米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
ダウは若干下落しており決算シーズン開幕のまずは金融銘柄が倒叙しており明暗が別れています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】ダウは決算発表のあった銀行株の影響もあり下落しておりS&P500は小幅高、NASDAQは若干の上昇でした。決算シーズンに入り、今季の収益の下振れが予想されたJPモルガンなどが大きく下落しています。また小売売上高もとても弱い数字が出ており、小売銘柄がが下落しています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は0.14%と少しだけ上昇しています。
- 【個人成績】-4.10%。FANG+のレバレッジ投信が大幅下落ということも大幅に下落しています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはエネルギー、半導体、ハイテク関連のセクターが多くまた生活必需品なんかも上昇しています。一方で下落したセクターは決算が始まった、金融関連、不動産、フィンテック、そして航空、旅行、一般消費財、クリエネなんかが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は前日大きく下落したこともあり反発して+1.1%となっています。9銘柄が上昇していますがもっとも上昇したテスラですら1.75%だったので小幅な上昇になっています。下落した銘柄はツイッターの-0.67%でした。
- 【予定】月曜日はNY市場はお休みです。来週も決算が続々と始まってくるので注目決算、関連銘柄には注意しましょう。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月14日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月14日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、決算がはじまって銀行株が調子悪くダウが下がってるね・
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-4.10%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
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毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
米大統領、FRB副議長にラスキン氏指名 首脳人事に多様性
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- バイデン米大統領は14日、連邦準備理事会(FRB)の銀行監督担当副議長にサラ・ブルーム・ラスキン元FRB理事を指名した。
- また、エコノミストのリサ・クック氏とフィリップ・ジェファーソン氏をFRB理事に指名した。ホワイトハウスが正式発表した。
- バイデン大統領は声明で「今、FRBには健全かつ独立したリーダーシップが必要だ。だからこそ、幅広い知識や経験、専門性をもたらすであろうラスキン氏、クック氏、ジェファーソン氏を指名できることを誇りに思う」と述べた。
- クック、ジェファーソン両氏は黒人で、ラスキン、クック両氏は女性。
- 上院で人事が承認されれば、FRBの108年の歴史上、人種と性別で最も多様性に富んだ首脳人事になる見通し。
- ただ、上院銀行委員会の共和党トップからは早速、この人事案に反対する声が上がっており、指名プロセスは難航することも予想される。
米小売売上高、予想以上の大きな減少-インフレや感染拡大が逆風
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- 昨年12月の米小売売上高は10カ月ぶりの大きな減少率となった。新型コロナウイルスの感染が広がる中でインフレも高進し、消費への逆風が強まったことが示唆された。
- この統計はインフレ調整をしておらず、調整後はさらに弱い数字になるとみられる。
- ホリデーショッピングの時期である12月は通常、小売売上高が堅調だが、昨年はギフト配送の遅れへの懸念から多くの消費者が例年より買い物を前倒しした。
- 12月は13カテゴリーのうち10で減少した。電子商取引を含む無店舗小売りは前月比8.7%減と、特に落ち込みが目立った。
- 百貨店は7%減少。
- 11月は5.5%減だった。
- 家具や電子機器、スポーツ用品などの店舗も売り上げが落ちた。
- この統計で唯一のサービス分野である飲食店の売上高は0.8%減。
- 11月は増加していた。
- 自動車の販売は0.4%減少。
- 半導体や部品の不足で生産に影響が生じたことを反映して、ディーラーに納入される車が減り、買い手の選択肢も狭まった。
- ガソリンと自動車を除いたベースでは、小売売上高は前月比で2.5%減った。
- 国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は前月比3.1%減と、昨年2月以来の大幅減となった。
- 2021年通年では、小売売上高は前年比19%余り増えて底堅さを示した。
米12月鉱工業生産、製造業が予想外に低下 自動車生産落ち込む
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- 米連邦準備理事会(FRB)が14日に発表した2021年12月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が市場予想(0.5%上昇)に反し前月比0.3%低下した。
- 世界的な半導体不足が続く中で自動車生産が減少した。
- 11月は0.6%上昇していた。12月の前年同月比は3.5%上昇した。
- 第4・四半期(10─12月)は前年同期比4.9%上昇。
- 第3・四半期(7─9月)は同4.0%上昇していた。
- 12月は自動車が1.3%低下。11月は1.7%上昇していた。
- 鉱工業生産は0.1%低下。11月は0.7%上昇していた。
- 公益業が1.5%低下した。鉱業は2.0%上昇だった。
- 第4・四半期の鉱工業生産は4.0%上昇。第3・四半期は3.5%上昇していた。
- 12月の設備稼働率は製造業が0.2%ポイント低下の77.0%。鉱工業全体の稼働率は0.1%ポイント低下し76.5%となり、1972年─2020年の平均を3.1%ポイント下回った。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているのですが、バリュー銘柄が下落しています。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
割と中国銘柄が良くなってるような気がするね
半導体銘柄も調子良かったし決算シーズンに向けてこれから上がってくといいけどね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはエネルギー、半導体、ハイテク関連のセクターが多くまた生活必需品なんかも上昇しています。
下落したセクター
一方で下落したセクターは決算が始まった、金融関連、不動産、フィンテック、そして航空、旅行、一般消費財、クリエネなんかが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップルのVR/ARヘッドセット開発に遅れ、来年発売の可能性も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アップルは仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を組み合わせたヘッドセットの発売を少なくとも数カ月遅らせることを検討していると、事情に詳しい関係者らが明らかにした。
- 当初は6月の世界開発者会議(WWDC)で披露し、年内にリリースすることを目指していたが、開発上の問題で遅れが生じ、発表は今年末あるいはそれ以降に、発売は23年にずれ込む可能性があるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
テスラ、電動トラックの初期生産を来年第1四半期に延期
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- 米電気自動車(EV)大手テスラは、電動ピックアップトラック「サイバートラック」の初期生産を、今年終盤から来年第1・四半期末に延期する。
- 事情に詳しい関係者が13日、ロイターに明かした。
- この関係者の話では、テスラは競争が激化している電動ピックアップトラック市場で勝負できる製品にしようと仕様や性能の変更を進めており、それが生産遅れにつながっている。
- 来年第1・四半期中にサイバートラックの限定生産に乗り出し、その後量産化していくという。テスラはコメント要請に回答しなかった。
- ピックアップトラックは米国で人気が高く、メーカーにとって収益性も大きい。
- ただEVのセダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)を展開しているテスラは、まだ電動ピックアップトラックは導入できていない。
- この分野で先行しているのはフォード・モーターとリビアン・オートモーティブだ。フォードは今月、春に米国の販売店に並ぶ予定の人気車「F-150ライトニング」について、年間生産能力を倍近くに引き上げて15万台にする方針を示している。
- テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は2019年にサイバートラックを発表。当初は生産開始時期を21年終盤としていたが、先月の時点ではこれを今年終盤へと先送りしていた。
- マスク氏は、今月26日の決算発表後の電話会議で最新の生産スケジュールを提示するとしている。
テスラの商品、ドージコインで購入可能=マスク氏
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は14日、暗号資産(仮想通貨)ドージコインで同社の商品を購入できるとツイッターに投稿した。
- テスラのウェブサイトによると、ステンレス製の笛「Cyberwhistle」や子供用4輪バギー「Cyberquad for Kids」などをドージコインで購入できる。
- マスク氏は昨年12月、ドージコインによる支払いを試験的に受け入れるとツイッターに投稿していた。
- 14日のマスク氏のツイートを受けて、ドージコインは18%上昇し0.2ドルを上回った。
- ドージコインは、マスク氏のツイートにより昨年4000%上昇している。
まだドージコインで遊んでたのか…
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
アリババが盒馬の資金調達を検討、評価額1兆円超
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国のアリババグループは傘下の食料品チェーン、盒馬の資金調達を検討している。
- 盒馬の評価額を100億ドル(約1兆1400億円)とし、資金集めを実施したい考えだ。
- 事情に詳しい関係者が明らかにした。
- 盒馬はアドバイザーと共に、資金調達ラウンドに招かれる戦略的投資家および金融投資家の候補リストについて作業を進めている。
- 非公開情報だとして関係者は匿名を条件に語った。盒馬向けの資金調達は、アリババが盒馬のスピンオフ(分離・独立)を検討している可能性を示している。
- アリババはまだ調達規模を決めていないが、実施後も盒馬の大株主であり続ける。
- 協議は継続中で、実際の調達に至らない可能性もある。
- アリババが目指す100億ドルという評価額は暫定的で、協議が進むにつれ変更もあり得る。
- アリババ内の独立プロジェクトとして2019年にスタートした盒馬は、流通・決済迅速化のためロボットと顔認証を用いて食料品店・レストラン・配達のアプリを統合。当時は中国国内の人口100万人を超える全ての都市に支店を開設するとの目標を掲げていたと中国メディアの財新は伝えている。
- 現在は300店近くを展開し、中国全土を対象とする配送センターのネットワークを構築する計画で、最初の拠点を中国中央部の武漢に置くとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*9
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
マイクロソフト【MSFT】
MS、バイオ航空燃料に投資 新興企業の生産設備に5000万ドル
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- 再生可能な航空燃料(SAF)を手掛ける新興企業のランザジェット(米シカゴ)は、エタノール由来のジェット燃料を生産する同社の設備に米マイクロソフト(MS)が5000万ドルを投資すると発表した。
- 設備は米南部ジョージア州にあり、2023年に生産を始める。
- 航空業界は炭素排出削減が極めて困難な産業の一つと考えられている。
- 米投資銀行ジェフリーズは昨年、再生可能な航空燃料の需要について、19年時点の世界全体のジェット燃料需要(約3億3000万トン)の0.1%未満と分析している。
- 各国政府や投資家は、炭素排出量が少ないジェット燃料の生産促進強化を目指している。ランザジェットはジェット燃料の精製施設「フリーダム・パインズ・フューエルズ・バイオリファイナリー」の建設をほぼ終えており、23年にはエタノールからの生産に着手する。
- 生産規模は年1000万ガロンとする計画。
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■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ジョンソン&ジョンソン【JNJ】
J&J追加接種、オミクロン株入院予防効果85%
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- 南アフリカ医学研究評議会(SAMRC)のグレンダ・グレイ会長は14日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて、ブースター接種(追加接種)として投与した場合、接種後1─2カ月間のオミクロン株に対する入院予防効果が85%に達したと述べた。
- 調査は、オミクロン株を中心とする現在の感染第4波で感染した医療関係者を対象に実施。
- 接種から2週間の入院予防効果は63%、接種後1─2カ月の入院予防効果は最大85%だった。
- 同会長は「オミクロン株に対する非常に高い効果を報告できることを嬉しく思う」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ジョンソン&ジョンソンは米国の医療・ヘルスケア企業。事業部門は消費者関連、医薬品、医療機器・診断で構成される。主に目薬、鎮痛剤、胃腸薬などの一般用医薬品や栄養補助食品、抗感染、精神疾患、心循環器疾患などの治療薬を製造・販売する。また臨床検査機器や診断薬を扱う。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニュージャージー州。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
JPモルガン・チェース【JPM】
JPモルガン、トレーディング収入が予想以上の減収-経費が増大
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- 米銀JPモルガン・チェースの2021年10-12月(第4四半期)は、トレーディング収入がアナリスト予想以上に落ち込んだ。
- 商業ローンと消費者ローンも前年同期を下回った。
- 14日の決算発表によると、債券トレーディング収入は前年同期比16%減。アナリストは13.5%減を予想していた。
- 人件費の上昇により経費は11%増えた。
- 22年の経費は約770億ドル(約8兆7600億円)に膨らむとの見通しも示した。
- 一方、M&A(企業の合併・買収)活況の中で投資銀行部門は好調で、四半期として過去最高の業績を上げた。
- ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は今後の景気について明るい見通しを示した。
- 新型コロナウイルスの「オミクロン変異株とインフレ、サプライチェーン目詰まりによる逆風にもかかわらず、経済は引き続き堅調だ。
- 信用も引き続き健全で貸し倒れ償却も異例に低い。米国の経済成長を引き続き楽観しており、企業景況感も強く、消費者は雇用拡大と賃金上昇の恩恵を受けている」と同CEOは発表資料で指摘した。
- 同社は22年の利益見通しも示し、マーケッツ事業を除いた純金利収入が通期で500億ドルと、前年を上回ると見込んだ。
- 21年第4四半期のトレーディング収入は全体で前年同期比11%減とアナリスト予想の9%減よりも大きく落ち込んだ。
- 債券トレーディングの減収が大きかったが、株式も2%減少した。
- 一方、M&A助言手数料は86%増えアナリスト予想を上回り、純利益の増加に寄与。
- 純利益は104億ドルと市場予想の90億ドルを上回った。商業および消費者ローンは前年同期比1%減だった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは米国の大手金融持株会社。JPモルガン・チェース・バンクは米国23州で銀行業務に従事。チェース・バンクUSAはクレジットカード発行を手掛ける。非銀行系のJPモルガン・セキュリティーズは投資銀行、債券・株式業務を行う。米国外の約60カ国において金融事業を展開する。本社はニューヨーク。*12
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
ブラックロック【BLK】
ブラックロック、四半期利益が予想上回る 運用資産10兆ドル超
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- 米資産運用大手ブラックロックが14日発表した第4・四半期(12月31日まで)決算は利益がアナリスト予想を上回った。
- 手数料収入が増加した。
- 運用資産も10兆ドルを突破。
- ただ、収入が市場予想をやや下回り、株価は下落した。
- 第4・四半期末の運用資産は10兆0100億ドルと、前年同期の8兆6800億ドルから増加した。
- 調整後利益は2.5%増の16億1000万ドル(1株当たり10.42ドル)だった。市場予想平均は1株当たり10.16ドルだった。
- 収入は約14%増の51億1000万ドル。市場予想平均は51億7000万ドルだった。
ブラックロック、運用資産が初の10兆ドル突破-ETF資金急増
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- 世界最大の資産運用会社、米ブラックロックの運用資産が昨年10-12月(第4四半期)に初めて10兆ドル(約1139兆円)を突破した。
- 上場投資信託(ETF)への資金流入が急増した。
- ブラックロックは14日の資料で、10-12月は投信やETFを含む長期投資商品への資金が1690億ドル純増したと発表した。
- ETFへの資金は1040億ドルの純増だった。
- ブラックロックは米株高の恩恵にもあずかった。
- S&P500種株価指数は昨年10ー12月に11%、通年では27%上昇した。
- 同社の10-12月期1株当たり利益は調整後ベースで10.42ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の10.15ドルを上回った。
- 収入は51億1000万ドルと、予想平均の51億6000万ドルに及ばなかった。
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■ブラックロックは米国大手の投資運用会社。主に株式、債券、マルチアセット投資と資産運用の管理サービスを提供する。オープンエンドとクローズドエンドのミューチュアルファンドや、iシェアーズのブランド名で上場投資信託を扱い、各種の資産運用を行う。米国内外の顧客に対しグローバルな市場リスク管理やアドバイザリー・サービスも提供する。*13
- S&P500構成銘柄
シティグループ【C】
シティ、第4四半期は26%減益 コスト増響く 株価3%超安
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- 米金融大手シティグループが14日に発表した第4・四半期(12月31日まで)決算は利益が26%減少した。
- コスト増とコンシューマー・バンキング部門の低迷が響いた。
- 決算を受け、株価は序盤の取引で一時3%超下落した。
- 第4・四半期の利益は32億ドル(1株当たり1.46ドル)と、前年同期の43億ドル(同1.92ドル)から減少。
- 営業費用がアジア部門売却の影響を除くベースで8%増加した。
- アジア部門売却に伴う費用の影響を除く1株利益は1.99ドル。
- 市場予想平均は1.38ドルだった。
- コンシューマー・バンキング部門の収入は6%減。北米でのシティブランドのクレジットカード収入が3%減少した。
- トレジャリー・アンド・トレード・ソリューションズ部門の収入は1%減。
- 低金利が響いた。
- 一方、インベストメント・バンキング部門は43%増収だった。
- 総収入は前年同期比1%増の170億ドルだった。
- 普通株式等Tier1比率は12.2%と第3・四半期末の11.7%から上昇。第4・四半期に自社株買いを中止し資本増強を図ったことが寄与した。
シティ、東南アジアの資産をシンガポールのUOBに売却へ-4100億円
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- 米シティグループは、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの4カ国の消費者向け銀行事業をシンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)に約49億シンガポール・ドル(約4100億円)で売却することで合意した。
- シティのジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は引き続き事業の簡素化を推し進めている。
- シティの13日の発表資料によると、UOBは買収した事業について、純資産の現金対価に9億1500万シンガポール・ドルを上乗せした金額をシティに支払う。
- 取引の対象には、4カ国全てのリテールバンキングおよびクレジットカード事業が含まれるが、機関投資家向け事業は含まれない。
- 今回の買収で東南アジア3位の銀行であるUOBが域内でより大きな足場を築くことが見込まれる。発表資料によると、 シティは取引完了後に従業員約5000人がUOBに移ると予想している。
- シティはフレーザーCEOの下、アジアと欧州の13カ国でリテールバンキング事業を売却し、代わりに急成長するウェルスマネジメント部門の増強に注力することを目指している。
- 今週に入りメキシコの消費者や中小企業、ミドルマーケット向け銀行業務から撤退する計画を進めていることを明らかにしている。
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■シティグループは個人と法人向けに世界160カ国以上で金融サービスを展開する米国の大手銀行持株会社。クレジットカード「Citi」を含む一般消費者向け小売銀行業務、企業向け銀行業務、投資銀行、証券仲介、機関投資家向けのプライベートバンキングなどの業務を行う。また資産運用・管理のほか、米国内外での住宅ローンや個人融資などの消費者金融も扱う。*14
- S&P500構成銘柄
ウェルズ・ファーゴ【WFC】
Wファーゴ、第4四半期利益が予想上回る 融資増やコスト減で
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- 米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が14日に発表した第4・四半期決算は利益がアナリスト予想を上回った。
- 米経済成長の回復に伴い企業向け融資が増加したほか、コスト抑制が寄与した。
- 利益は86%増の58億ドル(1株当たり1.38ドル)。
- コーポレートトラスト部門およびアセットマネジメント部門の売却益として9億4300万ドルを計上した。
- 株価は序盤の取引で4%超上昇した。
- 一時項目を除く1株利益は1.25ドル。
- アナリスト予想平均は1.13ドルだった。
- 総収入は13%増の209億ドル。
- 市場予想の189億ドルを上回った。
- また貸倒引当金8億7500万ドルを戻し入れた。
- 非金利費用は11%減の132億ドル。
- 人件費や構造改革費用などが減少した。
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■ウェルズ・ファーゴは米国の大手銀行持株会社。小口金融、商業銀行、企業向け銀行業務に加え、住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード、設備リース、農業金融、商業金融、不動産金融のほか、証券仲介、投資銀行業務、保険代理販売、信託、資産運用、住宅債権回収、ベンチャー投資などの金融サービスを全米各地で提供。本社はサンフランシスコ市。*15
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】ダウは決算発表のあった銀行株の影響もあり下落しておりS&P500は小幅高、NASDAQは若干の上昇でした。決算シーズンに入り、今季の収益の下振れが予想されたJPモルガンなどが大きく下落しています。また小売売上高もとても弱い数字が出ており、小売銘柄がが下落しています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は0.14%と少しだけ上昇しています。
- 【個人成績】-4.10%。FANG+のレバレッジ投信が大幅下落ということも大幅に下落しています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはエネルギー、半導体、ハイテク関連のセクターが多くまた生活必需品なんかも上昇しています。一方で下落したセクターは決算が始まった、金融関連、不動産、フィンテック、そして航空、旅行、一般消費財、クリエネなんかが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は前日大きく下落したこともあり反発して+1.1%となっています。9銘柄が上昇していますがもっとも上昇したテスラですら1.75%だったので小幅な上昇になっています。下落した銘柄はツイッターの-0.67%でした。
- 【予定】月曜日はNY市場はお休みです。来週も決算が続々と始まってくるので注目決算、関連銘柄には注意しましょう。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより