米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は大幅安となり反落しています。金利の上昇やゴールドマンサックスの決算が予想を下回りました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要3指数ともに大きく下落しています。大きな要因としては金利の上昇に含めてダウ銘柄でもあるゴールドマンサックスの予想を下回る決算発表でした。金融関連はGSの決算の影響もあり金利の上昇にも関わらず連れやすとなっています。またMicrosoftがゲーム会社のアクティビジョン・ブリザードを7.9兆円で買収を発表し25%上昇しています。
- 【小型株】小型株も大きく売られており、-3.06%下落しています。
- 【個人成績】-0.45%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利は1.875%となっており、前日比では3%以上上昇しています。
- 【セクター】上昇した銘柄は、エネルギー関連のみでした。ほとんどのセクターが大きく下落しています。特に半導体、スポーツベッティング、ハイテク関連を中心に、クリエネ、旅行、金融、一般消費財、ヘルスケア、通信、生活必需品、素材などエネルギー関連以外と一部の銘柄以外は厳しい日となっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-2.44%と10銘柄すべて下落しています。寄り付きから厳しい展開で、メタ(Facebook)が-4.14%、エヌビディアが-3.86%と大きく下げており、一番下落幅が小さかったのがバイドゥの-1.03%となっていました。
- 【予定】決算としては、バンカメ、モルガン・スタンレー、P&Gなどが今晩あります。来週にはFOMCもありますので金利の動向を含めて注目です。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月18日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月18日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、大幅に下落してるって感じだね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-0.45%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
ニューヨーク連銀製造業景気指数
NY連銀製造業景況指数、1月は急低下-オミクロン株の影響示唆
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から大幅に低下した。受注と出荷の指数がいずれも急激に落ち込み、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大で活動が抑制されたことを示唆した。
- 今回の調査期間は1月3-10日で、新型コロナ感染が増えていた時期に当たる。同景況指数の32.6ポイントの低下幅は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が始まった直後の2020年4月以来の大きさ。新規受注の指数は32.1ポイント下げて、マイナス5。
- 出荷の指数は26.1ポイント低下して1となった。
- 入荷遅延の指数はわずかに低下。
- 週平均就業時間と雇用者数の指数も拡大ペースが鈍化した。
- 今回の統計ではまた、インフレが今年も根強く高止まりする可能性を示唆。
- 仕入価格と販売価格の指数はいずれも低下したが、6カ月先の両価格の見通しを示す指数はともに統計開始以来の最高水準に上昇した。
- 6カ月先の景況見通し指数は35.1と、堅調な水準を維持。
- 新規受注見通しの伸びを反映した。
ニューヨーク連銀製造業景気指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数は、ニューヨーク州の約200の製造業者を対象にした調査により製造業部門の景況感を測定してます。
- 新規受注、在庫、設備投資など11の項目でも確認できます。
- 0を上回る数値は景況感の改善を示しますが、0を下回る数値は景況感の悪化を示します。
- フィラデルフィア連銀製造業景気指数やISM製造業購買担当者景気指数に先んじて発表されるため速報性が高いです。
- 予想より高い数値は米ドルにとって買い材料であるとされますが、予想より低い数値は米ドルにとって売り材料であると解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に下落している中で特にグロース株の下落がひどいね。
バリュー銘柄もいいところがなかったね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全体的に下がってるね、一部上がってる銘柄もあるけど厳しい感じだね。
半導体もひどくやられてる。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
上昇した銘柄が少なすぎる…
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇した銘柄は、エネルギー関連のみでした。
下落したセクター
ほとんどのセクターが大きく下落しています。特に半導体、スポーツベッティング、ハイテク関連を中心に、クリエネ、旅行、金融、一般消費財、ヘルスケア、通信、生活必需品、素材などエネルギー関連以外と一部の銘柄以外は厳しい日となっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、蘭のアップストアで外部決済容認 当局は対応精査
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは17日までに、出会い系アプリの開発業者に対し、オランダの「アップストア」限定で、外部決済サービスの利用を認める方針を表明した。
- オランダ競争当局の消費者・市場庁(ACM)の懸念に対応したものだが、ACMはこの変更が競争ルールを満たすものかどうか精査すると明らかにした。
- ACMは昨年12月、アップルが市場での支配的な地位を乱用し、出会い系アプリ「ティンダー」を運営するマッチ・グループなどに対しアップルの決済サービスのみの利用を求めているとして、今月15日までの是正を要求。
- 罰金を課す可能性を示していた。アップルはACMの判断に不服を申し立てる一方で、「オランダのアップストアに置かれている出会い系アプリに限り」、利用者が追加的な決済サービスを利用するできるような選択肢を導入すると表明していた。
- ACMは、アップルがルールを順守する意向を通知してきたとし、この対応が十分かどうかを評価する意向を示した。
- ACMは「出会い系アプリ業者などから聴取する」と説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
米上院委員会、アプリストアの改革法案を審議へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米上院司法委員会は20日、アップルやアルファベット傘下のグーグルなど、強大な市場支配力を持つアプリストアを取り締まる法案を審議する。
- 法案の名称は「オープン・アプリ市場法」。
- 超党派グループの支持を得ている。
- リチャード・ブルーメンソール上院議員(民主)とマーシャ・ブラックバーン上院議員(共和)が17日明らかにした。
- ブルーメンソール議員は、今回の法案について「競合他社を圧迫し、消費者の力を削いでいるアップルとグーグルに歯止めを掛けることが狙いだ。数十億ドル規模のアプリ市場を完全に掌握しているこの二大企業に対する対応が大幅に遅れている」との声明を発表。
- ブラックバーン上院議員は「(公聴会の開催は)アップルやグーグルなど大手ハイテク企業に説明責任を求めるという点で一歩前進になる」とし「ハイテク大手は、革新的なスタートアップ企業を犠牲にして自社のアプリストアの利用をユーザーに強要している」と述べた。
- グーグルとアップルのコメントは取れていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
米竜巻でアマゾンを初提訴、6人死亡の倉庫被害で遺族
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米イリノイ州のアマゾン・ドット・コム倉庫が襲われた昨年12月の竜巻被害を巡り、亡くなった配送トラック運転手の遺族が17日、同社を相手とする訴訟を初めて起こした。倉庫では6人が死亡した。
- 訴えを起こしたのは運転手オースティン・マキューエンさん(26)の遺族。代理人はアマゾンについて、「竜巻警報が発令され、非常に危険な状態」であることを認識していたにもかかわらず、幹部は「安全よりも利益を優先して」人命を犠牲にしたと主張し、損害賠償を求めた。
- アマゾンの嵐用のシェルターも不十分で、前日に最初の警報が出た際に倉庫から避難させるべきだったとしている。
- 一方、アマゾンの広報担当者は、倉庫は全ての法規制に準拠して建設されており、管理職は天候状況を注視していたと説明。
- ロイター宛ての声明文で「当社チームが警報発令後すぐに正しい行動を取り、従業員をできるだけ早く安全な場所に移動させるよう努めたと信じている」とした。
- また、「われわれはこの訴訟を争うが、引き続きわれわれの焦点は従業員やパートナー、愛する人を失った遺族、周辺のコミュニティー、そして竜巻被害を受けた全て人々を支援することにある」としている。
- 竜巻は12月10日に6つの州で相次ぎ発生し、320キロ以上にわたって住宅や建物が破壊され死者が出た。
- アマゾンの配送ステーションで働いていた6人は、この地域で亡くなった70人以上に含まれている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト、アクティビジョン買収 現金687億ドル 過去最大
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- 米マイクロソフトは18日、ゲームソフト開発アクティビジョン・ブリザードを現金687億ドルで買収すると発表した。
- マイクロソフトの買収としては過去最大規模で、世界第3位の売上高を誇るゲーム会社となる見通し。
- マイクロソフトはアクティビジョンの「コールオブデューティー」や「オーバーウォッチ」、「キャンディークラッシュ」といった人気タイトルを取得することで、自社ゲーム機「Xbox One」向けサービスを拡充し、競合のソニー「プレーステーション」などに攻勢をかける。
- 1株当たりの買収価格は95ドルと、アクティビジョンの前営業日終値に45%のプレミアムを上乗せ。
- 18日午前の取引で、アクティビジョンの株価は約30%急伸し、一時86.90ドルを付けた。
- マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は声明で、ゲーム事業を最もダイナミックな娯楽カテゴリーとし、「メタバースプラットフォームの開発において重要な役割を果たす」という認識を示した。
- マイクロソフトは近年、ゲーム事業に多額の投資を行っている。
- アクティビジョンはセクハラ問題に揺れており、昨年7月以降、従業員37人を退社させ、別の44人を懲戒処分にしたことを明らかにしている。
- 株価は昨年に最高値を更新した後、37%超値下が利している。
- マイクロソフトによる買収後も、アクティビジョンのトップは現CEOのボビー・コティック氏が務める。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
アクティビジョン・ブリザード【ATVI】
アクティビジョンが急伸 マイクロソフトが1株95ドルで買収
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ゲームソフト開発のアクティビジョン・ブリザードが急伸。
- 取引開始前にマイクロソフトが1株95ドルで同社を買収すると伝わった。
- 先週末終値よりも45%高い水準。
- すべて現金での買収で、アクティビジョンの企業価値を687億ドルと評価している。マイクロソフトとしては過去最大の買収となる。
- アクティビジョンのコティックCEOは、引き続きCEOとしてその役割を果たし、同事業はマイクロソフトのゲーム部門責任者のスペンサー氏が統括する。
- マイクロソフトは今回の買収により、アクティビジョンの「コール・オブ・デューティ」や「ワールド・オブ・ウォークラフト」などの安定した人気タイトルを追加することで、Xbox向けの独自製品を拡張し、ライバルのソニーのプレイステーションとの競争力を高めることができる。
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■アクティビジョン・ブリザードは、米国のゲームソフト会社。オンライン、コンピュータ、モバイル、タブレット向けのゲームソフトの開発・配信・販売に従事。また、マイクロソフト「Xbox one」と「Xbox 360」、任天堂「wii u」と「wii」、ソニー「PS3」と「PS4」向けのゲームソフトを提供する。本社はカリフォルニア州サンタモニカ。*12
- ゲーム銘柄
VISA(ビザ)【V】
アマゾン、英でビザカード利用停止見送り 継続目指し協力
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- 米アマゾン・ドット・コムは17日、英国で19日から予定していた米ビザのクレジットカード利用停止を見送る方針を示し、決済手数料を巡る問題解決に向けて同社と協力していると明らかにした。
- アマゾンは昨年11月、英国で発行されたビザのクレジットカードについて、手数料が高額だとしてアマゾン英国サイトでの利用を1月19日から停止すると発表していた。
- アマゾンは顧客へのメールで利用停止を見送る方針を通知し、「Amazon.co.ukで引き続きビザカードを利用できるようにするための解決策についてビザと緊密に協力している」と伝えた。
- ビザの広報担当者も17日、両社が合意に向けて緊密に協力する間、1月19日以降もビザカードを利用できるとした。
- ビザは11月、アマゾンが顧客の選択肢を制限しようとしているのは非常に遺憾と述べていた。
- 英国は欧州連合(EU)からの離脱で、EUが定めるクレジットカード手数料の上限が適用されなくなった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ビザはクレジットカード会社。金融機関にクレジットカード「Visa」、デビットカード、プリペイドカード、企業間取引の決済処理プラットフォーム、ATM網「PLUS」「Interlink」、電子決済、モバイル決済、リスク管理、カード発行処理、請求内容照合、顧客ロイヤルティープログラム、不正・オンラインセキュリティー管理決済関連サービスを提供。*13
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
シティグループ【C】
シティ、1720億円相当の中国資産売却で台湾の富邦と交渉
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- 米銀シティグループは中国の消費者事業の売却に向けて、台湾の富邦金控と交渉している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
- 協議は進んだ段階にあるという。非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、他社よりも好条件を提示した富邦が最有力の買い手候補として浮上。
- シティと富邦が取引条件について交渉しており、今後数週間での合意を目指しているという。
- 売却対象の資産は約15億ドル(約1720億円)と評価される可能性があると関係者が話した。
- シティは世界的な見直しの一環としてリテール事業の一部を減らしている。富邦は資産規模で台湾2位の金融持ち株会社。
- 関係者によれば、協議はまだ続いており、最終決定には至っていない。
- シティが富邦と合意できなければ他社と交渉に入る可能性もある。
- シティと富邦の担当者はいずれもコメントを控えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■シティグループは個人と法人向けに世界160カ国以上で金融サービスを展開する米国の大手銀行持株会社。クレジットカード「Citi」を含む一般消費者向け小売銀行業務、企業向け銀行業務、投資銀行、証券仲介、機関投資家向けのプライベートバンキングなどの業務を行う。また資産運用・管理のほか、米国内外での住宅ローンや個人融資などの消費者金融も扱う。*14
- S&P500構成銘柄
ブラックロック【BLK】
ブラックロックCEO、企業は社会利益重視を 石油投資引き揚げず
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- 世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、企業に社会的利益を重視するよう求める投資家の正当性を擁護した。
- フィンク氏は17日遅くに公開した投資先企業の経営者に向けた手紙で、「ステークホルダー(利害関係者)資本主義」の一環として、気候変動などの問題に配慮するよう求めた。
- 「ステークホルダー資本主義は政治的なものではない」とし「社会正義への意識が高いことではなく資本主義だ」と指摘した。
- 企業は「気候警察」になることはできず、政府と協力すべきと述べ、企業に関与するブラックロックの方針を擁護した。
- 炭素集約型資産を売却するだけでは世界の温暖化ガス排出量を実質ゼロにすることはできないとし、石油・ガス会社から投資を引き揚げる方針は取らないと述べた。
- フィンク氏はステークホルダー資本主義の調査や対話を行うためのフォーラムを立ち上げる考えを明らかにした。
- 「ステークホルダー資本主義センター」は企業と利害関係者の関係を探るのに寄与すると説明した。
- またブラックロックは、投資家がテクノロジーを使って委任状投票を行うための取り組みを強化していると述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックロックは米国大手の投資運用会社。主に株式、債券、マルチアセット投資と資産運用の管理サービスを提供する。オープンエンドとクローズドエンドのミューチュアルファンドや、iシェアーズのブランド名で上場投資信託を扱い、各種の資産運用を行う。米国内外の顧客に対しグローバルな市場リスク管理やアドバイザリー・サービスも提供する。*15
- S&P500構成銘柄
クレディ・スイス【CS】
クレディ・スイス新会長、前任者の改革継続の方針
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- スイスの金融大手クレディ・スイスの新会長に就任するアクセル・リーマン氏は17日、辞任したアントニオ・オルタオソリオ会長の改革を継続する方針を示した。
- オルタオソリオ氏は、米アルケゴス・キャピタル・マネジメントや英グリーンシル・キャピタルとの取引を受けて損なわれた企業文化を改革するため、会長に就任した。
- しかし、新型コロナウイルス対策の隔離規則に違反したと報じられ、取締役会が調査、17日に辞任が発表された。
- オルタオソリオ氏は昨年11月、アルケゴスなどに絡み巨額損失を出したことを受けて新戦略を発表、投資銀行業務を縮小しウェルスマネジメント業務に注力する方針を示した。
- リーマン氏はロイターの取材に対し「今後数年間に戦略を定期的に見直すことになるだろうが、現時点ではそれはない」と述べた。
- 最近の混乱にもかかわらず、顧客ビジネスは非常に良好な状態を保っていると説明。経営陣の大幅刷新の計画はなく、ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)が「共に変革を継続するうえでの中心的存在」だと述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■クレディ・スイス・グループは、スイスの金融サービス会社。株式、債券、不動産、ヘッジファンド、プライベート・エクイティなどの証券・投資銀行業務に関する商品・サービスを機関投資家、事業法人、政府機関などに提供。また投資、年金、生命保険、資産相続、信託利用などに関連するサービスを提供する。本社はスイスのチューリッヒ。*16
スターバックス【SBUX】
スタバ、中国で宅配サービス拡大 美団と提携
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- 米コーヒーチェーン大手スターバックスは18日、中国食品デリバリー大手の美団と提携し、コーヒー宅配サービスを提供すると発表した。
- スタバは2018年からアリババ・グループのEle.meを宅配の独占パートナーとしてきた。
- 美団との提携により、中国で宅配サービスを拡大する。
- 美団の利用者は、スタバ店舗での試飲会やコーヒー教室の予約も可能になる。
- スタバの最新の決算報告によると、同社は中国200都市以上で5360店舗を展開しており、米国に次いで大きな市場となっている。
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■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*17
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
モデルナ【MRNA】
モデルナ、オミクロン特化ワクチン近く治験
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- 米モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)は17日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に特化したワクチンについて、向こう数週間で臨床試験(治験)を開始し、3月ごろには当局にデータを提出できるとの見方を示した。
- バンセルCEOは世界経済フォーラム(WEF)主催のオンライン会議「ダボス・アジェンダ」で「ワクチンの開発作業は終えており、向こう数週間で治験を開始する。次のステップを検討するために3月ごろに当局にデータを提出できると考えている」と述べた。
- モデルナは新型コロナの追加接種(ブースター接種)ワクチンと季節性インフルエンザワクチンを1つに混合したワクチンも開発中。
- バンセルCEOは、同ワクチンを2023年の秋までに少なくとも数カ国で提供できるとの見方を示した。
- バイデン米政権のファウチ首席医療顧問もダボス・アジェンダに登場し、新型コロナワクチンのブースター接種で免疫システムが圧倒されるとのエビデンスは出ていないとし、複数の変異株に対して効果があるブースター接種用のワクチン開発が目的となると述べた。
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■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*18
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
ギャップ【GPS】
ギャップが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ
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- アパレルのギャップが下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を14ドルとした。
- 先週末終値から23%低い水準を示唆。
- ウォール街では最も低い水準。
- 同アナリストは、2022年までアパレルなどのいわゆる、北米のソフトライン小売業者に対して慎重な立場をとっており、利益に対する逆風および侵食の可能性に懸念を示している。
- 同セクターは2021年に記録的な利益を記録した。
- その分、今年は厳しい業績が予想され、第3四半期の決算も亀裂が見られたという。
- 特に同社に関しては大幅な変革が必要であり、同社が示している規模縮小への取り組みはサポートする
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■ギャップは衣料品小売店。「ギャップ」、「オールド・ネイビー」、「バナナ・リパブリック」、「パイパーライム」、「アスレタ」、「インターミックス」のブランド名で紳士、婦人、子供用カジュアル衣料、アクセサリー、パーソナルケア用品を小売・オンライン販売する。米国、欧州、アジア、中東、アフリカに直営店およびフランチャイズ店を展開。*19
- S&P500構成銘柄
スノーフレーク【SNOW】
スノーフレイクが上昇に転じる アナリストが投資判断引き上げ
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- IT・ハイテク株が売りに押される中、スノーフレイクが上昇に転じている。
- 同社はメンテナンス費用がほぼ不要なデータクラウドの開発に取り組む。
- 先週、投資会社主催のソフトウエア企業のコンファレンスが開催され、同社も参加していたが、そのコンファレンスを受けてソフトウエア企業の投資判断を引き上げるアナリストが相次いでいる。
- きょうはアナリストによる同社の投資判断引き上げが伝わっており、従来の「中立」から「買い」に引き上げた。
- 競争激化と市場の圧力に長期的に注意を払いつつも、そのリスクは現在の株価に反映されていると指摘。
- 同社株は11月の高値から28%下落している。
- 同社は今後数年間、力強い成長が続くことが期待され、パンデミックによって加速された長期的な追い風の恩恵を受けているとしている。
- 現在の同社プラットフォームの価格設定はプレミアム機能によって大幅に正当化されており、そのマルチクラウド機能は短期的に、大きな同業他社との差別化要因になるという。
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■スノーフレークは米国のソフトウェア企業。クラウドベースのデータプラットフォームを開発する。同社のプラットフォームは、ビジネス・インサイトを推進したデータ駆逐型のアプリケーションを構築し、データを一元化、統合、分析、共有する。顧客中心の消費ベースで、使用したリソースにのみ課金される。本社所在地はカリフォルニア州サンマテオ。*20
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ゴールドマンサックス【GS】
ゴールドマン、第4四半期は13%減益 トレーディング収入低調
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- 米ゴールドマン・サックスが18日に発表した第4・四半期(12月31日まで)決算は利益が約13%減少し、市場予想を下回った。
- 投資銀行部門は好調だったものの、株価変動が乏しくトレーディング事業が悪化した。株価は序盤の取引で7%超下落した。
- トレーディング事業を含むグローバル・マーケッツ部門の収入は7%減の約40億ドル。
- グローバル・マーケッツ部門は総収入のおよそ3分の1を占める。
- 株式引受収入が8%減。株式売出しに伴う収入が減少した。債券トレーディング収入は18億6000万ドルとほぼ変わらずだったが、株式トレーディング収入が11%減少した。
- グローバル・マーケッツ部門の収入は前四半期比で29%減少した。
- 一方、投資銀行部門の収入は45%増の38億ドル。アドバイザリー手数料などが増加した。
- 普通株主に帰属する純利益は38億1000万ドルと、前年同期の43億6000万ドルから減少した。
- 1株利益は前年同期の12.08ドルから10.81ドルに減少。
- 市場予想は11.76ドルだった。総収入は8%増の126億4000万ドル。
- 投資銀行部門とコンシューマー・アンド・ウェルスマネジメント部門がけん引した。特に傘下のコンシューマー・バンキング部門「マーカス」が好調で、クレジットカードと預金残高の増加が寄与し8%増収となった。
- 一方、賃金上昇と投資コストが利益を圧迫した。
- 営業費用は23%増加。賃金と福利厚生費が大幅に増加した。
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■ゴールドマン・サックスは米国大手の投資銀行。企業、金融機関、政府機関、個人に対し投資銀行、証券、資産運用事業を米国内外で展開。合併買収、財務再編関連アドバイス、株式、債券引受業務のほか、機関投資家に対し債券、株式、証券、金属商品、外貨、デリバティブ商品の仲介、融資・投資アドバイスや資産運用管理サービスも提供。本社はニューヨーク。
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要3指数ともに大きく下落しています。大きな要因としては金利の上昇に含めてダウ銘柄でもあるゴールドマンサックスの予想を下回る決算発表でした。金融関連はGSの決算の影響もあり金利の上昇にも関わらず連れやすとなっています。またMicrosoftがゲーム会社のアクティビジョン・ブリザードを7.9兆円で買収を発表し25%上昇しています。
- 【小型株】小型株も大きく売られており、-3.06%下落しています。
- 【個人成績】-0.45%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利は1.875%となっており、前日比では3%以上上昇しています。
- 【セクター】上昇した銘柄は、エネルギー関連のみでした。ほとんどのセクターが大きく下落しています。特に半導体、スポーツベッティング、ハイテク関連を中心に、クリエネ、旅行、金融、一般消費財、ヘルスケア、通信、生活必需品、素材などエネルギー関連以外と一部の銘柄以外は厳しい日となっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-2.44%と10銘柄すべて下落しています。寄り付きから厳しい展開で、メタ(Facebook)が-4.14%、エヌビディアが-3.86%と大きく下げており、一番下落幅が小さかったのがバイドゥの-1.03%となっていました。
- 【予定】決算としては、バンカメ、モルガン・スタンレー、P&Gなどが今晩あります。来週にはFOMCもありますので金利の動向を含めて注目です。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより
*19:ヤフーファイナンスより
*20:ヤフーファイナンスより