米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
雇用統計の発表があり株式市場はFRBの金融引締強化懸念もありハイテクグロース株中心に大きく売られています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
【主要指数】
- 6月3日の米国株市場は反落となっています。
- ダウ平均は-1.05%と下落、S&P500は-1.63%、NASDAQは-0.98%と3指数揃っての下落となっています。
- オープン前に発表された5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人増と、予想の32.5万人を上回る強い結果となりFRBによる積極的な金融引き締めの警戒感が再び高まる結果となっています。
- 金利の上昇を伴いハイテク関連の銘柄が大きく売られています。
- 雇用統計を受けて、10年債利回りは上昇し、FRBの金融引締が積極的に行われるという観測が強まり債権売を誘っていました。
【大小株&グロースバリュー株】
- 全体的に下がっている中、特に大型のグロース株の下落が目立っています。
【個人成績】
【主だったニュース】
- 米5月雇用39万人増、予想上回る 失業率横ばいの3.6%
- 米ISM非製造業指数、5月は55.9に低下 新規受注は好調
- アマゾンのコンシューマー部門CEOが辞任へ、在籍23年のベテラン
- テスラ、10%人員削減・採用停止か マスク氏「経済に悪い印象」
- アリババの東南アジア部門ラザダ、トップ交代-ドン氏がCEOに
- ブロックの「スクエア」決済、iPhone新機能と統合へ
- マイクロンが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ
- ウォルマート、新規配送センター4カ所で4000人雇用へ
- ブリストル、バイオ医薬品メーカーを41億ドルで買収へ-肺がん薬開発
- 米百貨店コールズ、シカモアとフランチャイズ・グループが買収提案
- アメリカン航空、4-6月の売上高見通し引き上げ-旅行需要回復で
- クラウドストライクが好決算も下落 ARRに不満も
- オクタが決算受け大幅高 懸念していたよりは良いとの評価も
- ルルレモンが好決算も下げに転じる 旺盛な需要への配送の迅速化が奏功
- アサナが決算受け下落 アナリストからはネガティブな評価も
【FANG+】
- FANG+は-3.76%と大幅下落で全10銘柄が下落していました。
- 特にテスラが-9.22%と大幅下落になっています。続いてエヌビディア、アリババ、メタが4%下落しアップルも3.8%下げて厳しい状況が続いています。
【セクター考察】
- ほとんどのテーマ、セクターが下落している中でエネルギー、天然ガスのみが上昇していました。
- 下落したセクターで特に大幅下落したのが、ハイテクグロースで構成されているARK関連が-5.41%と大幅下落していています。
- また仮想通貨関連、eコマース、クラウド関連なども3%程度下落しています。さらに半導体銘柄も軒並み下落しており、ハイテク関連に非常に厳しい1日となっています。
※太字記載は注目セクターとしてピックアップして構成銘柄などを紹介し今回の騰落率なども記載しております。
【予定】
- 来週6月6日からはアップルの開発者会議(WWDC)が行われます。
- 6月7日から9日までは米国債の入札があります。
- 6月10日は中国の生産者物価指数、消費者物価指数の発表と米国の消費者物価指数、米国5月の財政収支の発表があります。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
今日は久しぶりに時間があるし、土曜だから言い訳はできないね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年6月3日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年6月3日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、かなり下がってるねw
- 6月3日の米国株市場は反落となっています。
- ダウ平均は-1.05%と下落、S&P500は-1.63%、NASDAQは-0.98%と3指数揃っての下落となっています。
- オープン前に発表された5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人増と、予想の32.5万人を上回る強い結果となりFRBによる積極的な金融引き締めの警戒感が再び高まる結果となっています。
- 金利の上昇を伴いハイテク関連の銘柄が大きく売られています。
【主要指数】週間&半年マトリクス
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託
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毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
雇用統計
米5月雇用39万人増、予想上回る 失業率横ばいの3.6%
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が3日発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比39万人増と、市場予想の32万5000人を上回る伸びとなった。
- 多くの人が労働市場に参入したにもかかわらず、失業率は3.6%と3カ月連続で横ばいで推移。米連邦準備理事会(FRB)が労働市場の引き締まり継続を背景に、積極的な利上げを進めていく可能性を示唆した。
- 4月分は43万6000人増と、従来発表の42万8000人増から上方改定された。
- 米国の雇用者数は現在、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前の水準まであと82万2000人のところまで回復。
- レジャー・接客、製造、卸売などを除く多くの部門で、パンデミックで失われた雇用の全てが回復された。FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「雇用増のペースは速く、米経済はリセッション(景気後退)入りから程遠いところにある」と指摘。
- 「インフレ沈静化に寄与する形で減速していないため、FRBは引き続き対応しなければならない」と述べた。
<レジャー・接客など増加、小売は減少>
- 業種別の雇用者数は、レジャー・接客が8万4000人増と、全体の伸びを主導。
- レストラン・バーが4万6000人増加したことで押し上げられ、パンデミック前の2020年2月の水準まであと130万人のところまで回復した。
- 専門職・企業サービス、運輸・倉庫も大きく増加。建設は3万6000人増加した。製造は1万8000人増。
- パンデミック前の水準まであと1万7000人となった。政府は5万7000人増加した。一方、小売は6万1000人減。
- 総合小売が3万2700人減少したことが響いた。
- 小売り大手のウォルマートやターゲットなどは高インフレで収益が圧迫されているとしているほか、アマゾン・ドット・コムは一部で過剰雇用が見られると報告している。
- 時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。伸びは前月から横ばいだった。前年同月比では5.2%上昇と、前月の5.5%から減速。
- 伸びの鈍化はカレンダー要因のほか、管理職の賃金の伸びが減速したことを反映したとみられる。
- 一部のエコノミストは、伸びが鈍化したことでインフレがピークに達した可能性があると指摘。
- ただ、キャピタル・エコノミクス(ニューヨーク)の米国担当シニアエコノミスト、マイケル・ピアース氏は「賃金の伸びが前年比で4%程度まで鈍化しない限り、FRBはインフレ目標達成に向けて大きく前進したと言うことはできない」と述べた。
<労働参加率上昇>
- 5月は約33万人が労働市場に参入。
- 労働参加率は62.3%と、前月の62.2%からやや上昇した。
- 「プライム・エイジ」と呼ばれる年齢層の労働参加率は82.6%と、0.2%ポイント上昇。パンデミック前の20年2月の水準回復に0.4%ポイントのところまで回復した。
- 20歳以上の女性では、約39万7000人が労働市場に参入。
- 労働参加率は58.3%と、前月の58.0%から上昇した。経済的な事情によりパートタイムで働く人の数は430万人と、29万5000人増加した。
- JPモルガン・アセット・マネジメント(ニューヨーク)のチーフ・グローバル・ストラテジスト、デビッド・ケリー氏は「FRBの利上げの影響を吸収するに十分な勢いが米経済にあることが今回の雇用統計で確認された」としながらも、「労働市場への参入が増加する中で、賃金の伸びが緩やかになっていることは、米経済が低インフレ環境下で、ゆっくりと安定した成長路線に落ち着く可能性があることを示している」と述べた。
- バイデン大統領は、5月の雇用統計の内容を歓迎するとし、米国民は経済について自信を持ち、力強い位置からインフレを巡る問題に対処できると指摘。
- 今年の米経済成長率は1976年以降で初めて中国を抜く可能性があるとの見方を示した。
- ただ、米国の雇用の伸びは将来的に緩やかになるとの見方も示した。
アメリカ・非農業部門雇用者数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で前月の間に雇用された人数の増減を測定する指標です。
- 労働省が発表する「雇用統計」の中核となる指標であり、失業率や平均時給とともに注視されています。
- 非農業部門雇用者数は米連邦準備制度理事会(FRB)も注目している指標であり、金融政策の決定にも影響を与えます。
- 毎月第1金曜日に発表されます。
- 予想より高い数値は米ドルの買い材料であるとされますが、予想より低い数値は米ドルにとって売り材料であると解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
- 雇用統計を受けて、10年債利回りは上昇し、FRBの金融引締が積極的に行われるという観測が強まり債権売を誘っていました。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)とVXNの動き(NASDAQ100)
恐怖指数は上がってるね…
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500の大型株小型株とバリュー株グロース株
全体的に大きく下がってますが、大型のほうが下落しています。
グロースの方がダメージが大きかったみたいだね。
- 全体的に下がっている中、特に大型のグロース株の下落が目立っています。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
インドもきつそうだね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
セクター騰落率(1週間×1年間)
上昇したセクター
ほとんどのテーマ、セクターが下落している中でエネルギー、天然ガスのみが上昇していました。
下落したセクター
下落したセクターで特に大幅下落したのが、ハイテクグロースで構成されているARK関連が-5.41%と大幅下落していています。また仮想通貨関連、eコマース、クラウド関連なども3%程度下落しています。さらに半導体銘柄も軒並み下落しており、ハイテク関連に非常に厳しい1日となっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
FANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
全銘柄下がってるね、最近浮き沈みが激しいね!
昨日はもうしかたないね、切り替えていくしかないねw
- FANG+は-3.76%と大幅下落で全10銘柄が下落していました。
- 特にテスラが-9.22%と大幅下落になっています。続いてエヌビディア、アリババ、メタが4%下落しアップルも3.8%下げて厳しい状況が続いています。
FANG+ 週間&年間騰落率マトリクス
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
アマゾンのコンシューマー部門CEOが辞任へ、在籍23年のベテラン
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アマゾン・ドット・コムのベテラン幹部、デーブ・クラーク氏がワールドワイド・コンシューマー部門の最高経営責任者(CEO)を7月1日付で辞任する意向を明らかにした。
- 同氏は1999年5月にアマゾンに入社。3日のツイートで「皆と一緒に働くことができて光栄に思う。
- 23年間、顧客のためにクールで素晴らしいものを発明するため毎日職場に来ることが楽しかった。ありがとう」と投稿した。
- 同氏の辞任は、アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)がコンシューマー部門に変化を求めていることを示唆する。
- 同社は4月、成長鈍化と低調な利益見通しを示し、オンライン通販が急増したパンデミック期に設備を過剰に建設したことを要因と説明していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
テスラ【TSLA】
テスラ、10%人員削減・採用停止か マスク氏「経済に悪い印象」
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、経済について「超悪い印象」を持っており、10%程度の人員削減が必要との見解を示した。
- 2日に幹部に送った「世界的に採用全面停止」と題した電子メールで明らかになった。
- 現時点でテスラのコメントは得られていない。
- マスク氏は5月31日夜に従業員に向けて送ったメールでは、オフィス復帰を強く求め、従わない者は「辞職したものとみなす」と述べていた。
- 証券取引委員会(SEC)への年次報告書によると、テスラ本社と子会社の従業員数は2021年末時点でおよそ10万人。
- 人員削減や採用凍結に関するマスク氏の電子メールが送付される前には、東京のほか、ベルリンに新設したギガファクトリー、パロアルトの拠点で、リンクトインに約5000件の求人広告が掲載されていた。
- リセッション(景気後退)リスクへの懸念が高まってはいるものの、テスラ車や他社のEVへの需要はなお底堅さを維持している。
- ただ、テスラはロックダウン(都市封鎖)の影響で上海工場の停止を余儀なくされ、現在は生産再開に取り組んでいる。
- 企業幹部はこのところ、経済に関する暗い認識を相次いで示している。ゴールドマン・サックスのジョン・ウォルドロン社長兼最高執行責任者(COO)は、現在の経済的混乱は自身のキャリアの中で最も困難なものの一つと表明。
- JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、米経済が直面している課題を迫りくる「ハリケーン」と呼んだ。
- INGのマクロ経済リサーチ担当グローバルヘッド、カーステン・ブレゼスキ氏は「マスク氏の言う悪い印象は、多くの人に共有されているが、世界的な景気後退について話をしているわけではない。世界経済は年末に向けて冷え込むだろう。米経済は冷え込む見通しだ。中国と欧州は回復しないだろう」と述べた。
- マスク氏は最近、繰り返し景気後退のリスクに言及している。5月中旬にマイアミビーチで行われた会議にオンラインで参加した際には「われわれは恐らく景気後退に入っている。この景気後退は悪化するだろう」と発言。
- 「恐らく、1年か1年半か、厳しい状況が続くだろう。調整が起きるには通常1年から1年半かかる」と述べた。
- 5月下旬にツイッターのユーザーから景気後退が近づているかと質問された際には「イエス。ただ、これは実は良いことだ。あまりにも長い間、愚かな人間にふんだんに金が与えられてきた。ある程度の破綻が起きる必要がある」と答えた。
- 2日には「景気後退は必要不可欠な経済的浄化作用を果たす」とツイッターに投稿している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*9-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
アリババの東南アジア部門ラザダ、トップ交代-ドン氏がCEOに
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- 中国のアリババグループは、東南アジア部門ラザダグループの新CEO(最高経営責任者)にタイ部門を率いてきたジェームズ・ドン氏(42)を起用した。
- 同氏は一時、アリババの張勇(ダニエル・チャン)CEOの事業アシスタントも務めていた。会社側が3日、資料で発表した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*10
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ブロック(スクエア)【SQ】
ブロックの「スクエア」決済、iPhone新機能と統合へ
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- 米フィンテック企業ブロックは2日、「スクエア」決済をアップルのiPhone(アイフォーン)の新しい「タップ・トゥー・ペイ」機能と統合し、年内にサービスを開始すると発表した。
- タップ・トゥー・ペイはiPhoneをタップするだけで直接クレジットカード決済などの支払いを可能にする新サービス。
- ブロックによると、小売業者はハードウエアを追加する必要なしに、iPhoneとスクエアのPOS(販売時点情報管理)アプリだけで対面での非接触型決済を受けられるようになる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブロックは米国のソフトウエア企業。主にPOS(ポスレジ)のソフトウエアを開発、販売する。同社製品「スクエア・レジスター」は販売時点情報管理システムで領収書、在庫管理、売上報告書などの作成をサポート。また、「スクエア・キャピタル」は売り手側に翌日の決済や振込ができるシステム。スマートフォンやタブレットでの業務が可能。本社はサンフランシスコ。*11
マイクロンテクノロジー【MU】
マイクロンが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ
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- マイクロン・テクノロジーが下落。
- アナリストが投資判断を「中立」から「売り」に引き下げ、目標株価も従来の90ドルから70ドルに引き下げた。
- モバイル、PC、その他消費者向け最終市場への過大なエクスポージャーを背景に挙げている。モバイルの弱さとPCの両方の厳しい環境から、同社には更なる圧力がかかるという。
- マクロ環境を考えると顧客のアップグレードの可能性は低いとしている。
- 同社はコスト構造の削減を上手く行っているが、少なくとも自身の他のカバレッジしている領域と比較して、メモリ市場はコモディティ市場として見続けているという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロン・テクノロジーは米国の半導体製造会社。ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、相変化メモリ、FLCOSマイクロディスプレイ、マルチチップパッケージ製品、相補型金属酸化皮膜半導体(CMOS)イメージセンサーなどの半導体デバイスを提供。本社所在地はアイダホ州ボイシー。*12
- 【MU】マイクロンテクノロジー
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
- 5G関連銘柄
ウォルマート【WMT】
ウォルマート、新規配送センター4カ所で4000人雇用へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米小売り大手ウォルマートは2日、今後2年間で国内に4カ所の配送センターを開設する計画を発表した。
- 4000人の新規雇用を創出する。
- 配送センターはイリノイ、インディアナ、テキサス、ペンシルベニアの各州に開設する。
- 国内人口の75%に翌日配送と翌々日配送のサービスを提供できるようになる。
- 既存の配送センターと店舗からの配送を合わせると、人口の95%に配送サービスを提供できるという。
- 今回の雇用創出は、昨年発表した2万人のサプライチェーン関連の雇用創出に上乗せして行う。
- 新たな従業員の当初の時給は16─28ドル。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルマート・ストアズは大手小売業者。米国50州とプエルトリコでディスカウントストア、スーパーセンター(食料品併売、平均面積18万2,000平方フィート)、ネイバーフッドマーケット(スーパーマーケット)のほか、会員制の大型ディスカウントショップ「サムズクラブ」を運営。また、26カ国で小売店やレストランを展開。*13
ブリストル・マイヤーズ【BMY】
ブリストル、バイオ医薬品メーカーを41億ドルで買収へ-肺がん薬開発
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- 米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブは、バイオ医薬品メーカーのターニング・ポイント・セラピューティクスを41億ドル(約5300億円)で買収する。
- ターニング・ポイントが開発する肺がん治療薬は来年の販売が見込まれている。
- 両社が3日発表した資料によると、ブリストル・マイヤーズはターニング・ポイントの発行済み株式100%を1株76ドルで取得する。支払いは現金で行う。
- ターニング・ポイントの2日終値は34.61ドル。同買収は7-9月(第3四半期)に完了する予定。
- ブリストル・マイヤーズはドイツのバイオ医薬品会社イマティクスとの提携拡大を2日発表したばかり。
- 大手製薬会社の間では、新型コロナウイルス感染症への関心が弱まるのに伴い、利益の大きいがん分野に焦点を戻そうとする動きが広がっている。
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■ブリストル・マイヤーズ・スクイブは米国大手の生物医薬品メーカー。主要製品は抗血小板剤「プラビックス」、高血圧・糖尿病性腎症治療薬「アバプロ」、HIV治療薬「レイアタッツ」、B型肝炎治療薬「バラクルード」、骨髄性白血病治療薬「スプリセル」、抗精神薬「エビリファイ」、大腸がん治療薬「アービタックス」など。米国、欧州、メキシコ、日本、中国で製造。*14
コールズ【KSS】
米百貨店コールズ、シカモアとフランチャイズ・グループが買収提案
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- 米百貨店大手コールズは、プライベートエクイティ(PE)投資会社のシカモア・パートナーズと小売り持ち株会社のフランチャイズ・グループから買収提案を受けた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
- 関係者の一部によると、シカモアの提示額は1株当たり50ドル台半ば、フランチャイズ・グループは同60ドル前後(総額70億~80億ドル前後)だという。
- コールズ株の2日終値は41.18ドル。買収提案のその他の詳細については、他に提案を行った企業がいるかどうかも含めて不明だ。
- コールズに対しては数カ月前から複数の企業が買収に関心を寄せている。関係者によれば、コールズの取締役会は数日中に集まって、これらの買収提案を検討する予定。
- 同社が提案を受け入れる、または買収が成立する保証はない。
- 買収が成立するとしても、数週間はかかる見込みだという。
- ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受け、コールズ株は2日の時間外取引で急伸している。
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■コールズは米国で百貨店を運営。婦人・紳士・子供用衣料品、アクセサリー、化粧品、靴に加え、タオル・寝具、室内装飾品、小型家電、台所用品、ベビー用品、玩具などを取り扱う。また、衣料品、台所用品、寝室・浴室用品のほか、店舗では販売しない家具やデジタル家電を、「Kohls.com」にてオンライン販売で提供。*15
アメリカン航空【AAL】
アメリカン航空、4-6月の売上高見通し引き上げ-旅行需要回復で
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- アメリカン航空グループは4-6月(第2四半期)の売上高について、当初の予想を大きく上回ると見込んでいる。
- 新型コロナウイルス禍を経て旅行需要が大きく回復しているためで、ジェット燃料などコスト増の影響を吸収することにつながりそうだ。
- 同社が3日、業界会議に先立ち規制当局に届け出た文書によると、4-6月の総売上高は2019年の同期と比べて最大13%増加する見通し。
- 従来予想は6-8%増だった。米航空各社では売上高見通しの引き上げが相次いでいる。
- 国内需要が2019年の記録的な水準に戻るか、あるいはそれを超える例も一部で見られていることが背景にある。
- 各社は今夏について、新型コロナ禍が旅行需要を直撃して以来の持続的な利益回復の始まりを見込んでいる。
- 業界の乗客収容能力は3年前を引き続き下回っている状況で、燃料価格の上昇に対応するため運賃を引き上げることが可能になっている。
- アメリカン航空の単位当たりコストは燃料を除くベースで最大11%増の見通し。従来予想は8-10%増だった。
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■アメリカン航空グループは米国の大手航空会社。持株会社制で、子会社アメリカン航空を通じて旅客事業と貨物事業をグローバルに展開する。ハブ空港をダラス/フォートワース、ニューヨークJFK、シカゴ、マイアミに構える。地域間航空会社のエンボイ・エビエーション、ピードモント航空、PSA航空をネットワークの傘下に持つ。本社はテキサス州フォートワース。*16
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
クラウドストライク【CRWD】
クラウドストライクが好決算も下落 ARRに不満も
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- サイバーセキュリティのクラウドストライクが下落。
- 前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。サブスクリプションの収益が好調だった。
- ガイダンスも公表しており、通期の見通しを上方修正している。
- しかし、株価は下落。同セクターでは重要な指標となっている年間経常収益(ARR)が19.2億ドルと予想(19.0億ドル)を上回ったものの、この数字に対する不満が短期的には株価を圧迫する可能性が高いとの指摘も出ている。
- ただ、全体的には同社は明らかに収益性の高い成長エンジンを保持しており、肯定的な見方が多い。
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■クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー持株会社。子会社を通じて、SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。ファルコン(Falcon)・プラットフォームを介して次世代エンドポイント保護、脆弱性管理を含むIT運用、脅威インテリジェンスの活用などを取り扱う。本社所在地はカリフォルニア州サニーベール。*17
- NASDAQ100構成銘柄
- サイバーセキュリティ銘柄
オクタ【OKTA】
オクタが決算受け大幅高 懸念していたよりは良いとの評価も
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- アプリケーション・ソフトウェア開発のオクタが大幅高。
- 前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益は赤字だったものの、予想ほどではなかった。
- ガイダンスも公表しており、通期の見通しを上方修正している。
- アナリストからは、「決算は素晴らしいとまでは言えないが、それでも、多くの人が懸念していたよりは良い」との評価も聞かれた。同社がビリング(未収請求を考慮した売上高)の見通しを再確認したことで、成長は間違いなく魅力的だという。
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■オクタは米国のクラウド管理サービス企業。企業向けにID管理システムを提供し、様々な企業を統合化アプリに接続する。同社はログイン、モビリティ管理、多元的な認証、ライフサイクル管理、ディレクトリ製品をIT顧客に提供する。また、開発者のための開発ツール、認証、APIアクセス管理などを展開する。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*18
- NASDAQ100構成銘柄
ルルレモン・アスレティカ【LULU】
ルルレモンが好決算も下げに転じる 旺盛な需要への配送の迅速化が奏功
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- ヨガウエアのルルレモン・アスレティカが前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を下回ったものの、既存店売上高および売上高は予想を上回った。
- 旺盛な需要に間に合わせるために商品の配送を迅速化したことが奏功した。ガイダンスでは第2四半期、通期とも予想を上回る見通しを示している。
- 快適な衣服へのシフトがインフレ圧力を上回り、需要は引き続き堅調に推移している。
- 同社は2026年までに売上高を倍増させる新たな5カ年計画を発表。
- 男性向け商品の拡充を図り、海外売上高を2021年比で4倍にすることを目指している。
- ホリデーシーズン以降、同社の業績を悪化させた物流問題はまだ完全に緩和されていない。
- 同社のフランクCFOはパンデミック、サプライチェーン問題、インフレ圧力の継続的な影響を問題の一部として挙げた。
- アナリストからも前向きな評価が出ており、現在の厳しい環境と変動にもかかわらず、ガイダンスの上方修正は、この分野における最高の成長資産の1つとしての同社の位置を再確認したという。
- 業績は印象的で、厳しい環境下で成果を出す同社の能力を実証し、8四半期連続で予想を上回る業績を達成した。
- 店舗の閉鎖や一時閉店にもかかわらず、中国における業績は、この地域における膨大な収益機会の明確な指標となっているとしている。
- ただ、株価は上昇して始まったものの、全体相場が軟調な動きをしていることから、同社株も買い一巡後は下げに転じている。
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■ルルレモン・アスレティカは米国でスポーツウエアをデザイン、製造、販売。「ルルレモン・アスレティカ」と「イヴィヴア・アスレティカ」のブランド名で女性・男性・子供用スポーツウエアを展開。米国に211店舗、カナダに57店舗、オーストラリアに26店舗、ニュージーランドに5 店舗、シンガポールに1店舗の合計302店舗を展開。*19
- NASDAQ100構成銘柄
アサナ【ASAN】
アサナが決算受け下落 アナリストからはネガティブな評価も
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- システム開発のアサナが下落。
- 前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益は赤字となったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。
- ガイダンスも公表しており、売上高見通しは好調だったものの、第2四半期の1株損益の見通しは予想以上の赤字を見込んでいる。
- アナリストは、需要環境は良好なものの、現金喪失が比較的多いことと、最適とは言えない成長と利益構造を考えれば、投資判断は「売り」の可能性が高いと指摘した。
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■アサナは米国のソフトウェア企業。さまざまな業界や企業向けに、クラウドベースのソフトウェアの開発を行う。業務効率や生産性を高めることを目的としたタスク・プロジェクト管理ツールを、WebベースのSaaSアプリケーションやiOSおよびAndroidなどのスマホアプリとして提供する。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*20
まとめ
【主要指数】
- 6月3日の米国株市場は反落となっています。
- ダウ平均は-1.05%と下落、S&P500は-1.63%、NASDAQは-0.98%と3指数揃っての下落となっています。
- オープン前に発表された5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人増と、予想の32.5万人を上回る強い結果となりFRBによる積極的な金融引き締めの警戒感が再び高まる結果となっています。
- 金利の上昇を伴いハイテク関連の銘柄が大きく売られています。
- 雇用統計を受けて、10年債利回りは上昇し、FRBの金融引締が積極的に行われるという観測が強まり債権売を誘っていました。
【大小株&グロースバリュー株】
- 全体的に下がっている中、特に大型のグロース株の下落が目立っています。
【個人成績】
【主だったニュース】
- 米5月雇用39万人増、予想上回る 失業率横ばいの3.6%
- 米ISM非製造業指数、5月は55.9に低下 新規受注は好調
- アマゾンのコンシューマー部門CEOが辞任へ、在籍23年のベテラン
- テスラ、10%人員削減・採用停止か マスク氏「経済に悪い印象」
- アリババの東南アジア部門ラザダ、トップ交代-ドン氏がCEOに
- ブロックの「スクエア」決済、iPhone新機能と統合へ
- マイクロンが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ
- ウォルマート、新規配送センター4カ所で4000人雇用へ
- ブリストル、バイオ医薬品メーカーを41億ドルで買収へ-肺がん薬開発
- 米百貨店コールズ、シカモアとフランチャイズ・グループが買収提案
- アメリカン航空、4-6月の売上高見通し引き上げ-旅行需要回復で
- クラウドストライクが好決算も下落 ARRに不満も
- オクタが決算受け大幅高 懸念していたよりは良いとの評価も
- ルルレモンが好決算も下げに転じる 旺盛な需要への配送の迅速化が奏功
- アサナが決算受け下落 アナリストからはネガティブな評価も
【FANG+】
- FANG+は-3.76%と大幅下落で全10銘柄が下落していました。
- 特にテスラが-9.22%と大幅下落になっています。続いてエヌビディア、アリババ、メタが4%下落しアップルも3.8%下げて厳しい状況が続いています。
【セクター考察】
- ほとんどのテーマ、セクターが下落している中でエネルギー、天然ガスのみが上昇していました。
- 下落したセクターで特に大幅下落したのが、ハイテクグロースで構成されているARK関連が-5.41%と大幅下落していています。
- また仮想通貨関連、eコマース、クラウド関連なども3%程度下落しています。さらに半導体銘柄も軒並み下落しており、ハイテク関連に非常に厳しい1日となっています。
※太字記載は注目セクターとしてピックアップして構成銘柄などを紹介し今回の騰落率なども記載しております。
【予定】
- 来週6月6日からはアップルの開発者会議(WWDC)が行われます。
- 6月7日から9日までは米国債の入札があります。
- 6月10日は中国の生産者物価指数、消費者物価指数の発表と米国の消費者物価指数、米国5月の財政収支の発表があります。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:investing.com)
ISM製造業購買担当者景気指数
米ISM非製造業指数、5月は55.9に低下 新規受注は好調
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米供給管理協会(ISM)が3日発表した5月の非製造業景気指数(NMI)は55.9に低下した。4月は57.1だった。
- 低下は2カ月連続。ロイターがまとめた5月のエコノミスト予想は56.4で、予想よりも大幅に低下した。
- 中国の新型コロナウイルス対策やロシアによるウクライナ侵攻で悪化が続くサプライチェーンの制約が影響したとみられる。
- 一方、新規受注指数は57.6に改善した。
- 4月は54.6だった。輸出も好調だった。雇用指数は50.2に改善した。
- 4月は49.5だった。雇用の増加は企業の受注残解消にいくぶん貢献した。供給業者の納入を示す指数は61.3に低下した。
- 4月は65.1だった。同指数が50を上回ると納入に時間がかかっていることを示す。
- 価格指数は82.1と、4月の84.6から低下したものの、依然として高水準にある。
ISM製造業景況指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつです。
- 毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表します。
- 「ISM非製造業景況感指数(毎月第3営業日発表)」とともに、米国の景気先行指標として注目されています。
- 製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。
- 「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、ISM製造業景況感の総合指数を算出します。
- ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表します。
- 50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示します。((ISM製造業景況感指数|証券用語解説集|野村證券
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより
*19:ヤフーファイナンスより
*20:ヤフーファイナンスより