米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
金利が若干の上昇をしているにもかかわらず株式市場は上昇していました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】金利が若干の上昇をしているにもかかわらず株式市場は上昇していました。好決算だったアムジェンなど好決算がつづき株式市場にも上昇の兆しが見えてきています。10日には消費者物価指数が発表され様子見をシている投資家も多く出来高は底まで大きくはありませんでした。
- 【小型株】ラッセル2000も好調で1.63%あがり3日続伸しています。
- 【個人成績】-1.10%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】若干の上昇をしています。10年債利回りは、1.945%となっており前日比+0.66%となっています。
- 【セクター】ほとんどのセクターが上昇しています。特に旅行、航空関連が大きく上がっています。また半導体、eコマース、サイバーセキュリティなどのハイテクグロース銘柄も好調でした。素材、一般消費財、金融、資本財なども上がっています。下落したセクターは少なく、不動産、エネルギー関連が下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は好調で+1.97%となっています。8銘柄が上昇し、アリババ、バイドゥの中国銘柄に加え、Amazon、Apple、テスラ、エヌビディアも好調でした。メタが下落し-2.10%となっています。
- 【予定】10日には消費者物価指数が発表されます。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月8日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月8日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、いい感じで上がってるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-1.10%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がってるけど、グロース銘柄も元気が出てきてるね。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
北京オリンピックはいろいろあるけど好調だね、中国銘柄
全体的に上がってるからね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
底まで下がってないみたいだね、いい感じに上向いてきたかもね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
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セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
ほとんどのセクターが上昇しています。特に旅行、航空関連が大きく上がっています。また半導体、eコマース、サイバーセキュリティなどのハイテクグロース銘柄も好調でした。素材、一般消費財、金融、資本財なども上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは少なく、不動産、エネルギー関連が下がっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
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▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
iPhoneが決済端末に アップル、フィンテック分野を強化
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルはiPhoneをタップするだけで直接クレジットカード決済などの支払いを可能にする新サービス「タップ・トゥー・ペイ」を導入する方針。
- 小売業者が、米決済サービス会社のブロック(旧スクエア)が手掛ける決済端末のような別の機器を利用する必要がなくなる。
- このシステムにはiPhoneの近距離無線通信規格(NFC)を採用する。購買履歴や個人情報をアップルが取得することはないとし、プライバシー保護を強調した。
- オンライン決済のStripe(ストライプ)とスウェーデンの音楽配信大手スポティファイが今年春、米国でこの機能を提供する予定。
- アップルはフィンテック分野の強化を図っており、2019年には米ゴールドマン・サックスと組んで独自のクレジットカードを導入したほか、後払い決済サービス分野にも乗り出す方針と報じられている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
メタ・プラットフォームズ(フェイスブック【FB】)
メタ、メタバース事業の可能性強調 「収益機会広がる」
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の幹部は7日、広告業界のイベントで、メタバース(巨大な仮想現実空間)によって企業の収益獲得機会が広がると訴えた。
- メタバース部門のトップを務めるビシャル・シャー氏はオンラインでイベントに参加し、デジタル商品や没入型ショッピング体験などの機会に言及。
- 「不動産やサプライチェーン、地理的範囲など、企業の利益を圧迫する物理的な制約がメタバースにはなく、企業の収益獲得機会が広がる」と述べた。
- 同社は、メタバースがモバイルインターネットの後継になるとみて、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)に多額の投資を行っている。
- ただ、メタバースでブランドがどのように収益を生むかについては詳細をほとんど明らかにしていない。
- シャー氏は米プロフットボールリーグ(NFL)との提携に触れ、デジタル商品の試験的な取り組みとして、ユーザーは自身のVRアバター(分身)にチームのユニフォームを着せることができるとした。
- また、13日のスーパーボウル後にロックバンド「フー・ファイターズ」がメタのVRイベントアプリ「ホライゾン・ベニュー」でコンサートを行うと述べた。
- メタバースが完全に実現するのは10年先かもしれないとした上で、それまで企業はフェイスブックやインスタグラムなどのチャンネルを引き続き活用すべきとし、広告主にAR広告の制作を試すよう呼び掛けた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
エヌビディア【NVDA】
アーム、米エヌビディアへの売却頓挫、IPO計画へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ソフトバンクグループが英半導体設計子会社アームを米半導体大手のエヌビディアに売却する計画が頓挫したと、事情に詳しい関係者が7日、ロイターに明らかにした。
- アームは新規株式公開(IPO)に向けて計画を立てるという。
- 関係筋によると、サイモン・シガース最高経営責任者(CEO)は辞任の意向を示唆しており、ルネ・ハース社長が引き継ぐ見込み。
- エヌビディアによるアーム買収計画を巡っては、米連邦取引委員会(FTC)が昨年12月に差し止めを求める訴訟を起こし、英国と欧州連合(EU)は競争への影響について調査を行うなど、各国で独占禁止法の壁が立ちはだかっていた。エヌビディアはコメントを控えた。
- アームとソフトバンクGにもコメントを求めたが、回答はまだない。
- 買収額はエヌビディアの株価に基づいており、一時は800億ドルに膨れたが、足元でエヌビディア株は下落している。
- FTCは昨年12月、エヌビディアがアームを買収すれば、自動運転車向け半導体や新種のネットワーク用半導体といった成長初期にある市場で競争が阻害される可能性があると主張していた。
- エヌビディアの広報担当者は1月に、この買収は「アームを強化し、競争とイノベーションを促進する好機」になると同社は引き続き考えていると述べた。買収計画の頓挫について最初に報じた英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は関係者の話として、ソフトバンクGが違約金として最大12億5000万ドルを受け取ると伝えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エヌビディアはグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)などのビジュアルコンピューティング技術を提供。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」とメモリ製品を販売する。そのほかワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVision」、モバイル通信向けに「Tegra」を展開。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 半導体銘柄
テスラ【TSLA】
バイデン氏、ついに「テスラ」に言及-自動車産業の国内投資で演説
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- バイデン米大統領が就任後初めて、公の場でテスラに言及した。
- 時価総額で世界最大の自動車メーカーであるテスラだが、これまでバイデン氏の口から社名が語られることは一切なかった。
- バイデン大統領は8日、ホワイトハウスで国内の自動車産業についてスピーチ。
- 「電気自動車(EV)生産を始めたGMやフォードといった象徴的な企業から、米国最大のEVメーカーであるテスラ、電気トラックを生産するリビアンや電気バスを手がけるプロテラといった革新的な若い企業に至るまで」、国内での生産に2000億ドル(約23兆円)余りの投資が2021年以降発表されたと述べた。
- ホワイトハウスのサキ報道官はスピーチ後の記者会見で、テスラの名前を口にしたのはこれまでの流れを変えることなのかという質問に対し、「テスラがEV生産大手であることは周知の事実だ」と回答。
- 「米国がクリーンエネルギーのゴールや目的に向かう上で、EV産業が多大な機会であるとわれわれが感じているのは確かだ。幅広い自動車メーカーはその取り組みの一部だ」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト、セキュリティー企業マンディアント買収協議-関係者
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- 米マイクロソフトはサイバーセキュリティー調査・インシデント対応企業マンディアントの買収について協議中であることが、話し合いに詳しい関係者の話で分かった。実現すれば、不正侵入などから顧客を守る取り組みが強化される。
- 協議は非公開だとして匿名で語った関係者によれば、検討の結果、提案に至らない可能性もある。
- マンディアントとマイクロソフトはコメントを控えた。マンディアントの株価は8日に一時26%上昇し、時価総額は約44億ドル(約5080億円)に膨らんだ。
- 一方、マイクロソフトは一時1%高。マンディアントが加われば、サイバーセキュリティーの脅威に対して顧客を保護し、対応するマイクロソフトの製品が拡充する。
- マイクロソフトは昨年、規模が比較的小さいサイバーセキュリティー企業2社を買収。先月発表した2021年のセキュリティーソフト売上高は150億ドルと、前年比で約45%増えた。
- マイクロソフトは昨年、セキュリティー分野の責任者に、アマゾン・ドット・コムの元クラウド担当幹部チャーリー・ベル氏を起用し、「半導体からクラウドまで」さまざまな分野で顧客保護に3500人の社員が携わっていると説明している。
- 一方、マンディアントは13年にサイバーセキュリティー会社ファイア・アイに買収されたが、ファイア・アイが自社のセキュリティー製品事業をシンフォニー・テクノロジー・グループを中心とする企業連合に売却したことに伴い昨年再び独立企業となった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ファイザー【PFE】
ファイザーの22年コロナワクチン・経口薬売上高見通し、予想下回る
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- 米製薬大手ファイザーは8日、新型コロナウイルスワクチンと経口治療薬の2022年売上高が540億ドル強に達するという見通しを示した。
- ただ、市場の強気予想には届かず、株価は2.8%下落して終了した。新型コロナ経口薬「パクスロビド」の通年売上高見通しは220億ドルで、市場予想の228億8000万ドルを下回った。
- アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会見で、この見通しは契約済みあるいは契約がまとまりそうな分しか含まれていないため、最終的な売上高は見通しより「かなり大きい」可能性があると指摘した。
- 通年の売上高見通しは「われわれが(年内の)生産を計画している治療1億2000万コース分のほんの一部でしかない」と説明した。
- 同社は米政府にパクスロビドを治療2000万コース分供給する計画で、1コース当たりの価格は約530ドル。
- ブーラ氏は、受注規模が大きいため、特別価格を設定したが、大半の高所得国には米製薬大手・メルクの経口治療薬「モルヌピラビル」と大体同じような価格で販売すると述べた。
- 米政府は、モルヌピラビルを1コース当たり約700ドルで調達している。ファイザーの幹部らによると、同社は100カ国以上とパクスロビドの販売に向け活発な協議を行っており、必要ならば1億2000万コース分以上を製造する能力を有しているという。
- ファイザーは、独ビオンテックと共同開発するワクチンの通年売上高見通しを320億ドルとした。
- 21年の実績を13%下回る水準。
- 同社は、最終的な売り上げが見通しを上回ることはないかもしれないとの見方を示した。
- リフィニティブのデータによると、アナリスト予想は337億9000万ドルだった。全体の通年売上高見通しは980億─1020億ドルとし、アナリスト予想の1054億8000万ドルを下回った。
- ブライト・トレーディングのトレーダー、デニス・ディック氏は「ファイザーにとって現時点で先行きの見通しを示すことは、過去の実績を振り返るほど良いことではないようだ。まずまずの発表内容だったが、(株価が)下落しているのはそのためだ」と述べた。
- ファイザーのアーミール・マリク最高ビジネスイノベーション責任者は、今後について「買収は十分想定される」と指摘した。同社はまた、次世代型パクスロビドの開発に向け取り組みを開始したと明らかにした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*12
- S&P500構成銘柄
ゼネラルモーターズ【GM】
GM、年内にEV生産6倍超拡大を計画か SUVなど
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- 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が年内にピックアップトラックやスポーツ多目的車(SUV)の電気自動車(EV)版の生産を従来計画から6倍以上拡大させることを計画している。
- GMがサプライヤーと共有した情報から明らかになった。メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は先週、EV生産を加速させる意気込みを示し、2022─23年に北米でEV40万台の納入を目指すと語っていた。
- 情報によると、GMはピックトラックのEV版とキャデラックSUVのEVの生産を今年は計4万6000台とすることを目指し、従来計画の7000台から拡大する計画。
- シボレー・ボルトEVの生産も再開する見通し。バッテリーの発火問題でリコール(無償の回収・修理)を実施しているため、現在ボルトの生産は停止されている。
- GMは8日発表した声明で「25年末までに北米のEV生産能力を100万台超とすることを目的にバッテリーセルや組み立て能力拡充への投資を発表している」とし、北米で22─23年にEV40万台を納入する目標を確認した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*13
- S&P500構成銘柄
ペロトン・インタラクティブ【PTON】
ペロトン、CEO交代へ 業績不振で投資家から圧力
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米フィットネス機器ペロトン・インタラクティブは8日、ジョン・フォーリー最高経営責任者(CEO)が退任し、執行会長に就任すると発表した。
- 約2800人の削減計画も合わせて示した。最近の業績の落ち込みを受け、アクティビスト(物言う投資家)のブラックウェルズ・キャピタルから圧力が高まっていた。
- ペロトンの株価は21年初め以来、約80%値下がりしていた。CEO交代の発表を受け、ペロトンの株価は約13%急伸した。
- フォーリー氏の後任には、音楽配信大手スポティファイや米ネットフリックスで最高財務責任者(CFO)を務めたバリー・マッカシー氏が就任する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペロトン・インタラクティブは米国のフィットネスサービス企業。トレッドミル、フィットネスバイクなどのフィットネス関連機器の開発・販売に従事。また、オリジナルエクササイズ動画や音楽のコンテンツ制作・配信、ライブ・イベントのストリーミング配信を通して顧客が自宅で本格的なトレーニングを行える環境作りを提案。本社所在地はニューヨーク。*14
- NASDAQ100構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
アムジェン【AMGN】
アムジェン第4四半期は増収、イーライリリーとの提携が支援
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- 米バイオ医薬品大手アムジェンが7日に発表した第4・四半期決算は、売上高が3%増加した。
- イーライリリーのために製造している新型コロナウイルス抗体治療薬の販売に支えられた。一方、自社の医薬品売上は価格競争圧力で1%減少した。
- 第4・四半期の1株当たり利益は4.36ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の4.08ドルを上回った。
- 経費削減や自社株買いが利益を押し上げた。
- 売上高は68億5000万ドル。
- アナリスト予想は68億7000万ドルだった。
- 第4・四半期の販売量は7%増加した。ただ、ジェネリック医薬品(後発薬)やバイオ後続品(バイオシミラー)との競争激化が純販売価格を押し下げた。
- 骨粗しょう症治療薬「Prolia」の売上高は前年比17%増加し、8億7300万ドルだった。一方、関節炎治療薬「Enbrel」の売上高は13%減の11億1000万ドル。
- がん治療薬「Lumakras」の売上高は4500万ドルで、アナリスト予想(5800万ドル)を下回った。
- アムジェンは2020年にイーライリリーと提携し、新型コロナウイルス抗体薬の供給を増やした。
- この提携による収益は公表していないが、その他の売上高として計上した5億7500万ドルに含まれている。
アムジェン、第1四半期に60億ドル自社株買い 売上高好調を予想
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米バイオ医薬品大手アムジェンは8日、第1・四半期に最大60億ドルの自社株買いを行うと発表した。
- また、2030年までに利益が2倍以上になるとの予想を発表した。
- これを受けて株価は一時8%上昇した。同社によると、30年まで売上高の伸びが1桁台半ばを続けると予想。
- 抗がん剤やバイオシミラー(バイオ後続品)のほか、高コレステロール血症治療薬「レパーサ」などの好調な売り上げを見込んでいる。
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■アムジェンはバイオ医薬品メーカーで、高度な細胞生物学と分子生物学に基づく治療薬の開発、製造、販売を展開する。特にがん、腎臓病、炎症、腫瘍学の分野での治療薬の開発に注力、製品は診療所、透析センター、病院に販売される。主要製品は、がん化学療法中の患者や透析患者向けの貧血症治療剤「アラネスプ」、白血球減少症治療剤「ニューラスタ」など。*15
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
テイクツー・インタラクティブ【TTWO】
テイクツーが決算受け下落 ガイダンスが予想下回る
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- ビデオゲームのテイクツー・インタラクティブが引け後に10-12月期決算(第3四半期)を発表しており、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。
- また、ガイダンスも公表しており、第4四半期、通期とも予想を下回った。同社のフランチャイズである「グランド・セフト・オート」が、新作タイトルの少なさを上回るには不十分だったことを示唆している。
- 投資家はグランド・セフト・オートシリーズの次回作に関するニュースを待っている。
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■テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは米国ゲームソフトウエアを開発、制作、販売。「プレイステーション」、「Xbox 360」、「XboxOne」、「Wii」の据置型ゲーム機と携帯ゲーム機、また、パソコンやスマートフォン向けにソフトウエアを提供。米国のほか、日本、中国、韓国、欧州、カナダで事業を展開。*16
- S&P500構成銘柄
リフト【LYFT】
リフト株が急落、オミクロン株流行で乗客伸び悩む-今年も影響
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- 配車サービスを手掛ける米リフトの昨年10-12月(第4四半期)決算では、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の流行で旅行が減ったことから、乗客数がアナリスト予想を下回った。
- 株価は時間外取引で一時約7%下落した。
- 一方で、ドライバー不足や走行距離の伸びによる料金上昇が寄与し、売上高は増加した。
- 共同創業者のジョン・ジマー社長はインタビューで「われわれには大きな勢いがあるが、オミクロン株流行を乗り切るためにまだやるべきことは多い」と発言。
- 「オミクロン株の影響を測ることは難しい。10-12月期と1-3月(第1四半期)は通常、天候やホリデー期間による季節性が表れる」と述べ、オミクロン株による乗客数への大部分の影響が「1-3月期も感じられている」と付け加えた。
- 8日の発表資料によれば、アクティブな乗客(アクティブライダー)は1870万人と、前年同期比で49%増加したが、2019年の2290万人には届かなかった。
- アナリスト予想平均は2000万人。
- アクティブな乗客1人当たりの売上高は大幅に増加し、過去最高の51.79ドルに達した。ジマー社長によると、こうした伸びはドライバー不足や、料金が高めで前年比で倍増した空港送迎や短距離乗車の組み合わせの改善が主因だという。
- 売上高は前年同期比70%増の9億6990万ドル(約1120億円)。
- ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は9億4040万ドルだった。調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は7470万ドルで、アナリスト予想平均の7570万ドルに届かなかった。
- 純損失は2億5860万ドル(1株当たり75セント)で、前年同期の4億5820万ドル(同1.43ドル)から縮小した。アナリスト予想平均は1億7120万ドル。2021年通期の調整後EBITDAは9290万ドルと、初めて黒字化した。
- 20年度は7億5520万ドルの赤字だった。
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■リフトは米国の配車サービス企業。米国とカナダにおいて、オンラインで配車(ライドシェアリング)サービスを展開する。さまざまな乗車プランから、顧客とドライバーをアプリを通じてマッチングさせ、請求、支払い、サポート、評価などをアプリ上で行うシステム。同社はまた、都市部におけるバイクシェアリングサービスも手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*17
- 配車サービス、自動運転銘柄
まとめ
- 【主要指数】金利が若干の上昇をしているにもかかわらず株式市場は上昇していました。好決算だったアムジェンなど好決算がつづき株式市場にも上昇の兆しが見えてきています。10日には消費者物価指数が発表され様子見をシている投資家も多く出来高は底まで大きくはありませんでした。
- 【小型株】ラッセル2000も好調で1.63%あがり3日続伸しています。
- 【個人成績】-1.10%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】若干の上昇をしています。10年債利回りは、1.945%となっており前日比+0.66%となっています。
- 【セクター】ほとんどのセクターが上昇しています。特に旅行、航空関連が大きく上がっています。また半導体、eコマース、サイバーセキュリティなどのハイテクグロース銘柄も好調でした。素材、一般消費財、金融、資本財なども上がっています。下落したセクターは少なく、不動産、エネルギー関連が下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は好調で+1.97%となっています。8銘柄が上昇し、アリババ、バイドゥの中国銘柄に加え、Amazon、Apple、テスラ、エヌビディアも好調でした。メタが下落し-2.10%となっています。
- 【予定】10日には消費者物価指数が発表されます。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより