この記事では前日の株式市場の結果から私個人のポートフォリオの資産の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
米国株市場全体の状況やニュース、注目株、決算状況についてはデイリー記事にてご紹介していますので合わせて御覧ください。
目次のリンクをクリックで気になるセクターにジャンプできるわよ
- 2022年6月7日の米国株市場全体
- 大型&小型株とグロースとバリュー株
- 私の金融資産の推移
- 注目セクターの様子
- エネルギー関連【VDE】
- 軍事・防衛関連【ITA】
- 一般消費財関連
- 個別株ニュース
- ASML【ASML】
- シティグループ【C】
- ターゲット【TGT】
- コールズ【KSS】
- まとめ
【個人成績】
- 前日比資産は3.60%上昇して久しぶりの続伸によって、個別、投信、仮想通貨が上昇しました。
- 特に仮想通貨は乱高下を繰り返しておりビットコインが3万ドル付近でせめぎ合っています。
- 6月のリターンは+2.81%となり、年初来では-46.44%となっています。
- 個別銘柄では、ニューコアが好調で+3.37%とアファーム、ニオ、バイドゥ、フォード、ペイパルが2%上昇しています。
- 逆に下がった銘柄としては、コインベースや、リサイクルHD【LICY】や、マルケタが1%下落しています。
【主要指数】
- 米国株市場は続伸です。主要3指数が揃って2日連続で上昇しています。
- ダウは寄り付き前には273ドル安でしたが、終わってみれば+0.80%となっています。
- S&P500とNASDAQも寄り付き前には1%以上下落していましたが、S&P500は+0.95%、NASDAQは0.94%でプラスで終えて続伸しています。
- ディスカウントストアのターゲットが過剰在庫の影響などによって業績の警告を発表して小売が下落していますが、米国長期金利が低下したことが相場を押し上げた要因と考えられます。
【米国債】
- 米国債10年利回りは前営業日より-0.07%低くなり利回りは再び3%を割って2.97%となっています。
- 市場ではターゲットの発表から(過剰在庫により)値下げが行われるということもありインフレの最悪期を脱したのではないかという見方が浮上し始めており、債券が買われていました。
【大小株&グロースバリュー株】
- 小型のグロース株が非常に強かった一方で、真逆となるバリュー株の大型銘柄も好調でした。
- とはいえ、全体的に上昇しておりセンチメントも改善されつつあります。
【FANG+】
- 大型テックのFANG+は+1.34%と上昇しています。9銘柄が上昇しており特に中国銘柄のアリババとバイドゥが好調でした。
- なお、唯一下落したのが昨晩株式分割後の取引があったAmazon(-1.43%)ですが小売銘柄の下落に引きづられた感じとなっていました。
【セクター考察】
- セクターを見ていくとエネルギー関連が好調で天然ガス、鉄鋼銘柄も上昇しています。またARKK関連も好調でARKKは+2.97%と上昇しています。
- その他、軍事関連、ヘルスケア、クラウド、サイバーセキュリティ関連なども上がっていました。
- 下落したセクターとしてはターゲットの影響もあり一般消費財が-0.22%となっており、旅行、リチウムなども下落しています。
※太字記載は注目セクターとしてピックアップして構成銘柄などを紹介し今回の騰落率なども記載しております。
【予定】
- 6月6日からはアップルの開発者会議(WWDC)が行われます。
- 6月7日から9日までは米国債の入札があります。
- 6月10日は中国の生産者物価指数、消費者物価指数の発表と米国の消費者物価指数、米国5月の財政収支の発表があります。
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
2022年6月7日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
- 米国株市場は続伸です。主要3指数が揃って2日連続で上昇しています。
- ダウは寄り付き前には273ドル安でしたが、終わってみれば+0.80%となっています。
- S&P500とNASDAQも寄り付き前には1%以上下落していましたが、S&P500は+0.95%、NASDAQは0.94%でプラスで終えて続伸しています。
- ディスカウントストアのターゲットが過剰在庫の影響などによって業績の警告を発表して小売が下落していますが、米国長期金利が低下したことが相場を押し上げた要因と考えられます。
米国債
- 米国債10年利回りは前営業日より-0.07%低くなり利回りは再び3%を割って2.97%となっています。
- 市場ではターゲットの発表から(過剰在庫により)値下げが行われるということもありインフレの最悪期を脱したのではないかという見方が浮上し始めており、債券が買われていました。
主要指数 週間&半年バブルチャート
7日間の平均で見ても主要指数は割りと好調な感じだね
そろそろ底を抜けてきたんじゃないの?w
油断大敵おでんたいやきだよ
油断しまくってるじゃん・・・
大型&小型株とグロースとバリュー株
- 小型のグロース株が非常に強かった一方で、真逆となるバリュー株の大型銘柄も好調でした。
- とはいえ、全体的に上昇しておりセンチメントも改善されつつあります。
- こうした全体的に上昇している相場がやはり一番安心できますね。
- インフレ懸念の後退が市場に織り込まれつつある中であとは金融引き締めと、利上げがどこまで市場を圧迫するのかが今後の焦点になりそうです。
私の金融資産の推移
昨日のトレード記録
個別銘柄の売買
- 昨日は個別銘柄のトレードは行っていません。
投資信託の売買
自動買付で毎日積立投資を行っています。
- レバレッジNASDAQ100(レバナス):1300円
- レバレッジFANG+:1500円
- レバレッジATMX+:600円
- ムーンショットインデックス:400円
金融資産の損益
個別、投信、仮想通貨が全部あがるなんて珍しいねw
ここ最近では揃って上がることなんてなかったからね、記憶に無いよ・・・
やっぱり底を打ってるんじゃない?
油断大敵・・・
- 前日比資産は3.60%上昇して久しぶりの続伸によって、個別、投信、仮想通貨が上昇しました。
- 特に仮想通貨は乱高下を繰り返しておりビットコインが3万ドル付近でせめぎ合っています。
「株式」「投信」比較グラフ
今月はまだまだ仮想通貨はマイナスパフォーマンスだけど、投信と個別は珍しくプラスになってるね。よかった。
まぁまだ6月も始まったばかりだし、梅雨入りしたばかりだからね。
「今月」「今年」の成績
- 6月のリターンは+2.81%となり、年初来では-46.44%となっています。
今月の金融資産の推移
今年の金融資産の推移
この記事の数字はマネーフォワードから数字を入れています。
マネーフォワードの記事についてはこちらから。
保有銘柄の変動
昨晩は、ニューコアが調子良かったね!
コインベースは調子よくなかったみたい…
- 個別銘柄では、ニューコアが好調で+3.37%とアファーム、ニオ、バイドゥ、フォード、ペイパルが2%上昇しています。
- 逆に下がった銘柄としては、コインベースや、リサイクルHD【LICY】や、マルケタが1%下落しています。
保有株のバブルチャート
全体的に上にいるし、最近は割と好調みたいだね!
半年の横軸で見たらまだまだマイナスパフォーマンスが多すぎて頭がいたいよw
具体的な保有数については、月次でまとめているポートフォリオの記事にて紹介しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
- 大型テックのFANG+は+1.34%と上昇しています。9銘柄が上昇しており特に中国銘柄のアリババとバイドゥが好調でした。
- なお、唯一下落したのが昨晩株式分割後の取引があったAmazon(-1.43%)ですが小売銘柄の下落に引きづられた感じとなっていました。
FANG+ 週間&年間騰落率マトリクス
注目セクターの様子
注目セクターは以前でもブログで紹介した注目セクターの様子を中心にまとめています。
昨晩のセクターの様子
- セクターを見ていくとエネルギー関連が好調で天然ガス、鉄鋼銘柄も上昇しています。またARKK関連も好調でARKKは+2.97%と上昇しています。
- その他、軍事関連、ヘルスケア、クラウド、サイバーセキュリティ関連なども上がっていました。
- 下落したセクターとしてはターゲットの影響もあり一般消費財が-0.22%となっており、旅行、リチウムなども下落しています。
では、この中から注目のセクターをピックアップしてお伝えしてきます。
米国株セクターバブルチャート
エネルギー関連【VDE】
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エネルギー関連【VDE】週間&年間 騰落率マトリクス
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エネルギー関連【VDE】チャート
軍事・防衛関連【ITA】
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軍事・防衛関連【ITA】週間&年間 騰落率マトリクス
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軍事・防衛関連【ITA】チャート
一般消費財関連
【一般消費財関連銘柄】週間&年間 騰落率マトリクス
個別株ニュース
個別株の気になったニュースをまとめていきます。
- アップル、日本で「MacBook Air」従来機などを値上げ-1~2割
- ASML、中国の従業員を年内に14%増員へ-コロナ対策緩和が後押し
- シティ、アジアの法人向け金融部門で3000人新規採用へ
- ディスカウント大手ターゲットの株急落、在庫急増で業績予想引き下げ
- 米百貨店コールズの株価急伸、フランチャイズGが80億ドルで買収交渉
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ASML【ASML】
ASML、中国の従業員を年内に14%増員へ-コロナ対策緩和が後押し
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 半導体製造装置メーカー大手、オランダのASMLホールディングは中国での事業拡大に合わせ年内に200人余りを採用する。
- 中国では米国との長期にわたるテクノロジー競争において、同社の半導体製造装置が重要な役割を果たすと見なされている。
- ASMLは中国の従業員数を現在の1400人程度から14%拡大する。
- 7日発表資料によれば、同国での売上高は2021年度(21年12月終了)に27億ユーロ(約3830億円)と、世界全体売上高の14.5%を占めた。
- 世界最大の半導体市場である中国では、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)措置で生産が影響を受けたほか部品の出荷が滞り、エレクトロニクス製品需要も減少したが、制限措置の緩和に伴い回復しつつある。
- ASMLは同国でのプレゼンスを広げていく。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ASMLホールディングはオランダの半導体製造装置メーカー。子会社を通じて半導体産業向けリソグラフィー装置の開発、製造、販売、関連サービスを世界的に手掛ける。リソグラフィーシステム、ステップ・アンド・スキャンシステム「TWINSCAN」や「PAS5500」シリーズ、極端紫外線リソグラフィー装置、超精密光学分野の部品などを取り扱う。*2
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
シティグループ【C】
シティ、アジアの法人向け金融部門で3000人新規採用へ
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- 米シティグループは、アジアの法人向け金融部門で今後数年で3000人前後を新規に採用する。
- アジア太平洋部門のピーター・バベジ最高経営責任者(CEO)がロイターとのインタビューで明らかにした。
- 同行はアジアの消費者金融業務から撤退しており、法人向け金融部門とウエルスマネジメント部門を成長の柱とする方針。
- 法人向け金融部門には、貿易金融、キャッシュマネジメント、決済、カストディーサービスなどのコーポレート・バンキング業務や商業銀行業務、投資銀行業務が含まれる。
- 同行は昨年、ウエルスマネジメント部門で2025年までに約2300人を採用する計画を発表している。
- 今回の新規採用は香港とシンガポールが中心となる見通し。
- 同CEOは、中国で富が蓄積されており、富の拡大が続いていると指摘。
- 中国の経済的・地政学的な課題は短期的なもので、同行の戦略に変更はないとも発言した。
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■シティグループは個人と法人向けに世界160カ国以上で金融サービスを展開する米国の大手銀行持株会社。クレジットカード「Citi」を含む一般消費者向け小売銀行業務、企業向け銀行業務、投資銀行、証券仲介、機関投資家向けのプライベートバンキングなどの業務を行う。また資産運用・管理のほか、米国内外での住宅ローンや個人融資などの消費者金融も扱う。*3
ターゲット【TGT】
ディスカウント大手ターゲットの株急落、在庫急増で業績予想引き下げ
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- 米ディスカウントストア大手ターゲットの株価が7日の取引開始前のニューヨーク市場で急落。
- この3週間で2度目の利益見通し下方修正を受けた売りがかさんだ。同社は値引きや発注取り消しで急増する在庫に対応している。
- 7日のターゲット発表によれば、今四半期(5-7月)の営業利益率は約2%になり、5月18日時点での予想を大きく下回る。
- 当時は5.3%前後の広いレンジを予想していた。
- 今年下期に約6%に上昇すると同社は予想している。株価は一時9.5%下げて144.54ドルとなった。
- ターゲットは余剰在庫を処分し、「輸送および燃料コストの異例な高騰」による影響に対応し一部の価格を調整する意向も明らかにした。
- 「米港湾近くでの保管能力」を段階的に増やすことで柔軟性を拡大し、サプライチェーンの目詰まり問題に対応する方針だという。
- ターゲットの株価は年初から6日までに31%下げている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ターゲットは米国で大型ディスカウントストアチェーン「ターゲット」と「スーパー・ターゲット」を展開。自社クレジットカードの発行、「Target.com」にてオンライン販売も行う。「ターゲット」は家電、キッチン用品、衣類などの生活用品のほか非生鮮食料品を扱い、「スーパー・ターゲット」は生活用品と生鮮食品を含む食料品を取り扱う。*4
コールズ【KSS】
米百貨店コールズの株価急伸、フランチャイズGが80億ドルで買収交渉
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- 米百貨店コールズの株価が7日のニューヨーク市場で急伸。
- フランチャイズ・グループが80億ドル(約1兆600億円)でのコールズ買収を目指し、独占交渉に入ったことが好感された。
- 両社は7日、3週間の独占交渉に入ったことをそれぞれ発表。
- フランチャイズ・グループはコールズ株1株に対し60ドルを提示しているという。
- コールズ株はニューヨーク時間午前9時33分現在、前日比7.8%上昇の45.39ドル。
- フランチャイズ・グループはペット・サプライズ・プラスやザ・ビタミン・ショップなどのフランチャイズビジネスを手がける。
- コールズ買収が実現すれば、初のアパレル進出となるが、家具やマットレス、家電など重複ブランドもある。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コールズは米国で百貨店を運営。婦人・紳士・子供用衣料品、アクセサリー、化粧品、靴に加え、タオル・寝具、室内装飾品、小型家電、台所用品、ベビー用品、玩具などを取り扱う。また、衣料品、台所用品、寝室・浴室用品のほか、店舗では販売しない家具やデジタル家電を、「Kohls.com」にてオンライン販売で提供。*5
まとめ
【個人成績】
- 前日比資産は3.60%上昇して久しぶりの続伸によって、個別、投信、仮想通貨が上昇しました。
- 特に仮想通貨は乱高下を繰り返しておりビットコインが3万ドル付近でせめぎ合っています。
- 6月のリターンは+2.81%となり、年初来では-46.44%となっています。
- 個別銘柄では、ニューコアが好調で+3.37%とアファーム、ニオ、バイドゥ、フォード、ペイパルが2%上昇しています。
- 逆に下がった銘柄としては、コインベースや、リサイクルHD【LICY】や、マルケタが1%下落しています。
【主要指数】
- 米国株市場は続伸です。主要3指数が揃って2日連続で上昇しています。
- ダウは寄り付き前には273ドル安でしたが、終わってみれば+0.80%となっています。
- S&P500とNASDAQも寄り付き前には1%以上下落していましたが、S&P500は+0.95%、NASDAQは0.94%でプラスで終えて続伸しています。
- ディスカウントストアのターゲットが過剰在庫の影響などによって業績の警告を発表して小売が下落していますが、米国長期金利が低下したことが相場を押し上げた要因と考えられます。
【米国債】
- 米国債10年利回りは前営業日より-0.07%低くなり利回りは再び3%を割って2.97%となっています。
- 市場ではターゲットの発表から(過剰在庫により)値下げが行われるということもありインフレの最悪期を脱したのではないかという見方が浮上し始めており、債券が買われていました。
【大小株&グロースバリュー株】
- 小型のグロース株が非常に強かった一方で、真逆となるバリュー株の大型銘柄も好調でした。
- とはいえ、全体的に上昇しておりセンチメントも改善されつつあります。
【FANG+】
- 大型テックのFANG+は+1.34%と上昇しています。9銘柄が上昇しており特に中国銘柄のアリババとバイドゥが好調でした。
- なお、唯一下落したのが昨晩株式分割後の取引があったAmazon(-1.43%)ですが小売銘柄の下落に引きづられた感じとなっていました。
【セクター考察】
- セクターを見ていくとエネルギー関連が好調で天然ガス、鉄鋼銘柄も上昇しています。またARKK関連も好調でARKKは+2.97%と上昇しています。
- その他、軍事関連、ヘルスケア、クラウド、サイバーセキュリティ関連なども上がっていました。
- 下落したセクターとしてはターゲットの影響もあり一般消費財が-0.22%となっており、旅行、リチウムなども下落しています。
※太字記載は注目セクターとしてピックアップして構成銘柄などを紹介し今回の騰落率なども記載しております。
【予定】
- 6月6日からはアップルの開発者会議(WWDC)が行われます。
- 6月7日から9日までは米国債の入札があります。
- 6月10日は中国の生産者物価指数、消費者物価指数の発表と米国の消費者物価指数、米国5月の財政収支の発表があります。
- 6月14日から15日にかけてFOMCが開かれます。
- 14日には生産者物価指数も発表されます。
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