米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
主要指数は全面高となりダウ・S&P500は3日連続で最高値を更新しています。NASDAQも反発し上昇しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今日も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は全面高となりダウ・S&P500は3日連続で最高値を更新しています。NASDAQも反発し上昇しています。生産者物価指数(PPI)の発表があり市場予想を上回って株が買われました。
- 【小型株】ラッセル2000は下落しています。
- 【MyPF】若干の上昇。好決算だったパランティアが上昇し大きくポートフォリオに寄与しています。
- 【セクター】上昇したセクターをみていくと、ハイテク分野を中心にヘルスケアなども上がっています。下落したセクターは航空、金鉱株、クリエネ、半導体、旅行なども下落しています。
- 【半導体】半導体指数SOXは下がっております。特に装置系の銘柄は大幅に下落しています。
- 【FANG+】アップル、テスラは2%上昇し好調でした。アリババ、決算があったバイドゥは大きく下落しています。FANG+全体では若干のプラスとなっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- 【今日の結論】チェックポイント
- 目次:
- 2021年8月12日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- 半導体セクター
- 5G関連銘柄の様子
- ARK(アーク) ETFの騰落率
- 仮想通貨関連
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数とと私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年8月12日の主要指数と投資成績
指標と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね!
日経平均株価に入る225社に入る会社に所属しているため、一応載せています。
社会人としては米国指数よりも日経平均のほうが話題になるからね、日経平均も頭に入れといて損はないわ
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、ポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています
- うみひろ:+0.13%
全面高だけど私のポートフォリオは若干のプラスにとどまっています。前日までの投資信託が影響しています。
- 8月:+1.88%
- 年初:+20.27%
8月のポートフォリオ資産額の推移
年初来からのポートフォリオの資産額推移
浮き沈みの激しいチャートになってるわね
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
レバレッジ投資信託の結果です。
- 【現在のポートフォリオ】ホワイト企業サラリーマンの投資記録まとめ
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
生産者物価指数
生産者物価指数、7月は予想上回る伸び-インフレ圧力が継続
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 7月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びとなった。
- 商品コストの上昇と供給面でのボトルネックが影響し、企業がなおインフレ圧力にさらされていることが示唆された。
- 航空旅客サービスや宿泊サービスなどでも、マージンの拡大が示された。 財の価格は0.6%上昇(前月1.2%上昇)だった。
- エネルギーは4カ月ぶりの大幅上昇。
- 一方で食品は今年初めて低下した。
- 食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比で0.9%上昇と、1月以来最大の伸び。
- 最も変動の大きい要素を取り除いていることから、一部のエコノミストはこの指標を重視している。
- 前年同月比では6.1%上昇した。
アメリカ・CPI 消費者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 労働省が発表する生産者物価指数(PPI)は、国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標です。
- PPIは製造段階別(原材料、中間財、最終財)や品目別、産業別などで分類されてます。
- PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向と見ることができます。
- PPIの変動は連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を推測する手がかりとなります。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈ます。*3
失業保険申請数
米新規失業保険申請、3週連続で減少-労働市場の漸進的改善示す
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は先週で3週連続の減少となった。労働市場が徐々に進展していることが新たに示唆された。
- 失業保険の継続受給者数(7月31日終了週)は290万人に減少した。
- 経済活動の持ち直しで事業環境が改善し、求人件数が過去最高となる中、失業保険申請件数は今年に入っておおむね減少してきた。
- 申請件数の減少は今後数カ月続くと広く予想されているが、新型コロナウイルスのデルタ変異株感染拡大が回復ペースを左右するリスクとなっている。
- 失業保険申請件数は州別では、ミシガンやニューヨークなどで大きく減少。
- 一方、カリフォルニアやバージニア、メリーランドでは増加した。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*4
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
大手金融機関の動き
金利に影響あるのはグロース株だけではなく大手の金融機関も同様となります。
ここでは、アメリカ大手の金融機関もチェックします。
昨晩はそこまで動いてないようだね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっています。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
全面高の米株とギャップを感じるね。
中国の状況
中国株のハイテク企業詰め合わせ投資信託「ATMX+」にも少額投資しています。
詳しい銘柄の紹介は下記の記事で行っています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
半導体関連が大きくやられてるね。
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターをみていくと、ハイテク分野を中心にヘルスケアなども上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは航空、金鉱株、クリエネ、半導体、旅行なども下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターも掘り下げてみていきます
半導体セクター
「現代の石油」こと半導体について掘り下げて見ていきましょう。
半導体銘柄もポートフォリオの比重が大きくなっているので注目していくよ
今日は下がってるね。
もう少し下がると思ってSOXLを指値してたんだけど刺さってなかったわ。
5G関連銘柄の様子
次のメガトレンドの1つとして注目されている「5G」ですが、関連銘柄もウォッチしていきます。
5G関連に投資している人、投資を考えている人は銘柄をざっくりと紹介している記事がありますのでこちらを御覧ください。
ARK(アーク) ETFの騰落率
個人投資家から圧倒的な人気のARK社のETFの騰落率はこの様になっています。
ハイテクグロース株に投資している人はARK銘柄によってはかなり影響を受けるからチェックしといてね!
厳しいみたいね。
コウイウ日モアルワヨ!
仮想通貨関連
仮想通貨市場は24時間のためチェックした時点の価格になっておりますので、現在価格とのズレがあるかもしれません。
パリSG移籍のメッシ、契約金の一部は暗号資産
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- サッカーのアルゼンチン代表リオネル・メッシが、フランス1部のパリ・サンジェルマン(PSG)に加入することになったが、メッシの契約金には暗号資産が含まれている。
- メッシは、契約を巡る問題でバルセロナ(スペイン)を退団。
- PSGに2年契約で加入した。
- PSGの声明によると、メッシの「ウェルカム・パッケージ」には、PSGのファン・トークンが含まれている。
- トークンがパッケージのどの程度を占めるのかも明らかにしなかったが「相当量」としている。報道によるとパッケージは2500万ー3000万ユーロ(2900万ー3500万ドル)とされている。
- ファン・トークンは、クラブチームとファンが交流できるプラットフォームを運営するソシオス・ドットコムが発行する仮想通貨の一種。
- 今年に入り、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)やイタリア・セリエAのACミランも発行している。
仮想通貨がこういった面で注目されるのはいいことだね!
米国株の仮想通貨銘柄
相変わらずビットコインや関連銘柄はボラティリティが激しいわね
今日は下がってるね。
仮想通貨(ビットコイン)銘柄とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ビットコインの価格に大きく影響されるのはスクエア【SQ】だけではありません。 ここでは、3つの仮想通貨銘柄としてピックアップしています。仮想通貨銘柄は、通貨の採掘(マイニング)を行い採掘したビットコインなどを売却することで利益を得ます。
またスクエアやペイパルのように取引を行っているものあります。(手数料など)
仮想通貨を購入する場合は税金面で雑所得になるので確定申告が必要です。
株式の場合は特定口座にすれば税金が自動でとられるからね
仮想通貨・ビットコイン銘柄についてはこちらにまとめています。
現在持ってる仮想通貨は、リップルとイーサリアムくらいです
スプレッド、手数料や豊富なアルトコインを購入するなら「世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス」がおすすめです!
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
アップル 【AAPL】
アップルは世界最大の時価総額で出来高も大きく、FANG+の影響だけではなくNASDAQ100やS&P500、ダウ銘柄でもあるし株価の影響がすべての指数に影響してくるので毎日チェックしておかないとね。
あのバフェットも大量に持ってるからね。
アップルは個別銘柄としても保有しています。ジム・クレイマーも「Appleは売買するな持っとくんや!」って言ってたしね。
APPLEはモットケ!売ルンヤナイ!
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*9
バイドゥ(百度)【BIDU】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$15.41
- 予想:$13.18
- YoY:4.41%
- QoQ:19.66%
■売上高:◎
- 発表:$31.35B
- 予想:$30.99B
- YoY:16.01%
- QoQ:10.27%
中国百度、第2四半期の総収入が予想上回る 広告売上回復
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国のインターネット検索大手百度(バイドゥ)が12日発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は、総収入がアナリスト予想を上回った。
- 広告売上が回復したほか、人工知能(AI)やクラウド製品への需要が高まった。また、最高財務責任者(CFO)のハーマン・ユー氏を最高戦略責任者(CSO)に任命したと発表した。
- ユー氏は後任が見つかるまで引き続きCFOを務める。第2・四半期は傘下のストリーミングサービス、iQiyi(愛奇芸)の広告収入が15%増加。
- 会員数は6月までに1億0620万人に達した。オリジナルコンテンツの増加が寄与した。
- 第2・四半期の総収入は313億5000万元と260億3000万元から増加し、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の309億6000万元を上回った。
- 中国規制当局はデータセキュリティーやユーザーのプライバシーを巡りバイドゥへの監視を強化しているが、ロビン・リー会長兼最高経営責任者(CEO)は、監視の目は厳しくなったが、同社の業務への悪影響はまだ見られないとした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バイドゥ(百度)は中国でインターネット検索エンジンとオンライン広告サービスを提供。「Baidu.com」は中国語のウェブサイト、ニュース、画像、マルチメディアファイルのインターネット内の情報検索サービスを提供。コミュニティーサイト「Post Bar」、クラウド型写真ストレージ・共有「Baidu Album」などオンラインツールも展開。*10
- 中国株銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
フェイスブック【FB】
FB、オフィス勤務再開を来年1月まで延期 米企業がデルタ対応強化
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米フェイスブックは12日、感染力の強い新型コロナウイルスのデルタ変異株を巡る懸念から、米国内の全従業員と海外の一部の従業員のオフィス勤務再開を来年1月まで延期すると発表した。
- 同社はすでに米国の従業員についてオフィス入館にはワクチン接種が必須との方針を打ち出している。
- アルファベット傘下グーグルやウーバー・テクノロジーズなど他のテクノロジー大手も同様の方針を示している。
- デルタ株を中心とする国内感染の再拡大やワクチン接種者のマスク着用を勧告する米疾病対策センター(CDC)の新たな指針を受け、米企業の間ではオフィス復帰やワクチン接種、マスク着用に関する方針を見直す動きが出ている。
- 通信大手AT&Tは、管理職に対し、オフィス入館前のワクチン接種を義務付ける方針。また、労働組合に加盟している従業員については、労組と今後の方針を調整するために協議を開始する予定という。
- 同社の広報担当者が12日、明らかにした。
- 同社はワクチン接種の有無にかかわらず、感染率が高い地域の職場に立ち入る従業員に対してはマスク着用に関するCDCの指針を採用する。
- マクドナルドは11日、米国のオフィス従業員にワクチン接種を義務付けるとともに、従業員のオフィス復帰を少なくとも10月まで延期すると発表した。
いつになったらもとに戻るんだろうね。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*11
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
カンザスシティ・サザン【KSU】
米鉄道カンザスシティー、カナディアン・パシフィックの提案推奨せず
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米鉄道大手カンザスシティー・サザンの取締役会は12日、カナダの同業カナディアン・パシフィック・レールウェイによる買収提案について、合意済みのカナディアン・ナショナル・レールウェイの提案より優れた内容ではないとの判断を示した。
- カナディアン・パシフィックは10日、カンザスシティーに対し270億ドルの買収案を新たに提示した。
- カナディアン・ナショナルによる290億ドルの案を下回る額だが、反トラスト法(独禁法)上の懸念からカナディアン・ナショナル案は承認されないと見込んだ。
- カンザスシティーは12日、カナディアン・ナショナルとの合意を支持するよう引き続き株主に推奨する方針を示した。カンザスシティーは5月、カナディアン・ナショナルによる買収案を受け入れたが、米規制当局の陸上運輸委員会(STB)は同案の議決権信託についてまだ承認していない。
- カナディアン・パシフィックのキース・クリール最高経営責任者(CEO)は当初、カナディアン・ナショナルの提案はSTBの承認を得られないと見込み、自社の提案を250億ドルから引き上げるのを拒んでいた。カンザスシティーはカナディアン・ナショナルとの合併合意などを巡る株主投票を今月19日に予定しているが、STBが17日までに判断を示さない場合、投票を延期するとした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■カンザスシティー・サザンは米国の大手鉄道持株会社。米国中西部と南東部からメキシコを結ぶ約6,400マイルの路線で輸送事業を展開。ミズーリ州カンザスシティーからアラバマ、ルイジアナ、ミシシッピ、テキサス各州のメキシコ湾岸に米国内の路線網を展開。また、メキシコ国内の工業都市間の路線運行、パナマ運河鉄道は合弁事業として運行する。*12
- S&P500構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
パランティアテクノロジーズ【PLTR】
パランティアが決算受け上昇 政府機関からの需要が高まる
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- パランティアが商いを伴って上昇。
- 同社は米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けにソフトウェアを提供する。
- 4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 第2四半期の顧客は前期比で32%増加した。ガイダンスも公表しており、第3四半期の売上高は予想を上回る見通しを示した。
- また、同社は2025年にかけて30%超の売上高の成長を見込んでいる。政府機関からの需要の高まりと、民間企業の登録が増え始めたことが業績に反映。
- 同社は新規顧客獲得を目指し、様々な同盟国の企業に働きかけた。
- 今年はIBM、富士通【6702】と販売面で提携し、アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)とはサポート面で提携。
- 同社は独自の営業チームも拡大し、中小企業へも営業先が広がっている。
- また、スタートアップ企業12社に投資し、大規模取引のみを追求するという以前のスタイルを変化させている。
- 昨年来、多くの政府機関がパンデミック分析のために同社のシステムを利用した。
- 政府機関からの売上高は第1四半期に83%伸びたが、第2四半期も66%拡大した。
- 米国家核安全保障局や米沿岸警備隊、米連邦航空局、および米国疾病予防管理センター(CDC)と契約。民間の法人からの収益の割合はまだ小さいが、そこでの新たな努力は報われており、民間部門における米国内の売上高の伸びは90%だった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■パランティアテクノロジーズは米国のデータ分析企業。米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関及び大企業向けにビッグデータの分析・解析を行う。主要な解析プラットフォームは防衛及び諜報機関アナリスト向けのGotham(ゴッサム)と民間セクター向けのFoundry(ファウンドリー)で、リスク対策及び業務効率化を目指す。本社所在地はコロラド州デンバー。*13
ニオ【NIO】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$-0.42
- 予想:$-0.556
- YoY:173.81%
- QoQ:-647.62%
■売上高:◎
- 発表:$8.45B
- 予想:$8.33B
- YoY:55.98%
- QoQ:5.56%
中国新興EVのNIO、来年に3モデル計画 大衆向け新ブランドも
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国の電気自動車(EV)新興メーカー、上海蔚来汽車(NIO)の李斌(ウィリアム・リー)最高経営責任者(CEO)は12日、初のセダンを含む新車3モデルの納車を来年開始する方針を明らかにした。
- プレミアムEVを手掛けるNIOはまた、別ブランドによる大衆市場向けEVの生産準備を強化。李CEOは「新ブランドの中核チームが集められており、戦略的構想の最初のステップを踏んでいる」と付け加えた。
- 詳細については明らかにしなかった。
- NIOが発表した第2・四半期決算は6億5930万元の損失を計上。赤字幅は前年同期よりも45.4%縮小した。
- 納車台数は2万1879台。前年同期の1万0331台から増加した。
- NIOは初のセダン「ET7」を1月に発表したものの、2022年になってようやく納車が始まることになる。
- 今年は新モデルがないことを意味する。
- 李CEOはET7を含む来年の3新モデルについて詳細な説明はしなかったものの、NIOの新しい製品プラットフォームを基に開発されることを明らかにした。
- NIOはまた、中国東部の都市・合肥での生産拠点を拡大している。5月にはノルウェーで拠点を立ち上げた。
- 海外での事業展開を進める中、同国で販売を始める方針だ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ニーオはケイマン諸島籍の自動車メーカー。高性能な電気自動車の設計・開発・販売を手掛ける。AIシステムを搭載したSUVタイプの「ES8」やコンセプトカー「EVE」、また、スーパーカー「EP9」などを展開する。顧客向けの娯楽・イベントスペース「NIO House」、充電システム及び設備の「NIO Power」などのサービスも充実。本社所在地は中国・上海市。*14
- 中国銘柄
- EV(電気自動車)銘柄
イーベイ【EBAY】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.99
- 予想:$0.9591
- YoY:-9.09%
- QoQ:-10.10%
■売上高:✕
- 発表:$2.670B
- 予想:$3.00B
- YoY:-7.49%
- QoQ:-13.11%
イーベイの7-9月見通し、予想下回る-コロナ禍による急成長失速か
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米イーベイが11日発表した7-9月(第3四半期)の売上高見通しは市場予想を下回り、ワクチン接種の進展で旅行や外食といった新型コロナウイルス禍以前の生活に戻る人が増えるのに伴い、業績の伸びが鈍化する可能性が示唆された。
- 株価は時間外取引で一時3.6%下落した。
- 発表資料によれば、7-9月の売上高は24億2000万-24億7000万ドル(約2670億-2730億円)を見込んでいる。
- ブルームバーグの集計データによると、アナリストの予想平均は24億9000万ドルだった。
- 一部項目を除いた1株利益見通しは86-90セントと、市場予想と一致した。4-6月(第2四半期)の売上高は前年同期比14%増の26億7000万ドル(予想26億3000万ドル)。
- 一部項目を除いた1株利益は99セント(同94セント)だった。
- アクティブバイヤーは1億5900万人と、前年同期と比べ2%減少した。
- イーベイ株は2週間前、米アマゾン・ドット・コムの決算でコロナ禍による急成長が失速しつつある状況が示唆されたことを受けて、急落していた。
- この日の通常取引は1.1%高の68.02ドルで終了したが、時間外で65.58ドルまで下げた。年初来では35%上げている。
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■イーベイは世界最大級のオークションサイトを運営する米国のインターネット通信販売業者。買い手と売り手の取引を可能にするオークションサイト「eBay.com」、スポーツチケット「StubHub」、価格比較サイト「Shopping.com」、アパート・住宅賃貸情報サイト「Rent.com」などを運営する。決済サービス「ペイパル」と「Bill Me Later」を提供する。*15
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
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まとめ
- 【主要指数】主要指数は全面高となりダウ・S&P500は3日連続で最高値を更新しています。NASDAQも反発し上昇しています。生産者物価指数(PPI)の発表があり市場予想を上回って株が買われました。
- 【小型株】ラッセル2000は下落しています。
- 【MyPF】若干の上昇。好決算だったパランティアが上昇し大きくポートフォリオに寄与しています。
- 【セクター】上昇したセクターをみていくと、ハイテク分野を中心にヘルスケアなども上がっています。下落したセクターは航空、金鉱株、クリエネ、半導体、旅行なども下落しています。
- 【半導体】半導体指数SOXは下がっております。特に装置系の銘柄は大幅に下落しています。
- 【FANG+】アップル、テスラは2%上昇し好調でした。アリババ、決算があったバイドゥは大きく下落しています。FANG+全体では若干のプラスとなっています。
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*1:マトリクスの見方:横軸は右側が前日比プラス、左側がマイナス。縦軸は最上部に私のPFのリターン。上部はFANG+、その下は保有銘柄になります。下部は注目決算銘柄と注目銘柄とセクター、指数になります。相対的な位置なので必ずしもピッタリとは限りません。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/map.ashx
*7:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*8:GoogleFinanceより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより