米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は半導体セクターを中心に好調で反発しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は半導体セクターを中心に好調で反発しています。インテルやエヌビディアといった大型株が牽引しています。新規失業保険申請件数が1969年以来の水準に低下したということもあり米国経済の堅調な動きが確認できたことや原油相場が下落したこともありセンチメントが改善しています。
- 【小型株】小型株も割と好調でラッセル2000は1.13%と上昇しています。
- 【長期金利】長期金利も上昇していますが、グロース株は上昇していました。
- 【セクター】上昇したセクターは半導体銘柄を中心にグロース株が上がっています。また旅行、航空、素材、フィンテック、クリエネ、通信、ヘルスケアなどが大きく上がっています。下落したセクターはほとんど泣く、少しだけ下がったのが金鉱株とeコマース、SNS関連が僅かですが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体では1.56%と好調で特にエヌビディアが9.82%と絶好調。また全体的にも8銘柄が上昇していました。下落したのは中国の2銘柄のバイドゥ(-2.77%)、アリババ(-1.78%)となっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年3月24日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年3月24日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
購買担当者景気指数(PMI)
米3月PMI58.5、8カ月ぶり高水準
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米S&Pグローバルが24日に発表した3月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は58.5と、昨年7月以来、8カ月ぶりの高水準となった。
- 前月は55.9だった。3月はモノとサービス両方とも力強い需要を背景に上昇。一方、ロシアのウクライナ侵攻が心理面の重しとなった。
- 指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。
- 50を超えると民間部門の成長を示す。
- 回復した主因として需要の蓄積に加え、新型コロナウイルス新規感染者数の大幅な減少に伴う全国的な規制の緩和、さらにはサプライチェーン(供給網)の混乱の深刻度が減ったことがある。
- 製造業PMIは58.5と、2月の57.3から上昇した。エコノミスト予想は56.3だった。
- 3月のサービス業PMIは58.9となり、2月の56.5から上がった。エコノミスト予想は56.0だった。
- 受注指数は9カ月ぶりの高水準に上昇。企業は「仕入れをしやすくなったのが競争力を高め、新規顧客を獲得できた」と報告した。
- 新規受注と未完成の製品が山積みとなっている中で、企業は昨年4月以来最も早いペースで労働者を雇用した。
- インフレ率は引き続き上昇し、企業は原材料や燃料、エネルギーの値上げの報告が増えた。ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナ再拡大に伴う中国でのロックダウン(都市封鎖)によって世界の供給網の改善が遅れ、物価は高止まりする可能性が高い。米政府が今月10日発表した2月の消費者物価指数の前年同月と比べた上昇率は1982年1月以来、約40年ぶりの大きさだった。
- 企業は今年の見通しについておおむね明るい見通しを持っていたが、仕入れコストの高騰とロシアの侵攻によるウクライナでの戦争への懸念から信頼感指数が低下した。
- S&Pグローバルによると、サービス部門の企業のほうが見通しが厳しく、生活費の上昇に伴う可処分所得の減少の影響を懸念している。
新規失業保険申請件数
米新規失業保険申請18.7万件に改善、52年半ぶり低水準
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が24日発表した19日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は18万7000件と、前週比2万8000件減少し、1969年9月以来52年半ぶりの低水準となった。
- 労働市場のスラック(緩み)が急速に解消し、賃金インフレの上昇が続く可能性を示唆した。市場予想は21万2000件。
- ロシアのウクライナ侵攻が米労働市場に影響を及ぼしている兆候は示されていない。
- 米連邦準備理事会(FRB)は先週、3年ぶりに利上げに踏み切った。ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「米国企業は採用枠を埋めるのが相当難しいと認識しているため、従業員を解雇していない」と指摘。
- 「新規申請件数が20万件を下回る状態が続けば、FRBにとって赤信号になるだろう」と語った。
- 申請件数の減少は広範な地域に及び、カリフォルニア州、ミシガン州、ケンタッキー州、イリノイ州で大きく減少した。
- 全体の継続受給件数は3月12日までの1週間で6万7000件減少し135万件と、1970年1月以来の低水準となった。
- 今回の継続受給件数は政府が3月の失業率算定のため調査を実施した時期と重なる。
- 2月の失業率は2年ぶりの低水準となる3.8%に改善した。ブリーン・キャピタルのシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクアドロス氏は「今回の統計は、3月の雇用情勢報告が、力強い雇用の伸びや失業率の継続的低下を示した最近の内容と同様のものになる可能性が高いことを示唆している」と述べた。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているね。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
全体的に上がってて、特に半導体関連は強かったね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは半導体銘柄を中心にグロース株が上がっています。また旅行、航空、素材、フィンテック、クリエネ、通信、ヘルスケアなどが大きく上がっています。
下落したセクター
下落したセクターはほとんど泣く、少しだけ下がったのが金鉱株とeコマース、SNS関連が僅かですが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
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▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
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「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
エヌビディアは絶好調でしたね!
中華銘柄はなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、脱炭素化強化で「グリーンアルミ」大口購入開始へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは24日、低価格帯スマートフォンの「iPhone(アイフォーン)SE」向けに、二酸化炭素排出量が少ない方法で製造される「グリーンアルミニウム」の大口購入を開始すると発表した。
- 主に端末のボディーに使用されるアルミの品質を見直し、脱炭素化の取り組みを強化する。
- 具体的な購入規模や金額は明らかにしていない。
- アップルは2019年、英豪資源大手リオ・ティントと米アルコアの合弁会社エリシスから、初めて「グリーンアルミニウム」を少量調達し、パソコンの「MacBook Pro」に使用した。
- エリシスはアルミの製造過程で二酸化炭素ではなく酸素だけを排出する技術を2024年までに商用化する方針を打ち出していた。
アップル、「iPhone」など端末の定額利用サービスを検討
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは、「iPhone(アイフォーン)」などハードウエアのサブスクリプション(定額制)サービスに取り組んでいる。
- 事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。アプリの利用料などと同様に月額料金を払うことで、各種ハードウエアを利用できるようになる可能性がある。
- ただ、このプロジェクトはまだ開発段階にあるという。
- 未発表の取り組みであることを理由に、関係者らは匿名で述べた。
- アップルの広報担当者はコメントを控えた。このニュースを受け、アップルの株価は一時1.6%高の172.87ドルと日中高値に上昇した。
- 自動車リースのような定額利用サービスを導入すれば、これまで通常は売り切り形式で端末を販売してきた同社にとって大きな戦略転換となる。
- iPhoneは昨年の売上高が約1920億ドル(約23兆5000億円)と、同社の総売上高の半分余りを占めている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
-
【AAPL】アップルの記事一覧
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
エヌビディア【NVDA】
エヌビディア株急伸、米株相場押し上げ-中核事業拡大に投資の方針
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- 24日の米株式市場で米エヌビディアの株価急伸が半導体やテクノロジー株に波及し、米株相場全体を押し上げた。
- 同社は今週、中核事業拡大に資金を投じる方針を明らかにした。
- エヌビディア、新製品投入による成長に重点-自社株買い追加示さず 半導体メーカーのエヌビディアの株価は10%近く上昇し、S&P500種株価指数の構成銘柄で最大の上げとなった。
- 同社は優先課題が自社株購入ではなく手元資金を活用した事業拡大だと投資家に説明した。
- これが、半導体メーカーの見通しに関する投資家のセンチメント向上につながった。エヌビディアの株価上昇率は昨年11月以来最大となり、インテルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)もそれぞれ5%以上、値上がりした。
- こうした株高はマクロ経済要因を巡る懸念に対し、テクノロジー分野の強靭(きょうじん)なファンダメンタルズが目立ち始めている兆しだと、 ジョン・ハンコック・インベストメンツの共同最高投資ストラテジスト、エミリー・ローランド氏は指摘した。
- ナスダック100指数の同日終値は2.2%高で、先週弱気相場入りしてから13%上昇した。
- 投資家はテクノロジー分野の成長見通しに一段と楽観的になっており、ドキュサインやデータドッグなど今年売り込まれていた銘柄に買いを入れている。
- アマゾン・ドット・コムやアップルなど超大型株にも目が向けられており、いずれも先週の安値から約15%上昇した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エヌビディアはグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)などのビジュアルコンピューティング技術を提供。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」とメモリ製品を販売する。そのほかワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVision」、モバイル通信向けに「Tegra」を展開。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 半導体銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
ウーバー、NY市のタクシーをアプリに組み入れへ-株価上昇
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- 米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズは、「イエローキャブ」として知られるニューヨーク市のタクシーを同社アプリに組み入れる。
- こうした提携は米国内では初めてで、ドライバー不足と料金上昇圧力の緩和を目指す。
- 24日の発表資料によればウーバーは、NY市タクシー・リムジン委員会の技術面でのパートナーであるクリエーティブ・モバイル・テクノロジーズならびにカーブ・モビリティーと提携することで合意に達した。
- クリエーティブ・モバイルとカーブ・モビリティーが提供するアプリ「カーブ」と「アロー」は、NY市のタクシーアプリとして広く展開しているが、今後はウーバーのアプリからタクシーの手配が可能になる。
- 今春から試験的に運用を開始し、夏には範囲を拡大する見通し。
- 発表を受けてウーバーの株価は上昇、一時5.7%高となった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*10
スポティファイ(Spotify)【SPOT】
グーグル、スポティファイに独自決済認める アプリ配信で実験
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- 米アルファベット傘下グーグルは23日、音楽配信大手スポティファイに対し、基本ソフト(OS)アンドロイド上で独自に課金決済することを認める実証実験を行うと発表した。
- アプリストア「グーグルプレイ」からスポティファイのアプリをダウンロードした利用者が、スポティファイの独自課金システムかグーグルプレイの決済機能のどちらを使うか選択できるようになる。
- 複数の国を対象にするという。これまではグーグルプレイの決済機能を使うことが義務付けられ、アプリ開発者からは高い手数料や非競争的とされる慣行に不満の声が上がていた。
- スポティファイ以外の少数のアプリ開発者も実証実験に参加し、利用者が課金方法を選択できるようになる。
- グーグルはグーグルプレイで配信するアプリ内の課金について、最大30%を手数料として開発者に課している。
- 実証実験に適用する手数料は明らかになっていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スポティファイ・テクノロジーはルクセンブルグの音楽ストリーミング・プロバイダー。ユーザーがオンデマンドで音楽を購入することを可能にし、プレミアム・サービスと広告サポート・サービスを提供する。プレミアム契約者はオンラインやオフラインの高品質の音楽を無制限でストリーミングできる。世界で事業を展開し、セグメントは欧州、北米、南米、その他の地域の4部門から構成。*11
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ダーデンレストラン【DRI】
ダーデン・レストランツが予想下回る決算を発表 通期見通しも下方修正
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- ダーデン・レストランツが取引開始前に12-2月期決算(第3四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益、売上高とも予想を下回った。
- ガイダンスも公表しており、通期の見通しも下方修正した。
- 四半期配当は1株1.10ドルを維持している。
- ただ、株価は小幅な反応に留まっている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ダーデン・レストランツは米国のレストラン・チェーン運営企業。米国とカナダで約1,500店舗を展開する。直営レストラン名はイタリア料理「オリーブ・ガーデン」、ステーキハウス「ロングホーン」、高級レストラン「キャピタル・グリル」や「シーズンズ52」、その他「ヤード・ハウス」、「バハマ・ブリーズ」など。本社所在地はフロリダ州オーランド。*12
- S&P500構成銘柄
KBホーム【KBH】
ホームが決算受け下落 サプライチェーン悪化で予想下回る
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 住宅建設のKBホームが下落。
- 前日引け後に12-2月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回る弱い内容となった。
- 原材料や人材確保などサプライチェーン問題を背景に挙げている。
- 建設業界はここ数カ月に渡ってサプライチェーン問題で足止めを食らっている。
- そのような中で、最近の住宅ローン金利の急上昇で、新築住宅への需要が冷え込むという懸念が高まっている。
- アナリストからは、「投資家心理がすでに非常に悪化しており、これまで販売件数を抑制してきたいくつかの課題が改善されないという事実は、確かに助けにならない」とのコメントも聞かれ、また、別のアナリストからは、「今回の弱い決算は、予想以上の販売件数の未達が原因。
- 納期の遅れはサプライチェーンの悪化によるものだが、それ以外は受注件数は予想を上回り、堅調な四半期だったとも言える」との見方も聞かれた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■KBホームは米国の大手住宅建築会社。住宅地域、都市近郊、複合用途開発地域の住宅建築に従事する。住宅の新規購入者、買換え購入者及び定年退職者を対象に、注文住宅や省エネ住宅等の一戸建て住宅、2戸連棟住宅、タウンハウス、コンドミニアムなど様々な住宅を提供。また、購入者に住宅ローンや各種保険などのサービスの提供も行う。本社はロサンゼルス。*13
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は半導体セクターを中心に好調で反発しています。インテルやエヌビディアといった大型株が牽引しています。新規失業保険申請件数が1969年以来の水準に低下したということもあり米国経済の堅調な動きが確認できたことや原油相場が下落したこともありセンチメントが改善しています。
- 【小型株】小型株も割と好調でラッセル2000は1.13%と上昇しています。
- 【長期金利】長期金利も上昇していますが、グロース株は上昇していました。
- 【セクター】上昇したセクターは半導体銘柄を中心にグロース株が上がっています。また旅行、航空、素材、フィンテック、クリエネ、通信、ヘルスケアなどが大きく上がっています。下落したセクターはほとんど泣く、少しだけ下がったのが金鉱株とeコマース、SNS関連が僅かですが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体では1.56%と好調で特にエヌビディアが9.82%と絶好調。また全体的にも8銘柄が上昇していました。下落したのは中国の2銘柄のバイドゥ(-2.77%)、アリババ(-1.78%)となっています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより