米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は反落し、ダウトS&P500は5日ぶりに下落となっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は反落し、ダウトS&P500は5日ぶりに下落となっています。3指数とも下落した中、大きなニュースはなかったものの原油相場の上昇や長短金利差の逆転が迫ったりと、将来的な景気後退(リセッション)への懸念が相場の重しとなっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も売られており、-1.97%と下がっています。
- 【セクター】上昇したセクターは少なく、エネルギーセクターを中心に、公益、ヘルスケア、生活必需品が上がっていました。一方で昨晩は多くのセクターが下落しています。特にハイテク小型株関連が大きく下がっており、仮想通貨銘柄やARK、半導体、クラウド銘柄なんかが大きく売られていました。また旅行、金融、サイバーセキュリティ、通信も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全銘柄が下落しており-1.32%となっています。特にエヌビディアが3.3%、ネットフリックスが-2.64%と下落しています。またAmazonへの「売り推奨」を出したアナリストもいたことから-1.78%とAmazonが下がっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年3月30日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年3月30日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば下がってるね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
エネルギー関連は上がってるように見えるね、半導体は厳しいみたいだね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは少なく、エネルギーセクターを中心に、公益、ヘルスケア、生活必需品が上がっていました。
下落したセクター
一方で昨晩は多くのセクターが下落しています。特にハイテク小型株関連が大きく下がっており、仮想通貨銘柄やARK、半導体、クラウド銘柄なんかが大きく売られていました。また旅行、金融、サイバーセキュリティ、通信も下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
全体的に下落して材料もあまりなかったのにハイテクには厳しい1日だったね!
エヌビディアやネットフリックスは結構売られてるんだね。バイドゥはまぁおなじみだけど。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップルに対する集団訴訟認めず、アップストア課金巡り
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アプリストアの課金を巡り米アップルを相手取り「iPhone(アイフォーン)」ユーザーらが起こした反トラスト法(独占禁止法)訴訟で、カリフォルニア州の連邦地裁は29日、集団訴訟として認定しない判断を示した。
- 同州北部地区連邦地裁(オークランド)の判事は、「アップストア」からアプリやバーチャルグッズを購入したユーザーら(保有する米国のアップル口座数合計約4億)が広く原告となり集団訴訟として争うことを認定しなかった。
- 同判事はその一方で、原告側が申し立てを修正し再提出することを認めた。
アップル、金融サービスの自社提供拡充に取り組む
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは、将来の金融商品のために独自の決済処理技術とインフラの開発に取り組んでいる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
- 外部パートナーへの依存を徐々に軽減していく野心的取り組みの一環だという。
- 複数年にわたる計画を通じ、金融サービスに関する幅広い業務を自社で手掛ける意向だという。非公開情報であることを理由に関係者が匿名で述べた。
- これには決済処理、融資のためのリスク評価、信用調査、紛争処理などの付加的な顧客サービス機能などが含まれる。
- この取り組みはアップルの現在のサービス群ではなく、将来のプロダクトに焦点を当てたものだ。
- それでも、このニュースを受けて同社の現在のパートナーであるコアカードとグリーン・ドットの株価はともに一時10%を超える下落となり、ゴールドマン・サックス・グループも一時1.2%安となった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
-
【AAPL】アップルの記事一覧
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
メタ・プラットフォームズ(フェイスブック【FB】)
メタ、オランダのデータセンター建設計画中断 議会が差し止め動議
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米メタ(旧フェイスブック)は29日、オランダで計画している欧州向け大規模データセンターの建設計画を中断すると発表した。
- 同国でつくられる限られたクリーン電力が多国籍企業に使われることに一部環境活動家らが反対し、地元住民も相談なく認可が進められたと反発。
- 前週には上院でルッテ政権に建設の一時差し止めに動くことを求める動議が可決されていた。
- 予定地は北部のゼーウォルデで、首都アムステルダムから東に50キロ。
- 166ヘクタールの農地に建設し、使用電力1.38ギガワット時をグリーンエネルギーでまかない、400人の雇用を創出するとし、昨年12月に町が承認していた。
- 完成すれば同国最大のデータセンターとなり、欧州全域のフェイスブックやインスタグラムやワッツアップのユーザー向けのサービスを担う計画だった。
- 上院は動議で、政府のデータセンター政策について合意がまとまるまでは今回の建設を延期させるよう政府に求めていた。
- メタの広報担当者は、2019年に地元や自治体の政府やオランダ政府から建設が招致されたと指摘。
- どう対応するかを巡って自治体政府と協力を続けていくと表明し、計画再開の可能性に備えていく姿勢を示した。
アップルとメタ、当局になりすましたハッカーに顧客情報提供
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルとフェイスブック親会社メタ・プラットフォームズが、法執行当局者になりすましたハッカーに顧客データを提供していたことが事情に詳しい関係者3人の話で分かった。
- アップルとメタは2021年半ば、偽造された「緊急データ要請」に応じて顧客のアドレスや電話番号、IPアドレスなどの基本的な詳細情報を提供した。
- 関係者によると、そのような要請が行われるのは通常、裁判官の署名入り捜査令状または召喚状がある場合に限られるが、緊急の要請には裁判所命令は不要。
- サイバーセキュリティーの専門家らは、偽造した要請を送ったハッカーの一部は英国と米国にいる未成年者だと疑っており、そのうちの1人はマイクロソフトやサムスン電子、エヌビディアにサイバー攻撃したハッカー集団「Lapsus$」の首謀者と考えられているという。
- ロンドン市警察は最近、同集団を巡る捜査に関連して7人を逮捕しており、調べを続けている。アップルの担当者はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、法執行ガイドラインのセクションを参照するよう述べた。
- 同ガイドラインは、要請を出した政府職員ないし法執行当局者の監督官に「連絡し緊急要請が本物か確認を求める可能性がある」としている。
- メタの広報担当アンディー・ストーン氏は声明で、「われわれはあらゆるデータ要請が法的に充足しているか検討し、高度なシステムとプロセスを使い法執行機関の要請を検証し、不正使用を検出している」と説明。
- 「今回のケースと同様、既知の侵害されたアカウントからの要請をブロックし、不正が疑われる要請に関する事案に法執行機関と協力して対応している」と付け加えた。
- スナップにも同じハッカーから偽造された要請があったが、同社がそれに応じてデータを提供したかどうかは不明。各社が何回データを提供したかも明らかとなっていない。
- スナップは今回の件についてこれまでのところコメントしていない。
- ただ、同社には偽造された要請を見つける予防手段があると、広報担当者は説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*8
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【FB】メタ(フェイスブック)の記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、ニッケル危機を巧みに回避-複数の企業と契約し供給確保
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- ロシアのウクライナ侵攻を受け、電気自動車(EV)メーカーの間ではバッテリー製造に不可欠なニッケルの供給を巡る懸念が強まっている。
- ロシアが世界有数のニッケル生産国だからだ。
- だが米テスラは、こうした事態になる前から既に世界中でニッケルの調達先を探し、2021年以降に複数の供給元と契約を結んでいた。
- テスラが結んだ契約の一つに、ブラジルの鉄鉱石大手ヴァーレからの複数年にわたるニッケル供給がある。
- 事情に詳しい複数の関係者によれば、未発表のこの契約にはカナダ産ニッケルが含まれる。
- 関係者らは、詳細が公になっていないとして匿名を条件に語った。大半の自動車メーカーと異なり、テスラは何年にもわたって自社向けのニッケル供給確保に注力している。
- ニッケル確保の取り組みは、テスラのサプライチェーン管理維持に向けてイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が力を入れる垂直統合戦略の一環。
- 同社はパナソニックと、ネバダ州リノの郊外で巨大なリチウムイオン電池工場を共同運営している。
- テスラはバッテリーセルを他社から調達しているが、自社でも製造している。
- ループ・ベンチャーズの共同創業者、ジーン・マンスター氏は「ニッケルに関するテスラのこれまでの取り組みは、隠れた競争上の強みだ」と指摘。
- 「テスラは今後も、EV業界で他社の数歩先を進み続ける」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*9-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
バイドゥ(百度)【BIDU】
バイドゥに売り強まる 米SECがHFCAAの対象に加える
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- 先ほどからNY市場に上場している中国のバイドゥ(百度)に売りが強まっている。一時143ドル台に下落する場面が見られた。
- 米証券取引委員会(SEC)が同社を外国企業説明責任法(HFCAA)に基づき、上場廃止に直面している企業に加えたと伝わった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バイドゥ(百度)は中国でインターネット検索エンジンとオンライン広告サービスを提供。「Baidu.com」は中国語のウェブサイト、ニュース、画像、マルチメディアファイルのインターネット内の情報検索サービスを提供。コミュニティーサイト「Post Bar」、クラウド型写真ストレージ・共有「Baidu Album」などオンラインツールも展開。*10
- 中国株銘柄
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- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
バイオジェン【BIIB】
バイオジェン、アルツハイマー薬試験の患者スクリーニング開始へ
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- 米バイオジェンは30日、エーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」の効果を確認するために実施する第4相試験について、最終的なプロトコル(治験実施計画書)を米食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。
- 発表資料によると、同試験の患者スクリーニングは5月に開始する。
- 試験期間は約4年を見込んでいる。
- FDAが矛盾する試験結果や諮問委員会メンバーの反対にもかかわらず、アデュヘルムを迅速承認制度の下で承認して以来、バイオジェンとFDAは批判にさらされている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バイオジェンはバイオ医薬品企業。神経疾患治療の医薬品の開発・製造・販売に従事する。再発性多発性硬化症(MS)治療薬、クローン病治療薬、非ホジキンリンパ腫と関節リウマチ治療薬などが主要製品。また、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患のほか、血友病、リンパ性白血病、非ホジキンリンパ腫の治療薬も扱う。本社はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*11
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
インテル【INTC】
インテルCEO、昨年報酬額は平均的従業員の1711倍
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- 米半導体インテルのゲルシンガー最高経営責任者(CEO)の昨年報酬額(就任した2月からの11カ月)は1億7860万ドルで、平均的従業員の1711倍に上った。その79%近くは株式報酬が占めている。
- 30日に公表された規制当局への届出書類で分かった。
- 前CEOのボブ・スワン氏の2020年報酬額は、平均的従業員の217倍で、ゲルシンガー氏の方がおよそ698%も上回った形だ。
- インテルは役員報酬について、5月12日に開催する年次株主総会での承認を求めている。
- ロイターのコメント要請には回答していない。昨年の同社株価は6.8%上昇。
- 生産面での危機や競争激化に苦しんだ20年は約17%の下落だった。
- ゲルシンガー氏はCEO就任後、台湾積体電路製造(TSMC)に奪われた半導体市場の覇権を奪回するための包括的な戦略を打ち出している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*12
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ビリビリ【BILI】
中国、ライブストリーミングサービス脱税一掃の方針
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- 中国当局はライブストリーミングのプラットフォームに絡む脱税など犯罪を撲滅する方針だ。
- ここ数年、コンテンツ違反で非難されていた同業界にとって厳しい警告となる。国家市場監督管理総局や国家インターネット情報弁公室などは30日の通知で、重大な違反者の場合は特定の上で公表すると説明した。
- 同業界では快手科技やビリビリ(嗶哩嗶哩)、アリババグループなどが大手となっている。
- 中国ではライブ配信ショッピングが急拡大し、600億ドル(約7兆3000億円)規模に膨らんでいるが、アリババのプラットフォームで実演販売していた著名インフルエンサーの黄薇さんが昨年12月、脱税していたとして追徴課税など2億1000万ドルの支払いを命じられた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ビリビリはケイマン諸島籍のオンライン・エンターテイメント企業。子会社を通じ、中国在住のユーザーにビデオ、ライブ放送、写真、ブログ、ゲームなどのエンターテイメント・コンテンツを提供する。同社プラットフォームでコンテンツの視聴や検索が可能、メンバー登録後は動画の編集やコンテンツ作成などインタラクティブな機能が付与される。本社所在地は中国・上海市。*13
- 中国銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
ジョンソン&ジョンソン【JNJ】
J&J、ロシアでパーソナルケア製品の販売停止
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- 米日用品・医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は29日、ロシアでパーソナルケア製品の販売を停止すると発表した。
- ウクライナ侵攻を受けて広がっているロシア事業を制限する企業の動きに加わった。
- 医薬品と医療機器については、西側諸国による制裁の対象外であることから供給を継続するとした。
- ただ、ロシアで行っている医薬品の臨床試験への登録は、停止する方針をこれまでに示している。売上高に占めるロシア事業の割合は約1%。
- 米製薬大手・イーライリリーやファイザーなども、ロシアでの投資・宣伝活動を停止する計画を発表しているが、医薬品と医療機器の供給は継続するとしている。
- ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア事業の完全撤退に動く複合企業に加わるよう製薬会社に求めている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ジョンソン&ジョンソンは米国の医療・ヘルスケア企業。事業部門は消費者関連、医薬品、医療機器・診断で構成される。主に目薬、鎮痛剤、胃腸薬などの一般用医薬品や栄養補助食品、抗感染、精神疾患、心循環器疾患などの治療薬を製造・販売する。また臨床検査機器や診断薬を扱う。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニュージャージー州。*14
VISA(ビザ)【V】
VISA、NFTを使った事業拡大を支援する「クリエーター・プログラム」発表
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- クレジットカード大手のビザ(Visa)は、音楽、ファッション、映画などの分野における選ばれた中小企業経営者が、NFTを使って事業拡大を図ることを支援する「クリエイター・プログラム」を発表した。
- 「NFTはクリエイター・エコノミーの強力なアクセラレーターになる可能性を秘めている」と同社暗号資産責任者のカイ・シェフィールド(Cuy Sheffield)氏は声明で述べた。
- 「ビザ・クリエーター・プログラムを通じて、こうした新しいタイプの小規模企業がデジタルコマースのための新しい媒体を活用することを支援したい」。
- ビザによると、クリエーター・プログラムは、技術やプロダクトに関する指導、コミュニティ構築、オピニオンリーダーへのアクセス、ビザのクライアントやパートナーへの紹介、および助成金などに焦点をあてている。
- 期間は1年間。 ビザは、Influencer Marketing Hubのデータを引用して、いわゆる「クリエイター・エコノミー」の市場規模は1000億ドル以上と推定していると述べた。
- クリエイター・プログラムの最初の参加者の1人は、元メジャーリーグ選手のマイカ・ジョンソン(Micah Johnson)氏。
- 同氏は昨年、NFTキャラクターのAkuを発表している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ビザはクレジットカード会社。金融機関にクレジットカード「Visa」、デビットカード、プリペイドカード、企業間取引の決済処理プラットフォーム、ATM網「PLUS」「Interlink」、電子決済、モバイル決済、リスク管理、カード発行処理、請求内容照合、顧客ロイヤルティープログラム、不正・オンラインセキュリティー管理決済関連サービスを提供。*15
スターバックス【SBUX】
米南部初のスタバ労組、店舗従業員が投票で結成決める
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのテネシー州ノックスビルにある店舗で働く従業員が29日、労働組合の是非を問う投票を実施し、8対7の賛成多数で結成を決めた。
- 米南部の店舗で結成されるのは初めて。
- 労働者団体「SBワーカーズ・ユナイテッド」の広報担当者が明らかにした。
- 同団体によると、米国で組合を結成する9番目のスタバ店舗となった。
- 先週には、スタバのホームタウンであるシアトルの店舗従業員が9対0の賛成多数で労組加入を承認した。
- 同社は米国内に約9000の直営店とライセンス経営の店舗を抱えている。人手不足が続く中、労組結成の動きが広がっていた。
- 投資家の中には、スタバが何年もかけて従業員に優しい職場という評価を築いたことを指摘し、組合に対して中立的な立場を取るよう同社に求める声もある。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*16
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ウィーワーク【WE】
ウィーワーク、CEOが会長兼務へ-クラウレ氏に代わる取締役も決定
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- シェアオフィス事業を展開する米ウィーワークは、ソフトバンクグループのマルセロ・クラウレ元最高執行責任者(COO)に代わる新たな取締役会メンバーとして、ソフトバンクGからサウラブ・ジャラン氏を任命した。
- 同氏はソフトバンクグループインターナショナルのパートナーを務める。ウィーワークの会長職も、クラウレ氏に代わりサンディープ・マスラニ最高経営責任者(CEO)が兼務する。
- ウィーワークの発表によれば、2015年にソフトバンクG入りしたジャラン氏は、ウィーワークへの出資を含む日本国外の大型投資の監督管理を担当している。
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■ウィーワークはアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市 に本社を置く、起業家向けのコワーキングスペースを提供するアメリカの企業。 2019年1月The We Companyへブランド変更し、オフィスシェア事業のwework、共同生活型デザインのアパート運営のwelive、小学校を運営するwegrowの3つの事業に再編*17
- ソフトバンク出資銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
マイクロンテクノロジー【MU】
マイクロンの第2四半期、収益予想上回る コスト増を予想
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- 米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが29日発表した第2・四半期決算は、収益がアナリスト予想を上回った。
- ウクライナ危機が短期的に生産に影響することはないものの、コストの増加を見込んでいると明らかにした。
- 決算発表を受け、時間外取引で株価は一時、4.2%上昇した。第2・四半期の売上高は、前年比24.8%増の77億9000万ドル。市場予想の75億2000万ドルを上回った。
- 一時項目を除いた純利益は、1株当たり2.14ドルで、市場予想の1.97ドルを上回った。
- サンジャイ・メロトラ最高経営責任者(CEO)は、決算発表後の電話会議で「ロシアとウクライナの戦争による短期的な生産への影響は現時点で想定していないが、特定の原材料を確保するためコストの増加を見込んでいる」と述べた。
- 今四半期の売上高は87億ドル(プラスマイナス2億ドル)と予想。
- リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は80億6000万ドル。
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■マイクロン・テクノロジーは米国の半導体製造会社。ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、相変化メモリ、FLCOSマイクロディスプレイ、マルチチップパッケージ製品、相補型金属酸化皮膜半導体(CMOS)イメージセンサーなどの半導体デバイスを提供。本社所在地はアイダホ州ボイシー。*18
- 【MU】マイクロンテクノロジー
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
- 5G関連銘柄
ルルレモン・アスレティカ【LULU】
ルルレモン、第4四半期利益が予想上回る 今年度見通しも堅調
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- カナダのスポーツ衣料大手、ルルレモン・アスレティカが29日発表した第4・四半期(1月30日まで)決算は、特別項目を除く1株利益が3.37ドルとなり、予想の3.28ドルを上回った。
- 新型コロナウイルス・オミクロン変異株の感染拡大で店舗の営業時間が短縮されたにもかかわらず、調整後利益が堅調だったことを受け、株価は時間外取引で約8%値を上げた。
- 同社は同日、人々がオフィスに復帰したとしてもスポーツウエアの需要は安定しているため、今年度通期の利益と売上高が堅調になるとの見通しを示したほか、製品の一部で値上げを計画していると発表した。
- モーニングスター・リサーチのアナリスト、デービッド・スワーツ氏は、ルルレモンは常にプレミアム価格を設定しているため「高コストで高価格の製品を持つことは、ルルレモンにとって目新しいことではない。彼らは問題なく値上げを押し通すことができる」と述べた。
- ルルレモンは2022年度通期について、売上高が74億9000万─76億2000万ドルになると予測。
- リフィニティブのIBESデータによると、アナリスト予想は73億ドル。
- また、1株利益は9.15─9.35ドルと予測。市場予想は9.06ドルとなっている。
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■ルルレモン・アスレティカは米国でスポーツウエアをデザイン、製造、販売。「ルルレモン・アスレティカ」と「イヴィヴア・アスレティカ」のブランド名で女性・男性・子供用スポーツウエアを展開。米国に211店舗、カナダに57店舗、オーストラリアに26店舗、ニュージーランドに5 店舗、シンガポールに1店舗の合計302店舗を展開。*19
- NASDAQ100構成銘柄
ファイブ・ビロー【FIVE】
ファイブ・ビロウが決算受け下落 ただ、アナリストは「買い」の投資判断を維持
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- 日用品のディスカウント販売のファイブ・ビロウが下落。
- 取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を下回っていたほか、売上高も予想を下回った。
- ガイダンスも公表しており、通期の既存店売上高は予想を下回る見通しを示している。
- 第1四半期についても冴えない見通しを示した。ただ、アナリストは「買い」の投資判断を維持している。
- 店舗の成長、ファイブ・ビヨンドなどの斬新なマーチャンダイジングによる利益、テクノロジーやインフラ投資の活用など、長期的なストーリーはそのままだとしている。
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■ファイブ・ビローは米国の小売業者。10代の顧客をターゲットにした衣料、服飾雑貨、アクセサリー、インテリア用品、スポーツ器具、携帯端末アクセサリー手工芸材料、パーティー用品、菓子類、季節限定商品を5ドル以下で販売。北東部、南部、中西部のショッピングセンターとショッピングモールに366店を展開。*20
チューイ【CHWY】
チューイが決算受け大幅安 アナリストも目標株価引き下げ
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- ペット用品のオンライン販売を手掛けるチューイが大幅安。
- 前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、アクティブカスタマーも予想を下回った。
- ガイダンスも公表しており、第1四半期、通期とも予想を下回る売上高見通しを示した。アナリストからも目標株価の引き下げが出ている。
- 第4四半期と第1四半期のガイダンスは弱く、製品コストのインフレ、在庫切れ、出荷コストが引き続き高止まりしていると指摘した。
- ただ、逆風ではあるが、労働市場、輸送コスト、価格設定の改善の初期兆候を歓迎し、時間の経過と伴に逆風は緩和されるとの見方も示した。
- 目標株価は従来の68ドルから55ドルに引き下げている。
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■チューイは米国のペット関連商品オンライン販売企業。主に犬、猫、魚、鳥、小動物、馬、は虫類などのペット向けに各種ブランドのペットフード、ペット用品、ペット用医薬品などを販売。同社の通販サイトやモバイルアプリを通じて消費者に提供する。高品質な商品、適正価格、迅速な配送や対応などのカスタマーサービスを提供する。本社所在地はフロリダ州ダニアビーチ。*21
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は反落し、ダウトS&P500は5日ぶりに下落となっています。3指数とも下落した中、大きなニュースはなかったものの原油相場の上昇や長短金利差の逆転が迫ったりと、将来的な景気後退(リセッション)への懸念が相場の重しとなっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も売られており、-1.97%と下がっています。
- 【セクター】上昇したセクターは少なく、エネルギーセクターを中心に、公益、ヘルスケア、生活必需品が上がっていました。一方で昨晩は多くのセクターが下落しています。特にハイテク小型株関連が大きく下がっており、仮想通貨銘柄やARK、半導体、クラウド銘柄なんかが大きく売られていました。また旅行、金融、サイバーセキュリティ、通信も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全銘柄が下落しており-1.32%となっています。特にエヌビディアが3.3%、ネットフリックスが-2.64%と下落しています。またAmazonへの「売り推奨」を出したアナリストもいたことから-1.78%とAmazonが下がっています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:Wikipediaより
*18:ヤフーファイナンスより
*19:ヤフーファイナンスより
*20:ヤフーファイナンスより
*21:ヤフーファイナンスより