米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株式市場は3日続伸となっています。FOMCで0.5%の利上げが決定、6月からバランスシートの縮小が示されました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株式市場は3日続伸となっています。FOMCで0.5%の利上げが決定、6月からバランスシートの縮小が示されました。市場の予想通りとなったほかFRB議長が0.75%の利上げを積極的に議論しなかったことを好感し、安心感が広がっています。ダウ銘柄は30銘柄すべてが上昇し、FANG+も10銘柄すべてが上がっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も好調で+2.69%が上がっています。
- 【セクター】上昇したセクターは、ハイテク銘柄を中心に全体が上がっていました。特にARK銘柄や仮想通貨関連、クリエネ、エネルギー関連などは大きく上がり4%以上上げていました。また半導体や、通信、フィンテック、素材なども3%以上上がっています。逆に下がったセクターとしては旅行関連の銘柄が若干ですが下がっていました。リフト、ウーバーなどの決算の影響が出ています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体で3.4%と大きく上昇し10銘柄すべてが上昇していました。パウエル議長発言まで下落していたアマゾンも終わってみれば1.35%のプラスとなっており、特に上げた銘柄はメタで5.3%と好調でテスラ、グーグル、アップルは4%上がっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年5月4日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年5月4日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、かなり上がってるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+2.09%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
パウエル議長が押し戻す、6月会合での0.75ポイント利上げ見通し後退
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米金融当局が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で実施すると見込まれる政策引き締めについて、トレーダーの見通しが後退した。
- パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が4日の記者会見で、0.5ポイントを上回る利上げが短期的に行われるとの観測を押し戻した。
- これを受けて、年限が短めの米国債の利回りが大きく低下し、ドルが売られた。
- この日のFOMC会合で0.5ポイントの利上げが決定したとの発表があった後、会合日程に関連した金利デリバティブは一時、次回6月会合で0.75ポイントの利上げが行われる可能性を一時的に織り込んだ。
- しかしパウエル議長がその幅での引き上げをすぐにも実施することはないとの姿勢を示唆したため、市場のそうした状態は長くは続かなかった。
- TDセキュリティーズの金利戦略世界責任者、プリヤ・ミスラ氏は「パウエル議長が非常に明確な言葉を発した」と指摘。
- 「あまりに多くの利上げ予想が織り込まれたと考えている。従って年限が短い方の債券はこれで安定するはずだ。パウエル議長は市場のプライシングほどタカ派ではない」と述べた。
- 6月会合に絡むオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は一時1.464%を付けた後、約1.35%へと低下した。
FOMC(連邦公開市場委員会)声明とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- FOMC声明は、FRBが金融政策について市場とコミュニケーションする為に使用する主要な手段です。
- 年に8回予定されていて、政策金利や他の政策措置に関する委員会の投票結果や、メンバーの投票に影響を与えた経済状況や見通しについて述べられます。
- 投資家たちは各声明で生じるFOMCの姿勢の変化に注目します。
- 予想よりも声明がタカ派的な内容であるならば、米ドルの買い材料となり、ハト派の内容は米ドルの売り材料と解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているね。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
世界的にも金利の上げ幅が小さいってことで上がってるね
最近中国はいい感じだね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
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▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
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セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは、ハイテク銘柄を中心に全体が上がっていました。特にARK銘柄や仮想通貨関連、クリエネ、エネルギー関連などは大きく上がり4%以上上げていました。また半導体や、通信、フィンテック、素材なども3%以上上がっています。
下落したセクター
逆に下がったセクターとしては旅行関連の銘柄が若干ですが下がっていました。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
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▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
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「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
FANG+は全体で3.4%と大きく上昇し10銘柄すべてが上昇していました。
パウエル議長発言まで下落していたアマゾンも終わってみれば1.35%のプラスとなっており、特に上げた銘柄はメタで5.3%と好調でテスラ、グーグル、アップルは4%上がっています。
内訳としてはこの様になっています。
メタとテスラが上がってきてるね!
10銘柄すべて上がるのはいい気分だね!
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップルがフォード勤続31年のベテラン採用、EV開発強化へ-関係者
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは、米フォード・モーターで長年にわたり安全対策や車両設計を率いてきたベテラン幹部を採用した。
- 電気自動車(EV)開発の取り組みが再び強化されることを示唆する動きとなる。事情を知る複数の関係者によると、アップルはデジ・ウィカシェビッチ氏を自動車プロジェクトで採用。
- 同氏はフォードに1991年に入社し、最近では自動車安全工学のグローバルディレクターを務めた。
- 多くのフォードの車種で内装や外装、シャシー、電気部品のエンジニアリングを統括する役割も担い、新たなEVの開発にも携わっていた。
- アップルはウィカシェビッチ氏の採用に関するコメントを控えた。一方、フォード側は同氏が退社済みだと明らかにした。
- EVや自動運転車の開発はアップルにとって、成長を続けるための「次の目玉」になるとみられている。
- ただ、約7年前にプロジェクトがスタートして以来、戦略の変更や人事異動が繰り返され、過去1年間は特に人材流出が目立っていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
-
【AAPL】アップルの記事一覧
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
メタ・プラットフォームズ(フェイスブック【FB】)
メタ、従業員採用に歯止め コスト抑制で
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- 米IT大手メタ・プラットフォームズは4日、コスト抑制に向け従業員の採用を遅らせていると発表した。
- 広報担当者は電子メールによる声明で「事業のニーズに沿って定期的に人材供給を見直しており、今決算期の費用ガイダンスに照らして、適切な方法で従業員の増加を抑制している」と述べた。
- ビジネスインサイダーは社内メモとして、メタが採用目標を引き下げ、年内は一時的に採用を停止したと報じた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*9
-
【FB】メタ(フェイスブック)の記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ツイッター【TWTR】
ツイッター、企業・政府ユーザーに課金も マスク氏提案
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- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は3日、買収で合意したツイッターについて、企業や政府のユーザーに少額の料金を導入する可能性に言及した。
- 「ツイッターは不定期のユーザーには常に無料であり続けるが、商用・政府ユーザーには少額の費用を設けるかもしれない」とツイートした。
- ツイッターはコメントを控えた。
- マスク氏は先月以降、新たな機能の追加やアルゴリズムの公開、スパムボットの排除など一連の改革を提案。
- 定額サービス「ツイッターブルー」についても料金引き下げなどを提案している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*10
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘
AT&T【T】
AT&T、携帯電話サービスプランを値上げ-コスト上昇に対応へ
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- 米通信大手AT&Tはモバイルサービスプランの価格を引き上げる。
- 顧客から得る収入を増やし、インフレ加速の影響を抑える取り組みの一環となる。
- 割引や携帯端末の無償提供、低価格の家族プランなどで新規顧客の獲得を主に競ってきた業界にとって、今回の値上げは方針転換を示すものだ。
- 同業界では2020年のTモバイルUSによるスプリント買収で大手プレーヤーが3社に減少した。
- 携帯サービスプランでの値上げは3年ぶり。AT&Tは単独利用者向け月額料金を最大6ドル、家族向けは同12ドルそれぞれ引き上げると、同社広報担当者が3日に確認した。
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■AT&Tは米国の通信業持株会社。主に携帯電話事業を展開、子会社AT&Tモビリティを通じて米国内の企業や個人に市内・長距離携帯電話、ローミングサービスを提供。また、インターネット接続、専用回線、DSL、IPテレビ「U-verse」、ブロードバンド、IP電話、ウェブホスティングなどのサービスを提供。本社はテキサス州ダラス。*11
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシズ)【AMD】
MDが明るい売上高見通し、データセンター向け半導体が好調
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- 半導体メーカーの米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は4-6月(第2四半期)の売上高について明るい見通しを示した。
- 収益性の高いデータセンター向け半導体市場で同社の好調が続いていることを示唆している。
- AMDは4-6月の売上高を約65億ドル(約8460億円)と想定。
- アナリスト予想の平均は60億3000万ドルだった。
- 同社の見通しには、1-3月(第1四半期)に買収が完了したザイリンクスの業績も含まれる。
- AMDの2022年の売上高は19年のほぼ4倍となるペースだ。
- 同社は米インテルに次いで、コンピューター半導体メーカー第2位。
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■アドバンスド・マイクロ・デバイシズは米国の半導体メーカー。コンピュータ、グラフィックス、家電市場向けマイクロプロセッサの製造、販売に従事。コンピュータ搭載用のx86マイクロプロセッサ、ノート型パソコン、ワークステーション、サーバーに使用されるチップセットなどを提供。同社製品は「AMD」の商標名で展開。本社はカリフォルニア州サニーベル。*12
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
モデルナ【MRNA】
モデルナ、年後半のコロナワクチン販売増を見込む
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- 米バイオ医薬品モデルナは4日、下半期の新型コロナウイルスワクチンの売り上げが上期よりも増加するとの見通しを公表した。
- 新型コロナウイルスの流行が、秋にブースター注射を必要とする季節性のものになると予想している。
- 同社はオミクロン株と原型の双方を対象とした次世代のブースターワクチンを開発中で、より幅広い予防効果が期待できるとみている。
- 2022年のコロナワクチンの売上高を210億ドルと予想。ただ、ワクチン共有の国際的枠組み「COVAX(コバックス)」が低・中所得国からのワクチン需要を確認できない場合、これより低くなる可能性があるとした。
- 一方、米国などが秋のブースター接種を契約した場合、売上高が増加する可能性もある。
- 重症化リスクの高い人々には毎年のブースター接種が必要になると予想。
- そうした人々は世界で約17億人と推定されるという。
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■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*13
リフト【LYFT】
リフト株が急落、業績予想が期待外れ-ウーバーにも飛び火
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- 4日朝の米株式市場で、米配車サービス大手のリフトが急落。
- 同社が示した4-6月(第2四半期)の業績予想が期待外れな内容だったことから、失望感が広がった。
- このままいけば、同社は1日で時価総額の4分の1余りを失うことになる。リフト株は取引開始から間もない時点で一時29%安の21.90ドル。
- 1日としては上場来最大の下落率で、2019年3月に付けた上場来高値78.29ドルからは72%の下げとなる。
- リフトの低調な業績予想は競合のウーバー・テクノロジーズにも飛び火。
- ウーバーの1-3月(第1四半期)決算では売上高が市場予想を上回ったほか、第2四半期についても明るい見通しが示された。
- だが株価は一時12%を超える下げとなった。
- リフトは第2四半期の売上高について最大10億ドルと予想。調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)については1000万-2000万ドルとの見通しを示した。
- 売上高、調整後EBIDTAともにアナリスト予想を下回った。
- 同社はドライバー向けインセンティブで支出を増やす方針も示した。
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■リフトは米国の配車サービス企業。米国とカナダにおいて、オンラインで配車(ライドシェアリング)サービスを展開する。さまざまな乗車プランから、顧客とドライバーをアプリを通じてマッチングさせ、請求、支払い、サポート、評価などをアプリ上で行うシステム。同社はまた、都市部におけるバイクシェアリングサービスも手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*14
- 配車サービス、自動運転銘柄
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
ウーバー、第1四半期業績予想上回る 今期営業利益見通しも堅調
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- 米配車大手ウーバー・テクノロジーが4日発表した第1・四半期決算は営業利益と売上高が市場予想を上回った。
- 第2・四半期について堅調な見通しを示したほか、ドライバーの取り込みに向けインセンティブ(報奨金)を引き上げる必要はないとの見方を示した。
- 一時的な費用を除く調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は1億6800万ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1億3200万ドルを上回った。
- ただ、純損失は59億ドルと、前年同期の1億0800万ドルから赤字幅が拡大。
- 保有する中国配車サービスの滴滴出行(ディディ)の株急落が響いた。売上高は136%急増の69億ドルで、市場予想の61億3000万ドルを上回った。
- 月間のアクティブユーザー数は1億1500万人と、前四半期の1億1800万人から減少した。
- 第2・四半期の調整後EBITDA見通しは2億4000万─2億7000万ドルとした。市場予想は2億3700万ドル。
- ただ、ウーバーの株価は4.6%安で終了した。
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■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*15
エアビーアンドビー(Airbnb)【ABNB】
エアビー、第2四半期売上高見通しが予想上回る 旅行需要に期待
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- 米民泊サイト運営大手エアビーアンドビーが3日に示した第2・四半期の売上高見通しが市場予想を上回った。
- 新型コロナウイルス関連規制が世界的に緩和される中、累積需要で夏に旅行が増えると見込んでいる。
- 売上高見通しは20億3000万─21億3000万ドル。
- リフィニティブがまとめたアナリストの予想平均は19億6000万ドルだった。
- リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド型の勤務がここ数カ月に広がりを見せており、都市部から離れた場所に滞在する期間を延ばしたり、頻度を増やしたりする動きが民泊業者にとって追い風となっている。
- エアビーの株価は引け後の時間外取引で4%超上昇した。
- 第1・四半期には都市部以外での総予約宿泊数が過去最高の伸びとなった。
- 都市部の総予約宿泊数も大幅に増加し、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回った。
- 第1・四半期の売上高は前年比70%増加した。
- 純損益は1株当たり0.03ドルの赤字だったが、赤字はアナリストの予想よりもかなり小幅にとどまった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エアビーアンドビーは米国大手の民泊仲介サイト運営企業。主にバケーションレンタルなど宿泊施設や民宿の仲介サービスやトラベル情報を提供する。ホストとのメッセージおよび決済システムや、ゲストによるレビューやレーティングを提供する。宿泊施設の選択の幅を広げ、世界各地でサービスを展開する。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*16
スターバックス【SBUX】
スターバックス、利益と既存店売上高が予想下回る-中国市場など影響
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- 米スターバックスが3日発表した1-3月(第2四半期)決算では、利益と既存店売上高が市場予想を下回った。1-3月の世界既存店売上高は7%増。
- ブルームバーグがまとめたアナリスト予想は7.5%増だった。
- 主要市場である中国では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う規制が影響し23%減と大きく落ち込んだ。
- 1株利益は58セントで、アナリスト予想(同60セント)に届かなかった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*17
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
イーベイ【EBAY】
イーベイ、第2四半期見通し予想下回る パンデミック需要鈍化
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電子商取引(EC)大手イーベイが4日発表した第2・四半期の売上高見通しは予想を下回った。
- 消費者が新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前の行動に戻る中、米アマゾン・ドット・コムを含むネット販売業者は苦戦している。
- イーベイは第2・四半期の売上高は23億5000万─24億ドルになると予想。
- リフィニティブがまとめたアナリスト予想の25億4000万ドルに届かなかった。
- 1株当たり利益見通しは0.87─0.91ドルと、アナリスト平均予想の1.01ドルを下回った。
- 通年業績見通しも市場予想を下回った。第1・四半期決算は、総取引額(GMV)が20%減の194億ドル。売上高は6%減の24億8000万ドル。
- ただ予想の24億6000万ドルをやや上回った。
- 調整後利益も予想を上回った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■イーベイは世界最大級のオークションサイトを運営する米国のインターネット通信販売業者。買い手と売り手の取引を可能にするオークションサイト「eBay.com」、スポーツチケット「StubHub」、価格比較サイト「Shopping.com」、アパート・住宅賃貸情報サイト「Rent.com」などを運営する。決済サービス「ペイパル」と「Bill Me Later」を提供する。*18
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
まとめ
- 【主要指数】米国株式市場は3日続伸となっています。FOMCで0.5%の利上げが決定、6月からバランスシートの縮小が示されました。市場の予想通りとなったほかFRB議長が0.75%の利上げを積極的に議論しなかったことを好感し、安心感が広がっています。ダウ銘柄は30銘柄すべてが上昇し、FANG+も10銘柄すべてが上がっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も好調で+2.69%が上がっています。
- 【セクター】上昇したセクターは、ハイテク銘柄を中心に全体が上がっていました。特にARK銘柄や仮想通貨関連、クリエネ、エネルギー関連などは大きく上がり4%以上上げていました。また半導体や、通信、フィンテック、素材なども3%以上上がっています。逆に下がったセクターとしては旅行関連の銘柄が若干ですが下がっていました。リフト、ウーバーなどの決算の影響が出ています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体で3.4%と大きく上昇し10銘柄すべてが上昇していました。パウエル議長発言まで下落していたアマゾンも終わってみれば1.35%のプラスとなっており、特に上げた銘柄はメタで5.3%と好調でテスラ、グーグル、アップルは4%上がっています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより