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モトリーフールはアメリカのバージニア州に本社を民間の金融アドバイスを行う会社です。
今回は米国株投資を行う投資家にとって「必読のサイト」の一つをご紹介していきたいと思います。
モトリーフールは日本語版での情報も提供しており、米国株式などを投資する際に非常に役立つサイトです。
この記事では「モトリーフール」にぜひともメールアドレスを登録して米国の新鮮な市場情報をゲットしていただきたいと思い記載いたします。
(最近では広告費をバンバン使っているので様々なメディアでも取り上げられています)
2021年11月1日に日本事業の撤退が発表されました。
有益な情報サイトだっただけに非常に残念です。
モトリーフールとは?
アメリカの投資関連ウェブサイトランキングではウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に次ぐ全米5位の「The Motley Fool」が2018年に日本法人を設立しました。
日本語による米国株の投資情報の配信をスタートして日本人の米国株投資家の多くがフォローしているサイトになります。
モトリーフールのメリット・デメリット
「モトリーフール」に登録するメリット
- 日本人が知らない現地の情報を知れる
- 日本人(アメリカ人でも)知らないようなマイナーな株式の情報を知れる
- 執筆者が保有しているかどうかが明記してあるのでポジショントークかどうかもわかりやすい
- 無料である
- メルマガ形式なのでサイトにアクセスしなくてもメールで読める
「モトリーフール」のデメリット
- 日本株の情報はない
- 読者の想定レベルが幅広い(詳しいものから初心者向けまで)
「モトリーフール」に登録するメリットについて
箇条書きで説明した、モトリーフールに登録するメリットについて個別に少し解説していきます。
日本人が知らない現地の情報を知れる
日本人が海外特にアメリカ株についての情報を手に入れようとすることはやはり難しいです。
情報源となるのが、Twitterやブログ、You TubeなどのSNSに偏りがちになってしまいます。
信頼の置けるソースを持つことによって、確かな投資基準を持つことも出来ます。
また、毎日米国株情報に触れることで「目と耳がなれる」ということもあります。
実際に投資するという以外の人も、慣れるという意味では購読を強くおすすめします。
日本人(アメリカ人でも)知らないようなマイナーな株式の情報を知れる
Twitterやブログ、You Tubeで「この株を買いました」という情報が流れたあとではすでにその株価は上がってしまい買い時を逃したことなんかありませんか?
現地の有力な情報を確かなソースで配信してくれるモトリーフールでは、ブログやTwitter、You Tubeから情報を流すインフルエンサーと同時に情報を取得できます。
もちろん、モトリーフールからの情報のあとにインフルエンサーがまとめた情報をみることで理解は深まりますが、短期トレードにおいては買い時は非常に重要です。
情報の取得速度というのは、収入に比例してきます。 特に、マイナー株においてはアメリカ人でもあまり知らない株を紹介してくれたりします。
サンプルとしてこんな記事もあります
例えば、こんな情報があります。
記事を抜粋すると怒られそうなので、タイトルだけですが。
- 【米国株動向】際立つ強みを持つストリーミングビデオ銘柄3選
- コロナショック下で購入を検討するべきヘルスケアETF 「ヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド」
- コロナが落ち着いても回復が難しそうな米国の業界と銘柄
- 【米国株動向】革新的なヘルスケア株3銘柄
タイトルだけでも非常に気になるね
小難しい内容ばかりと思ったけど、銘柄紹介が多くて助かるわね
執筆者が保有しているかどうかが明記してあるのでポジショントークかどうかもわかりやすい
私も意識はしています。
執筆者がその株価を釣り上げようとしたり、ポジションを持っているから株の評判をあげようとする行為が度々投資界隈では見られます。
モトリーフールの親切なところは、執筆者がどの株を持っているのかしっかりと明記してあるところです。
「これはポジショントークだろな」とか変な疑いを持つことなく、情報を得ることができるので非常に透明性のある媒体だと思います。
私も株やETFを紹介するときは「買っています」「持っていません」ということをしっかりと伝えようとしています。 安心した情報を取得できるという意味では、大手の投資情報サイトよりも信頼性がおけるかもしれませんね。
無料である
なにより、嬉しいのは「無料」だということです。
良質な記事を提供してくれているにも関わらず、私が「モトリーフール」に支払った金額は0円です。
同じようなサイトでも有料な記事があったり、日経新聞でもお金を取られてしまいます。
「情報は取得したいが、お金を払うのはちょっと…」という人にも非常におすすめです。
メルマガ形式なのでサイトにアクセスしなくてもメールで読める
最近は通信環境がよくなっていろいろな場所でもブログや動画などを見ることが出来ます。
モトリーフールの場合は、サイトとメルマガという方式をとっているのでスキマ時間にテキストをメールでも読むことが出来ます。
メルマガを読むためには最低限、メールアドレスは必要よなりますが先程も言いましたが無料です。
変なnoteを買ったり、投資情報の有料メルマガを購読するよりは遥かにお得だと言えます。
なにより、個人での投資メルマガには勝てないほどの圧倒的な情報量と取材力があります。
「モトリーフール」のデメリット
しっかりと、モトリーフールのメリットだけではなくデメリットも紹介しておきます。
日本株の情報はない
アメリカの法人が本体なので、「日本株」についての情報は皆無です。
もちろん、「日本全体」についてはたまに記載はありますが、日本の個別銘柄の分析などは一切ありません。 完全に米国株投資向けの媒体になります。
もちろん、この記事をここまで呼んでくれているアンテナを高く持っている人は「米国株」に魅力を感じている人だと思います。
日本株に失望し将来性がないことを理解した上で、「米国株投資」を行っていると思いますので、あまりデメリットではないかもしれません。
読者の想定レベルが幅広い(詳しいものから初心者向けまで)
モトリーフールは執筆者によって読者の想定が、まちまちです。
例えばめちゃくちゃ難しい、企業分析やチャートの解析があり、かなり上級者向けの記事があったり、一方で初心者向けの記事もあります。
つまり何が言いたいのかというと、執筆者によって記事の質なども大きく変わってくるということです。
ただ、世界で展開しているサイトなので、共通認識として「モトリーフール」で取り上げられて会社・株というのは知っておいても損はないと思います。
日本の色んな人メディアにも掲載・配信されている
マネックス証券のオウンドメディア「マネクリ」
海外株も多く取り扱っているマネックス証券のオウンドメディアにも配信しています。
LINE NEWS
最近、投資にも力を入れているLINEでもモトリーフールの情報が配信されています。
などなど。
まとめ
以上のことを踏まえても、「モトリーフール」は米国株の個人投資家には必須の必読サイトとなります。
あまりデメリットがないのは、「無料である」といった点が大きいかもしれません。 日本人が米国株取引を行うにしてもどうしても、現地との温度差があります。
私も日本で米国株取引を行っているので、テレビやネットの情報からしか「アメリカ・世界」の情報を知ることが出来ません。
そういった意味でも、現地記者が取材・分析した情報というのは非常に貴重な情報ソースだと言えます。