米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
主要指数は下落しており、中でもハイテク関連が売られNASDAQは大幅下落しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は揃って下落も中身は全く違っており、ハイテク銘柄を中心に売られNASDAQは大幅に下落しています。S&P500の中でも上昇したいた銘柄のほうが多かったのですが、特に高配当銘柄や素材銘柄の上昇が目立ち金利上昇に耐えうるような銘柄が強かったです。ハイテクは決算があったアドビが大幅にげらくしているなど大型のテック企業が大きく売られています。
- 【小型株】小型銘柄も売られており、ラッセル2000は-1.95%と下落しています。
- 【個人成績】1.67%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇した銘柄はハイテクを除き、金や金鉱株が上がりリスクオフ銘柄が上がっています。またオールドエコノミー銘柄が上がっています。素材、金融、公益、生活必需品、不動産、エネルギー、ヘルスケアなどが上がっています。下落セクターとしてハイテクが完全に売られています、また半導体やフィンテックも売却傾向が強かったです。また航空や旅行関連もオミクロンの影響で下落しています。クリエネや通信、資本財も下落です。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月16日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月16日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下がってるね、特にFANG+指数は厳しいね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+1.67%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
米失業保険申請20.6万件に小幅増加、労働市場なお逼迫
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が16日に発表した11日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万8000件増の20万6000件となった。
- 増加は小幅で、労働市場はなお逼迫している。
- 前の週は18万8000件に減少し1969年以来の低水準だった。
- ロイターがまとめたエコノミスト予想は20万件だった。
- PNCフィナンシャルのチーフエコノミスト、ガス・フォーチャー氏は「現在の労働市場における最大の問題は労働者不足だ」と述べた。
- 4週間移動平均の申請件数は1万6000件減の20万3750件と、1969年11月以来の低水準だった。
- 州別では、ミズーリ州で急増したほか、バージニア州とケンタッキー州でも大幅に増加。
- 一方、ニューヨーク州、テキサス州、ウィスコンシン州では大きく減少した。ネイビー・フェデラル・クレジット・ユニオンの企業エコノミスト、ロバート・フリック氏は「第4・四半期は景気拡大が加速しているため、現在の新型コロナウイルス感染者数の増加のみが申請件数を大幅に押し上げているのだろう」と述べた。
- 4日までの1週間の継続受給件数は15万4000件減少し184万5000件と20年3月中旬以来の低水準となった。
米製造業PMI、12月は57.8に低下 1年ぶり低水準
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- IHSマークイットが16日公表した12月半ばの米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は57.8と11月の58.3から低下し、2020年12月以来、1年ぶりの低水準となった。市場予想は58.5だった。
- ただ、工場の労働力や原材料の供給制約は緩和の兆しが出ている。50を超えると拡大を示す。製造業は米経済の12%を占める。
- 製造業では旺盛な商品需要と、極めて低水準の企業在庫が続いている。
- しかし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によるサプライチェーン(供給網)の逼迫が制約となっている。一方、光明も見えている。調査は「供給網の遅れが今月は顕著に緩和されている」「雇用創出が6月以降で最も速いペースになった」としたほか、「コスト上昇率は7カ月ぶりの低水準に軟化した」と指摘した。
- ただサービス部門では幅広い不足感は続いている。サービス業PMIは57.5と、11月の58.0から低下。市場予想は58.5だった。サービス業は米経済の3分の2超を占める。
- サービス部門の仕入れ価格指数は77.4と11月の75.7から上昇し、現行の調査が始まった2009年以降で最高となった。これはインフレがしばらくの間、著しく高止まりする可能性を示している。
- 11月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比の上昇率は、1982年以来の大きさだった。今月は製造業とサービス業の活動がともに減速し、全体的な企業活動が冷え込んだ。
- 12月の総合PMIは56.9と、11月の57.2から低下した。仕入れ価格指数は78.1と11月の77.6から上昇し、調査開始以降で最高となった。
米レディットがIPO申請、「ミーム株」で注目のSNS運営
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- インターネット交流サイト(SNS)を運営する米レディットは15日、新規株式公開(IPO)の申請書類を非公開の形で米証券取引委員会(SEC)に提出したと発表した。
- レディットのSNSは、今年に入ってゲーム販売会社ゲームストップなどのいわゆる「ミーム株」を活発に取引する個人投資家の情報交換の場として一躍注目を集めた。
- 2005年に設立されたレディットは、今年行われたプライベートな資金調達ラウンドで企業価値が100億ドルと評価された。
- ロイターは9月、同社がIPOまでに150億ドル以上の評価を得たいと考えていると報じた。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
金利が結構下がってるのに、ハイテクがかなりやられてるね。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
割と緑の所も多いんだけどね、ハイテクはやられすぎだけど。
セクターごとに売られたり買われたりしてるセクターローテーションが起きてるね。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
当然バリュー株は買われてて、ハイテクグロースは売られてるね。
それにしてもグロースは売られ過ぎなんじゃない?
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
半導体もかなり厳しいね、TSMC、ASMLもかなり下がってる。。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇した銘柄はハイテクを除き、金や金鉱株が上がりリスクオフ銘柄が上がっています。またオールドエコノミー銘柄が上がっています。素材、金融、公益、生活必需品、不動産、エネルギー、ヘルスケアなどが上がっています。
下落したセクター
ハイテクが完全に売られています、また半導体やフィンテックも売却傾向が強かったです。また航空や旅行関連もオミクロンの影響で下落しています。クリエネや通信、資本財も下落です。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、ワイヤレスチップ内製化で人材採用-新オフィスで
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは南カリフォルニアの新しいオフィスで、ワイヤレスチップを開発するエンジニアを採用している。
- 開発した製品は、ブロードコムやスカイワークス・ソリューションズから供給を受けているチップといずれ置き換わる可能性がある。
- アップルは現在、ブロードコムやスカイワークスなどがオフィスを構えるアーバインで、ワイヤレスチップを開発する人材を数十人募集している。
- アップルの広報担当はアーバインでの取り組みに関するコメントを控えた。
- ブロードコムとスカイワークスにもコメントを求めたが、返答は得られていない。
米アップル、オフィス復帰計画を無期限で先送り
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルはオフィス復帰計画を無期限で先送りする。
- クック最高経営責任者(CEO)が従業員に送ったメモの内容をブルームバーグ・ニュースが報じた。
- 従来の計画では従業員は来年2月1日にオフィスに復帰する予定だったという。アップルは15日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従業員の感染リスクが高まっているとして、フロリダ州マイアミ、メリーランド州アナポリスとカナダの首都オタワにある3店舗の営業を一時休止すると発表した。
- これらの店舗では営業再開前に全従業員のウイルス検査を行うという。
- アップルは14日、米国内の全店舗で入店客のマスク着用を再び義務化していた。
- オミクロン変異株の感染が急速に広がる中、企業のオフィス復帰計画に影響が出ている。
- 報道によると、グーグルは、従業員が新型コロナワクチン接種に関する規則に従わない場合、無給扱いとし、最終的に解雇すると通知した。
- また、JPモルガン・チェースは14日、ニューヨーク・マンハッタンにあるオフィスに勤務し、ワクチンを接種していない従業員に対し、在宅勤務するよう指示した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
武田薬品工業【TAK】
武田薬、ノババックス製コロナワクチン候補の製造販売承認を申請
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 武田薬品工業は16日、厚生労働省に米バイオ医薬品会社ノババックス製の新型コロナワクチン候補の製造販売承認申請を行ったと発表した。
- 技術移管などノババックスとの提携を通じ、武田は国内の自社工場で生産能力の整備を進めており、承認取得後、2022年初頭の供給開始を目指している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■消化器系や癌などの疾患の治療に用いる、プロテアソーム阻害剤NINLAROなどを開発・製造・販売する。また、CD30モノクロナール抗体などを開発する。潰瘍性大腸炎・副甲状腺機能低下症・多発性骨髄腫・末梢T細胞性リンパ腫などの治療に有効。*8
ノババックス【NVAX】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ノババックスは、臨床段階の米国バイオ医薬品企業。組換えナノ粒子ワクチンおよび抗原性補強剤の発見、開発、商業化に従事する。呼吸器合胞体ウイルス、季節性インフルエンザと新型インフルエンザのための臨床開発などの感染症に対象を当て遺伝子組み換えによるワクチンを開発する。*9
ボーイング【BA】
エアバス、カンタス航空から数十億ドルの受注-ボーイング機に代わり
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- 欧州の航空機メーカー、エアバスはオーストラリアのカンタス航空から数十億ドル規模の受注を獲得した。
- 米ボーイングと同社の狭胴機737MAXにとっては打撃となる。
- カンタスは16日、国内線の主力機種として、老朽化したボーイング737型75機の代わりにエアバスのA320ネオを購入する計画だと発表。
- さらに、エアバスのA220を購入し、地方路線を運航しているボーイング717型20機と入れ替えることも明らかにした。
- エアバスは15日、シンガポール航空と貨物機のA350を巡る契約を締結。老朽化したボーイング737の退役を発表する予定のエールフランスKLMとの交渉が前進する可能性もある。
- カンタスは値引き前で少なくとも46億ドルのカタログ記載価格で40機を購入すると約束。10年余りにわたり、さらに94機の購入権(オプション)も持つ。
- 合わせれば発注総額は豪航空史上で最大規模となると同社はみている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*10
フリーポート・マクモラン【FCX】
フリーポートが上昇 ペルー鉱山が操業中断
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- 産銅のフリーポート・マクモランが上昇。
- 商品市場で銅価格が急上昇しており、同社株も連れ高となっている。
- ペルー最大の鉱山の1つであるラスバンバス鉱山の開発計画で、地元住民との紛争が勃発しているが、地元住民との合意に達することができず、所有者の中国の五鉱資源が18日土曜日から操業を中断すると発表したことが手掛かり。
- 道路封鎖などで部材を搬入することがでず、操業を継続できない状態にあることを理由に挙げている。
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■フリーポート・マクモランは天然資源会社。銅、金、モリブデンの探鉱、開発、採掘を行う。北米、南米、インドネシア、アフリカで鉱山を操業し、主要鉱山はインドネシアのグラスベルグ鉱山。北米に石油・天然ガス資源を所有するほか、精製・精錬事業を北米とスペインで展開。本社はルイジアナ州。*11
- S&P500構成銘柄
AT&T【T】
AT&Tが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ
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- AT&Tが商いを伴って上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。
- ただ、目標株価は従来の32ドルから28ドルに引き下げている。
- 2022年半ばまでに同社のバリュエーションを解き放つ多くの材料が見込まれると指摘。
- 具体的にはワーナーメディアとディスカバリーの合併手続き完了を指摘。
- これはより明確で的を絞ったコミュニケーション事業を提供するという。
- また、同社株は5月のピークから約30%下落し、株価は過度にネガティブな見通しで割り引かれているとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■AT&Tは米国の通信業持株会社。主に携帯電話事業を展開、子会社AT&Tモビリティを通じて米国内の企業や個人に市内・長距離携帯電話、ローミングサービスを提供。また、インターネット接続、専用回線、DSL、IPテレビ「U-verse」、ブロードバンド、IP電話、ウェブホスティングなどのサービスを提供。本社はテキサス州ダラス。*12
- S&P500構成銘柄
リジェネロン・ファーマシューティカルズ【REGN】
米リジェネロンの抗体療法、オミクロン株で効果弱まる
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- 米リジェネロン・ファーマシューティカルズは16日、同社が開発した新型コロナウイルス抗体カクテル療法について、オミクロン変異株に対し効果が弱まるという認識を示した。ただ、デルタ株に対してはなお有効とした。
- 現在、世界77カ国でオミクロン株の感染が確認されている。ドイツの研究チームも今週、米イーライリリーとリジェネロンがそれぞれ開発した新型コロナ抗体カクテル療法が、オミクロン変異株に対しほぼ無効という実験結果を発表していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■リジェネロン・ファーマシューティカルズは米国の大手バイオ医薬品会社。主にがん、眼病、炎症に対する治療薬の開発、製造、販売に従事。主要な製品は加齢黄斑変性症と網膜中心静脈閉塞の黄斑浮腫治療薬「EYLEA」、転移性結腸直腸がん治療薬「ZALTRAP」、抗炎症剤「ARCALYST」など。本社はニューヨーク州。*13
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナ(COVID-19)抗体薬・ワクチン銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
アドビ【ADBE】
アドビ株急落、第1四半期と通期の売上高見通しが市場予想下回る
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- ソフトウエアメーカーの米アドビが示した2021年12月-22年2月(第1四半期)および22年通期の売上高見通しはアナリスト予想に届かなかった。
- これを受けて、同社の株価は一時10%急落した。
- 16日の同社発表によると、第1四半期の売上高は約42億3000万ドル(約4810億円)に達する見通し。
- ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は43億6000万ドルだった。一部項目を除いたベースの利益は1株当たり最大で3.35ドルになるもよう。
- アナリスト予想平均は3.40ドル。
- 通期の売上高は179億ドル、利益は1株当たり13.70ドルに達する見込み。
- 市場予想は売上高が182億ドル、利益は14.20ドルだった。
- アドビは同社の予想について、ドル高などを考慮に入れたと説明した。
- 同社は長きにわたりプロ向けのウェブデザインソフトウエア市場を独占してきたが、グラフィックスや動画作成を容易にするツールの提供で一般ユーザーの取り込みを狙う中、競争激化に直面している。
- 16日の米株式市場で、アドビの株価は一時10%安の567.13ドル。
- 年初から前日終値までに約26%上昇していた。
- 21年9-11月(第4四半期)の売上高は20%増の41億1000万ドル、一部項目を除く1株利益は3.20ドルで、いずれもアナリスト予想平均を上回った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アドビは米国の画像編集ソフトウエア企業。画像や文書編集、PDFファイル閲覧「Acrobat Reader」、PDFファイル作成、コンテンツ・アプリの制作・配信、ドキュメント・コラボレーション、印刷物デザイン、映像編集・制作などを支援するツールを提供。製品は卸売・小売業者、OEM、ウェブサイトを通じて販売。本社はカリフォルニア州サンノゼ。*14
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
レナー【LEN】
レナーが決算受け下落 ただ、アナリストからは好評価も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 住宅建設のレナーが下落。
- 前日引け後に9-11月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、第1四半期の見通しも新規受注、出荷、住宅粗利益率とも予想を下回った。
- ただ、アナリストからは全般的には良好な決算との評価も聞かれる。
- 特に2022年通期のガイダンスは全体的に優れていたという。
- 主に利益がポジティブで粗利益、販管費はそれぞれコンセンサスよりも0.3%ポイント優れているという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■レナーは大手の住宅建築業者。住宅建設事業は一戸建て住宅、連棟式住宅を「レナー」のブランド名で建設、販売するほか、宅地の仕入れ、開発、販売を行う。フロリダ、カリフォルニア、テキサス、ニュージャージー、メリーランド、バージニア、アリゾナ、コロラドなどで事業を展開。住宅購入者に住宅ローンを提供するほか、権原保険と住宅購入契約手続きを手掛ける。*15
- S&P500構成銘柄
アクセンチュア【ACN】
アクセンチュアが決算受け上昇 通期見通しを上方修正
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- コンサルディングのアクセンチュアが上昇。
- 取引開始前に9-11月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ブッキングも予想を上回った。
- ガイダンスも公表しており、22年度の通期見通しを上方修正した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アクセンチュアはアイルランドの経営コンサルティング企業。各業界に特化した経営コンサルティング、技術サービス、アウトソーシングサービスを世界中で展開。経営コンサルティングサービスは顧客管理、財務・経営、リスク管理、戦略、人材管理の分野にわたる。技術サービスにはITインフラ構築、セキュリティー、アプリケーション導入など。本社はダブリン。*16
まとめ
- 【主要指数】主要指数は揃って下落も中身は全く違っており、ハイテク銘柄を中心に売られNASDAQは大幅に下落しています。S&P500の中でも上昇したいた銘柄のほうが多かったのですが、特に高配当銘柄や素材銘柄の上昇が目立ち金利上昇に耐えうるような銘柄が強かったです。ハイテクは決算があったアドビが大幅にげらくしているなど大型のテック企業が大きく売られています。
- 【小型株】小型銘柄も売られており、ラッセル2000は-1.95%と下落しています。
- 【個人成績】1.67%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇した銘柄はハイテクを除き、金や金鉱株が上がりリスクオフ銘柄が上がっています。またオールドエコノミー銘柄が上がっています。素材、金融、公益、生活必需品、不動産、エネルギー、ヘルスケアなどが上がっています。下落セクターとしてハイテクが完全に売られています、また半導体やフィンテックも売却傾向が強かったです。また航空や旅行関連もオミクロンの影響で下落しています。クリエネや通信、資本財も下落です。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:武田薬品工業ADR(Takeda Pharmaceutical Company Limited ADR)【TAK】の株価・基本情報|米国株|株探(かぶたん) - 株探より
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより