米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株は続落しています。今晩の雇用統計が今月最初の山場になりそうです。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は続落しています。今晩発表される雇用統計を目前に売買を控えているような動きでもありました。また金利が上昇し続けており、株価の上昇をかなり圧迫するようになってきています。
- 【小型株】と入ってもここ数日下落していた小型株は反発している銘柄も多く、ラッセル2000は+0.56%と上昇しています。
- 【個人成績】-4.87%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはエネルギー関連を中心にバリュー銘柄が上昇しています。金融、半導体、通信、資本財などが上がっています。クラウドストライクが上昇していることもあり、連れ高でサイバーセキュリティ関連銘柄も上がっています。下落したセクターは、クリエネやヘルスケア、素材、旅行、公益、フィンテックなどが下落しています。また金価格の下落によって、金鉱株などが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的には反発して+0.58%となっています。アリババ、バイドゥの中華銘柄が4%を超えて上昇し牽引していました。ネットフリックスはアナリストが目標株価を下げたことで下落が続いています。
- 【予定】今晩の雇用統計発表が今月前半の山場になりそうです。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月6日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月6日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下落が続いている感じだね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-4.87%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
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毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
ISM製造業景況指数
米ISM非製造業指数、12月は62.0 予想以上に減速
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米供給管理協会(ISM)が6日発表した12月の非製造業景気指数(NMI)は62.0と、予想以上に減速した。
- ロイターがまとめたエコノミスト予想は66.9だった。
- 11月は69.1で、1997年の調査開始以降の過去最高を更新していた。新型コロナウイルスの感染再拡大で経済活動が抑制される可能性はあるが、供給ボトルネックは緩和されつつあるもよう。
- 指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。
- サービス業は米経済の3分の2超を占めている。新規受注指数は61.5で、10カ月ぶり低水準となった。11月は69.7と過去最高だった。
- 雇用指数も54.9に低下した。11月は56.5で、7カ月ぶりの高水準を付けていた。
- 新型コロナウイルス感染者の増加で雇用も減速していることがうかがえる。
- 一方、供給の停滞が解消されつつある兆しも見られた。
- 供給業者の納入を示す指数は63.9と、11月の75.7から低下した。
- 同指数が50を上回ると納入に時間がかかっていることを示す。供給の改善にもかかわらず、仕入れ価格を示す指数は82.5と引き続き高水準だった。
ISM製造業景況指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつです。
- 毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表します。
- 「ISM非製造業景況感指数(毎月第3営業日発表)」とともに、米国の景気先行指標として注目されています。
- 製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。
- 「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、ISM製造業景況感の総合指数を算出します。
- ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表します。
- 50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示します。*3
失業保険申請数
新規失業保険申請20.7万件に増加、コロナ拡大で改善反転の恐れ
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- 米労働省が6日に発表した1月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比7000件増の20万7000件と、市場の減少予想(19万7000件)に反し、増加に転じた。新型コロナウイルス感染者急増を受け、失業申請件数は今後数週間かけてさらに増加する可能性がある。
- しかし、週ごとのボラティリティーを除けば、労働市場はなお引き締まった状況にある。
- シティグループのエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「ホリデーシーズン近辺の一部企業による一時閉鎖が失業申請の増加につながった可能性がある」と指摘した。
- 今回の統計は7日に発表される2021年12月の米雇用統計の調査期間とは重なっていない。
- ロイターのまとめたエコノミスト調査によると、12月の非農業部門雇用者数は40万人増、失業率は4.1%に改善することが予想されている。
- また、米民間雇用調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが発表した米企業による12月の人員削減計画は前月比28.1%増の1万9052人となった。しかし依然として20年の水準を86%下回っている。
- シニアバイスプレジデントのアンドリュー・チャレンジャー氏は「新型コロナ感染症の症状の深刻度にかかわらず、感染者数が労働市場に影響するだろう」と述べた。
- 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが5日発表した昨年12月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が80万7000人増加し、市場予想の40万人増を上回った。2021年末の労働市場の堅調さを示唆した。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*4
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
米10年債利回り、一時1.75%台に上昇-2021年の最高水準に接近
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 6日午前の米国債市場では10年債利回りが一時、1.75%台に上昇し、2021年の最高水準に近づいた。
- 10年債利回りは一時、4.6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.751%と、昨年3月30日に付けた高水準に3bp未満に迫った。
- その後、1.73%前後にやや低下したものの、週間では約22bp上昇。このままいけば、2020年6月以来の大幅上昇となる。
- 予想外に長期化している消費者物価の上昇に対し、米金融当局が本腰を入れて抑制に動くとの見方から、今週は米国債利回りが上昇。
- 金利先物市場は最初の利上げが3月に実施される可能性を織り込んでいる。前日に公表された昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、一部当局者がバランスシートを前回よりも速いペースで縮小させると予想していることが明らかになった。
- 今週は社債発行が増加していることも、米国債を圧迫している。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
若干のげらくだったんだけど、最近はバリュー株強いね。
なかなかグロース株が上がってこないね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
好調な銘柄が多かったみたいだね
中国は本当に乱高下が激しいね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはエネルギー関連を中心にバリュー銘柄が上昇しています。金融、半導体、通信、資本財などが上がっています。クラウドストライクが上昇していることもあり、連れ高でサイバーセキュリティ関連銘柄も上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは、クリエネやヘルスケア、素材、旅行、公益、フィンテックなどが下落しています。また金価格の下落によって、金鉱株などが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
メタ・プラットフォームズ(フェイスブック【FB】)
メタ、英競争当局のジフィー売却命令に反論
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 英競争・市場庁(CMA)が米メタ(旧フェイスブック)に傘下のGIF画像共有サービス企業ジフィーの売却を命じた件を巡り、CMAの決定に異議を申し立てたメタ側の主張が5日に明らかになった。
- メタは申し立ての中で、ジフィー買収によってディスプレー広告市場の競争が損なわれるとしたCMAの見解に反論した。
- CMAは昨年11月、メタによる2020年のジフィー買収について、競合他社にとって脅威になり、メタが提案した是正策では懸案の解決にならないとして売却を命じた。
- メタは翌12月、CMAの決定を不服として命令停止を求めた。英競争審判所が5日に公表したメタの異議申し立て概要によると、同社は6つの根拠を提示。スナップチャットやティックトックといった競合にもジフィーが引き続きサービスを提供できるようにすると確約したメタの提案をCMAは審査していないなどと主張した。
- また、CMAの決定は手続き面でも問題があるとした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
ネットフリックス【NFLX】
ネットフリックスが5日続落 アナリストが目標株価引き下げ
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- ネットフリックスが5日続落。
- IT・ハイテク株への売りが続く中で同社株も売りが続いている。
- きょうはアナリストによる目標株価の引き下げが伝わっていた。従来の750ドルから725ドルに引き下げている。
- コンテンツの新作が力強いにもかかわらず、第4四半期のダウンロードのデータが少ないことから、短期的な加入者の予想下方修正したという。
- 韓国の「イカゲーム」主導の加入者維持は、特にネットフリックスがまだ浸透していないアジア太平洋地域では重要だという。
- 同社に対する全体的に前向きな見方は変わらないものの、2022年の加入者の純増数は2150万人に逆戻りすることが予想され、これは3カ月前の見通しとほぼ同水準だと述べた。
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ネットフリックスは、オンラインDVDレンタルと映画やテレビ番組のインターネット配信(ストリーミング配信)を提供する米国企業。ストリーミングサービスはパソコン、携帯端末のほか、家庭用ゲーム機でも利用できる。米国をはじめ、カナダ、中南米、英国、アイルランドでストリーミングサービスを展開。
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
ツイッター【TWTR】
ツイッター、議会襲撃から1年控えコンテンツ監視チーム結成
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- 米ツイッターは、連邦議会襲撃事件から1年となる1月6日を前に、事件に関連する有害なコンテンツに対処するためのチームを結成したと明らかにした。
- 事件では、大統領選での民主党バイデン氏の勝利を認定する手続きが進めらる中、トランプ前大統領の支持者らが議会議事堂に突入。
- ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアプラットフォームが過激主義的な行動を助長したと非難された。
- ツイッターはロイターに対し、「機能横断的な作業グループを招集した」と説明。このグループはサイトの整合性や信頼性、安全性を確保する一連のチームのメンバーで構成され、事件から1年の節目の日に暴力をあおる投稿やアカウントを監視するという。
- チームの人数については明らかにしなかった。メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の広報担当者は「弊社のプラットフォーム上の脅威を引き続き積極的に監視しており、状況に応じて対応する」とした。
- グーグル傘下ユーチューブの広報担当者は、過去1年間に米国の選挙関連ポリシーに違反した数万本の動画を削除したと述べ、サイト上の選挙関連誤情報を引き続き注意深く監視していく方針を示した。
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■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*10
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】
ウォルグリーンが通期見通し上方修正 ただ、株価は冴えない反応
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- ドラックストアのウォルグリーンが取引開始前に9-11月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 第1四半期の米店舗でのワクチン接種は1560万回、検査は650万回実施した。これにより、ワクチンを含む薬局の売上高は前年比1.1%増となった。
- 米国については、在宅での検査を希望した消費者が増えたほか、市販薬購入のためにドラッグストアに回帰したことから、米国内の小売売上高は10%急増。
- また、健康、ウェルネス、美容、パーソナルケアもすべて大きな前進を見せた。一方、海外部門は、ドイツの卸売業の買収を含め、海外での売上高は36%増加した。
- 英国のブーツドラッグストアの売上高はパンデミック前の水準を下回ったままだったが、来客数は若干回復している。第1四半期の業績を受け、今年度の通期1株利益の見通しを、従来の横ばいから1桁台前半の伸びに上方修正した。
- ただ、決算にインパクトはなく、株価は冴えない反応を示している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは薬局チェーン持株会社。子会社を通して、米国、英国、タイ、ノルウェー、アイルランド、オランダ、チリ、メキシコで薬局事業を展開。処方箋の調合や一般用医薬品、医薬品のメール・オーダーを取り扱う。食品やヘルスケア用品、季節商品の販売、写真現像サービスも取り扱う。本社はシカゴ。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
コンステレーションブランズ【STZ】
コンステレーションが決算発表 通期の1株利益の見通しを上方修正
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- アルコール飲料のコンステレーション・ブランズが取引開始前に9-11月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 通期のガイダンスも公表し、1株利益を予想以上に上方修正した。同社はまた、コカ・コーラと「フレスカ」ブランドのカクテルの新ライン製造、流通、販売で、ブランド承認契約を締結したと発表。
- ただ、株価は小幅高での推移に留まっている。
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■コンステレーション・ブランズは米国のアルコール飲料メーカー。事業は2部門で構成。コンステレーション・ワイン北米部門は「ロバート・モンダヴィ」、「アーバー・ミスト」などのブランド名で食卓用ワインやスパークリングワインを販売。クラウン・インポーツ事業は「コロナ」や「モデロ」などのメキシコビールの米国での輸入、販売権を持つ。*12
- S&P500構成銘柄
リビアン・オートモーティブ【RIVN】
リビアンが一時、IPO価格を下回る
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- 電気自動車(EV)スタートアップのリビアンにきょうも、売りが強まっている。
- 株価は一時75.13ドルまで下落し、IPO価格78ドルを下回る場面も見られた。
- 前日は、同社の大株主で主要顧客でもあるアマゾンが、欧州の自動車メーカー、ステランティスとソフトウエア開発で協力し、配送用の新たな電動バンを購入することで合意したと伝わり、同社株は嫌気されていた。
- アマゾンの動きはリビアンにとって脅威と受け止められたようだが、アマゾンは電子メールで、リビアンとの協力に変化はないと説明していた。
- ただ市場では、既存の大手メーカーも続々とEVに舵を切り始める中で、EV市場の過当競争が心配されている。
- 新興のスタートアップ企業は最初は投資家の注目を集めていたが、競争激化が心配される中で、評価を見直す動きも出ているようだ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■リビアン・オートモーティブは米国の電気自動車(EV)メーカー。主に電動ピックアップトラック「R1T」と電動スポーツユーティリティービークル(SUV)「R1S」の開発・製造に従事する。また、商用車市場において電動の配送用車両の開発・製造も手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州アーバイン。*13
- EV関連銘柄
ベッド・バス・アンド・ビヨンド【BBBY】
ベッド・バスが大幅高 冴えない決算も粗利益率の高さに着目
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- 日用品販売のベッド・バス&ビヨンドが大幅高。
- 取引開始前に9-11月期決算(第3四半期)を発表しており、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、1株損益が予想外の赤字で、売上高も予想を下回った。ガイダンスについても、全体的に予想を下回る見通しを示している。
- 同社のトリトンCEOは声明で「インフレの急激な上昇と、広範囲に渡る貨物およびサプライチェーンの逆風に対応し、販売価格の設定やプロモーション最適化、製品構成計画を迅速に実施した」と述べた。
- 決算発表直後は時間外で株価は大幅安となったものの、売りが一巡すると買い戻しも出てプラス圏で推移している。
- 決算は冴えない内容だったものの、第3四半期の粗利益率が35.9%と予想(34.3%)を上回ったことに敏感に反応している模様。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ベッド・バス・アンド・ビヨンドは米国の生活用品小売チェーン企業。主に寝具、バス・キッチン用品、インテリア小物、小型家電、ボディーケア用品、化粧品、ギフトなどを扱う。「ベッド・バス・アンド・ビヨンド」の他、「ワールド・マーケット」、「クリスマス・ツリー・ショップ」、「バイバイ・ベイビー」などが傘下。本社所在地はニュージャージー州ユニオン。*14
クラウドストライク【CRWD】
クラウドストライクが上昇 アナリストが「買い」でカバレッジ開始
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- サイバーセキュリティのクラウドストライクが上昇。
- アナリストが「買い」でカバレッジを開始した。目標株価は275ドルで前日終値から53%の上昇余地を示唆している。
- 最近の株価下落にもかかわらず、依然として成長見通しは力強いと指摘している。
- 同社のクラウドおよび新製品はシェア獲得、力強い年間経常収益(ARR)、そして、フリーキャッシュフロー(FCF)の成長を促進するという。
- 同社は、従来および次世代のベンダーの双方からシェアを獲得することで成長を促進し続けることが可能な位置いるとも指摘。
- プラットフォームのエンドポイントを従来のPCおよびラップトップを以外にも拡張し、クラウドワークロードを保護できるようになったことで、成長がさらに促進されるはずだという。
- ARRは同社の健全性と新しいモジュールの成功を測定するための最も重要な指標であり、市場はARRを大幅に過小評価していると指摘した。
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■クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー持株会社。子会社を通じて、SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。ファルコン(Falcon)・プラットフォームを介して次世代エンドポイント保護、脆弱性管理を含むIT運用、脅威インテリジェンスの活用などを取り扱う。本社所在地はカリフォルニア州サニーベール。*15
- NASDAQ100構成銘柄
- サイバーセキュリティ銘柄
ゲームストップ【GME】
ゲームストップがNFTと仮想通貨市場に参入と伝わる
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- ゲームストップが時間外で大幅高となっている。
- 仮想通貨とNFT(非代替性トークン)の市場に参入すると伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。
- 同社はビデオゲームNFTの購入、販売、取引ハブなどへの取り組みのために20人以上の人材を採用したという。
- 同社は、ゲーム開発者とパブリッシャーの一部に、今年後半に稼働するときにサイトにNFTを掲載するよう要請しているほか、技術を共有するために、まもなく暗号会社2社とパートナーシップ締結するという。
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■ゲームストップは米国の大手ゲームソフト企業。主に新品・中古のビデオゲーム機器・ソフト、ゲーム関連商品、スマートフォンなどを扱う。オンラインストア「GameStop.com」、「buymytronics.com」、ゲームサイト「kongregate.com」を運営する。米国、カナダ、欧州で店舗を展開する。本社はテキサス州グレープバイン。*16
まとめ
- 【主要指数】主要指数は続落しています。今晩発表される雇用統計を目前に売買を控えているような動きでもありました。また金利が上昇し続けており、株価の上昇をかなり圧迫するようになってきています。
- 【小型株】と入ってもここ数日下落していた小型株は反発している銘柄も多く、ラッセル2000は+0.56%と上昇しています。
- 【個人成績】-4.87%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはエネルギー関連を中心にバリュー銘柄が上昇しています。金融、半導体、通信、資本財などが上がっています。クラウドストライクが上昇していることもあり、連れ高でサイバーセキュリティ関連銘柄も上がっています。下落したセクターは、クリエネやヘルスケア、素材、旅行、公益、フィンテックなどが下落しています。また金価格の下落によって、金鉱株などが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的には反発して+0.58%となっています。アリババ、バイドゥの中華銘柄が4%を超えて上昇し牽引していました。ネットフリックスはアナリストが目標株価を下げたことで下落が続いています。
- 【予定】今晩の雇用統計発表が今月前半の山場になりそうです。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:ISM製造業景況感指数|証券用語解説集|野村證券
*4:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/map.ashx
*7:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*8:GoogleFinanceより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより