%上昇した。食品は幅広い分野で上昇し、乳製品関連では2.5%急騰と、07年7月以来の高い伸びとなった。
- 帰属家賃は前月比0.5%上昇と、伸びは06年6月以来最大となった。
- 需要がモノからサービスにシフトしていることが、インフレの伸び鈍化に幾分寄与したとみられる。
- しかし、夏にかけて拡大が見込まれる航空旅行やホテルなどのサービスへの需要や労働力不足が、インフレを押し上げる可能性がある。
- 航空運賃は前月比18.6%上昇と、過去最大の伸びを記録。
- 新車は前月比1.1%上昇し、宿泊やレジャー、家具、医療費も上昇した。
- コアのサービス価格は0.7%上昇し、90年8月以来の大幅な伸びとなった。
- エコノミストは、人件費急拡大が消費者に転嫁されていることが浮き彫りになったと指摘する。
- シティグループのエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「サービス価格の一段の上昇を受け、FRBが賃金と物価の上昇スパイラルを否定することは難しくなるだろう」と述べた。
- 一方、衣料品は前月比0.8%下落と、7カ月ぶりに下落し、20年5月以来の大幅な下げとなった。
- 通信も3カ月連続で下落、中古車・トラックも0.4%下落した。
アメリカ・CPI 消費者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 消費者物価指数(CPI)は労働省が毎月発表しており、消費者が購入する商品とサービスの価格変動を測定します。
- 米国における購買傾向の変動およびインフレを測定する重要な手段であり、金融政策を決定する上で参考にする重要指標でです。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈されます。(investing.com))
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
CPIが発表された21時半に急激に債権があがったのですがその後は下落しています。
長期国債の10債利回りに至っては下落していますが、ハイテク株は売られています。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)とVXNの動き(NASDAQ100)
恐怖指数はさがってるけど、NASDAQに関しては上がってるね…
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500の大型株小型株とバリュー株グロース株
全体的に大きく下落しています、特にグロース株は大きく売られていました。
小型はまだましだけど、大型のグロースはほんと多く売られてるね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国は一時好調な時間帯もあったのにね。
結局は下落なんだね…。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは非常に少なかったです。原油や素材価格があがっておりそれに付随した銘柄は好調でした。特にエネルギー銘柄は大きく上昇を続けています。また公益やリチウム・バッテリー関連銘柄も上がっています。
下落したセクター
一方でほとんどのセクターが下落しています。特にARK関連や仮想通貨関連は非常に大きく下落しています。またフィンテック、一般消費財、クラウド関連などハイテクを中心に売られています。半導体、クリエネ、航空、通信なども下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
- FANG+は-4.17%と大きく下落しています。
- 10銘柄すべてが下落しており、特にテスラ-8%、ネトフリが-6.3%、エヌビディア、アップルが-5%以上下落しています。
- 大型テックは終始売られる展開が続き非常に厳しい状況が続いています。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
Google、スマートウオッチに参入 Pixel Watch今秋発売
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米グーグルは11日、スマートウオッチなどと呼ぶ腕時計型端末の販売に乗り出すと発表した。
- 「Google Pixel Watch」を今秋に発売する。同市場では2015年に「Apple Watch」を発売した米アップルが先行しているが、強みを持つ人工知能(AI)などを活用してコンピューターの新たな使い方を提案する。
- 同日に開いた開発者会議「グーグルI/O」で発表した。
- Pixel Watchは同社が開発し、韓国サムスン電子などで採用実績のある基本ソフト(OS)「Wear OS」を搭載する。
- 21年に買収したウエアラブル機器メーカー、米フィットビットの技術も活用する。
- 音声AIサービスやナビゲーションシステム、店舗での電子決済サービスなどの利用が可能で、「Google Play」からアプリを取り込んで使うこともできる。グーグルのOS、アンドロイドを搭載したスマートフォンと組み合わせて利用するほか、携帯通信機能を組み込み単独で使える製品もそろえる。
- 価格は明らかにしていない。 グーグルはインターネット検索サービスが主力で、アンドロイドを世界のスマホメーカーに無償提供して検索のサービスの利用を増やしてきた。
- ただ、技術の高度化を背景にソフトとハードウエアを連携させる必要性が高まっていることから、独自開発したスマホなどの機器を拡充してきた経緯がある。
- 独自ブランドであるピクセルの展開を13年に始め、現在はスマホやワイヤレスイヤホンといった製品を扱っている。
- 開発者会議でリック・オステロー上級副社長はスマートウオッチの追加について「ピクセルシリーズの拡張の自然な方向性だ」と述べ、複数の機器を組み合わせて利便性を高める戦略を加速する方針を示した。
- こうした取り組みではアップルが先行していた。香港の調査会社、カウンターポイントリサーチによると、21年のスマートウオッチの世界出荷台数は1億3200万台だった。
- 過去4年間の年平均成長率は18%に達している。
- 21年の世界シェアはアップルが首位で30%を確保した。
- 2位以下にはサムスン、中国の華為技術(ファーウェイ)が続いている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*6
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
コインベース・グローバル【COIN】
コインベースCEO「破綻のリスクない」-ブラックスワンには備え
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者コインベース・グローバルのブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)は、同社に「破綻のリスクはない」と言明。
- その上で、「ブラックスワン」の事象発生に備えた対応策について説明した。
- コインベースが10日遅くに届け出た資料には、第三者向けに暗号資産を保有する上場企業に対し、米証券取引委員会(SEC)が最近課した必須要件に基づく「新たなリスク要因」が含まれていた。
- 届け出で同社は、「カストディーとして保管される暗号資産は破綻が起きた場合に破産財団に属するとみなされる可能性がある。
- そのため、われわれが顧客に代わって保管している暗号資産は破産手続きの影響を受ける恐れがあり、そうした顧客は当社の無担保債権者として扱われる可能性がある」と記した。
- アームストロングCEOは10日遅くのツイートで、リテール顧客が機関投資家向けサービス「プライム」などの顧客と同等の保護を確実に受けられるよう追加の対策を講じると説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コインベース・グローバルは米国の仮想通貨取引所の運営会社。エンドツーエンドの金融インフラストラクチャとテクノロジーのプロバイダとして、ビットコイン等の仮想通貨取引のプラットフォームを構築し、世界中のインターネットユーザーや企業や機関、および小売ユーザーなどに簡単かつ安全な暗号資産へのアクセスを提供。*7
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ウォルト・ディズニー【DIS】
ディズニー、動画配信サービス加入者が予想以上-見通しは軟調
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- 米ウォルト・ディズニーの1-3月(第2四半期)の主力動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」加入者数は、アナリスト予想を上回った。
- しかし、加入者数の伸びに軟調な見通しを示すとともに、映画・テレビ番組向けの支出を減らす方針を明らかにした。
- ボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)は11日、決算発表後の投資家との電話会見で、コンテンツ支出を「非常に慎重に注視している」と発言。
- 同社は2022年の映画・テレビ向け支出見通しを10億ドル(約1300億円)引き下げて320億ドルとした。
- この日発表した決算でディズニープラスの加入者数が市場予想を上回ったことで、株価はいったん上昇していた。
- 1-3月のディズニープラス加入者数は全世界で1億3770万人と、前年同期比33%増えた。
- 伸びは昨年10-12月(第1四半期)を下回ったが、市場予想(1億3440万人)を上回った。
- ただ、経営陣が下期の成長ペースが従来予想ほどにはならない可能性に言及したことから、株価は下落に転じて一時4.8%下げた。
- ネットフリックスが先月発表した1-3月の会員数が予想に反して減少したことなどから、投資家は成長鈍化を予想していた。
- ディズニーの他の動画配信サービス「Hulu(フールー)」と「ESPN+」の加入者数はそれぞれ4560万人、2230万人だった。
- 1-3月の1株利益は1.08ドルに増えたが、海外市場での納税額急増などでアナリスト予想平均の1.17ドルに届かなかった。
- 売上高は192億ドルに拡大したが、これも市場予想(201億ドル)を下回った。
- 自社の動画配信事業に集中する状況の中で、10億ドルのライセンス収入を失った。
- テーマパークは予想通り堅調で、リゾート部門の利益は17億6000万ドル。前年同期は赤字だった。
- 同社のホテルやテーマパークの利用が大きく回復した。ディズニー幹部は電話会見で、今四半期末までに53の新市場にディズニープラスを投入する計画だと述べたが、ポーランドなど一部の国・地域はウクライナでの戦争の影響が出ていると説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルト・ディズニーは米国の総合エンターテインメント企業。メディア部門ではABCテレビとその他8局に加え、「ESPN」、「ABCファミリー」などのケーブルチャンネル、ESPNラジオネットワーク、ラジオ局35局を運営。リゾート部門はフロリダ州で「ディズニー・ワールド」、カリフォルニア州で「ディズニー・リゾート」を所有。劇場映画やDVDの制作も行う。*8
アファーム【AFRM】
アファームが下落 アナリストが投資判断を「中立」でカバレッジ開始
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- eコマースの後払い決済システムを手掛けるアファームが下落。
- アナリストが投資判断を「中立」でカバレッジを開始した。
- 目標株価は30ドル。
- 後払い決済は力強い成長を遂げているが、今後、競争激化に直面する可能性に言及。
- 同社はスポティファイやアマゾンといった大手eコマースとの提携をテコに高成長が続くと予想される。
- しかし、競争激化の脅威、価格圧力、ライバルの市場参入への懸念から、アナリストは強気の見方をしていないという。
- 「後払い決済への各企業の投資は過剰ぎみであり、最終的には大手以外は全て無くなるだろう。そのような中で、同社は強力な技術力とeコマース最大手2社との契約を持っている。しかし、同社と他の中規模プレーヤーとの違いに新鮮味が無くなることを恐れている」とも付け加えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アファーム・ホールディングスは米国のフィンテック企業。主にオンラインやモバイルでのEコマースにおける後払いサービスを提供する。若年層にユーザーが多く、商品の購入時点で融資を申し込み、後払いや分割払いの支払いを簡潔で透明性のあるプロセスにする。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*9
- ペイパルマフィア銘柄
- フィンテック銘柄
- バイナウペイレイター銘柄
ユニティ・ソフトウェア【U】
ユニティ・ソフトウェアが決算受け大幅安 ガイダンスを嫌気
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- 3Dゲーム開発のユニティ・ソフトウェア<U>が大幅安。
- 引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字および売上高も予想範囲内となった。
- ただ、市場はガイダンスを嫌気しており、通期、第2四半期とも予想を下回る売上高見通しを示している。
- アナリストからは、「今回の弱い見通しは一時的なデータ・エンジニアリングの問題を反映したもので、今後数四半期で解決されるはず。第4四半期初めには問題は解決し、年30%超の成長軌道を取り戻すはずだ」という。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ユニティ・ソフトウェアは米国のソフトウェア企業。双方向のリアルタイム3Dコンテンツの制作・運用のためのプラットフォームを開発する。携帯電話、タブレット、PC、コンソール、拡張現実・仮想現実デバイス向けの包括的なソフトウェアソリューションを提供。ゲーム開発、映画製作、自動車設計、建築設計、その他の分野で利用される。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*10
ウェンディーズ【WEN】
ウェンディーズが決算受け下落 サプライチェーンや人件費の悪影響
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ファストフードのウェンディーズが下落。
- 取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益、売上高とも予想を下回った。
- 同社はサプライチェーンや人件費のコスト高の悪影響を見込んでいると語った。
- なお、四半期配当は1株0.125ドルを維持。5月31日時点の株主に6月15日に支払われる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウェンディーズは、米国のレストラン事業持株会社。子会社を通じて、北米を中心に27の国と地域において、「ウェンディーズ」のブランドでレストランのフランチャイズ事業を展開。レストランでは、ハンバーガー、チキンフィレサンドイッチ、チキンナゲット、チリフレンチフライ、ベイクドポテト、サラダ、ソフトドリンクなどを提供する。*11
ロブロックス【RBLX】
ロブロックスは低調な決算も買い戻し強まる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- オンラインゲームのロブロックスが前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益が予想以上の赤字となったほか、ブッキング(繰り延べ分などを加えた調整後の売上高)も予想を下回った。
- 1日アクティブユーザー数は予想範囲内。プレイヤーがプラットフォームに費やす時間がパンデミック時よりも伸びが緩やかになっている。
- 同社は声明で「第1四半期および4月の米国とカナダでの前年比でのアクティブユーザー当たりの利用時間数が減少した」と述べた。
- アナリストからは、「低調なブッキングは米国外に拡大するユーザー層による1ユーザー当たり平均売上高(ARPU)の低下が原因で、収益化に若干の圧力がかかっていることを示唆している」との評価が聞かれたほか、「今回の低調な決算は予想以上に人件費、トラスト&セーフティ費用といったインフラ費用の上昇によってもたらされた」との指摘も出ていた。
- 4月のトレンドからすると、ユーザー数、エンゲージメントともに見通しが下方修正される可能性があるという。
- ただ、株価は取引開始直後こそ売りが先行したものの、売り一巡後は逆に買い戻しが強まっている。
- 決算を警戒して前日まで急速に4日続落しており、悪材料出尽くし感が出ている模様。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロブロックスは米国のソフトウェア企業。オンラインゲーム・プラットフォームの運営およびゲーム制作システムを開発する。ユーザーである開発者やクリエイターが独自のゲームを作成できるデザインツール「Roblox Studio」を開発。また、その他のユーザーが作成されたゲームをプレイできるプラットフォームを提供する。ゲーム内通貨による収益は開発者と同社で分割される。*12
まとめ
【主要指数】
- ダウは5日連続の下落となり、S&P500とNASDAQも下落しています。オープン前に発表された4月の消費者物価指数(CPI)が予想より強い結果となりインフレが弱回っていないことが市場に不安を与えています。
- ダウは5日連続の下落となって年初来安値を更新し、S&P500も-1.65%と下がり、52週安値を更新しています。ハイテク中心のNASDAQ総合も-3.18%と下落しており、FRBのさらなる金融引締に警戒感が強まっている形になっています。
【大型&小型株】【グロース&バリュー】
- 大型銘柄が売られていたというよりは、グロース銘柄が基本的に売られていました。バリュー銘柄はグロース銘柄に比べて比較的下落率が低かった1日となっています。
【セクター考察】
- 上昇したセクターは非常に少なかったです。原油や素材価格があがっておりそれに付随した銘柄は好調でした。特にエネルギー銘柄は大きく上昇を続けています。また公益やリチウム・バッテリー関連銘柄も上がっています。
- 一方でほとんどのセクターが下落しています。特にARK関連や仮想通貨関連は非常に大きく下落しています。またフィンテック、一般消費財、クラウド関連などハイテクを中心に売られています。半導体、クリエネ、航空、通信なども下落しています。
- ※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
【FANG+】
- FANG+は-4.17%と大きく下落しています。10銘柄すべてが下落しており、特にテスラ-8%、ネトフリが-6.3%、エヌビディア、アップルが-5%以上下落しています。大型テックは終始売られる展開が続き非常に厳しい状況が続いています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:ヤフーファイナンスより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより