米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
ダウは上昇していますが、NASDAQとS&P500は若干の下落をしています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】ダウは5日連続の上昇となりましたがNASDAQ、S&Pは5日ぶりの下落となっています。半導体などを中心に売りが集まっており、新型コロナのオミクロン株の影響はリスクが低いと判断されて航空株などは上昇しています。
- 【小型株】個別名もハイテクと同様に売られており、ラッセル2000は-0.66%となっています。
- 【個人成績】投資信託の影響もあり私のPFは+1.66%です。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターは少なかったですが、オルエコ関連が上がっています。公益、生活必需品や素材、資本財、一般消費財などが上昇しています。一方で下落したセクターとしては、フィンテックやARK関連などのハイテクグロース株が下落しています。クリエネや、旅行、通信、金融関連も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-0.76%と下落しており、8銘柄が下落しておりツイッター、バイドゥ、エヌビディアが2%下落しています。アマゾンと、メタが若干ですがプラスとなっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月28日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月28日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、少しだけだけど下がってるね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:1.66%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的には微妙だったけど、オルエコのほうが若干よかったんだね。
しばらく上がってきてたからね、グロースは。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は相変わらず不調のようだね
ほんと、中国銘柄には振り回された1年だったよね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは少なかったですが、オルエコ関連が上がっています。公益、生活必需品や素材、資本財、一般消費財などが上昇しています。
下落したセクター
一方で下落したセクターとしては、フィンテックやARK関連などのハイテクグロース株が下落しています。クリエネや、旅行、通信、金融関連も下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル株が5日ぶり反落、史上初の時価総額3兆ドル再び遠のく
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 28日の米株式市場で、アップル株が5営業日ぶりに反落。
- 最近の株価上昇で間近に迫っていた時価総額3兆ドル(約344兆円)到達が再び遠のいた。終値は0.6%安の179.29ドル。
- アップルの発行済み株式に基づけば、同社の時価総額が3兆ドルに達するには株価は182.86ドルを付ける必要がある。
- アップル株は今月、一時182.13ドルまで上昇していた。時価総額3兆ドルを実現した企業はまだなく、アップルが到達すれば史上初となる。
- アップル株は2021年に入り35%上昇し、28日の取引終了時点で同社の時価総額は2兆9400億ドルだった。
- 昨年3月以降の上昇率は200%強。
- 新型コロナウイルスの感染拡大で世界がロックダウン(都市封鎖)に追い込まれ、仕事や教育、娯楽、つながり維持のためのテクノロジーの重要性が浮き彫りになったことが背景にある。
アップル、最大18万ドルの株式賞与を特別支給-エンジニア引き留めで
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- 米アップルは一部エンジニアに多額の株式賞与を特別支給している。異例の賞与はフェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズなど競合テクノロジー会社への人材流出阻止が狙い。
- アップルは先週、シリコン設計とハードウエアのチームのほか、より抜きのソフトウエアやオペレーションのチームの一部エンジニアに対し、賞与の特別支給を伝えた。
- 事情に詳しい複数の関係者によると、譲渡制限付き株式ユニット(RSU)の形で支給される。
- 支給期間を4年にすることでアップルにとどまるインセンティブになる。賞与プログラムが非公表だとして、これら関係者が匿名で明らかにしたところでは、賞与額は約5万-18万ドル(約570万-2100万円)のレンジで、約8万ドル、10万ドル、12万ドルのいずれかの額とされるケースが多い。
- 同社のマネジャーは高い実績を上げた社員向けの特別報酬だと説明したという。アップルの担当者はコメントを控えた。
- アップルは他の米ハイテク企業などと激しい人材獲得競争を繰り広げており、特にメタはこの数カ月でアップルから約100人を引き抜くなど大きな脅威となっている。
- しかしアップルもメタの拡張現実(AR)・仮想現実(VR)コミュニケーション責任者を獲得した。
- 両社はAR・VRヘッドセット、スマートウオッチの分野で熾烈(しれつ)な争いを繰り広げる公算が大きい。
- 共に向こう2年間に重要なハードウエア投入を計画している。
アップル、NY市内の主要店舗閉鎖-新型コロナ感染者急増で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは新型コロナウイルス感染の増加を理由に、ニューヨーク市内にある主要小売店舗を閉鎖した。
- 五番街やソーホー、グランドセントラル、世界貿易センターなどの店舗が含まれる。ニューヨーク市内全体で16店舗が対象となる。
- アップルは感染力の高いオミクロン変異株に対応し、この数週間に多くの店舗を一時的に閉鎖していたが、ニューヨーク市内店舗の閉鎖では異なるアプローチを目指している。
- 同社は顧客のオンライン注文を引き続き受け付けており、店頭での受け取りは可能。
- ただ、買い物客が店内で商品を見たり購入したりすることはできず、ジーニアスバーでの技術サポートも利用できない。
- アップルは発表文で「状況を定期的に注視しており、顧客や従業員の健康を支えるための措置を調整していく」と説明。
- ニューヨーク市内の店舗を買い物客向けに再開する時期は明らかにしなかった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
テスラ株は来年さらに30%上昇も、中国の需要旺盛-ウェドブッシュ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車メーカーのテスラは2022年も強いポジションを維持すると、ウェドブッシュが分析した。
- 中国での旺盛な需要や米国とドイツで稼働予定の新工場などが寄与するとしている。
- ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブス氏はテスラ株について、向こう1年間に30%近く上昇する可能性があるとリポートで指摘した。
- 来年は部品不足が緩和する見通しで、拡大している中国の需要を満たしやすくなると予想。
- 米テキサス州オースティンと独ベルリンの新工場も、世界的な生産のボトルネックを和らげるはずだとみている。
- 同氏は「テスラに対する全体的に強気な見方の要となるのは、引き続き中国だ。
- 中国は2022年にテスラ車納車の40%を占めるとわれわれは予想する」と記した。
- テスラ株に対する投資判断はアウトパフォーム、目標株価は1400ドルにそれぞれ据え置いた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
モデルナ【MRNA】
モデルナ株が6日続落-ピークから50%下落、時価総額11兆円吹き飛ぶ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 28日の米株式市場でモデルナ株は6営業日続落し、ここ2年余りで最長の値下がりを記録した。8月に付けた上場来高値からの下落率は50%となった。
- 8月の上場来高値以降、同社の時価総額約980億ドル(約11兆2500億円)が吹き飛んだ。
- 新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が世界的に拡大する中、米食品医薬品局(FDA)が最近ファイザーとメルクの新型コロナ感染症(COVID19)経口薬(飲み薬)に緊急使用許可を出したことで、モデルナ株は圧迫されている。
- モデルナ株は2.2%安の241.44ドルで取引を終了。
- ここ6営業日で約18%値下がりし、時価総額約220億ドルが失われた。
- ただ、同社株は年初来では131%上昇している。
- 7月にS&P500種株価指数に加わったモデルナは指数の今年のパフォーマンス上位銘柄であるほか、ここ2年間で同社株のパフォーマンスを上回っているのはテスラのみ。
- ファイザー株も28日に下落。今月16日には上場来高値で引けていた。ビオンテックの米国預託証券(ADR)も値下がりし、2020年9月以来の長期下落となった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*9
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
デルタ航空【DAL】
デルタ航空、中国便運航「流動的」-コロナ対策で機内清掃規定強化か
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米デルタ航空の上海便が中国当局が導入した機内清掃・消毒規定で先週シアトルに引き返さざるを得なかったことを受け、同社は中国路線の運航について「引き続き非常に流動的」だと説明した。
- デルタ航空は発表資料で、「中国政府が21日に出した上海浦東国際空港での清掃要件に従う」ため、同社の旅客機がシアトルに戻ったことを明らかにした。
- 清掃要件は旅客機の地上での待機時間を大きく延長するもので「運用上実行可能ではない」とデルタ航空は指摘。
- 同社の旅客機がシアトルに引き返したのは、清掃要件変更の発表と同じ日だった。米国の航空会社は乗務員不足に悩まされているほか、新型コロナウイルスのオミクロン変異株流行と寒波で国内線の運休が相次いだ。
- デルタ株の感染拡大に見舞われている中国は北京冬季五輪の開幕を来年2月上旬に控えており、入国規制を強化している。デルタ航空は上海など中国各地に向かう旅客便に関する追加情報は提供しなかった。
- 米ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスはサンフランシスコから上海への週4便の運航を続けながら、新たな規定を順守するよう最善を尽くしていると説明した。
- 米アメリカン航空グループに営業時間外に電子メールでコメントを求めたが、返答はなかった。
- 中国当局が最近導入したどのような衛生手順がデルタ機に影響したのかは不明。
- 上海浦東国際空港の広報担当者はコメントを控えた。中国民用航空総局の報道官はデルタ航空が指摘した政策変更についてのブルームバーグからの問い合わせに対し、9月に出したコロナ対策手順を参照するよう求めた。
- 在米中国大使館の報道官はコロナ規定変更に関するメディア報道は間違いだと国営の中国新聞社に伝え、米航空各社の状況と乗務員不足を批判。
- 同じようなことが起こらないよう、同大使館は航空各社と意思疎通をしていると述べたという。
- 中国紙の環球時報は週末、デルタ航空DL287便の乗務員が中国の入国政策変更について乗客に伝えたと報道。
- シアトルに引き返した旅客機に乗っていた多くの中国人はビザ(査証)の有効期限が切れていたため、米国への不法入国を余儀なくされた可能性があるとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■デルタ航空は米国大手航空会社。アトランタを拠点とし、自社便および提携便を含め世界中へのネットワークで定期旅客便の運航と貨物輸送サービスを展開する。米国から中南米やカリブ海諸国へのアクセスも良好。同社はスカイチームの創立メンバーで、スカイチーム・アライアンスおよびコードシェア便を含み、世界の約100カ国、約500都市に運航する。*10
- S&P500構成銘柄
- 航空株ETF【JETS】
フォード【F】
フォードの時価総額、約5年ぶりにGMを抜く-830億ドル
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 28日の米株式市場で自動車メーカー、フォード・モーター株が上昇。時価総額が約5年ぶりに米同業ゼネラル・モーターズ(GM)を上回った。
- 終値ベースでフォードの時価総額は830億ドル(約9兆5300億円)となり、GMの829億ドルをわずかに抑えた。
- 前回フォードの時価総額が終値ベースでGMを上回ったのは2016年9月14日。当時のフォードの時価総額は482億ドルだった。
- フォード株は今年、2倍余りに上昇し、20年ぶり高水準近くで取引されている。
- ジム・ファーリー氏が1年2カ月前に最高経営責任者(CEO)に就任し、同社は電気自動車(EV)へのシフトを加速している。フォードとGMの時価総額は依然として、11月に上場を果たした米EVメーカーのリビアン・オートモーティブの926億ドルを下回っている。
- 時価総額で世界最大の自動車メーカー、米テスラは1兆900億ドル。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*11
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】ダウは5日連続の上昇となりましたがNASDAQ、S&Pは5日ぶりの下落となっています。半導体などを中心に売りが集まっており、新型コロナのオミクロン株の影響はリスクが低いと判断されて航空株などは上昇しています。
- 【小型株】個別名もハイテクと同様に売られており、ラッセル2000は-0.66%となっています。
- 【個人成績】投資信託の影響もあり私のPFは+1.66%です。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターは少なかったですが、オルエコ関連が上がっています。公益、生活必需品や素材、資本財、一般消費財などが上昇しています。一方で下落したセクターとしては、フィンテックやARK関連などのハイテクグロース株が下落しています。クリエネや、旅行、通信、金融関連も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-0.76%と下落しており、8銘柄が下落しておりツイッター、バイドゥ、エヌビディアが2%下落しています。アマゾンと、メタが若干ですがプラスとなっています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより