米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
主要3指数が続落しており、生産者物価指数(PPI)の結果を受けてハイテクを中心に下落しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要3指数は続落となりハイテク株を中心に市場は冷え切っていました。生産者物価指数(PPI)の発表があり、市場予想を大きく上回り警戒感が示されています。今回の結果により、テーパリングの終了時期が前倒しサれるのではないかと予想が高まりました。セールスフォースやマイクロソフトは-3%以上下落しています。
- 【小型株】小型株のラッセルは寄り付きでは調子良かったのですが、終わってみれば-0.93%と下落しています。
- 【個人成績】-2.93%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利は若干の上昇になっています。
- 【セクター】ほぼすべてのセクターが下落している中、若干の上昇を見せたのは金利の上昇もあった金融セクターで0.55%上がっています。ほとんどが下落しているセクターの中でもクリエネ、サイバーセキュリティ、クラウド、フィンテック銘柄などのハイテク関連が大きく下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的には微減といったところで、8銘柄が下落したも下落幅が小さく、一番下落したのがアルファベットの-1.32%でした。また上昇したのはアリババが3.5%と大きく上がっており、またエヌビディア0.62%と寄り付きでは下落していたのにも関わらず引け前に一気に買われています。
- 【予定】今晩、FOMCがあるので株価の大きな変動に注意しましょう。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月14日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
- ラルフローレン【RL】
- 3M(スリーエム)【MMM】
- アルコア【AA】
- ペロトン・インタラクティブ【PTON】
- ファイザー【PFE】
- ジョンソン&ジョンソン【JNJ】
- イーライリリー【LLY】
- リジェネロン・ファーマシューティカルズ【REGN】
- トヨタ自動車【TM】
- ボーイング【BA】
- ロビンフッド・マーケッツ【HOOD】
- アメリカン航空【AAL】
- ウェイボー(新浪微博)【WB】
- モデルナ【MRNA】
- インテル【INTC】
- マクドナルド【MCD】
- ナイキ【NKE】
- マイクロソフト【MSFT】
- ビヨンドミート【BYND】
- デル・テクノロジーズ【DELL】
- アドビ【ADBE】
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月14日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、全体的に下がってるけどFOMC前ということもあるし、またオミクロン株で不安定になってるんだね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-2.93%
いやぁ・・・今月は本当に厳しい。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
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毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
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気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
生産者物価指数(PPI)
米生産者物価指数、11月は前年比で過去最大の伸び-予想上回る
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 11月の米生産者物価指数(PPI)は前年比で10%近く上昇し、過去最大の伸びを記録した。
- インフレ圧力をもたらしている一連の状況は、2022年に入ってもしばらく続く見通しだ。輸送網のボトルネックや堅調な需要、労働力の制約といった状況の中、原材料価格は今年に入り急速に上昇している。
- 多くの事業者はそうしたコスト上昇分を値上げの形で消費者に転嫁しており、直近のデータは消費者物価が向こう数カ月に一段と上昇することを示唆している。
- 食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.7%上昇。前年同月比では6.9%上昇と、過去最大の伸びとなった。
- 最も変動の大きい要素を取り除いていることから、一部のエコノミストはこの指標を重視している。
- 11月は財の価格が前月比1.2%上昇。鉄・くず鉄、ガソリン、果物、野菜など幅広く値上がりした。
- サービス価格は前月比0.7%上昇。投資ポートフォリオ管理のコスト上昇も反映された。
- 中間財は前月比1.5%上昇。前年比では26.5%上昇し、伸びは1974年以来の大きさとなった。
アメリカ・CPI 消費者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 労働省が発表する生産者物価指数(PPI)は、国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標です。
- PPIは製造段階別(原材料、中間財、最終財)や品目別、産業別などで分類されてます。
- PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向と見ることができます。
- PPIの変動は連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を推測する手がかりとなります。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈ます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的にさがっていますが、グロースの下げが目立つね。
Microsoftがここまで下がるのも珍しいけど目立つよね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
アリババが好調なのはよかったね、あとはトヨタがEVを発表してるし伸びてるね。
中国は全体的には下がってるね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
ほぼすべてのセクターが下落している中、若干の上昇を見せたのは金利の上昇もあった金融セクターで0.55%上がっています。
下落したセクター
ほとんどが下落しているセクターの中でもクリエネ、サイバーセキュリティ、クラウド、フィンテック銘柄などのハイテク関連が大きく下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
アリババが調子良かったね、このまま前の水準まで戻ってくれませんか?!
これと言ってないんだけど全体的に厳しいってだけだね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、米国内の全店舗で再びマスク着用義務付け-収容能力制限へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは新型コロナウイルス感染の再拡大と新たなオミクロン変異株の出現に対応し、米国内の全ての小売店で再びマスク着用を義務化するとともに、先を見越して店舗の収容能力を制限する。
- 同社は14日の発表資料で「顧客と従業員の健康を支える」ために米国内の約半数の店舗で廃止していた買い物客のマスク着用義務を導入すると説明。
- 「多くの地域社会で感染者が増加する中、来店時には当社のチームメンバーと共に顧客にマスク着用を求める」とした。
- 今回の方針転換はアップルの小売りビジネス正常化の課題を鮮明にした。同社は今四半期の売上高が過去最高に上ると見込んでおり、アナリストらは約1180億ドル(約13兆4200億円)の売上高を予想しているが、感染再拡大が「一年で一番店舗が忙しい時期」と重なった。
- 同社は昨年の新型コロナのパンデミック(世界的大流行)初期に小売店を再開した際、店舗の収容能力を制限していたが、2021年になって感染者数が減少し、ワクチン接種が広く可能になったのを受け、緩和していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
米竜巻のアマゾン配送倉庫崩落と従業員死亡、連邦・州当局が調査
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- 米中西部や南部で10日から11日にかけて発生した竜巻で、イリノイ州のアマゾン・ドット・コムの配送用倉庫崩落と従業員の犠牲が出た問題を巡り、安全面に問題がなかったかを含め、発生時の状況を連邦政府当局が調査している。
- 労働省幹部のスコット・アレン氏がロイターに13日明らかにした。警察発表によると、同州エドワーズビルのアマゾン倉庫では6人の死亡が確認された。国立気象局(NWS)によると、この地域に竜巻が襲来したのは10日中部時間午後8時半ごろ。アマゾン倉庫を襲ったころに勢力が急速に発達していた。
- 最大風力は時速241キロに達していたとみられている。アマゾンによると、同地域に竜巻警報が出たのが午後8時06分と8時16分の間で、竜巻が倉庫を直撃したのが8時27分という。
- アレン氏は労働省労働安全衛生局(OSHA)が今後、半年かけて調査し、職場の安全性などの規則に違反していた場合は召喚状や制裁金処分提案に動くと述べた。法令順守担当者が11日以降、現地入りしているという。
- アマゾンの広報担当者は調査への協力を表明。
- 「OSHAは職場の被災状況をすべて調査中で、われわれは彼らを支援している」と述べた。イリノイ州のプリツカー知事も記者会見で、崩壊前のアマゾン倉庫の状況を州当局が調べていることを確認し、倉庫に構造的な欠陥がなかったかや、竜巻の具体的な経路と建物崩壊との関係などを調査項目に挙げた。
- ロイターが幾人かの倉庫従業員から話を聞いたところでは、竜巻警報を携帯電話が受け取った後に、現場の複数の管理職からトイレに逃げるよう指示された。従業員1人によると、少なくとも同僚1人がそのトイレの場所で死亡した。
- 一部の従業員は、会社が仕事中の携帯電話所持を禁じていると話した上で、この指示を知っていたが携帯電話を手放さないでいたと明かした。
- 一方でアマゾンは、従業員が避難するよう指示されたのはトイレの1つに近い組み立てエリアだったとした上で、正社員や契約労働者の携帯電話所持を禁じる社則や契約条項はないとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
メタ・プラットフォームズ(フェイスブック【FB】)
米メタ、米地銀「メタ」の商標権取得
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- 米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は、米地銀メタ・フィナンシャル・グループの全世界での商標権を関連会社を通じて取得したことを明らかにした。
- メタ・フィナンシャルは13日付の当局への届け出で、同社の企業名などの商標権が6000万ドルの現金で米デラウェア州の企業「ベージュ・キー」によって買収されたと明らかにしていた。
- メタ・プラットフォームズの広報担当者は「ベージュ・キーは当社の関連会社で、当社が当該の商標権を取得した」と説明。
- メタ・フィナンシャルの広報担当者もプラットフォームズが関与していると確認した。
- メタ・プラットフォームズは10月にフェイスブックから社名を変更した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、暗号資産ドージコインでの支払い受け入れへ=マスク氏
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- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は14日、テスラは暗号資産(仮想通貨)ドージコインによる支払いを試験的に受け入れると述べた。
- これを受け、ドージコインは24%上昇した。
- ツイッターに「テスラは一部製品についてドージコインで購入できるようにする」と投稿。
- ただ、どの製品がドージコインで購入可能なのかは言及しなかった。投稿を受け、ドージコインは一時0.20ドルに急騰。
- コインベースのデータによると、マスク氏の暗号資産に関するツイートによりドージコインは過去1年間で5859%上昇している。
マスク氏、テスラ株9億ドル分売却 購入オプションも行使
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- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がテスラの株式93万4091株(9億0650万ドル相当)を新たに売却したことが、13日付けの当局への報告で分かった。
- 213万株を購入するオプションも行使したという。
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■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*11
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
ウーバー、中国滴滴など非戦略的株式の売却検討=CEO
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- 米配車大手ウーバー・テクノロジーズのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は14日、戦略的ではないとみられる他社への投資を見直し、保有している中国配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)などの株式の売却を検討していると述べた。
- UBSのアナリストとのオンライン上での談話で、ウーバーが出資している企業の多くが最近上場し、まだロックアップ期間中だが、滴滴を含む多くの株式の売却を検討していると指摘。
- 一部の株式は戦略的理由から保有し続けるものの、「滴滴の株式保有は戦略的なものではないと考えている。滴滴は競合企業であるほか、中国は透明性が非常に低く、事業環境はかなり困難だ」とした。一方で株式売却を急いでおらず、戦略的ではない株式は「時間をかけて賢く現金化することを検討している」と語った。
- ウーバーはインドの料理宅配大手ゾマト、東南アジアの配車最大手グラブなどにも出資している。
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■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*12
ラルフローレン【RL】
ラルフローレンが続落 アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ
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- アパレルのラルフローレンが続落。
- アナリストが投資判断を従来の「買い」から「売り」に2段階引き下げた。
- 目標株価は110ドルとしている。
- 来年は厳しい状況に直面すると指摘。来年はコスト上昇に直面し、売上高の伸びも横ばいになり、利益が圧迫される可能性があるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ラルフローレンは衣料品メーカー。高級衣料、アクセサリー、香水、インテリア用品などのデザイン、販売、流通を行う。米国内外の中・高級百貨店、専門店、ゴルフ店に卸売りを行うほか、直営店舗にて小売販売を行う。さらに、オンライン販売を手掛ける。主要ブランドは「ポロ・ラルフローレン」、「チャップス」、「ラグビー」、「クラブ・モナコ」など。*13
- S&P500構成銘柄
3M(スリーエム)【MMM】
3Mが食品安全部門をスピンオフし、ネオゲンと統合
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- 食品安全検査用品を手掛けるネオゲンが上昇。
- 3Mが食品安全部門をスピンオフし、ネオゲンと統合する。
- 合併後の新会社を約93億ドルで評価することでも合意した。税務上優遇されるリバース・モリス・トラストを使い、ネオゲンの株主は新会社の49.9%を所有し、3Mの株主が約50.1%を所有する。
- 3Mの幹部はポストイットからN95呼吸器、スマホのタッチスクリーン、工業用接着剤に至るまで、あらゆる事業ポートフォリオを管理するための積極的なアプローチである点を強調した。
- 親会社が売却しようとする子会社の株式を親会社の株主に分配することで税務上のメリットを受けるM&Aの手法の一つ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スリーエムは米国の化学・電気素材メーカー。産業、生活、ヘルスケア分野で事業を展開する。産業・交通部門の主要製品はビニール、ポリエステル、フィルム製品など。ヘルスケア部門の主要製品は医療用テープ、創縫合製品など。オフィス・家庭向け製品は「スコッチ」粘着テープ、「ポスト・イット」粘着ふせん、ディスプレイ用資材などを展開。本社はミネソタ州。*14
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
アルコア【AA】
アルコアが上昇 S&P中型株400指数の算出銘柄に採用
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- アルミ生産のアルコアが上昇。
- S&Pダウジョーンズ・インディシズが同社をS&P中型株400指数の算出銘柄に採用すると発表した。
- 12月20日の取引開始前に組み入れる。
- 同社はまた、2015年以降、操業停止状態にあるワシントン州ウェナチーのアルミニウム精錬所を廃止すると発表した。
- リストラおよび関連費用として第4四半期に約7500万ドルを計上する。
- そのほか、移転に関連して今後7年間で約6000万ドルの現金支出が見込まれるという。
- 今回の決定により同社の世界全体の精錬能力は280万メトリックトンになるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルコアはアルミニウム、アルミ加工品、アルミナの米国大手メーカー。精密鋳造、航空・工業用ファスナーなどの非アルミニウム製品も扱う。製品は航空機、自動車、輸送機器、包装材、建材、石油・ガス、防衛、産業市場で使用される。また航空・宇宙、自動車、建築、発電市場向けにチタン、アルミニウムなどを扱う。世界31カ国で事業を展開。*15
ペロトン・インタラクティブ【PTON】
ペロトン、SATC続編シーンにパロディーで反撃 株価反発
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米フィットネス機器販売のペロトン・インタラクティブは13日、17年ぶりに復活した人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」内で、同社製品が登場人物の死につながったように使用されたことを受け、パロディー広告で反撃した。
- 新シリーズ第1話の放映後、10日の取引で同社株は5%超下落。13日は反発して約2.5%高だった。
- 問題のシーンは主人公キャリーの夫がペロトンのバイククラス参加後に心臓発作に襲われるというもの。ペロトンは12日、これに対抗してパロディーCMをユーチューブに公開。
- 夫を演じた俳優クリス・ノースがソファーでくつろぎながら、ドラマにも登場する実在のペロトンインストラクターに「もう一回乗るかい?人生は短いんだから」と語りかけるもの。
- ペロトンは11月4日、生活習慣が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に戻りつつあり、エクササイズバイクとトレッドミルの需要が予想より鈍化していると発表。それ以降、株価は50%以上下落している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペロトン・インタラクティブは米国のフィットネスサービス企業。トレッドミル、フィットネスバイクなどのフィットネス関連機器の開発・販売に従事。また、オリジナルエクササイズ動画や音楽のコンテンツ制作・配信、ライブ・イベントのストリーミング配信を通して顧客が自宅で本格的なトレーニングを行える環境作りを提案。本社所在地はニューヨーク。*16
- NASDAQ100構成銘柄
ファイザー【PFE】
ファイザーのコロナ飲み薬、入院・死亡リスク約9割減 最終分析
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- 米ファイザーは14日、開発中の新型コロナウイルス傾向治療薬「パクスロビド」について、重症化リスクのある患者の入院や死亡の予防で約90%有効であることを示す最終分析を発表した。
- さらに、急速に感染が拡大しているオミクロン変異株に対しても有効である可能性が示されたと明らかにした。
- 先月に公表した入院と死亡のリスクが89%低下したとする臨床試験(治験)での中間結果を裏付ける内容となった。
- 最終分析によると、約2200人の成人を対象とした実験で、パクスロビドを投与されたグループで死者は出なかった一方、プラセボ(偽薬)を投与されたグループでは12人が死亡した。
- また、標準リスクの成人を含む小規模な臨床試験の初期データからは、入院リスクが約70%低下したことも分かった。
- ファイザーのドルステン最高科学責任者は、米食品医薬品局(FDA)のほか、欧州や英国の規制当局とも規制上の対話が進んでいるとし、リスクの高い人への使用について近く認可が下りるという見通しを示した。
ファイザーのコロナ経口薬、重症化89%防ぐ効果-軽症は追加研究必要
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- 米ファイザーは14日、同社が開発中の新型コロナウイルス感染症(COVID19)経口薬「パクスロビト」について、入院が必要になるほどの重症化を防ぐにはかなり効果があるが、ワクチン接種後のブレークスルー感染に関係することが多いより軽度の症状を消すにはそれほど有効でないことが、二つの研究報告で示されたと発表した。
- 同社の資料によれば、パクスロビトはコロナの合併症を起こす標準リスクのある成人673人を対象に実施したところ、自覚症状を減らす主要目的を達成できなかった。ただ、このグループでは入院が70%減る傾向が見られたという。
- 別の研究では、発症から3日以内にパクスロビトを使用した場合、高リスクのワクチン未接種患者の入院をなお89%防ぐ効果が確認された。
- ファイザーは、より少数の患者から得られた分析結果を確認するものだとしている。今回の結果は、重症化リスクのあるコロナ患者にとって、パクスロビトが標準的治療法になる可能性が引き続き高いことを示唆する。
- その一方で、軽症患者を巡るまちまちの成果を見る限り、命を脅かすほどではないが感染に苦しむワクチン接種後の患者が頼れる選択肢となるには、さらなる研究が必要になりそうだ。
- ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は資料で、パクスロビトが「世界中で患者の命を救う可能性が裏付けられた」と指摘。
- 許認可が行われれば、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)沈静化に寄与する「極めて重要な手段になる可能性がある」とコメントした。
ファイザー、バイオ医薬品アリーナ買収へ 現金67億ドル
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- 米ファイザー社は13日、米バイオ医薬品アリーナ・ファーマシューティカルズを現金67億ドルで買収すると発表した。
- 買収提示額は1株当たり100ドル。
- アリーナ株式は寄り前の取引で92%上昇の95.90ドルとなった。
- ファイザー幹部は「アリーナ買収案は当社の炎症・免疫分野における能力と専門性を補完する」とした。買収は2022年上半期に完了する予定。
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■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*17
- S&P500構成銘柄
ジョンソン&ジョンソン【JNJ】
ファイザーとJ&Jワクチン、オミクロン感染の入院防止に効果
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- 米ファイザーと独ビオンテック、または米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した新型コロナウイルスワクチンの接種はそれぞれ、オミクロン変異株の感染による重症化を防いでいる様子だ。
- 南アフリカ共和国の調査が示した。
- ファイザー・ビオンテックのワクチン2回接種では、オミクロン感染による入院を70%防げる可能性がある。
- 南アの医療保険大手ディスカバリー・ヘルスが14日明らかにした。
- この効果は全ての年齢層で、さまざまな慢性的な疾患があっても維持されると、ディスカバリーのライアン・ノーチ最高経営責任者(CEO)が記者会見で説明した。オミクロン株の有症状感染を防ぐ効果は33%だという。
- ディスカバリーは南アで11月15日から12月7日まで、オミクロン株感染で新型コロナ陽性と判定された約7万8000人などを対象に病状やワクチン接種記録、病理検査の結果を調査した。
- ノーチ氏によると、オミクロン株は再感染のリスクが比較的高いものの、南アで昨年半ばに発生した感染拡大の第1波と比べると、一般の成人人口全体にとって入院に至るリスクは29%低い。
- とはいえ、重症化のリスクがオミクロン株は比較的低いとしても、感染者の急増が「医療機関を甚だしくひっ迫」させる恐れがあるとノーチ氏は指摘した。
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■ジョンソン&ジョンソンは米国の医療・ヘルスケア企業。事業部門は消費者関連、医薬品、医療機器・診断で構成される。主に目薬、鎮痛剤、胃腸薬などの一般用医薬品や栄養補助食品、抗感染、精神疾患、心循環器疾患などの治療薬を製造・販売する。また臨床検査機器や診断薬を扱う。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニュージャージー州。*18
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
イーライリリー【LLY】
イーライリリーとリジェネロンの抗体療法、新変異株に無効=研究
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- 米イーライリリーと米リジェネロン・ファーマシューティカルズがそれぞれ開発した新型コロナウイルス抗体カクテル療法が、オミクロン変異株に対し有効性をほぼ失うことがドイツの研究チームの実験で判明した。
- 一方、英グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ウィル・バイオテクノロジーの抗体カクテル療法はオミクロン株に対しても効果があった。研究はケルンとベルリンに本拠を置く研究者が実施。
- 14日にオンラインで発表された文書で「いくつかのモノクローナル抗体の中和能力はオミクロン株により著しい影響を受けた。同変異株による新型コロナ感染症の治療法としての選択肢が限定される」とした。
- この研究結果は、医学誌への掲載に必要な査読(ピアレビュー)を受けていない。
- イーライリリーは、オミクロン株に対する有効性について独自の調査を実施しているとし、結果が判明し次第公表するとした。
- リジェネロンからはコメントは得られていない。ただ同社は11月30日、実験室レベルの調査とコンピューターによる解析に基づき、オミクロン株に対する有効性は低下するとの見方を示していた。GSKとウィルは、オミクロン株の全ての変異部分を反映するウイルスを使った実験で有効性が確かめられたとしていた。
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■イーライ・リリーは米国の製薬会社。主にヒトと動物用医薬品の開発・製造・販売に従事する。同社ヒト医薬品は糖尿病などの内分泌系、神経系、心臓血管系の疾患やがんに対する治療薬を含み、インスリン製剤「Humalog」が主力。動物用医薬品はエランコ・アニマル・ヘルスにおいて、牛・豚・鶏向けの抗生物質やペット用医薬品を扱う。本社所在地はインディアナポリス。*19
- S&P500構成銘柄
- ヘルスケア関連銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
リジェネロン・ファーマシューティカルズ【REGN】
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■リジェネロン・ファーマシューティカルズは米国の大手バイオ医薬品会社。主にがん、眼病、炎症に対する治療薬の開発、製造、販売に従事。主要な製品は加齢黄斑変性症と網膜中心静脈閉塞の黄斑浮腫治療薬「EYLEA」、転移性結腸直腸がん治療薬「ZALTRAP」、抗炎症剤「ARCALYST」など。本社はニューヨーク州。*20
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナ(COVID-19)抗体薬・ワクチン銘柄
トヨタ自動車【TM】
トヨタ、30年のEV世界販売350万台に 30車種投入・4兆円投資
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- トヨタ自動車は14日、2030年までに電気自動車(EV)の世界販売台数を350万台とする目標を掲げた。
- 従来はEVと燃料電池車(FCV)を合わせて計200万台としていた。同年までにEV30車種を投入する計画で、25年までに15車種を投入するとしていた従来の計画から倍増させる。
- EVの目標を明確にして強化する姿勢を打ち出すことで、EVに舵を切っている欧州メーカーなど海外勢に対抗する。
- 同社は30年までの9年間でハイブリッド車(HV)・FCV・プラグインハイブリッド車(PHV)の研究開発・設備に対して計4兆円を投資する。
- EVに対しても同額の4兆円を投じ、このうち2兆円を車載電池に振り向ける。
- 従来は車載電池に1.5兆円を投資する計画だった。30年時点での電池の生産能力は280GWh程度を想定する。
- 2025年をめどに各国の販売店に急速充電器も設置する方針だ。高級車ブランド「レクサス」については、EV中心のブランドへ進化させると表明した。
- レクサスのEVを30年までに欧州・北米・中国へ投入し、100万台の販売を計画。35年にはレクサスの世界販売すべてをEVにすることを目指す。
- 各国政府が地球温暖化対策で規制を強め、欧米・中国勢が脱炭素車としてEVに注力する中、トヨタはEVだけでなくHVやFCVなどにも力を入れる全方位戦略をとっている。
- ガソリンの代わりに水素を燃料に使う水素エンジン車の開発にも取り組んでいる。このため、トヨタは特に海外勢からEVに慎重とみられていた。
- 豊田章男社長は同日のEV戦略説明会で、トヨタのEV販売目標は中国勢などの自動車メーカー1社の生産台数に匹敵する規模感だと指摘、「とてつもない規模の数ということを認識いただきたい」と強調した。
- トヨタの年間世界販売1000万台規模からするとEVの割合は低く映るかもしれないが、「車は1台1台使われる。絶対台数でご評価いただきたい」と述べ、「これでもEVに前向きではない会社といわれるなら、どうすれば前向きな会社と評価していただけるのかを教えていただきたい」と語った。
- 年間販売台数でトヨタと首位を争う独フォルクスワーゲンは30年に世界販売の5割をEVとする目標を掲げている。
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■トヨタ自動車(トヨタ)は、自動車業界に於ける事業を展開。 会社はまた、金融およびその他の業界で事業も行う。 トヨタはおよそ190の国と地域で車両を販売。 トヨタの自動車市場は、日本、北米、欧州、アジア。
ボーイング【BA】
米FAAはボーイング監督体制改善を、上院委が報告書
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- 米上院商業科学運輸委員会は13日、航空分野の安全性に関する報告書を公表し、米連邦航空局(FAA)は航空機大手ボーイングの監督体制や新型機の認証手続きを改善する必要があると指摘した。
- 97ページにわたる報告書では、ボーイング「737MAX」の2度の墜落事故を受けて浮上した懸念などを取り上げている。
- FAAが徐々にボーイングなどに権限を委譲してきたとし、「(機体)認証手続きに対するFAAの監督機能は低下した」と指摘した。
- また、FAAのボーイング監督部門は「慢性的に人材が不足」しており、過度な逼迫に対応するため速やかに措置を講じる必要があるとした。
- ボーイングは報告書を精査中とした上で、今回提起された問題の多くは既に公表されており、FAAの監督の下で解決に取り組んでいると述べた。
- 商業委員会のカントウェル委員長はFAAのディクソン局長への書簡で、業界関係者が提起した懸念事項を精査し、航空業界の安全性向上に必要な見直しを行うよう求めた。
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■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*21
ロビンフッド・マーケッツ【HOOD】
ロビンフッド、仮想通貨のギフト機能追加を計画か-コード発見
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- 株式取引アプリ運営の米ロビンフッド・マーケッツは暗号資産(仮想通貨)をユーザー間でギフトとして送ることのできる新機能の追加に取り組んでいる。
- 同社の「iPhone(アイフォーン)」アプリのベータ版で発見されたコードが示した。このコードを見ると、新機能ではデジタル・ギフトカードを通じで仮想通貨を180字以内のメッセージ付きで送れるようになる。
- 送り手は、ギフトの受け取り前であればいつでも取り消し可能だ。この隠れたコードは、アプリ開発者のスティーブ・モーザー氏がアプリのベータ版で見つけ、ブルームバーグ・ニュースと情報を共有した。
- 消費者はこの機能をまだ利用できない。ロビンフッドの広報担当者ウィル・マコーミック氏はコメントを控えた。
- ロビンフッドがこの機能を利用できるようにするのはいつになりそうかは不明だが、仮想通貨ウォレットなど過去にコードが発見されたケースでは、新機能が後日、導入された。
- ギフト機能が追加されれば、仮想通貨に関する同社の取り組み拡大を示すものとなる。
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■ロビンフッド・マーケッツは米国のフィンテック・証券取引アプリ運営企業。主に若者を中心とした個人投資家に、簡易なプラットフォーム上で売買手数料無料の証券、オプション、仮想通貨などの取引サービスを提供する。同社の収入源は信用取引の金利収入、超高速取引業者からのリベート、プレミアム会員からの手数料である。本社所在地はカリフォルニア州メンローパーク。*22
アメリカン航空【AAL】
アメリカン航空とジェットブルーの提携、司法省が訴訟継続を要求
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- 米司法省は13日、アメリカン航空とジェットブルー・エアウェイズの提携「ノースイースト・アライアンス」を巡る反トラスト法訴訟について、両社は訴えを退けるよう求めているが、裁判所は訴訟を継続すべきだと主張した。
- 司法省と6州は9月、両社の提携が米北東部の空港発着路線の運賃上昇につながるとして、提携の解消を求める訴訟を起こした。
- 同省は13日、裁判所に提出した文書で「合併では容認されないことを合弁事業を通じて成し遂げようとしている」と主張。
- 両社の提携で「消費者が何億ドルもの負担を強いられる」とし「両社が主張するメリットでは、こうしたデメリットを正当化できない」との認識を示した。
- 両社のコメントは取れていない。
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■アメリカン航空グループは米国の大手航空会社。持株会社制で、子会社アメリカン航空を通じて旅客事業と貨物事業をグローバルに展開する。ハブ空港をダラス/フォートワース、ニューヨークJFK、シカゴ、マイアミに構える。地域間航空会社のエンボイ・エビエーション、ピードモント航空、PSA航空をネットワークの傘下に持つ。本社はテキサス州フォートワース。*23
- S&P500構成銘柄
- 航空株ETF【JETS】
ウェイボー(新浪微博)【WB】
中国当局、ウェイボに罰金300万元 違法情報巡り
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- 中国サイバースペース管理局(CAC)は14日、中国版ツイッターと呼ばれる短文投稿サイト運営の微博(ウェイボ)が違法情報を繰り返し掲載したとして、300万元(47万ドル)の罰金を科したと明らかにした。
- CACによると、ウェイボは未成年の保護に関するサーバーセキュリティー法など複数の法律に抵触した。
- 詳しい説明はなかった。
- また、北京市のサイバースペース管理当局が11月までの1年間にウェイボに対し、計1430万元の罰金44件を科したと明らかにした。ウェイボには「早期の是正と関係がある責任者の厳格な処分」を指示したという。
- 同社は文書で、CACの批判を「誠実に受け入れる」と表明。罰金に対応して作業部会を設置したと説明した。規制当局はIT企業への取り締まりを強化し、罰金を相次ぎ科している。
- ニュースサイトやオンラインプラットフォームについて新たなガイドラインも出した。当局は「文明化」したインターネットを推進する考えをこれまでに示している。
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■ウェイボーは、中国の持株会社。中国国内のポータルサイト「新浪」が運営する。マイクロ・ブログ・サービス(中国版ツイッター)。読み方はウェイボー。投稿へのコメント、ボイスメール、動画のアップロードなど、本家ツイッターよりも長時間使えるような仕組みになっている。ユーザーをフォローし掲示しながら、コメントを追加することができる。*24
モデルナ【MRNA】
モデルナ、豪州にmRNAワクチン工場建設へ
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- 米バイオ製薬会社モデルナは豪ビクトリア州にメッセンジャーRNA(mRNA)技術を用いたワクチンの工場を建設する。
- モリソン豪首相によると、2024年に稼働し、年間最大1億回分を生産する見通し。モリソン首相は新工場の投資額に言及しなかったが、オーストラリアのメディアは約20億豪ドル(14億3000万米ドル)に達する可能性があると報じた。
- モデルナは10月に最大5億ドルを投じてアフリカで新型コロナウイルスワクチンを含むmRNAワクチンを生産する工場を建設すると発表していたが、用地選定にまだ着手していないと明らかにしている。
- モデルナとファイザーがそれぞれ開発したコロナワクチンはどちらもmRNA技術を用いており、他の呼吸器系の感染症やインフルエンザのワクチンにも同技術は活用できる。
- ビクトリア州のメルリノ首相代理はモデルナの新工場によって将来的な感染症のパンデミック(世界的大流行)への備えが強化され、現地生産によって世界のサプライチェーンの問題が回避できるようになると述べた。
- 同州に隣接するニューサウスウェールズ(NSW)州で14日に報告された新型コロナ新規感染者は804人と、10月初旬にロックダウン(都市封鎖)が解除されて以降の最多に上った。
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■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*25
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
インテル【INTC】
インテル、処理能力を機器間で融通するソフト開発 メタバース視野
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- 米インテルの幹部は、共有された仮想環境を意味する「メタバース」の領域に参入する戦略を初めて公表し、ラップトップ使用時に他の機器に搭載された半導体の処理能力を融通するソフトウエアの開発に取り組んでいると明らかにした。
- メタバースでは膨大な処理能力が要求されることになり、仮想現実(VR)の構築で使われる半導体やソフトを手掛けるエヌビディアやVRヘッドセット向け半導体を製造するクアルコムがこのところ投資家の注目を集めている。
- インテルのアクセラレーテッド・コンピューティングシステム/グラフィクス・グループの責任者、ラジャ・コドゥリ氏は13日に開かれたメタバース技術に関する会議に参加後、記者会見で、インテルがメタバース分野で最初に手掛ける技術は、使用されていない処理能力を活用できるようにするソフトだと説明。
- 例えば、ラップトップでグラフィックを多用するゲームで遊べば半導体への負荷が重くなるが、家の中に使用されていないゲーミングPCがあれば、ソフトがPCの使われていない処理能力を検知し、家庭内のネットワーク経由でラップトップにその能力を振り向けるという。
- 競合社の半導体と互換性のあるソフトを提供すると説明した。
インテルがマレーシアに大型投資、半導体製造能力引き上げへ
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- 米インテルはマレーシアでの半導体パッケージング新工場建設に300億リンギット(約8000億円)を投資する。
- 根強い半導体供給不足の問題に、アジアでの大型投資で対応する。マレーシア投資開発庁(MIDA)は13日配布の報道機関向け招待状で、インテルがこの投資でペナン州での先端半導体パッケージング能力引き上げを目指すと明らかにした。
- それによれば、インテルはアズミン・アリ国際貿易・産業相と同庁のアルハム・アブドゥル・ラーマン最高経営責任者(CEO)が同席する15日の記者会見で、マレーシアでの計画の詳細を示す。
- 記者会見はブリンケン米国務長官の初の東南アジア歴訪に合わせて開催する。
- インテルのパット・ゲルシンガーCEOは今週の台湾およびマレーシア訪問で、同社の業績改善にアジアでの製造がいかに重要であるかを説明する。
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■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*26
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
マクドナルド【MCD】
マクドナルド、25年までにイタリアで1.2万人雇用 200店舗開店
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- 米ファストフードチェーンのマクドナルドは、イタリアで2025年までに1万2000人を雇用し、200の新店舗をオープンする。
- アファリ&フィナンツァ・ラ・レプブリカが同社イタリア法人のダリオ・バローニ最高経営責任者(CEO)の発言として伝えた。
- バローニ氏は「われわれはイタリアを、世界規模で最大のポテンシャルを持つ市場の一つとみなしている」と述べ、今後4年間で同国内の店舗の数を現在の630から800に、人員を同2万5000人から4万人に増やすことを目指していると明らかにした。
- ファストフード業界は新型コロナウイルスの感染流行で世界的に深刻な打撃を受けており、ドライブスルーや持ち帰り、配達などが売り上げを支えている。
- バローニ氏によるとこれらは売り上げ全体の60%以上を占めており、2021年末時点の売上高は19年の水準を超えると予想しているという。
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■マクドナルドは米国の大手ファストフード・チェーン企業。主力のハンバーガーに加え、朝食メニュー、サラダ、コーヒーや清涼飲料、デザートなどを提供する。売上は直営店とフランチャイズ加盟店から成り、事業は米国、欧州、アジア太平洋・中東・アフリカの地域別部門で構成される。店舗数では「サブウェイ」に次ぎ世界2位。本社はイリノイ州オーク・ブロック。*27
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
ナイキ【NKE】
ナイキがメタバース分野強化、バーチャルスニーカーのRTFKT買収
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- 米スポーツ用品大手のナイキは13日、バーチャルスニーカーなど仮想空間のアイテムを創造するRTFKTの買収で合意したと発表した。
- メタバース分野への事業拡大をさらに進める。発表資料によると、2020年創業のRTFKTはスニーカーなどのデジタル商品を創造し、認証にブロックチェーン技術を用いている。金額などの条件は開示していない。
- ナイキのジョン・ドナホー最高経営責任者(CEO)は、「今回の買収はナイキのデジタル・トランスフォーメーションを加速するさらなる一歩だ」と説明。
- 「われわれの計画はRTFKTブランドに投資し、革新的で創造的なコミュニティーに仕えて成長させ、ナイキのデジタルの足跡と能力を広げることだ」とコメントした。
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■ナイキは米国の大手スポーツ用品メーカー。ランニング、バスケットボール、サッカーなど各種スポーツ向けフットウエア、スポーツウエア、スポーツ関連製品を展開。また、「コール・ハーン」、「チャック・テイラー」、「コンバース」、「ハーレー」、「アンブロ」のブランド名でフットウエア、カジュアルウエア、スポーツウエアを展開。*28
マイクロソフト【MSFT】
英競争当局、米マイクロソフトのニュアンス買収を調査
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- 英競争・市場庁(CMA)は13日、米マイクロソフトによる米ソフトウエア会社ニュアンス・コミュニケーションズ買収について、英市場の競争を阻害するかという点を調査すると発表した。
- マイクロソフトは4月に、人工知能(AI)や音声認識技術を手掛けるニュアンスを160億ドルで買収すると発表。
- ヘルスケア向けクラウドサービスを強化する狙いがある。米国とオーストラリア当局からの承認はすでに下りている。
- ロイターは先週、欧州連合(EU)の反トラスト(独占禁止)当局は同買収を無条件で承認する見通しだと報じた。
- マイクロソフトとニュアンスにコメントを求めたが、回答はまだない。
- CMAによると、利害関係者の意見を1月10日まで受け付ける。
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■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*29
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ビヨンドミート【BYND】
ビヨンドミートが上昇 アナリストが投資判断を「中立」に引き上げ
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- 植物性代替肉のビヨンドミートが上昇。
- アナリストが投資判断を「売り」から「中立」に引き上げた。
- マクドナルドでの展開に言及している。同アナリストは、現在限定的に実験販売しているマクドナルドでの代替肉バーガーの販売が、来年の第1四半期後半に全米展開されると予想している。
- 予想通りであれば想定よりも早く、それを前提に22年度の売上高見通しを従来の5.65億ドルから6億ドルに上方修正した。
- なお、目標株価についても従来の61ドルから64ドルに引き上げている。ただし、価格引き下げは依然として同社の懸念事項であるとも指摘した。
- マクドナルドはビヨンドミートとの提携の一環として、11月から植物性代替肉を使用したハンバーガー「マック・プラント」をテキサスやアイオワ、カリフォルニア州など一部の地域で実験販売している。
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■ビヨンド・ミートは米国の食品会社。菜食主義者向けに植物由来の人口肉の生産・販売を手掛ける。動物性肉の特性やたんぱく質などの栄養素を含む植物性のミートパティ、ソーセージ、粗びき肉などを開発。遺伝子組み換え作物、大豆、グルテンなどは不使用。主力商品にはハンバーガー用パティの「ビヨンド・バーガー」がある。本社所在地はカリフォルニア州エル・セグンド。*30
デル・テクノロジーズ【DELL】
デルが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ
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- デル・テクノロジーズが下落アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた
- 最近の株価上昇で割安感がなくなっている点や、在庫が2021年に50%増加しており、特にPC市場の減速に対応するため、在庫の積み増しは抑制される可能性があると指摘した。
- サプライチェーンおよびロジスティクスの問題も続くことが予想され、PC市場全体を圧迫し続けるとも指摘した。
- 市場での同社の位置と魅力的なフリーキャッシュフロー(FCF)のパフォーマンスにポジティブではあるが、リスク・プロファイルはより均衡しているという。
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■デル・テクノロジーズは米国のITソリューション持株会社。子会社を通じて、クライアント・ソリューション部門はハードウェアを中心に、モニター、プリンター、プロジェクター、コンピュータ周辺機器を取り扱う。また、ビッグデータを扱うクラウド・ソリューション部門や仮想化ソリューション部門を展開する。本社はテキサス州ラウンド・ロック。*31
- デル・テクノロジーズ【DELL】
- S&P500構成銘柄
アドビ【ADBE】
アドビが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ
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- アドビが下落。アナリストがソフトウエア株13銘柄の投資判断を引き下げており、同社もその中に含まれている。
- 投資判断を「中立」に引き下げた。
- 格下げの背景として、目標株価の上振れ余地が限定的な点、来年の金利上昇リスク、そして、DCFに基づく合理的なキャッシュフロー予想を現在の金利環境に合わせた割引率に調整し再評価した点などを理由に挙げている。
- ※DCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)
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■アドビは米国の画像編集ソフトウエア企業。画像や文書編集、PDFファイル閲覧「Acrobat Reader」、PDFファイル作成、コンテンツ・アプリの制作・配信、ドキュメント・コラボレーション、印刷物デザイン、映像編集・制作などを支援するツールを提供。製品は卸売・小売業者、OEM、ウェブサイトを通じて販売。本社はカリフォルニア州サンノゼ。*32
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要3指数は続落となりハイテク株を中心に市場は冷え切っていました。生産者物価指数(PPI)の発表があり、市場予想を大きく上回り警戒感が示されています。今回の結果により、テーパリングの終了時期が前倒しサれるのではないかと予想が高まりました。セールスフォースやマイクロソフトは-3%以上下落しています。
- 【小型株】小型株のラッセルは寄り付きでは調子良かったのですが、終わってみれば-0.93%と下落しています。
- 【個人成績】-2.93%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利は若干の上昇になっています。
- 【セクター】ほぼすべてのセクターが下落している中、若干の上昇を見せたのは金利の上昇もあった金融セクターで0.55%上がっています。ほとんどが下落しているセクターの中でもクリエネ、サイバーセキュリティ、クラウド、フィンテック銘柄などのハイテク関連が大きく下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的には微減といったところで、8銘柄が下落したも下落幅が小さく、一番下落したのがアルファベットの-1.32%でした。また上昇したのはアリババが3.5%と大きく上がっており、またエヌビディア0.62%と寄り付きでは下落していたのにも関わらず引け前に一気に買われています。
- 【予定】今晩、FOMCがあるので株価の大きな変動に注意しましょう。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより
*19:ヤフーファイナンスより
*20:ヤフーファイナンスより
*21:ヤフーファイナンスより
*22:ヤフーファイナンスより
*23:ヤフーファイナンスより
*24:ヤフーファイナンスより
*25:ヤフーファイナンスより
*26:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*27:ヤフーファイナンスより
*28:ヤフーファイナンスより
*29:ヤフーファイナンスより
*30:ヤフーファイナンスより
*31:ヤフーファイナンスより
*32:ヤフーファイナンスより