米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は全面高になりダウは4日ぶりに反発し、ロシアのウクライナ侵攻に対して緊張感が和らいだ形となり株式は上昇しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は全面高になりダウは4日ぶりに反発し、ロシアのウクライナ侵攻に対して緊張感が和らいだ形となり株式は上昇しています。また生産者物価指数(PPI)が発表されて市場予想をうわまわる強い結果となってしまい、米国債の利回りを上げる形になっています。原油株は地政学リスクが下がったことで下落しておりエネルギーセクターは下落しています。
- 【小型株】小型株も調子よく、ラッセル2000は+2.75%となっています。
- 【個人成績】+3.18%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】PPIの結果もあり、10年債利回りは2.56%上昇し2.029%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターはグロース株を中心に、仮想通貨関連銘柄や、半導体、ARKやクリエネ、旅行なんかも大幅に上がっています。下落したセクターは少なく、公益、エネルギーが下落しています。金価格が下落して金鉱株なんかも下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は3.23%と続伸となっています。10銘柄すべてが上昇しており大型テックが調子良かったのがわかります。エヌビディアは9%、テスラは5%あがっています。
- 【予定】FOMC議事録の発表などもありますのでまだまだ油断はできない状況は続いています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月15日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月15日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、いい感じで上がってる!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+3.18%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
PPI、1月は予想上回る上昇-FRBの利上げ見通しを後押し
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 1月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びを示した。企業がサプライチェーンや労働力の制約に対応する中、インフレ圧力が根強く続いていることが示唆された。
- アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「インフレはあらゆる分野で見られ、広がりと勢いの両方で拡大しているようだ」と指摘した。
- 今回の統計はインフレがカテゴリーを超えて広がっていることを反映しており、米金融当局が利上げと保有債券の縮小をさらに積極的に進めるとの見方を後押しする格好となった。
- 2021年を通して見られた輸送のボトルネックや堅調な需要、労働面での制約は今年に入っても続き、物価圧力が長期化する恐れがある。
- オックスフォード・エコノミクスのエコノミストらは「根強い供給混乱にエネルギー価格の高騰が重なっているため、生産者物価が正常なパターンに戻るのは年内のもっと先になるだろう」とリポートで分析した。
- 月間ベースでの伸びは生産過程でのインフレ圧力がなお強いことを示唆しており、これは消費者物価の最終コストに引き続き波及する見通しだ。
- エネルギー価格は前月比2.5%上昇。前月は低下していたが、再びプラスに転じた。ロシアがウクライナを攻撃すれば、西側諸国による制裁が強化されるとの警戒から、原油などのエネルギー価格は上昇が続いている。
- 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.8%上昇。前年同月比では8.3%伸びた。財の価格は前月比1.3%上昇と、3カ月ぶりの高い伸び。サービスのコストは0.7%上昇し、伸び率は前月と同じ。外来医療費は1.6%伸びた。
- 食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.9%上昇。1年ぶりの大きな伸びとなった。前年同月比では6.9%上昇した。
アメリカ・PPI 生産者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 労働省が発表する生産者物価指数(PPI)は、国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標です。
- PPIは製造段階別(原材料、中間財、最終財)や品目別、産業別などで分類されてます。
- PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向と見ることができます。
- PPIの変動は連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を推測する手がかりとなります。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈ます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているけどグロース株がかなり良かったみたいだね。
やっと反発してきたかな
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国もいい感じで上がってるね!
半導体も強いみたいだしいい日だったね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはグロース株を中心に、仮想通貨関連銘柄や、半導体、ARKやクリエネ、旅行なんかも大幅に上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは少なく、公益、エネルギーが下落しています。金価格が下落して金鉱株なんかも下がっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
インテル【INTC】
インテル、イスラエルのタワーセミコンダクター買収へ-約6240億円
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米インテルは15日、イスラエルの半導体受託生産会社タワーセミコンダクターを約54億ドル(約6240億円)で買収すると発表した。
- 発表資料によれば、インテルはタワー株1株につき現金53ドルを支払う。両社の取締役会は買収を承認しており、約1年以内に完了する見込み。
- インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は受託生産事業で台湾積体電路製造(TSMC)と競合すべく、工場の刷新や新工場建設などを計画しており、半導体業界の主導権を取り戻したい考え。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*8
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシズ)【AMD】
AMDが続伸 ザイリンクスの買収完了で成長への期待感も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- AMDが続伸。きょうはウクライナ情勢に楽観的なムードが広がっており、半導体関連株も買いが先行している。
- 同社はザイリンクスの買収を完了させたが、焦点は買収を経て堅実な長期的かつ複数の成長要因に移りつつある。
- アナリストは、今回の買収により、利益率の高い強力なFPGA事業が加わり、同社データセンターおよびネットワーク向けソリューションが成長すると述べている。
- ザイリンクスは、重要な収益シナジーを生み出す可能性のある重要な追加要素であり、この取引は初年度に1株利益とマージンの両方の拡大が期待できるとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アドバンスド・マイクロ・デバイシズは米国の半導体メーカー。コンピュータ、グラフィックス、家電市場向けマイクロプロセッサの製造、販売に従事。コンピュータ搭載用のx86マイクロプロセッサ、ノート型パソコン、ワークステーション、サーバーに使用されるチップセットなどを提供。同社製品は「AMD」の商標名で展開。本社はカリフォルニア州サニーベル。*9
フォード【F】
フォード、一部工場の製造停止継続 半導体不足で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米自動車大手フォード・モーターは14日、世界的な半導体不足を受けた一部組み立て工場の操業停止を今週も継続すると明らかにした。
- 広報担当者によると、オハイオ州の組み立て工場での製造のほか、カンザスシティー工場で行っているバン「トランジット」の製造を停止。
- ケンタッキー、シカゴ、ミシガン州ディアボーンのトラック工場はシフトを縮小するという。
- フォードは先週、半導体不足により北米8工場で減産または製造停止措置を取った。
- 同社は先に、半導体不足の影響で今四半期は生産が落ち込むとの見通しを示していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*10
- S&P500構成銘柄
コンステレーションブランズ【STZ】
モンスター・ビバレッジとコンステレーションの統合協議前進-関係者
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- エナジードリンクのメーカー、米モンスター・ビバレッジと「コロナ」ビール製造元の米コンステレーション・ブランズの統合を巡る協議が前進を見せている。
- 事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
- 協議が順調に進めば向こう数週間のうちに合意が発表される可能性があると、関係者が情報は非公開だとして匿名を条件に語った。
- 両社の時価総額はほぼ等しく合計では約900億ドル(約1兆4000億円)。清涼飲料メーカーのコカ・コーラが大口株主であるモンスター株は、ブルームバーグが昨年11月にコンステレーションとの取引の可能性を巡りアドバイザーと協議と伝えてから、2月14日までに約8%下落した。
- 14日の時間外取引ではコンステレーション株が一時2.2%安となり、モンスター株は一時急伸した後、約3.5%高。
- 合意にはさらに時間がかかったり、物別れの可能性もなおあると関係者は説明。検討されている取引の詳細な構造は今のところ分かっていない。
- モンスターとコンステレーションの担当者はコメントを控えた。コンステレーションと組むことでモンスターの成長機会は広がり得るが、両社は異なる分野で事業を展開しているとしてコスト節減効果は限定的とみるアナリストもいる。
- 取引が成立すれば、エナジードリンクとアルコール飲料、さらに大麻事業を手掛ける可能性もあるというユニークな組み合わせとなる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コンステレーション・ブランズは米国のアルコール飲料メーカー。事業は2部門で構成。コンステレーション・ワイン北米部門は「ロバート・モンダヴィ」、「アーバー・ミスト」などのブランド名で食卓用ワインやスパークリングワインを販売。クラウン・インポーツ事業は「コロナ」や「モデロ」などのメキシコビールの米国での輸入、販売権を持つ。*11
- S&P500構成銘柄
シー【SE】
キャシー・ウッド氏のアーク、急落のゲーム会社シーのADR買い増し
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- キャシー・ウッド氏は、シンガポールのオンラインゲーム会社シーの米国預託証券(ADR)急落を好機と捉え、同銘柄を買い増している。
- インドが同社製品の1つを禁止したことを受け、シーADRは上場来で最大の下げを記録した。
- ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントは14日に14万5000余りのシーADRを購入し、その大部分を上場投資信託(ETF)「アーク次世代インターネットETF」が取得した。
- ブルームバーグがまとめた同社取引の最新情報で明らかになった。インドがシーの人気ゲーム「フリーファイア」を禁止したことを受け、ニューヨーク市場でシーADRは18%安で取引を終了。
- 昨年10月19日のピークからの下落率は65%に達した。
- アークは年初からシーADRを買い増しており、今月は購入回数が増えている。
- ブルームバーグ集計のデータによると、アークの複数のETFは2月に入りほぼ毎営業日シーADRを購入している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■シーはシンガポールのインターネット企業。同社は主に東南アジアの消費者及び中小企業向けにデジタルエンターテイメント、電子商取引、電子ウォレットサービスに特化したデジタル金融サービスからなる統合デジタルプラットフォームの開発に従事。オンラインゲームマーケットGarena、e-コマース・プラットフォームShopee、デジタル金融サービスAirPayを運営。*12
- シンガポール銘柄
ペロトン・インタラクティブ【PTON】
株価急落の米ペロトン、一部ファンドが昨年第4四半期に投資
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- 米フィットネス機器ペロトン・インタラクティブは業績不振で株価がこの3カ月で50%以上下落したが、一部有力投資会社は同社の株を新たに購入したり買い増している。
- 各社が14日に提出した株式保有報告書で分かった。
- 報告書は、前の四半期末(2021年12月31日)時点の保有状況を示す。それによると、Tロウ・プライス・インベストメントの幹部ヘンリー・エレンボーゲン氏が経営するデュラブル・キャピタル・パートナーズはペロトン株を540万株購入。
- リッキー・サンドラー氏のエミネンス・キャピタルが260万株、スコット・ファーガソン氏のサケム・ヘッド・キャピタル・マネジメントは160万株それぞれ購入した。
- タイガー・グローバル・マネジメントは300万株、41%相当買い増した。
- さらに、ペロトンの筆頭株主ベイリー・ギフォードも340万株追加購入し、保有率を12%引き上げた。
- いずれも詳しい購入時期は不明。ペロトンの株価は昨年10月1日が86.71ドルで、昨年末は35.76ドルだった。
- 一方、ペロトン株を処分した機関投資家もいる。アルティミーター・キャピタルは保有していた560万株を売却。コーチュー・マネジメントは保有株を370万株、89%相当減らした。
- バイキング・グローバル・インベスターズも保有株を39%削減し、ダニエル・ローブ氏のサード・ポイントは全保有株60万株を売却した
- 。ペロトン株は今年に入ってさらに下げ、2月14日の終値は32.83ドル。一時500億ドルに達した時価総額は115億ドルに減少した。
- 先月、アクティビスト(物言う投資家)のブラックウェルズ・キャピタルはペロトンは身売りすべきと主張し始めた。
- ペロトンは身売りに否定的だが、潜在的な買い手が動き始めているもようだ。ペロトンは8日、共同創業者のジョン・フォーリー氏が最高経営責任者(CEO)を退任し、後任には音楽配信大手スポティファイや米ネットフリックスで最高財務責任者(CFO)を務めたバリー・マッカ-シー氏が就任すると発表した。
- 米金融機関のアナリストはマッカ-シー氏のCEO就任をおおむね評価したが、株価は低迷している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペロトン・インタラクティブは米国のフィットネスサービス企業。トレッドミル、フィットネスバイクなどのフィットネス関連機器の開発・販売に従事。また、オリジナルエクササイズ動画や音楽のコンテンツ制作・配信、ライブ・イベントのストリーミング配信を通して顧客が自宅で本格的なトレーニングを行える環境作りを提案。本社所在地はニューヨーク。*13
- NASDAQ100構成銘柄
ベダンタ【VEDL】
台湾フォックスコン、インドで半導体製造へ ベダンタと合弁会社
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルの主要サプライヤーである台湾の電子製品受託生産大手、鴻海科技集団(フォックスコン)は14日、世界的な半導体不足の中で事業の多角化を目指す中、インドの複合企業ベダンタと提携し、同国で半導体を製造すると発表した。
- フォックスコンは近年、電気自動車(EV)や半導体などの分野にも進出。発表文の中でベダンタとの覚書に署名したとした上で、「インドにおける電子機器の国内製造を大きく後押しするもの」だと説明した。
- 1億1870万ドルを投じてベダンタと合弁会社を設立する。合弁会社の過半株式はベダンタが握り、フォックスコンは株式の40%を保有するという。
- 「合弁会社はインドにおける半導体製造のためのエコシステムを構築するというモディ印首相のビジョンを支援するものだ」としている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ベダンタは、インドの天然資源会社。インドを中心にオーストラリア、アラブ首長国連邦、南アフリカ、ナミビア、アイルランドで事業を展開する。おもに亜鉛、石油・天然ガス、鉄鉱石、銅、アルミニウム、および商用発電事業を手掛けるほか、港湾操業やインフラ資産の開発、運営を行う。本社はインドのゴア州パナジ。*14
ヴァージン・ギャラクティック【SPCE】
ヴァージン・ギャラクティックが大幅高 宇宙旅行のチケット予約開始 約5200万円
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 宇宙旅行のヴァージン・ギャラクティックが大幅高。
- 宇宙旅行のチケット予約を明日開始すると発表。数分間の無重力状態を含む約90分の宇宙飛行で合計45万ドル(約5200万円)となる。
- 明日から顧客は15万ドルの手付金の差し入れが可能となる。今年末には、最初の1000人の顧客の搭乗を見込んでおり、コルグラツィアCEOは声明で「定期運航の開始と保有機数の拡大に向けて、非常に強力な基盤となる」と述べた。
- 今回の発表はここ数カ月低迷していた同社に大きな弾みをつける。7月の飛行成功後、同社は商業サービスの開始を延期し、ロケットのアップグレードを行うと発表。
- また、昨年は米国の規制当局に抵触し、一時的に飛行停止を余儀なくされていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスは米国の航空宇宙事業持株会社。子会社を通じ、民間の個人や研究者のための有人宇宙飛行の商業化を目指す。数分間にわたる無重力体験と宇宙から見た地球の景観を含む特別な体験を顧客に提供するため、宇宙飛行システムの開発に注力する。本社所在地はニューメキシコ州ラスクルーセス。*15
- 宇宙関連銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
マリオット・インターナショナル【MAR】
マリオット、第4四半期業績が予想上回る ホテル稼働率が改善
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナルが15日に発表した第4・四半期決算(12月31日まで)は市場予想を上回る内容となった。
- 新型コロナウイルスワクチンの接種率が上昇し、ホリデーシーズンの旅行が増加したことでホテル全体の稼働率が改善した。
- 決算を受け、株価は一時5%超上昇した。
- 第4・四半期の売上高は44億5000万ドルと前年同期から倍化超となり、アナリスト予想の39億9000万ドルも上回った。
- 主要地域である米国およびカナダの稼働率は60%。
- 前年同期は35.1%だった。調整後1株純利益は1.30ドル。
- アナリスト予想は1.00ドルだった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マリオット・インターナショナルは米国の大手ホテルチェーン企業。世界各地で「マリオット」、「JWマリオット」、「ザ・リッツ・カールトン」、「ルネッサンス」、「コートヤード」、「スプリング・ヒル」、「レジデンス・イン」などのブランド名でホテルと賃貸マンションを開発、運営するほか、フランチャイズのチェーン展開も行う。本社はメリーランド州。*16
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は全面高になりダウは4日ぶりに反発し、ロシアのウクライナ侵攻にたいして緊張感が和らいだ形となり株式は上昇しています。また生産者物価指数(PPI)が発表されて市場予想をうわまわる強い結果となってしまい、米国債の利回りを上げる形になっています。原油株は地政学リスクが下がったことで下落しておりエネルギーセクターは下落しています。
- 【小型株】小型株も調子よく、ラッセル2000は+2.75%となっています。
- 【個人成績】+3.18%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】PPIの結果もあり、10年債利回りは2.56%上昇し2.029%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターはグロース株を中心に、仮想通貨関連銘柄や、半導体、ARKやクリエネ、旅行なんかも大幅に上がっています。下落したセクターは少なく、公益、エネルギーが下落しています。金価格が下落して金鉱株なんかも下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は3.23%と続伸となっています。10銘柄すべてが上昇しており大型テックが調子良かったのがわかります。エヌビディアは9%、テスラは5%あがっています。
- 【予定】FOMC議事録の発表などもありますのでまだまだ油断はできない状況は続いています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより