米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
ダウは下落4日連続の下落をしたもののS&P500とNASDAQは上昇しました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】ダウは下落4日連続の下落をしたもののS&P500とNASDAQは上昇しました。米国債10年利回りが前日の3.034%から2.989%まで下落したことで大型のハイテク銘柄を中心に買いが入っています。一時はNASDAQも2.7%上昇したものの引けにかけては売りも入り0.98%でとどまっています。
- 【小型株】小型株は下落しており、ラッセル2000も下落。S&P600の小型株も下落していました。
- 【セクター】上昇した銘柄は大型のグロース銘柄が上昇していたこともありテクノロジー系が上がっていました。特に半導体やテック系があがっています。また航空や、エネルギー、ヘルスケアなども上がっています。下落したセクターは不動産、フィンテック、金鉱株や金融株、素材、生活必需品、資本財株などが下落していました。ハイテク関係が多く上昇している中小型銘柄も多いフィンテックが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は+1.42%上昇しています。9銘柄上昇しており半導体関連が強い日でエヌビディアが3.81%と一番上昇していました。唯一下落したのはアリババの-0.32%です。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年5月10日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年5月10日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-7.87%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
大型のグロース銘柄中心に上昇しています。
小型銘柄は厳しい感じだね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
割りと上昇してる銘柄が多いね!
カナダの方はちょっと赤いけどね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇した銘柄は大型のグロース銘柄が上昇していたこともありテクノロジー系が上がっていました。特に半導体やテック系があがっています。また航空や、エネルギー、ヘルスケアなども上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは不動産、フィンテック、金鉱株や金融株、素材、生活必需品、資本財株などが下落していました。ハイテク関係が多く上昇している中小型銘柄も多いフィンテックが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
FANG+は+1.42%上昇しています。9銘柄上昇しており半導体関連が強い日でエヌビディアが3.81%と一番上昇していました。唯一下落したのはアリババの-0.32%です。
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
エヌビディアここのところ調子悪かったからね!
それにしても中国銘柄の低迷はいつまで続くんだよ…
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、iPod販売終了へ 携帯音楽席巻もスマホ主流に
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは10日、20年余り前に発売され、音楽を携帯する習慣を根付かせた「iPod(アイポッド)」シリーズの販売を終了すると発表した。
- 現在も販売されているのは「iPodタッチ」のみで、在庫がなくなり次第、販売を終える。
- 2001年に初代が発売されると、スマートフォンやオンライン音楽配信などが台頭するまで携帯音楽プレーヤー分野を席巻。
- スクロールホイールや約1000曲の保存容量、10時間のバッテリーなどで人気を博した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
-
【AAPL】アップルの記事一覧
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
テスラ【TSLA】
マスク氏「役に立つ限りテスラにとどまる」、投資家の懸念受け
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- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は10日、「自分が役に立つ限り」、テスラにとどまると言明した。
- 投資家の間では、ツイッター買収によって、マスク氏がテスラに専念できなくなる可能性があるという懸念が高まっている。
- マスク氏は会合で、中国の新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)によって影響が出ていたテスラの上海工場については、今後数週間で大きな問題ではなくなるという認識を示した。
- 近い将来、中国で工場を増設する計画はないとした上で、上海工場を拡張すると述べた。
- さらに、中国は重要な市場としつつも、長期的にはテスラの世界全市場に占める中国の比率は30%程度という見通しを示した。
- また、クリーンエネルギー技術の採用で直面する制約に対処する上で有益となるようであれば、鉱山会社の買収にオープンという考えを明らかにした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ファイザー【PFE】
ファイザーがバイオヘイブン買収、約1.5兆円-片頭痛分野に多角化
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- 米製薬大手ファイザーは、バイオ製薬会社バイオヘイブン・ファーマシューティカル・ホールディングを買収すると発表した。
- 買収額は現金で約116億ドル(約1兆5100億円)。ファイザーの事業ポートフォリオに、当局が承認済みの片頭痛薬が加わる。
- 両社の10日発表によると、ファイザーはバイオヘイブンの発行済み株式全てについて1株当たり148.50ドルを支払う。
- ファイザー含むバイオヘイブン株主は、保有するバイオヘイブン1株につき、新たに誕生する上場会社ニュー・バイオヘイブンの株式0.5株も受け取る。
- ニュー・バイオヘイブンはCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)受容体拮抗(きっこう)薬と呼ばれる片頭痛治療技術を使わない開発中の化合物の一部を継承する。
- ファイザーは新型コロナウイルス感染症のワクチンと治療薬の収入で潤った経営資源を活用し、需要が先細りする可能性のあるコロナ関連以外に製品の幅を広げる。
- 今回の買収では、片頭痛薬リメゲパント(米国での商品名「ヌルテックODT」)などを手中に収める。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*9
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
エレクトロニック・アーツ【EA】
EA、「バトルフィールド」が不振-4-6月売上高見通し予想下回る
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- 米ビデオゲームメーカー、エレクトロニック・アーツ(EA)が示した4-6月(第1四半期)の売上高見通しは、アナリスト予想を下回った。
- 業界全体の低迷や昨秋にリリースしたシューティングゲーム「バトルフィールド」最新作の不振が引き続き影を落としている。
- 10日の発表によると、4-6月の調整後売上高は12億-12億5000万ドル(約1560億-1630億円)の見通し。
- ブルームバーグ集計のアナリスト予想は14億5000万ドルだった。
- 同社の株価は時間外取引で一時0.9%下落した。
- EAは今年に入りまだ大型タイトルを投入していないが、昨年11月にリリースした「バトルフィールド2042」がレビューも芳しくなく人気も低い状況になお取り組んでいる。
- 1-3月(第4四半期)は売上高が17億5000万ドルで、アナリスト予想平均17億7000万ドルに届かなかった。
- 一部項目を除いた1株利益は1.46ドル。アナリスト予想平均は1.42ドルだった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エレクトロニック・アーツは米国のゲームソフト大手。ソニー「プレイステーション3」、マイクロソフト「Xbox360」、任天堂「Wii」などのビデオゲーム機のほか、パソコン、携帯電話、タブレット、電子書籍端末などに対応するソフトウエア、オンラインゲームの開発と販売を行う。主要ゲームタイトルは「バトルフィールド」など。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
コインベース・グローバル【COIN】
コインベース株が急落、4-6月取引高が前期下回ると警告
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- 米最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者コインベース・グローバルの株価が10日の米株式市場で急落した。
- 1-3月(第1四半期)売上高が市場予想に届かなかったほか、4-6月(第2四半期)取引高が前期を下回ると警告した。
- 1-3月期の月間取引利用者数は920万人に減り、ブルームバーグ集計のアナリスト予想950万人も下回った。
- 売上高は11億7000万ドル(約1500億円)に減少。
- アナリスト予想は14億8000万ドルだった。
- 株価は時間外取引で一時約16%下げた。全世界で株式や暗号資産などさまざま投機的な資産が売られている。
- ビットコインは昨年11月に付けた最高値から50%余り下落し、多くの個人投資家がなお様子見姿勢にある。
- アレシア・ハース最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「弱気相場の状況であることは間違いないが、冬の時期とはまだ言いにくい」と述べた。コインベースは4-6月期について取引高と月間取引利用者数が前期を下回ると見込むが、2022年通期の見通しに「ほぼ変更はない」とハースCFOは説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コインベース・グローバルは米国の仮想通貨取引所の運営会社。エンドツーエンドの金融インフラストラクチャとテクノロジーのプロバイダとして、ビットコイン等の仮想通貨取引のプラットフォームを構築し、世界中のインターネットユーザーや企業や機関、および小売ユーザーなどに簡単かつ安全な暗号資産へのアクセスを提供。*11
ペロトン・インタラクティブ【PTON】
ペロトン、純損失が予想大きく上回る-見通し下方修正で株価急落
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- ホームフィットネス大手、米ペロトン・インタラクティブの1-3月(第3四半期)決算は、アナリストが予想していた以上の大幅損失となった。
- 同社は売上高見通しを下方修正し、JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループとの間で7億5000万ドル(約980億円)を借り入れる5年契約を結んだ。
- 新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要でかつては買いを集めたペロトン株は、10日の取引開始前の時間外で約20%急落した。
- 同社では2月、共同創業者のジョン・フォーリー氏が最高経営責任者(CEO)退任を余儀なくされ、かつてスポティファイ・テクノロジーとネットフリックスで最高財務責任者(CFO)を務めた経歴のあるバリー・マッカーシーが新たにCEOに就任。
- コストを削減し、サブスクリプション収入を拡大すると宣言したが、この取り組みが順調ではないことが示された。
- 第3四半期の売上高は9億6430万ドルと、アナリスト予想の9億7160万ドルに届かなかった。一部項目を除いた純損失は7億5710万ドル。
- アナリスト予想平均は1億3210万ドルだった。第4四半期の売上高は6億7500万-7億ドルを見込む。
- こちらもアナリスト予想平均の8億2090万ドルを大きく下回った。
- ペロトンは下方修正の理由として、従来ガイダンスに比べた「需要の軟化」と、ハードウエアの値下げを挙げた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペロトン・インタラクティブは米国のフィットネスサービス企業。トレッドミル、フィットネスバイクなどのフィットネス関連機器の開発・販売に従事。また、オリジナルエクササイズ動画や音楽のコンテンツ制作・配信、ライブ・イベントのストリーミング配信を通して顧客が自宅で本格的なトレーニングを行える環境作りを提案。本社所在地はニューヨーク。*12
- NASDAQ100構成銘柄
プラグパワー【PLUG】
プラグ・パワーが決算受け下落 燃料電池システムおよび関連インフラが予想下回る
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- 電動リフトトラックなど燃料電池システムのプラグ・パワーが下落。
- 前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上だったほか、売上高も予想を若干下回った。
- 第1四半期の売上高は主に、燃料電池システムおよび関連インフラ設備が予想を下回ったことが影響した。
- 一方、燃料事業の利益も引き続き圧迫されており、天然ガス価格上昇に伴う水素分子コストの増加が重石となっているという。
- なお、2025年の年間売上高30億ドル、粗利益率30%、営業利益率17%という長期目標は再確認している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■プラグ・パワーは米国の燃料電池メーカー。産業機器や発電装置用の燃料電池の開発と製造に従事。主要製品は、フォークリフトや無人搬送車などの産業機器向けの液体水素燃料PEM「ジェンドライブ」、固定・無線通信向け天然ガス・液化石油ガス燃料発電装置「ジェンシス」、企業・政府機関向けバックアップ電力用液体水素燃料PEM「ジェンコア」など。*13
- EV、電池メーカー
ノババックス【NVAX】
ノババックスが決算受け大幅安 下期以降の不確実性も指摘される
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- ワクチンのノババックスが大幅安。
- 前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。
- 通期の売上高については従来の見通しを据え置いた。
- アナリストは、第1四半期と通期の売上高および見通しについては想定範囲内だったものの、下期以降の不確実性を考慮すると、潜在的な下振れリスクがあると指摘している。
- 現在の在庫と感染に関する不確実性により、 低所得国の予防接種率を向上を目的として設立されたGaviワクチンアライアンスが投与量と時期に関する事前購入契約を再交渉してくる可能性が留意されるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ノババックスは、臨床段階の米国バイオ医薬品企業。組換えナノ粒子ワクチンおよび抗原性補強剤の発見、開発、商業化に従事する。呼吸器合胞体ウイルス、季節性インフルエンザと新型インフルエンザのための臨床開発などの感染症に対象を当て遺伝子組み換えによるワクチンを開発する。*14
AMCエンターテインメント【AMC】
AMCが決算受け上昇 スパイダーマンで観客動員数回復
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- 映画館運営のAMCエンターテインメントが上昇。
- 前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど拡大しなかったことや、売上高が予想を上回った。
- 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」などの作品が呼び水となり観客動員数が回復した。入場料収入が予想を上回った。
- ただ、パンデミック前には程遠い。
- 観客動員数は3908万人と前年の680万人から急増。米国、海外とも予想以上に伸びた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■AMCエンターテインメント・ホールディングスは、米国の演劇事業の持株会社。AMCエンターテインメント、アメリカン・マルチシネマなどの子会社や間接子会社を通じ、主に米国の首都圏に位置する劇場でサービスを展開。主に北米で合計4976スクリーンを持つ345映画館の持分を所有し、運営する。カンザス州のリーウッドに本社を置く。*15
アップスタート【UPST】
アップスタートが決算受け52%急落 ローン金利上昇やローン残高拡大によるリスクが指摘される
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- フィンテックのアップスタートが52%急落。
- 前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- ただ、ガイダンスで、通期の営業収益の見通しを下方修正したほか、第2四半期も予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている。
- 同社のギルアードCEOは声明で「今年は経済的に厳しい年になりそうだが、何があろうと乗り越えていけると確信している」と述べた。
- アナリストからは投資判断や目標株価の引き下げが相次いた。
- ローン金利上昇やローン残高拡大によるリスクの増加など、同社は逆風のパーフェクト・ストームに直面しているとのコメントも出ている。
- ガイダンスは下方修正されたものの、リスクは完全にカバーされておらず、不況や延滞が拡大した場合、収益とマージンの目標にさらなるリスクが生じる可能性があるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップスタート・ホールディングスは米国の融資プラットフォームプロバイダ。同社の人工知能(AI)を活用したプラットフォームは、銀行および融資提供者のリスクとコストを削減しながら、消費者により高い承認率、より低い金利、そして完全に自動化された効率的なプロセスでローン商品を提供することを可能にする。本社所在地はカリフォルニア州サン・マテオ。*16
まとめ
- 【主要指数】ダウは下落4日連続の下落をしたもののS&P500とNASDAQは上昇しました。米国債10年利回りが前日の3.034%から2.989%まで下落したことで大型のハイテク銘柄を中心に買いが入っています。一時はNASDAQも2.7%上昇したものの引けにかけては売りも入り0.98%でとどまっています。
- 【小型株】小型株は下落しており、ラッセル2000も下落。S&P600の小型株も下落していました。
- 【セクター】上昇した銘柄は大型のグロース銘柄が上昇していたこともありテクノロジー系が上がっていました。特に半導体やテック系があがっています。また航空や、エネルギー、ヘルスケアなども上がっています。下落したセクターは不動産、フィンテック、金鉱株や金融株、素材、生活必需品、資本財株などが下落していました。ハイテク関係が多く上昇している中小型銘柄も多いフィンテックが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は+1.42%上昇しています。9銘柄上昇しており半導体関連が強い日でエヌビディアが3.81%と一番上昇していました。唯一下落したのはアリババの-0.32%です。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより