この記事では前日の株式市場の結果から私個人のポートフォリオの資産の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
米国株市場全体の状況やニュース、注目株、決算状況についてはデイリー記事にてご紹介していますので合わせて御覧ください。
目次のリンクをクリックで気になるセクターにジャンプできるわよ
- 2022年6月8日の米国株市場全体
- 大型&小型株とグロースとバリュー株
- 私の金融資産の推移
- 注目セクターの様子
- Eコマース関連【EBIZ】
- 鉄鋼関連【SLX】
- 交通・輸送サービス関連【IYT】
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
【個人成績】
- 前日比から1.14%ポートフォリオの金融資産は上昇しています。
- 昨晩は1年以上保有していた半導体装置のアプライドマテリアルズ【AMAT】を売却し、その資金で半導体3倍ブル【SOXL】を購入しています。
- 投資信託は前日のレバナス、レバFANG+がプラスのため本日もプラスになっていますが、本日はNASDAQ100が下落したので明日は下落しましたが、FANG+は上昇しているので明日は若干の下落で済みそうです。
- また仮想通貨は若干の上昇はしているもののほぼ資産状況に影響はありませんでした。
- 個別銘柄ではドラフトキングスが+10.66%、ノババックスが+5.41%、ニオが3.72%と好調でした。
- 逆に下落しているのが本日買い増しを行った半導体3倍ブルのSOXLで-6.87%となっています。
- 加えてアファームが-4.19%、ニューコア、ブラックストーン、フリーポート・マクモランが-2%と下落しています。
【主要指数】
- 米国株市場は3日ぶりの反落となっています。
- 週末10日に発表される5月の消費者物価指数を控えている投資家が多く様子見の姿勢が強まっているなか、半導体のインテルが利益警告を発表や米国債金利が上昇したこともあり株価は押さえつけられた形になりました。
- ダウは-0.81%、S&P500は-1.08%、NASDAQは-0.76%となっており主要氏スうが揃って下落しました。
【米国債】
- 金利も再び上昇し、10年債利回りは3%台に乗せて株価の下落要因になっています。
- 10年債の入札も「低調」と受け止められたことが相場の重しとなっています。
- 原油高、インフレ懸念が強まる中、債権売りが広がっています。
【大小株&グロースバリュー株】
- 小型株中心に売られていました。
- 市場がオープンした直後はグロース株は比較的プラスで推移していましたが、大型のグロース銘柄も結局小幅安になっています。
【FANG+】
- FANG+は全体では+1.79%と続伸しています。6銘柄が上昇しており中でもアリババの上昇が+14.67%と際立っておりこれまで下落し続けた分を取り戻す勢いです。
- また下落したのはアマゾン、エヌビディアが1.5%程度下落しております。
【セクター考察】
- セクター、テーマでみていくと上昇したセクターは少ないながらも中でも上昇したのがeコマース関連で3.11%上昇しています。またARKKも好調で+2.70%上がっていました。
- グロース関連がプラスを維持しており、その他にもeスポーツやスポーツベッティング、クラウド、旅行などもプラスで終えています。
- 一方で下落したセクターとして目立ったのは鉄鋼関連が大きく-4.11%と下落しています。それにともなってか、交通輸送関連や、航空、素材、レアメタル関連、住宅関連も下がっていました。
※太字記載は注目セクターとしてピックアップして構成銘柄などを紹介し今回の騰落率なども記載しております。
【予定】
- 6月6日からはアップルの開発者会議(WWDC)が行われます。
- 6月7日から9日までは米国債の入札があります。
- 6月10日は中国の生産者物価指数、消費者物価指数の発表と米国の消費者物価指数、米国5月の財政収支の発表があります。
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。15日FRBパウエル議長会見予定。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
- 15日小売売上高、NY連銀景況指数
- 16日フィラデルフィア連銀桔梗指数、アドビ【ADBE】の決算
【気になるニュース】
- マイクロソフト、ロシア事業を大幅縮小 既存契約は履行
- キャシー・ウッド氏率いるアーク、テスラ株は4倍強に上昇へ
- 中国BYD、テスラに「間もなく」バッテリー供給へ=幹部
- 台湾TSMC、欧州工場の具体的な建設計画「現時点でない」
- クレディ・スイス株上げに転じる、米社による買収観測の報道で
- BNPL決済のアファーム、消費者ローンのパッケージ価値下落
- ドキュサインが上昇 マイクロソフトとの戦略的パートナーシップ拡大
- ロクが上昇 ネットフリックスによる買収観測で思惑高まる
- キャンベルスープが決算受け上昇 通期の売上高見通しを上方修正
2022年6月8日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
- 米国株市場は3日ぶりの反落となっています。
- 週末10日に発表される5月の消費者物価指数を控えている投資家が多く様子見の姿勢が強まっているなか、半導体のインテルが利益警告を発表や米国債金利が上昇したこともあり株価は押さえつけられた形になりました。
- ダウは-0.81%、S&P500は-1.08%、NASDAQは-0.76%となっており主要氏スうが揃って下落しました。
米国債
- 金利も再び上昇し、10年債利回りは3%台に乗せて株価の下落要因になっています。
- 10年債の入札も「低調」と受け止められたことが相場の重しとなっています。
- 原油高、インフレ懸念が強まる中、債権売りが広がっています。
主要指数 週間&半年バブルチャート
大型&小型株とグロースとバリュー株
- 小型株中心に売られていました。
- 市場がオープンした直後はグロース株は比較的プラスで推移していましたが、大型のグロース銘柄も結局小幅安になっています。
私の金融資産の推移
昨日のトレード記録
個別銘柄の売買
- アプライドマテリアルズ【AMAT】を利確
- 半導体3倍ブル【SOXL】ETFを少量買い増し
投資信託の売買
自動買付で毎日積立投資を行っています。
- レバレッジNASDAQ100(レバナス):1300円
- レバレッジFANG+:1500円
- レバレッジATMX+:600円
- ムーンショットインデックス:400円
金融資産の損益
- 前日比から1.14%ポートフォリオの金融資産は上昇しています。
- 昨晩は1年以上保有していた半導体装置のアプライドマテリアルズ【AMAT】を売却し、その資金で半導体3倍ブル【SOXL】を購入しています。
- 投資信託は前日のレバナス、レバFANG+がプラスのため本日もプラスになっていますが、本日はNASDAQ100が下落したので明日は下落しましたが、FANG+は上昇しているので明日は若干の下落で済みそうです。
- また仮想通貨は若干の上昇はしているもののほぼ資産状況に影響はありませんでした。
「株式」「投信」比較グラフ
「今月」「今年」の成績
今月は割りと順調に来てるんじゃない?
結局週末のCPIなんかにも大きく株価が動かされそうだし、FOMCでもドラマが有りそうだよ。
今週末と来週は注目発表が多いからね、気をつけなよw
今月の金融資産の推移
今年の金融資産の推移
こうやってみるとiDeCoは順調に資産が増えてるね!
まぁ、毎月積み立ててるしレバレッジも効いてないから安心してみてられるね。
この記事の数字はマネーフォワードから数字を入れています。
マネーフォワードの記事についてはこちらから。
保有銘柄の変動
昨晩は、ドラフトキングスが調子良かったね!
半導体は調子よくなかったみたい、アプライドマテリアルズ売ったんだよね。
そろそろ上がってくるかなって思って利確したよ、半導体3倍ブルに切り替えていってしばらくは下落したら買い増しを続けるね。
- 個別銘柄ではドラフトキングスが+10.66%、ノババックスが+5.41%、ニオが3.72%と好調でした。
- 逆に下落しているのが本日買い増しを行った半導体3倍ブルのSOXLで-6.87%となっています。
- 加えてアファームが-4.19%、ニューコア、ブラックストーン、フリーポート・マクモランが-2%と下落しています。
保有株のバブルチャート
って、SOXLは一番左下じゃん全然ダメねw
だからこそ、ここから円の大きさを大きくしながら右上に言ってくれるんだよ。調子のいい銘柄を買っても仕方ないからね。一攫千金を狙うんだよw
結局個別もレバレッジ買ってるし…懲りないね。
具体的な保有数については、月次でまとめているポートフォリオの記事にて紹介しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
割りと好調だよね、最近にしては珍しく続伸してるよね。
久しぶりに資産が増えていることを実感してるよ。懐かしい。
FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
- FANG+は全体では+1.79%と続伸しています。6銘柄が上昇しており中でもアリババの上昇が+14.67%と際立っておりこれまで下落し続けた分を取り戻す勢いです。
- また下落したのはアマゾン、エヌビディアが1.5%程度下落しております。
FANG+ 週間&年間騰落率マトリクス
アリババやばいじゃんw
お荷物中国銘柄の2銘柄がともに「上」にいるからね。ここから引っ張っていってほしいね。
注目セクターの様子
注目セクターは以前でもブログで紹介した注目セクターの様子を中心にまとめています。
昨晩のセクターの様子
- セクター、テーマでみていくと上昇したセクターは少ないながらも中でも上昇したのがeコマース関連で3.11%上昇しています。またARKKも好調で+2.70%上がっていました。
- グロース関連がプラスを維持しており、その他にもeスポーツやスポーツベッティング、クラウド、旅行などもプラスで終えています。
- 一方で下落したセクターとして目立ったのは鉄鋼関連が大きく-4.11%と下落しています。それにともなってか、交通輸送関連や、航空、素材、レアメタル関連、住宅関連も下がっていました。
では、この中から注目のセクターをピックアップしてお伝えしてきます。
米国株セクターバブルチャート
Eコマース関連【EBIZ】
◆
Eコマース関連【EBIZ】週間&年間 騰落率マトリクス
◆
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Eコマース関連【EBIZ】チャート
鉄鋼関連【SLX】
◆
鉄鋼関連【SLX】週間&年間 騰落率マトリクス
◆
交通・輸送サービス関連【IYT】
◆
交通・輸送サービス関連【IYT】週間&年間 騰落率マトリクス
◆
◆
交通・輸送サービス関連【IYT】チャート
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト、ロシア事業を大幅縮小 既存契約は履行
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米マイクロソフトは8日、ロシア事業を大幅に縮小すると明らかにした。ただ、既存の契約義務は履行する。
- マイクロソフトは3月、ロシアでの新規販売を停止すると発表。
- 広報担当者は「経済見通しの変化と事業への影響を踏まえ、ロシア事業を大幅に縮小することを決定した」と述べた。
- この件について最初に報道したブルームバーグ・ニュースによると、影響を受ける従業員は400人を超える見通し。
- ロシアによるウクライナ侵攻を受け、米アップルや米デル・テクノロジーズのほか、米スポーツ用品大手ナイキなどの主要企業がロシアからの撤退を表明している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*2
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+銘柄
テスラ【TSLA】
中国BYD、テスラに「間もなく」バッテリー供給へ=幹部
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- 中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)は、米同業テスラに「間もなく」バッテリーを供給する準備を進めている。
- 廉玉波・執行副総裁が8日公開された国営メディアとのインタビューで明らかにした。
- 廉氏は中国国際電視台(CGTN)のキャスターに対し、「われわれは現在、(テスラ最高経営責任者=CEO=の)イーロン・マスク氏と良い友達であり、間もなくテスラにバッテリーを供給する用意もある」と語った。
- BYDとテスラにコメントを求めたが、今のところ返答は得られていない。
- BYDは、トヨタを含む他の自動車メーカーへのバッテリー供給に取り組んでいる。
キャシー・ウッド氏率いるアーク、テスラ株は4倍強に上昇へ
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- キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントは、電気自動車(EV)メーカーの米テスラの株価が2026年までに4倍強の4600ドルに達すると予想する。
- アークは昨年、テスラ株が25年までに3000ドルを付けるとの見通しを示したが、その後、テスラが将来有望とみる「ロボタクシー」事業や資本効率を巡る新たな期待を背景に目標株価を更新している。
- 同社の強気な見通しは26年までに約5800ドルに上昇する可能性を示唆する一方、弱気な予想は2900ドルで、それでも直近の3倍前後の水準だ。
- 同社アナリストのターシャ・キーニー氏は先週のブログ投稿で、「26年の予想に合わせたものだが、当社のテスラ・モデルは方法論的に控えめだと思う。テスラ株は26年には高成長企業というより成熟企業のように取引されると想定する」と述べた。
- ウッド氏は長年、テスラと同社最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏を熱心に支持してきた。
- 旗艦ファンドの「アーク・イノベーションETF」(ティッカー:ARKK)は先月、テスラ株の保有を縮小したが、それでも組み入れ比率は10%で最大。
- テスラ株は18日に約2%上昇した。テスラ株は過去1年で40%上昇したことから、誰もが同社株に前向きなわけではない。
- 投資調査会社ニュー・コンストラクツのデビッド・トレーナーCEOは、テスラ株が150ドルから200ドルに下落すると予想。
- 「テスラは短期的に先発者優位を享受したが、もはやそうした状況になく、他社製EVが多く走行し、非常にうまく競合している」と指摘した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*3-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
ARK関連【ARKK】
◆
◆
ARK関連【ARKK】週間&年間 騰落率マトリクス
◆
◆
ARK関連【ARKK】チャート
台湾セミコンダクター【TSM】
台湾TSMC、欧州工場の具体的な建設計画「現時点でない」
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- 半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音会長は8日、年次株主総会で、欧州に工場を建設する具体的な計画は現時点ではないと述べた。
- 欧州の顧客数は世界の他の地域より少ないと指摘。
- 顧客のニーズを主に考慮しつつ、さまざまな地域で拡張計画を検討しているとした。
- 欧州連合(EU)は域内に工場を建設するよう台湾への働きかけを強めている。
- 台湾とEUの当局者は先週、半導体分野での協力について協議した。今年2月にはEUは「欧州半導体法案」を公表、台湾を「志を同じくするパートナー」と呼び、協力を強化していく姿勢を示した。
- 半導体が世界的に不足し、特に自動車産業への影響が大きい中、企業と各国政府は対応を加速させている。
- TSMCは米国の半導体工場に120億ドルを投入、日本ではソニーグループと合弁で工場を建設する。
- 劉会長は、TSMCの工場は今年も引き続き「フル稼働の状態」としたほか、現在の世界的な高インフレは半導体産業に直接的には影響しないとの見方を示した。
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■台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングは台湾の半導体ファウンドリーメーカー。集積回路(IC)とその他半導体デバイスの製造、販売、実装、検査、組み立て、コンピュータ支援設計に加え、フォトマスクを製造。CMOSロジック、ミックスドシグナル、高周波、組み込みメモリ、イメージセンサー、BiCOウMSミックスドシグナルICなどを扱う。*4
インテル【INTC】
インテルが下落 コンファレンス受けアナリストが見通し下方修正
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- インテルが下落。
- 同社がコンファレンスで、「4-6月期(第2四半期)の状況が予想よりも悪い」と述べたことにアナリストが警戒感を示した。
- 同アナリストは、「同社のコメントにより、考えていたよりも弱気シナリオが早期に具体化している」と指摘。
- 特にPC販売の弱さがリスクとなっているという。
- 「われわれは現在、同社が第2四半期のガイダンスを事前にネガティブに公表するか、もしくは下方修正すると見ており、それに応じて自身の見通しも引き下げた」と述べた。
- 具体的には、今年度の通期の売上高見通しを従来の744億ドルから719億ドルへ、1株利益を2.63ドルから2.33ドルへ、それぞれ引き下げたとしている。
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■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*5
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
クレディ・スイス【CS】
クレディ・スイス株上げに転じる、米社による買収観測の報道で
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- 8日の株式市場でクレディ・スイス・グループの株価が上昇に転じている。
- スイスのニュースサイト、インサイド・パラデプラッツ(IP)が米ステート・ストリートによる同行の買収案を報じたことが手掛かりとなった。
- クレディ・スイスの株価はチューリヒ時間午後4時15分時点で前日比2.3%高。赤字見通しを示したため、7.6%安まで下げる場面もあったが、買収報道を受けて一時は4.8%高まで買い進まれた。
- IPが内部関係者の情報を基に報じたところによれば、ステート・ストリートは早ければ数日以内に1株当たり9スイス・フランでクレディ・スイスに買収案を提示する可能性がある。
- クレディ・スイスはブルームバーグ・ニュースの取材に対し、コメントを控えた。
- ステート・ストリートの担当者によると、同社は報道内容に関する声明を準備している。
- ステート・ストリートの株価はニューヨーク時間午前10時15分時点で前日比2.6%安。取引開始前の時間外取引では一時4.2%まで下げた。
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■クレディ・スイス・グループは、スイスの金融サービス会社。株式、債券、不動産、ヘッジファンド、プライベート・エクイティなどの証券・投資銀行業務に関する商品・サービスを機関投資家、事業法人、政府機関などに提供。また投資、年金、生命保険、資産相続、信託利用などに関連するサービスを提供する。本社はスイスのチューリッヒ。*6
アファーム【AFRM】
BNPL決済のアファーム、消費者ローンのパッケージ価値下落
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- ミレニアル世代やZ世代の買い物で提供される高リスクローン契約を証券化した商品の一部で、価値が下落している。
- 金利上昇や生活費の高騰が後払い決済の「バイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL)」を手掛ける業界に影を落とす中、米フィンテック企業アファーム・ホールディングスのBNPLローンをパッケージにした証券化商品は、投資家の購入価格が下がり、発行コストは一段と上昇している。
- アファームは1270万人余りの顧客を持ち、2022年1-3月期に約39億ドル(約5200億円)のローンを提供した。
- 21年1月にナスダックに華々しく株式上場した同社は9月に470億ドルの時価総額だったが、今年は株価が約80%下落。
- アップルが6日にBNPL市場に参入すると発表したのを受け、アファームの株は同日に5.5%下落した。
- フィッチ・レーティングスで資産担保証券(ABS)セクターを担当するアナリスト、ハリー・コール氏は、アファームの開示情報で信用の質が低下していることを踏まえ、同社の証券化を「注視している」とコメント。
- 「信用度が貧弱で基本的に若い層に融資をしている場合、潜在的に悪い信用実績の前触れとなる可能性があり、われわれには常に警鐘だ」と述べた。
- BNPLセクターはわずか1年前にはフィンテックの急成長分野の1つと称賛され高く評価されていたが、アファームの証券化商品の価値下落は、金利上昇と家計収入の減少という二重苦から打撃を受ける可能性を投資家が懸念し始めていることも物語っている。
- 21年2月発行の証券のAトランシェは、5月半ばにこれまでで最安の98.1セントを付けた。
- 21年7月のピーク時は額面以上の100.1セントを付けていた。
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■アファーム・ホールディングスは米国のフィンテック企業。主にオンラインやモバイルでのEコマースにおける後払いサービスを提供する。若年層にユーザーが多く、商品の購入時点で融資を申し込み、後払いや分割払いの支払いを簡潔で透明性のあるプロセスにする。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*7
- ペイパルマフィア銘柄
- フィンテック銘柄
- バイナウペイレイター銘柄
ドキュサイン【DOCU】
ドキュサインが上昇 マイクロソフトとの戦略的パートナーシップ拡大
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- 電子署名のドキュサインが上昇。
- マイクロソフトとのグローバルな戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。
- どの地域でも相互の社員のコラボレーションと合意形成を加速させるとしている。
- このグローバルな戦略的パートナーシップの拡大により、マイクロソフトはビジネスソリューションにおいて、ドキュサインの「ドキュサイン・アグリーメント・クラウド」の新たな統合と機能が提供されるという。
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■ドキュサインは米国のIT・ソフトウェア企業。主にクラウドベースで、電子署名のソフトウェアや関連サービスを提供する。契約書などをデジタルで準備し、電子署名により契約書の締結をスピーディーに行う。同社顧客は大企業、中小企業、個人事業主、専門家、個人など幅広い。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*8
- NASDAQ100構成銘柄
ロク【ROKU】
ロクが上昇 ネットフリックスによる買収観測で思惑高まる
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- 動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロクが上昇。
- 同社はここ数週間で全従業員の持ち株の売買窓口を閉鎖し、保有する権利付き株式の売却を停止したと伝わった。
- ビジネスインサイダー紙が伝えた。また、同時にネットフリックスによる同社の買収の可能性についても伝えており、市場では思惑が高まっている模様。
- ただ、アナリストからは可能性は低いとの声も出ている。
- ネットフリックスは加入者数が伸び悩む中で、広告入りの廉価版のサービス計画を打ち出している。
- その点ではロクとの合併は整合性があるが、ネットフリックスにとっては大き過ぎる取引となり、独自にあるいは小規模なM&Aを通じて広告サービスを構築する可能性のほうが高いとしている。
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■ロクは米国のエンターテインメント企業。同社ユーザーにテレビ番組や映画のストリーミング・サービスを提供、スポーツ、音楽、ニュースのコンテンツも提供する。また、インタラクティブなビデオ広告やブランドスポンサーなどの広告商品も展開する。同社は小売業者や流通業者を通じて、製品・サービスを提供する。本社所在地はカリフォルニア州ロスガトス。*9
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
キャンベルスープ【CPB】
キャンベルスープが決算受け上昇 通期の売上高見通しを上方修正
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- 缶スープなどのインスタント食品を手掛けるキャンベルスープが上昇。
- 取引開始前に2-4月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- また、通期の売上高見通しを上方修正している。
- 同社のブランドに対する旺盛な需要継続への期待、およびインフレが激化する環境下での限定的な価格弾力性を反映したとしている。
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■キャンベル・スープはインスタント食品の米国大手メーカー。スープ・ソース部門は「キャンベル」、「プレゴ」、「ペース」などのブランドで缶スープ、ブロス、ソースなどを製造。飲料部門は「V8」や「キャンベル」ブランドの野菜・フルーツジュースを取り扱う。またスナック部門は「ペパリッジファーム」や「アーノッツ」ブランドのクッキー、クラッカー、冷凍スナック製品を扱う。*10
まとめ
【個人成績】
- 前日比から1.14%ポートフォリオの金融資産は上昇しています。
- 昨晩は1年以上保有していた半導体装置のアプライドマテリアルズ【AMAT】を売却し、その資金で半導体3倍ブル【SOXL】を購入しています。
- 投資信託は前日のレバナス、レバFANG+がプラスのため本日もプラスになっていますが、本日はNASDAQ100が下落したので明日は下落しましたが、FANG+は上昇しているので明日は若干の下落で済みそうです。
- また仮想通貨は若干の上昇はしているもののほぼ資産状況に影響はありませんでした。
- 個別銘柄ではドラフトキングスが+10.66%、ノババックスが+5.41%、ニオが3.72%と好調でした。
- 逆に下落しているのが本日買い増しを行った半導体3倍ブルのSOXLで-6.87%となっています。
- 加えてアファームが-4.19%、ニューコア、ブラックストーン、フリーポート・マクモランが-2%と下落しています。
【主要指数】
- 米国株市場は3日ぶりの反落となっています。
- 週末10日に発表される5月の消費者物価指数を控えている投資家が多く様子見の姿勢が強まっているなか、半導体のインテルが利益警告を発表や米国債金利が上昇したこともあり株価は押さえつけられた形になりました。
- ダウは-0.81%、S&P500は-1.08%、NASDAQは-0.76%となっており主要氏スうが揃って下落しました。
【米国債】
- 金利も再び上昇し、10年債利回りは3%台に乗せて株価の下落要因になっています。
- 10年債の入札も「低調」と受け止められたことが相場の重しとなっています。
- 原油高、インフレ懸念が強まる中、債権売りが広がっています。
【大小株&グロースバリュー株】
- 小型株中心に売られていました。
- 市場がオープンした直後はグロース株は比較的プラスで推移していましたが、大型のグロース銘柄も結局小幅安になっています。
【FANG+】
- FANG+は全体では+1.79%と続伸しています。6銘柄が上昇しており中でもアリババの上昇が+14.67%と際立っておりこれまで下落し続けた分を取り戻す勢いです。
- また下落したのはアマゾン、エヌビディアが1.5%程度下落しております。
【セクター考察】
- セクター、テーマでみていくと上昇したセクターは少ないながらも中でも上昇したのがeコマース関連で3.11%上昇しています。またARKKも好調で+2.70%上がっていました。
- グロース関連がプラスを維持しており、その他にもeスポーツやスポーツベッティング、クラウド、旅行などもプラスで終えています。
- 一方で下落したセクターとして目立ったのは鉄鋼関連が大きく-4.11%と下落しています。それにともなってか、交通輸送関連や、航空、素材、レアメタル関連、住宅関連も下がっていました。
※太字記載は注目セクターとしてピックアップして構成銘柄などを紹介し今回の騰落率なども記載しております。
【予定】
- 6月6日からはアップルの開発者会議(WWDC)が行われます。
- 6月7日から9日までは米国債の入札があります。
- 6月10日は中国の生産者物価指数、消費者物価指数の発表と米国の消費者物価指数、米国5月の財政収支の発表があります。
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。15日FRBパウエル議長会見予定。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
- 15日小売売上高、NY連銀景況指数
- 16日フィラデルフィア連銀桔梗指数、アドビ【ADBE】の決算
【気になるニュース】
- マイクロソフト、ロシア事業を大幅縮小 既存契約は履行
- キャシー・ウッド氏率いるアーク、テスラ株は4倍強に上昇へ
- 中国BYD、テスラに「間もなく」バッテリー供給へ=幹部
- 台湾TSMC、欧州工場の具体的な建設計画「現時点でない」
- クレディ・スイス株上げに転じる、米社による買収観測の報道で
- BNPL決済のアファーム、消費者ローンのパッケージ価値下落
- ドキュサインが上昇 マイクロソフトとの戦略的パートナーシップ拡大
- ロクが上昇 ネットフリックスによる買収観測で思惑高まる
- キャンベルスープが決算受け上昇 通期の売上高見通しを上方修正
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