
米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は続伸で上昇しており、コロナの経口薬や経済指標が予想を上回ったこともあり好調でした。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は続伸で2日連続の上昇となっています。要因として考えられるのは、FDAがファイザーのコロナ用の経口薬を承認したことや経済指標の発表が市場予想を上回ったことに挙げられています。
- 【小型株】小型株も好調な銘柄が多く、ラッセル2000は0.43%と上昇しています。
- 【個人成績】5.77%昨日の上昇が投信に反映され大幅上昇でした。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています。特に一般消費財や旅行、ハイテク、金価格、ヘルスケア、不動産、半導体などが上がっています。下落したセクターは少なく、小型のハイテク銘柄などが下落しており具体的に言えばARK銘柄やクラウド、SNS銘柄などが若干下落しています。
- 【FANG+】全体でも+0.97%上昇しており2日連続で上がっています。またテスラが7.49%と大幅上昇しております。イーロン・マスクが自社株を売リ続けてたのですがそろそろ売り終わったということもあり好感されています。下落した銘柄がアリババが-4.20%と大きく下落しています。フェイスブック、ツイッター、バイドゥも下落しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月22日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月22日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+5.77%
ここに来て激しい上昇でうれしいです。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
米10年債利回りに2%の天井も-世界的な過剰貯蓄が上昇抑制の可能性
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 2022年の債券利回り急上昇に備えている人がいるとすれば、再考した方が得策かもしれない。
- 米国をはじめとする各国・地域の金融当局が新型コロナウイルス禍対応の刺激策を縮小・解除したり利上げを開始したりする状況にあっても、世界的な過剰貯蓄が金利上昇を抑制する可能性があるためだ。
- 米10年債利回りについて、今後1年間は2%が天井になるかもしれないとの広範なコンセンサスを支えるのは、実質利回りが深くマイナス圏にあっても債券に強い需要がある実態だろう。
- 米国のインフレ高進や連邦準備制度がその対策を講じるとの観測を背景に、来年の金利上昇が見込まれる中で、ヘッジファンドはネットショートポジションを11月カぶりの高水準に積み上げているが、ストラテジストは金利上昇が緩やかなものにとどまり、インフレ調整ベースでは結局、マイナス圏でピークアウトすると見込んでいる。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は15日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の記者会見で、多額の資金を抱えた米国外の投資家が、期間が長めの米国債利回り抑制の役割を果たしている点に言及した。
- 米国債のイールドカーブ(利回り曲線)フラット化を目にしても、積極的な利上げに踏み切れば経済成長を台無しにしかねないとのシグナルではないかと金融当局者が心配することなく、おおむね落ち着いた様子であるのには、利回りをつなぎ止めるこうした力学が働くとの見通しも一役買っている。
- オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)の債券・外国為替戦略責任者、マーティン・ウェットン氏は「欧州や日本、北アジアの潤沢な貯蓄資金のプールが引き続き債券需要を下支えすることで、マイナス・超低利回りが持続するだろう」と指摘。
- 「為替ヘッジの有無に関わらずこうした投資家は常にプラスの利回りに引き付けられ、米10年債には2%前後の利回り水準で需要があると見込まれる」と語った。
- ブルームバーグが調査したストラテジストの加重平均予想では、米10年債利回りは22年末までに60ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)強上昇して2%をわずかに上回る見通し。
- ドイツ10年債利回りは約50bp上昇の0.08%、日本国債10年物利回りは10bp未満の上昇で0.13%に達すると予想されている。
- 来年の日独のインフレ率は米国の伸びを大きく下回る見通しだ。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
2日連続で上がってるけど、グロースが上がってるみたいだね。
悪材料が出尽くした感があるからね、ここから上がりきってほしいね!
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
ニュースもあったけど、アリババだけ調子悪いね。
アリババというよりは中国がホント今年は足を引っ張ったよね。。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
モデルナとペロトンが大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
多くのセクターが上昇しています。特に一般消費財や旅行、ハイテク、金価格、ヘルスケア、不動産、半導体などが上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは少なく、小型のハイテク銘柄などが下落しており具体的に言えばARK銘柄やクラウド、SNS銘柄などが若干下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アリババが下落し過ぎだけど、テスラが上がりまくってる日で良かったね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、SECが秘密保持契約巡る株主提案認める
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルが秘密保持契約など秘匿条項の利用について情報公開を義務付ける株主提案の却下を求めていた問題で、米証券取引委員会(SEC)はアップルの訴えを退けた。
- ロイターが入手した文書で分かった。
- アップルは、物言う株主との合意が成立しない限り、来年の年次株主総会でこの株主提案の採決を迫られる。
- 同社は秘匿条項を利用しないのが会社のポリシーだと主張しているが、元従業員は事実に反すると訴えている。
- 物言う株主のNiaインパクト・キャピタルは9月、アップルの取締役会に対し「ハラスメント、差別などの不正行為を巡る秘匿条項の利用について、潜在的なリスクを評価する公開リポート」を準備するよう求める株主提案を提出した。アップルは10月、「そうした条項を利用しないのが当社のポリシーだ」として、同提案を却下したいとの意向をSECに示していた。
- アップルはコメントを控えている。
- アップルの元従業員シェール・スカーレット氏は、同社が事実とは異なる主張をしているとして、10月にSECに内部告発し、その後にNiaインパクトと情報を共有したことを明らかにしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
マスク氏、テスラ株600億円相当を追加売却-目標の4分の3余り放出
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、自社株58万3611株を5億2800万ドル(約600億円)で売却した。マスク氏は保有するテスラ株の10%を手放すとしており、これで4分の3余りを放出したことになる。
- 当局への届け出によれば、同氏は11月にツイートで持ち株の一部売却の賛否を問い、賛成多数で支持されて以降、これまでに約1350万株を141億ドル程度で売却。
- 権利行使可能なストックオプションを除くというマスク氏の約束を前提とすれば、10%売却までさらに約1700万株を手放す必要がある。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
中国当局、アリババのクラウド子会社との情報共有提携停止
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国の規制当局は22日、電子商取引(EC)大手アリババ・グループのクラウドサービス子会社「阿里雲(アリババ・クラウド・コンピューティング)」との情報共有パートナーシップを停止した。
- サイバーセキュリティー上の脆弱性を迅速に報告・対処しなかったことを非難している。政府系メディアが伝えた。
- 21世紀経済報道が工業情報省による最近の通知を基に伝えたところによると、阿里雲は人気の高いオープンソースのロギングフレームワーク「Apache Log4j2」の脆弱性を中国当局に直ちに報告しなかった。
- これを受けて同省は、サイバーセキュリティーの脅威や情報共有プラットフォームに関する阿里雲との協力パートナーシップを一時停止するとともに、6カ月後に再評価し、同社の内部改革に応じて復活させることにしたという。
- 今回の措置は、国家安全保障の名の下に主要なオンラインインフラやデータの管理を強化しようとする中国当局の意図を浮き彫りにしている。
- 中国政府は国有企業に対し、来年までにデータをアリババや騰訊控股(テンセント・ホールディングス)といった民間事業者から国が後押しするクラウドシステムに移行するよう求めている。
- また、世界中の企業や政府の間でパニックを引き起こした脆弱性に対する中国当局の懸念も浮き彫りにした。
- 「Apache Log4j2」はJavaベースのツールで、企業のシステムやウェブアプリケーションで広く使われている。
- 工業情報省は先週の通知で「この脆弱性は機器の遠隔操作につながる可能性があり、これは機密情報の盗難や機器のサービス阻害といった重大な被害につながる可能性がある。リスクの高い脆弱性だ」と指摘した。
- 通知文によると、阿里雲は最近、「Apache Log4j2」コンポーネントにリモートコード実行の脆弱性を発見し、米国の「Apache Software Foundation」に通知。
- 同省はその後、阿里雲からではなく、第三者からこの問題に関する報告を受けたという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*9
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ソニー【SONY】
ソニーG、傘下企業が印ジーとの合併で確定契約
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- ソニーグループ傘下のソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)は、インドのメディア・娯楽大手ジー・エンターテインメントとの合併に関する確定契約を締結した。
- ソニーGが22日発表した。契約に基づき、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が子会社を通じ、統合会社の成長投資向けに取引完了時に約10.6億米ドル(約1208億円)の資金をSPNIに拠出。
- ジーの創業家株主に対しては、競業避止の対価として1.47億米ドルを支払う。
- ソニーGは間接的に、統合会社の50.86%の持ち分を保有することになる。
- 取引の完了は2022年度以降になると見込んでおり、連結業績に与える影響は精査中という。
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■一般消費者・専門家・産業用途向けに、様々な種類の電子機器・装置・デバイスの開発・設計・ 製造・販売を行う。また、音楽作品の開発・制作から販売、及び楽曲の管理と特許、アニメーション作品の制作・販売、及びアニメーション作品を基にしたゲームアプリケーションの制作・販売の他、保険・金融業務も手掛ける。*10
- 日本株銘柄
キャタピラー【CAT】
キャタピラーが続伸 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ
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- キャタピラーが続伸。
- きょうの米株式市場は感染拡大を警戒したリスク回避の雰囲気が一服し、同社株も買われている。きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を240ドルとしていた。
- 現行水準よりも20%高い水準。世界経済の回復の恩恵を受けると言及。同社は22年に向けて多くの好転が見られるにもかかわらず、株式市場の期待値は低い。
- 長期的な成長軌道の傾きは依然として懸案事項ではあるものの、景気サイクルは同社への追い風を呼び込んでおり、今後12カ月で株価はアウトパフォームする可能性があると指摘した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■キャタピラーは建設機械や大型エンジンの米国大手メーカー。建設産業部門は建設用機械を製造し、バックホウローダー、スキッドステアローダ、ホイールローダ、トラック掘削機などを含む。資源産業部門は鉱山用の電動ショベル、ドラグライン、タイヤドーザ、電子制御装置、トンネル掘進機など、電気システム部門はレシプロエンジンやタービンを扱う。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
カーマックス【KMX】
カーマックスが好決算発表も株価は冴えない反応
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- 自動車販売のカーマックスが9-11月期決算(第3四半期)を発表し、中古車部門の既存店売上高が予想以上に伸びたほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 同社のナッシュCEOは声明で「売上高の勢いは第4四半期も継続している。
- 第3四半期は小売と卸売両方で記録的な水準の販売台数を達成し、過去最高の収益を生み出した」と述べた。
- 全体的に好決算で米自動車産業の強さをうかがわせる内容ではあったものの、取引開始直後は買いが先行したものの、買い一巡後は戻り売りに押され下げに転じている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■カーマックスは中古車の小売販売チェーンを展開する持株会社。各店舗は、消費者に多種多様な中古車を競争価格かつ公正な店頭表示価格で提供する。中古車の仕入れ、修理・整備、再販のほか、自動車ローンやアフターサービスなども提供する。自動車メーカーとフランチャイズ契約を結び新車を販売するほか、認可販売業者への中古車の卸売りも行う。*12
- S&P500構成銘柄
ブラックベリー【BB】
ブラックベリーが決算受け下落 セキュリティ関連の売上高が予想下回る
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- サイバーセキュリティのブラックベリーが前日引け後に9-11月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益が赤字予想に対して損益均衡で、売上高は予想を上回った。
- サイバーセキュリティやIoT関連の需要が引き続き安定的に推移した。
- ただ、株価は冴えない反応。
- セキュリティ関連の売上高が1.28億ドルと予想を下回ったことが嫌気されている模様。
- 同社のチェンCEOは声明で「弊社は第4四半期に、自動車のサプライチェーン問題が緩和されることにより、フォルクスワーゲンやBMW、フォードなどの自動車メーカーが使用するQNXカーソフトウェアの需要が高まると予想している」と述べた。
- 市場からの反応も不評で、目標株価を引き下げるアナリストも相次いでいる。
- 「同社の背景は安定しているが、環境は依然として不安定で、成長が加速するまでにはさらに時間がかかる。同社の特許ポートフォリオは今四半期に売却される可能性がある」という。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックベリーはカナダのモバイル通信機器メーカー。ワイヤレス製品の設計、製造、販売を行う。同名ブランドで、スマートフォン、タブレット型パソコン、ハードウエア、ソフトウエア、サービスを、カナダを拠点に北米、欧州、アジア太平洋地域で展開する。BlackBerry用アプリケーションサイト「BlackBerry App World」を提供。*13
まとめ
- 【主要指数】主要指数は続伸で2日連続の上昇となっています。要因として考えられるのは、FDAがファイザーのコロナ用の経口薬を承認したことや経済指標の発表が市場予想を上回ったことに挙げられています。
- 【小型株】小型株も好調な銘柄が多く、ラッセル2000は0.43%と上昇しています。
- 【個人成績】5.77%昨日の上昇が投信に反映され大幅上昇でした。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています。特に一般消費財や旅行、ハイテク、金価格、ヘルスケア、不動産、半導体などが上がっています。下落したセクターは少なく、小型のハイテク銘柄などが下落しており具体的に言えばARK銘柄やクラウド、SNS銘柄などが若干下落しています。
- 【FANG+】全体でも+0.97%上昇しており2日連続で上がっています。またテスラが7.49%と大幅上昇しております。イーロン・マスクが自社株を売リ続けてたのですがそろそろ売り終わったということもあり好感されています。下落した銘柄がアリババが-4.20%と大きく下落しています。フェイスブック、ツイッター、バイドゥも下落しています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ソニー・グループADR(Sony Group Corporation ADR)【SONY】の株価・基本情報|米国株|株探(かぶたん) - 株探
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより