米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
昨晩は先週の下落から反発した形となり全面高となっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は反発し、全面高となっています。オミクロン株の重症化リスクはそれほど高くないということが発表されておりクルーズ、航空関係を中心にバリュー銘柄が非常に好調な1日になっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も大きく上昇しており+2.05%上がっています。
- 【長期金利】引けにかけて10年債利回りも上昇しており、1.436%あたりになっています。
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています、特に旅行や航空銘柄は大きく反発しており、またグロース株も調子良かったです。バリュー関係も、公益、資本財、生活必需品、エネルギー、素材、通信、金融、不動産、一般消費財、クリエネ、ヘルスケアなどは上昇しています。下落したセクターは少ないですが、サイバーセキュリティ、半導体関連が下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】8銘柄が上昇し+2.30%と大きく上昇しています。特にアリババ(10.40%)、バイドゥ(7.47%)の中国銘柄が大きく上昇しており、ツイッターも5.73%とかなり上がっています。一方で、アップルのiPhoneの減産などの影響からエヌビディアが-2.14%、テスラはSECにソーラーパネルが調査されるということで-0.59%下落しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月6日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月6日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、反発してるね。デッド・キャット・バウンスかもね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
バリューの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国銘柄も割と好調みたいだね。
半導体はなんか微妙だけどね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
多くのセクターが上昇しています、特に旅行や航空銘柄は大きく反発しており、またグロース株も調子良かったです。バリュー関係も、公益、資本財、生活必需品、エネルギー、素材、通信、金融、不動産、一般消費財、クリエネ、ヘルスケアなどは上昇しています。
下落したセクター
下落したセクターは少ないですが、サイバーセキュリティ、半導体関連が下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
アリババの反発がすごいね!
テスラはネガティブなニュースが有って結構下がってたけど戻ってきたね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップルが4日ぶりに反発 アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジ再開
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルが4日ぶりに反発しており、相場全体をサポートしている。
アイフォーン13への需要が落ち込んでいるといった報道や、アイフォーンを保有している米国務省職員のハッキングのニュースなどもあって、先週のアップル株は売りが続いていた。160ドルを割り込む場面なども見られていたが、きょうは反発している。
アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを再開したと伝わっている。
目標株価は191ドル。同社の成長と利益が上向きになり、株主還元や新製品サービスへの可能性が見込まれるという。
株価は歴史的な高評価で推移しているものの、同社の優れた投下資本利益率(ROIC)を考慮すると、他の大型株と比較しても魅力的だと指摘した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
テスラが4日続落 SECが調査と伝わる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- テスラが4日続落。
- 同社の再生可能エネルギー事業のソーラーパネルに関して、米証券取引委員会(SEC)が調査を開始したと伝わっている。
- ロイター通信が報じた。同社が過去数年に渡ってソーラーパネルの欠陥に関連する火災リスクについて株主や一般市民に通知しなかったという内部告発が出ており、SECは情報公開法の要請に応えて調査を開始したという。
- 同社は報道に関してコメントを控えており、内部告発者のヘンクス氏も連絡を取ることができないという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
アリババ、CFO交代へ-NYと香港上場貢献の武衛氏が来年退任
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- 中国の電子商取引大手、アリババグループは5日遅く、武衛最高財務責任者(CFO)が退任すると発表した。
- コマース部門の責任者も入れ替える。
- 独占禁止法を巡る調査を切り抜けて以降で最も注目すべき経営幹部の交代となる。
- 発表文によると、徐宏氏が来年4月1日からCFO職を引き継ぐ。
- アリババのブログ投稿によれば、同社は二つのデジタルコマースチームも新設。蒋凡氏が国際市場を統括し、戴珊氏は国内市場を率いる。
- 6日の香港株式市場で、アリババ株が一時8.3%下落。
- 今年これまでの下げ幅は50%を超えた。
- 配車サービス大手、滴滴グローバルのニューヨーク証券取引所(NYSE)上場廃止計画を受けて、米上場の中国インターネット企業を巡る懸念があらためて広がっている。
- アリババのニューヨーク、香港上場に尽力した武氏は、中国のネット分野で最も著名な女性幹部の1人であり、今回のCFO退任がその分際立つ結果となった。
- 後任の徐氏は3年前にプライスウォーターハウスクーパース(PwC)からアリババに加わり、19年7月に副CFOに起用されていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*9
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
フォード【F】
フォード、2年以内にEV生産で世界2位を目指す
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- 米自動車大手フォード・モーターの北米担当COO(最高執行責任者)のリサ・ドレイク氏は3日、フォードが2年以内に電気自動車(EV)生産で年間生産能力約60万台の世界第2位のEVメーカーを目指すと述べた。
- 次期電動ピックアップ「F150ライトニング」の予約台数が20万台に近づいていることも、この楽観的な見通しの根拠となっている。
- ドレイク氏は投資家会議で、フォードは現在、内燃エンジン搭載車向けの部品を生産する既存拠点において、より多くのEV用部品の垂直統合を進めていると説明した。
- 同氏によると、フォードは将来のEV向けバッテリーセルの開発と生産で世界のバッテリーサプライヤー5社と協力し、2030年までに生産能力240ギガワット時の確保を目指している。
- これらのサプライヤーは、韓国のSKオン、LGエナジー・ソリューション、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)、比亜迪(BYD)とパナソニック。同氏はまた「2020年代末よりかなり前に」EV用バッテリーセルのコストを1キロワット時当たり80ドルまで引き下げる見通しを示した。
- フォードと独BMWは米自動車用バッテリーの新興企業、ソリッド・パワーと固体電池の開発で協力しており、ドレイク氏によると「20年代末よりかなり前に」商用化されるはずだと述べた。
- ロイターは1日、オートフォーキャスト・ソリューションズの生産予想データに基づき、フォードが2025年にかけてEV販売競争で米テスラと独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ第3位の座をステランティスと争う公算が大きいと報じている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*10
- S&P500構成銘柄
モデルナ【MRNA】
モデルナ社長、既存ワクチン効果は対オミクロンで低くなるリスク
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- 米モデルナのスティーブン・ホーグ社長は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」に対する既存ワクチンの効果について、従来型への効果より低くなるリスクは明白だがどの程度劣るのかはまだ判断できないと述べた。
- ホーグ氏はABCの番組で、「ワクチンの有効性が低下するリスクは現実的にあると考えている」とする一方、「分からないのは、それがどの程度かということだ」と述べた。その上で、「例えば50%低下するということであれば、ワクチンを新たに調整する必要が生じるだろう」と話した。
- 同社のステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は先週の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、既存ワクチンがデルタ株に対するものと同じレベルの効果をもたらす「世界は存在しない」と考えると発言。
- 既存ワクチンのオミクロン株に対する効果ははるかに弱いとの見通しを示した。この発言が金融市場を揺らした。
- ホーグ氏は5日、自分なら「おそらく違った言葉を使っていただろう」と説明。
- 「簡単に言えば、確かなことが分かるにはまだデータがないということだ」と述べた。
- 11月にオミクロン株が最初に特定された南アフリカ共和国の主要医療施設の初期データでは、感染者数が急増したものの比較的軽症で、入院者数の急増は見られなかった。
- これについて米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は5日、オミクロン株の重症化リスクがデルタ株ほど高くないことを示唆していると発言。ただ、この結論は暫定的なものだとも指摘した。
- ファウチ氏はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」でオミクロン株について、「これまでのところ、重症度はそれほど高くないようだ」と指摘。
- 既存ワクチンの「オミクロン株に対する予防効果は、ある程度あるとわれわれは確信しており、かなりあるかもしれない」と語った。
- 疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は5日、ABCの番組「ジス・ウィーク」で、既存ワクチンがオミクロン株感染者を重症化と入院のリスクから守ると「本当に期待している」と説明。
- 「まだ分からないのは感染力がどの程度か、ワクチンがどれだけ効くか、より重い症状につながるかだ」と述べた。
- モデルナの共同創業者ヌーバー・アフェヤン氏はCNNに対し、オミクロン株については向こう7-10日間でさらに多くのことが分かるだろうと指摘した。
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■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*11
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
ギリアド・サイエンシズ【GILD】
ギリアド、レムデシビル5.5万バイアルをリコール-ガラス粒子混入
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ギリアド・サイエンシズは3日、新型コロナウイルス治療薬「ベクルリー(一般名レムデシビル)」について、ガラスの微粒子がバイアル(瓶)に混入していたとの苦情を受け、米国で2ロットをリコール(自主回収)すると発表した。
- この苦情内容は会社の調査で確認された。対象は入院患者1万1000人分に相当する5万5000バイアルだと、広報担当者クリス・リドリー氏がインタビューで語った。
- 供給は手元に十分にあり、リコールは米国や他国の供給に影響しないという。ギリアドはウェブサイトに掲載した発表文で、リコールに関連する有害事象の報告はないと述べた。リコールは米市場だけが対象。
- 同社はまた、「ガラスの微粒子が混入した注入可能な製品を投与された場合、局所刺激や局所腫脹(しゅちょう)が起きる恐れがある」とし、「ガラス微粒子が血管に達した場合、さまざまな器官に到達し、心臓や肺、脳の血管をふさいで発作や死に至ることもあり得る」と説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ギリアド・サイエンシズは米国の医薬品会社。主要製品は抗HIV薬の「ツルバダ」、「アトリプラ」、B型肝炎治療薬「ヘプセラ」、「ビリアード」、侵襲性真菌感染症治療薬「アンビゾーム」、肺動脈高血圧症治療薬「レタイリス」、サイトメガロウイルス性網膜炎治療薬「ビスタイド」、慢性狭心症治療薬「ラネクサ」など。本社はカリフォルニア州。*12
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- ワクチン銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
注目決算の銘柄
米主要500社の第3四半期、42.6%増益の見通し
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- リフィニティブIBESのデータによると、米S&P総合500種指数採用企業の2021年第3・四半期利益は、前年同期比42.6%増加する見通し。
- エネルギーセクターを除くと、利益は同34.2%増加すると見込まれている。
- これまでに第3・四半期決算を発表した495社のうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は81.0%。長期平均は65.8%、過去4四半期の平均は84.7%。第3・四半期の売上高は、前年同期比17.0%増加する見通し。エネルギーセクターを除けば13.6%の増収となる見込み。
- これまでに第3・四半期決算を発表した企業のうち、売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は76.4%。長期平均は61.3%、過去4四半期の平均は79.3%。第4・四半期の1株利益について、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は53社。
- 改善もしくは市場見通しを上回ると予測した企業は34社。悪化を改善で割ったネガティブ/ポジティブレシオ(53/34)は1.6。S&P500企業の今後4四半期(21年第4・四半期─22年第3・四半期)の予想株価収益率(PER)は21.2倍。
- 6日からの週に四半期決算の発表を予定するS&P総合500種指数採用企業は7社。
こういうニュースをみるとやっぱり米国株の強さを感じるね。
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は反発し、全面高となっています。オミクロン株の重症化リスクはそれほど高くないということが発表されておりクルーズ、航空関係を中心にバリュー銘柄が非常に好調な1日になっています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も大きく上昇しており+2.05%上がっています。
- 【長期金利】引けにかけて10年債利回りも上昇しており、1.436%あたりになっています。
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています、特に旅行や航空銘柄は大きく反発しており、またグロース株も調子良かったです。バリュー関係も、公益、資本財、生活必需品、エネルギー、素材、通信、金融、不動産、一般消費財、クリエネ、ヘルスケアなどは上昇しています。下落したセクターは少ないですが、サイバーセキュリティ、半導体関連が下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】8銘柄が上昇し+2.30%と大きく上昇しています。特にアリババ(10.40%)、バイドゥ(7.47%)の中国銘柄が大きく上昇しており、ツイッターも5.73%とかなり上がっています。一方で、アップルのiPhoneの減産などの影響からエヌビディアが-2.14%、テスラはSECにソーラーパネルが調査されるということで-0.59%下落しています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより