米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は4日連続の上昇となりました。中でもGAFAMの一角でもあるアルファベット(Google)の決算がよく、株式分割なども発表し大幅上昇し市場を牽引していました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は4日連続の上昇となりました。中でもGAFAMの一角でもあるアルファベット(Google)の決算がよく、株式分割なども発表し大幅上昇し市場を牽引していました。またADP民間雇用者数も増加予想でしたが、減少していることもあり、雇用統計を前に好感されています。
- 【小型株】小型株は終始売られる展開となっており、ラッセル2000は-1.03%となっています。
- 【個人成績】+0.80%。私のPFも続伸して2月は好調な出だしとなっています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはバリュー銘柄中心に上がっており、不動産や公益、通信、生活必需品、ヘルスケアなどが上昇しています。またインド関連も少し上がっています。一方で下落したセクターはクリエネや航空、旅行などに加えて小型のグロース関連が大きく下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-0.05%と若干の下落で収まっています。好決算だったGoogleが7.52%と上昇しましたがネトフリが-6.05%、twitterが-4%と足を引っ張る形になっています。また今朝決算が出たメタは+1.25%ですが時間外取引で大きく下げています。
- 【予定】雇用統計を控えており、さらにAmazonの決算も控えていることもあり注視しなければなりません。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月2日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月2日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、もみ合いながらも上がったって感じだね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+0.80%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
ADP雇用者数
米ADP民間雇用、1月は30.1万人減 予想に反し減少
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが2日発表した1月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は30万1000人減と、市場予想の20万7000人増に反して減少した。
- 新型コロナウイルスの感染再拡大による企業活動の混乱が響いた。昨年12月の雇用者数は77万6000人増と、当初発表の80万7000人増から下方修正された。
- ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は報告書で「新型コロナのオミクロン変異株により、一時的とはみられるものの雇用の伸びに与えた著しい影響によって労働市場の回復は2022年の初めに一歩後退した」と指摘した。
- 4日にはより包括的で、注目度が高い米労働省の1月の雇用統計が発表される。エコノミストらは、オミクロン株の感染拡大を受け、1月の雇用統計では非農業部門雇用者数が緩やかに増えたか、あるいは減少した可能性があると予想している。
- 米国勢調査局が1月中旬に発表した家計調査によると、21年12月29日から22年1月10日までの間に880万人が新型コロナ関連の理由で働いていなかった。労働省の事業所調査はADP報告書とは異なり、病気で休んだり隔離されたりして調査期間中に給与が支払われなかった人は、雇用されていても失業者としてカウントされる。
- ロイターのエコノミスト調査によると、1月の非農業部門雇用者数は15万人増の予想。
- 21年12月の新規雇用者数は19万9000人となり、1年間で最少だった。
- ロイターによる公式データの分析によると、米国の新型コロナ新規感染者数は1日平均46万1097人で、1月中旬の70万人超から大幅に減少している。
- 労働力に対する需要は強く、新規就業が可能な労働者の数は少ない。昨年末時点での求人件数は1090万件だった。
- 新規失業保険申請件数は3カ月ぶりの高水準を記録していたが、オミクロン株の感染の波が収まるにつれて減ってきた。
アメリカ・ADP非農業部門雇用者数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- ADP全国雇用者数は、月ごとに民間の非農業部門雇用者数の増減を公表する経済指標で、米国における約40万の顧客の給与計算データから算出されています。
- 米労働省による雇用統計の2日前に発表され、非農業部門雇用者数の結果を予想する指標として注目されています。
- ただし、この指標は非常に変動が大きく、雇用統計と違う結果になることもあるため、注意が必要です。
- 予想より高い雇用者数になれば米ドルは上昇し、逆に低ければ米ドルの下落につながると解釈されます。((investing.com)
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
ヨーロッパはいい感じになってるね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはバリュー銘柄中心に上がっており、不動産や公益、通信、生活必需品、ヘルスケアなどが上昇しています。またインド関連も少し上がっています。
下落したセクター
一方で下落したセクターはクリエネや航空、旅行などに加えて小型のグロース関連が大きく下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
フェイスブックが今朝出した決算でコケてたけど!
今晩の株価が怖すぎるね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
アルファベット第4四半期、売上高・利益が過去最高 広告が好調
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米グーグルの持ち株会社アルファベットが1日に発表した2021年第4・四半期決算は、売上高が市場予想を上回り、過去最高となった。
- 消費者による検索利用や広告主のマーケティング予算拡大を受け、インターネット広告事業が好調だった。
- 株価は時間外取引で8%超上昇した。
- アルファベットの売上高は32%増の753億ドルと、リフィニティブがまとめた予想平均の720億ドルを上回り、3四半期連続で過去最高を更新した。グーグルの売上高は749億ドルと、予想の716億5200万ドルを上回った。
- アルファベットの利益は206億ドル(1株当たり30.69ドル)。
- 4四半期連続で過去最高を更新し、1株利益は予想の27.56ドルを上回った。
- グーグルのフィリップ・シンドラー最高業務責任者(CBO)は決算会見で、消費者が同社の検索サービスで衣料品などを検索したほか、小売り、金融、娯楽、旅行業界の広告主がマーケティング予算を増やしたと述べた。
- アナリストらは、グーグルの成長が近い将来に止まる兆しはないとみている。ハーグリーブス・ランズダウンの株式アナリスト、ソフィー・ルンドイエーツ氏は「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で世界のデジタル広告への依存が加速した」と指摘し、動画配信やスマートフォン中心の時代にテレビ広告や看板広告は全く時代遅れに感じると述べた。
- 第4・四半期の広告収入は32.5%増の612億ドル。
- 予想平均は571億ドルだった。
- クラウドサービス「グーグルクラウド」の売上高は45%増の55億ドル。
- 市場予想の54億ドルを上回った。アルファベットのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、グーグルクラウドがブロックチェーン技術の活用を望む顧客へのサポート方法を検討していると明らかにした。
- グーグルのスマホ「ピクセル」の売上高も、供給制約にもかかわらず四半期記録を更新した。アルファベットの21年通期利益は89%増の760億ドル。
- 売上高は41%増加し、過去最高の2580億ドルとなった。
- 20年はパンデミック初期に広告主が支出を減らす動きが広がり、売上高の伸びが13%にとどまっていた。
- 21年の総経費は27%増の1789億ドル。採用活動をコロナ禍前のペースに戻したことや、データセンターの拡張などでコストが膨らんだ。
- 現金保有は約30億ドル増えて1396億ドルとなった。
- アルファベットは1対20の株式分割も併せて発表した。
- 今年7月1日時点で株主が保有する1株に対し19株を追加で付与する。株式分割案は株主の承認が必要。ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)はCNBCに対し、より多くの投資家が同社株にアクセスできるようにするのが狙いだと述べた。
グーグル親会社、株式分割で個人投資家呼び込みへ-ダウ採用にも道
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米グーグルの親会社アルファベットは大規模な株式分割を行う計画だ。
- このため今後購入する投資家は1株を保有するのに3000ドル(約34万円)も用意する必要はなくなる。
- また、同社が投資家に最も崇敬される株価指数に組み入れられる可能性も出てくる。アルファベットは1日遅く、1対20の株式分割を行うと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に株式市場に群がった多数の小口投資家を呼び込みたい考えだ。ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は「分割の理由は当社の株式にアクセスしやすくすることだ。
- そうすることが理にかなうと考えた」と電話会議で語った。個人投資家にとって株式分割は、証券会社から単元未満株を買うよりも株式が買いやすくなることを意味する。アルファベットのクラスA株は1日終値の2752.88ドルを基にすると、1対20の株式分割で1株138ドル程度に下がる。
- 同社株が2005年以来これほど低水準になったことはなかった。
- もう一つの動機は、ダウ工業株30種平均に採用される道を開くことかもしれない。
- 同指数は構成銘柄の株価の単純平均指数。これがアルファベットやアマゾンといった株価が4桁の銘柄を組み入れる障壁となっていたとジョーンズトレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は指摘する。
- ダウ平均は構成銘柄の株式時価総額ではなく株価の単純平均をベースにする古いやり方であるため、アルファベットの分割前の株価では大き過ぎて、他の構成銘柄を圧倒することなく組み入れることは難しい状況だった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
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テスラ【TSLA】
テスラが5万4000台リコール 交差点の一時停止無視機能に批判
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)大手テスラは、自動運転ソフトウエア「FSD」新ベータ版を搭載した車両5万3822台をリコールする。
- 米道路交通安全局(NHTSA)によると、一時停止の標識のある交差点の前で完全停止せず低速で通り抜けることができる設定になっており、安全性のリスクがある。
- NHTSAによると、リコール対象は一部の2016―22年型「モデルS」、「モデルX」、2017―22年型「モデル3」、2020―2022年型「モデルY」。
- NHTSAによると、テスラは問題の設定を削除するためソフトウエアを無料で更新する。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこの機能について「安全上の問題は生じていない」とツイートした。
- テスラによると、1月27日時点でこの件に関する補償請求や衝突事故、死傷事例の報告はない。
- テスラはFSDベータを公道での運転のテスト用としてユーザーに配布し始めている。
- ただ、同社もNHTSAも、FSDベータは完全自動運転機能ではないとしている。テスラは昨年10月20日に今回の機能を導入するためベータ版をアップデートした。
- ただ、同機能が自動車の完全停止を義務付ける各州の法規に違反しているように見えることから、ソーシャルメディアで話題が盛り上がり、NHTSAがテスラに疑念を伝えていた。
- NHTSAに提出された文書によると、テスラはこの機能について協議するため1月10日と19日にNHTSAの担当者に会い、20日にリコールに同意した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ゼネラルモーターズ【GM】
GM系クルーズ、ソフバンGファンドから13.5億ドル追加調達へ
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- 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の自動運転車開発クルーズは1日、ソフトバンク・グループ傘下のビジョン・ファンドが約束していた13億5000万ドルの出資を実行することで同社と合意したと発表した。
- ビジョン・ファンドは2018年にクルーズに9億ドルを出資。クルーズの開発した車両の商業的配備の準備が整った段階で追加の13億5000万ドルを出すとしていた。その時点では配備は19年とみられていた。
- カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするクルーズは現在、同地域での商業配車サービスの開始に向けて努力を続けている。
- 最高経営責任者(CEO)を昨年12月に退任したダン・アマン氏は、州当局から今年早い時期に運転者なしの有料事業の認可が下りることを期待していると語った。
- 同社のCEOは現在、創業者のフォークト氏が務めている。
- GMのメアリー・バーバラCEOは電話会議で、クルーズが短期的に資本市場でさらに資金調達する計画はないと述べた。
- クルーズはホンダやマイクロソフトなどからも強力な資金援助を得ている。
GM、22年は利益追わずEV投資優先 21年は過去最高の営業益
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- 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、電気自動車(EV)の新モデル投入を加速するため、関連投資を当初の計画から増やすと発表し、2022年は利益拡大よりもEV技術への投資を優先させる方針を示した。
- 当初は25年までに350億ドルのEV投資を予定していた。新たな投資額は明らかにしていない。この日発表した21年通期決算は営業利益が過去最高の143億ドル、純利益が100億ドルだった。
- 22年については、増産を見込み、価格決定力は強いままとしながらも、営業利益は前年並みの130億─150億ドルになると予想した。ジェイコブソン最高財務責任者(CFO)は会見で、目先の利益の最大化を目指すのではなく、長期的な視点から一部利益を事業の加速に再配分していると説明した。
- GMは、22年にソフトウエア開発とEVモデルの拡充に追加で15億ドルを投じる計画。
- バーラ最高経営責任者(CEO)は、GMの事業計画では手ごろな価格のEVの供給拡大を重視していると説明。
- 同社は来年にシボレー・エクイノックス(価格3万ドル)を発売するほか、より低価格のEVを開発中だ。
- 22年の利益見通しにはコスト増も反映されている。GMは22年に物流と資源関連の追加コストを25億ドル見込む一方、財務部門の利益が10億ドル減少すると予想した。
- 22年純利益については、経済面あるいはサプライチェーン面で新たに大きな問題が生じなければ、94億─108億ドルになるとの見通しを示した。
- 21年第4・四半期の純利益は16億7000万ドル、営業利益は28億ドル。同期の純利益率は5.2%に低下、通期では7.9%だった。
- 21年はGMの販売台数とシェアが減少した。
- ただ、より利益が見込めるピックアップトラックやSUV(スポーツ用多目的車)に注力したため、調整後税・利払い前利益(EBIT)マージンは大幅に増えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*9
- S&P500構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ペイパル(PayPal)【PYPL】
ペイパル、第1四半期売上高見通しが予想下回る 株価急落
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスが1日公表した第1・四半期の売上高見通しは、市場予想を大幅に下回った。
- これを受けて同社の株価は17.4%下落した。
- 電子商取引(EC)大手イーベイとの業務協定が終了し、同社が独自の決済プラットフォームに移行することが取引量に影響を与えている。
- ペイパルのダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会見で、これが今年上半期に6億ドルの売上高圧迫要因になると予想。
- 「下半期にはイーベイ向けの調整をやめ、中核となる業績の強さを示すことができると期待している」と付け加えた。
- ペイパルは2015年にイーベイからスピンアウトした経緯がある。ベスプラ・キャピタル・マネジメントのジェフ・トマスロCEOは「ペイパルは(第4・四半期の)最終利益が市場予想を下回り、見通しも軟調でダブルパンチとなった」と指摘。
- 「こうした銘柄の多くは何年にもわたって上昇し、非常に高いバリュエーションとなっていたため、一度亀裂が入ると投資家は逃げ出してしまう」と述べた。
- ペイパルは今四半期について、6%の増収を予想。リフィニティブのIBESデータによるアナリスト予想(11.7%増収)を大きく下回り、鈍化傾向が続きそうだ。
- 21年第4・四半期の売上高は前年同期比13%増の69億ドルだった。伸び率は前年同期の25%から鈍化した。
- アクティブユーザー数は980万人の純増。これには9月に買収した日本の後払いサービス会社ペイディからの320万アカウントが含まれている。
- 決済処理額は23%増の3400億ドルだった。
- 傘下の個人間送金アプリ「ベンモ(Venmo)」の決済処理額は前年比29%増の610億ドルだった。
- 利益は8億0100万ドル(1株当たり0.68ドル)。前年同期は15億7000万ドル(同1.32ドル)だった。
- 調整後の1株当たり利益は1.11ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は1.12ドルだった。
- ペイパルは第3・四半期にアマゾン・ドット・コムとの提携を発表。
- 米国のユーザーはアマゾンで商品を購入した際にベンモのサービス利用が可能になった。
- ペイパルは、通年の決済処理額が19─22%増加するとの見通しを示した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペイパル・ホールディングスは米国の電子決済サービス企業。事業者と顧客を代行して売買決済をインターネット上で行う。顧客の携帯電話やタブレット・ウェアラブル端末などに対応し、プラットフォーム名は「ペイパル」、「ペイパル・クレジット」など。事業者はウェブサイトや店舗からも決済サービスの利用が可能。本社はカリフォルニア州サンノゼ。*10
- S&P500構成銘柄
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AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシズ)【AMD】
AMD、2022年の堅調な売上高見通し示す
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- 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は1日、2022年の売上高が約215億ドルになりそうだと発表した。
- アナリスト予想以上に堅調な数字を示したことから、株価は時間外取引で約11%上昇した。
- 同社の見通し発表を受けてエヌビディアやクアルコムの株価も上昇した。リフィニティブがまとめたAMDの2022年売上高予想は192億7000万ドル。
- 併せて発表した第4・四半期決算も高価格帯半導体の販売が好調で、サプライチェーン(供給網)制約問題の影響を軽減、売上高が市場予想を上回った。
- 第4・四半期の売上高(調整後)は48億3000万ドル。市場予想は45億3000万ドルだった。
- 純利益は9億7400万ドルで、前年同期の17億8000万ドルから減少した。
- 一時項目を除いた1株当たり利益は0.92ドルで、予想の0.76ドルを上回った。
- リサ・スー最高経営責任者(CEO)は声明で「各部門の事業は非常に好調だった。データセンター部門の売上高は前年比で倍増した」と述べ、「ポートフォリオを強化し、次世代のパソコン、ゲーム、データセンター向け製品の発表を控え、2022年も大きな成長が見込める」と語った。
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■アドバンスド・マイクロ・デバイシズは米国の半導体メーカー。コンピュータ、グラフィックス、家電市場向けマイクロプロセッサの製造、販売に従事。コンピュータ搭載用のx86マイクロプロセッサ、ノート型パソコン、ワークステーション、サーバーに使用されるチップセットなどを提供。同社製品は「AMD」の商標名で展開。本社はカリフォルニア州サニーベル。*11
エレクトロニック・アーツ【EA】
エレクトロニック・アーツ、10─12月売上高予想未達 通期下方修正
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- 人気サッカーゲーム「FIFA」シリーズを販売する米ゲーム大手エレクトロニック・アーツ(EA)が1日発表した第3・四半期(10-12月)決算は、調整後売上高が25億8000万ドルとなり、リフィニティブのまとめた予想26億6000万ドルを下回った。
- 通年の調整後売上高見通しは従来の76億3000万ドルから下方修正し、75億3000万ドルとした。市場の通期予想は76億2000万ドル。
- コロナ対策の規制措置が緩和されたことで消費者が家でゲームに費やす時間が減り、新しいゲームの売れ行きが落ちている。
- 第4・四半期(1ー3月期)の予想調整後売上高は17億6000万ドルとした。市場予想は18億1000万ドル。
- ただ、他の競合他社と同様、EAは年初に慎重な見通しを示す傾向がある。
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■エレクトロニック・アーツは米国のゲームソフト大手。ソニー「プレイステーション3」、マイクロソフト「Xbox360」、任天堂「Wii」などのビデオゲーム機のほか、パソコン、携帯電話、タブレット、電子書籍端末などに対応するソフトウエア、オンラインゲームの開発と販売を行う。主要ゲームタイトルは「バトルフィールド」など。*12
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スターバックス【SBUX】
スターバックス株、時間外で下げ幅縮小-新たな通期利益見通し受け
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- 1日の米株式市場の時間外取引でスターバックスの株価は一時の下げ幅を縮小した。同社は人件費の上昇や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)にもかかわらず、利益への影響が小幅にとどまるとの見通しを示した。
- 同社が明らかにした新たな予想では、通期の1株利益は4-6%減の見通し。従来予想は4%以下の減少だった。
- 同社は売上高と既存店売上高の見通しは据え置いた。2021年10-12月(第1四半期)決算では、従業員の隔離や研修に伴う経費が予想を上回った。
- 同社は既に、従業員引き留めに向け、米国で今年に時給を平均17ドルに引き上げる方針を示している。
- また、世界の他の企業と同様、サプライチェーンの混乱にも見舞われている。一部項目を除いた1株利益は72セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想(80セント)に届かなかった。
- 営業利益率も市場予想を下回った。ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、インフレ圧力は予想を上回ったと指摘。
- その上で、需要は引き続き堅調だったと付け加えた。売り上げは好調で、新型コロナに伴う混乱が続く中でも需要が持ちこたえていることを示した。
- 売上高は81億ドル近くと、アナリスト予想(80億ドル弱)を上回った。
- 同社のもう一つの主要市場である中国の既存店売上高は14%減と、市場予想(9.3%減)を上回る落ち込みとなった。
- 政府の規制や新型コロナ感染再拡大が響いた。
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■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*13
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ギリアド・サイエンシズ【GILD】
ギリアドの22年通期利益見通し、市場予想下回る
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- 米ギリアド・サイエンシズの2022年通期利益見通しはアナリスト予想を下回った。
- 1日発表の21年10-12月(第4四半期)決算では12億5000万ドル(約1430億円)の訴訟費用を計上した。
- 同社は22年通期の調整後1株利益見通しを6.20-6.70ドルとした。
- アナリスト予想は6.89ドル。
- 10-12月期の調整後1株利益も0.69ドルとアナリスト予想(1.57ドル)を下回った。
- 訴訟費用計上も響いた。ただ売上高は新型コロナウイルス治療薬と抗HIV薬が寄与し、市場予想を超えた。
- コロナ治療薬「ベクルリー(一般名レムデシビル)」の10-12月売上高は前年同期比30%減の14億ドルにとどまったものの、アナリスト予想(8億ドル弱)を上回った。
- 同治療薬の22年売上高は21年の56億ドル強から20億ドルに減少する見通しだとした。ギリアドの1日の株価終値は0.3%安。
- 年初からは5.7%下げている。時間外取引で一時3.6%安を付けた。
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■ギリアド・サイエンシズは米国の医薬品会社。主要製品は抗HIV薬の「ツルバダ」、「アトリプラ」、B型肝炎治療薬「ヘプセラ」、「ビリアード」、侵襲性真菌感染症治療薬「アンビゾーム」、肺動脈高血圧症治療薬「レタイリス」、サイトメガロウイルス性網膜炎治療薬「ビスタイド」、慢性狭心症治療薬「ラネクサ」など。本社はカリフォルニア州。*14
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マッチグループ【MTCH】
マッチが上昇 決算は不調も「ティンダー・コイン」の全世界展開を発表
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- 出会いやデート用のアプリを手掛けるマッチ・グループが前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想範囲内だったものの、売上高は予想を下回った。
- ガイダンスについても、第1四半期の売上高は予想を下回る見通しを示している。今回の決算はオミクロン株による規制が人々の社交意欲を減退させたことを示唆した。
- 昨年末、オミクロン株が欧米を席巻し、その感染力の高さからオフィスやイベントの閉鎖が相次いだ。
- 同社は感染が同社の第2の市場である日本にも打撃を与えたと述べている。
- 決算発表直後、時間外で株価は売りが強まっていたが、同社は直接会ってデートをしなくなったユーザーとのエンゲージメントを高めるために、仮想デートやアプリ内仮想通貨などの新機能を模索している。
- 第3四半期までに出会い系アプリのティンダー内で使用する仮想通貨「ティンダー・コイン」を全世界に展開する予定であると発表したことで、買いが強まっている。
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■マッチ・グループは米国の婚活サイト運営企業。オンライン上で「Match.com」、「OKCupid」、「Tinder」などに登録し、恋愛相手や結婚相手を探すサービスを提供する。同社は45以上のウェブサイトを運営し、世界190カ国以上において38の言語でサービス、入会費を支払う会員数は470万人に上る。本社はテキサス州ダラス。*15
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は4日連続の上昇となりました。中でもGAFAMの一角でもあるアルファベット(Google)の決算がよく、株式分割なども発表し大幅上昇し市場を牽引していました。またADP民間雇用者数も増加予想でしたが、減少していることもあり、雇用統計を前に好感されています。
- 【小型株】小型株は終始売られる展開となっており、ラッセル2000は-1.03%となっています。
- 【個人成績】+0.80%。私のPFも続伸して2月は好調な出だしとなっています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはバリュー銘柄中心に上がっており、不動産や公益、通信、生活必需品、ヘルスケアなどが上昇しています。またインド関連も少し上がっています。一方で下落したセクターはクリエネや航空、旅行などに加えて小型のグロース関連が大きく下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-0.05%と若干の下落で収まっています。好決算だったGoogleが7.52%と上昇しましたがネトフリが-6.05%、twitterが-4%と足を引っ張る形になっています。また今朝決算が出たメタは+1.25%ですが時間外取引で大きく下げています。
- 【予定】雇用統計を控えており、さらにAmazonの決算も控えていることもあり注視しなければなりません。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより