米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
ハイテク銘柄の好決算が続き市場を牽引しています。3指数とも最高値を更新しています。一方中国株が大きく下落しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今日も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】3指数は4日連続の上昇となり3指数とも最高値を更新しています。ツイッターやスナップなどのハイテク銘柄の好決算が市場を牽引しました。
- 【小型株】小型株も上昇し、ラッセル2000は0.46%の上昇です。
- 【MyPF】私のポートフォリオは下落しております。なお日本は祝日のため投資信託の金額に変動はありませんでした。
- 【長期金利】長期金利は若干の上昇を見せていますが金融株にそこまで影響はありませんでした。
- 【セクター】多くのセクターが上昇していました。特に通信・公共事業・生活必需品やヘルスケアです。またハイテク関連も上昇しています。下落したセクターは、旅行関係、クリエネ、金鉱株にエネルギー関連となっています。
- 【FANG+】中国銘柄の下落が凄まじく、FANG+でも例外ではありませんでした。アリババ、バイドゥが大きく下落していますが全体ではプラスとなっています。
- 【予定】来週も大型株を始めとし決算が多くあります、オリンピックが始まりましたが油断せずに行きましょう!
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- 【今日の結論】チェックポイント
- 目次:
- 2021年7月23日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- 半導体セクター
- 5G関連銘柄の様子
- ARK(アーク) ETFの騰落率
- 仮想通貨関連
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数とと私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年7月23日の主要指数と投資成績
指標と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね!
日経平均株価に入る225社に入る会社に所属しているため、一応載せています。
社会人としては米国指数よりも日経平均のほうが話題になるからね、日経平均も頭に入れといて損はないわ
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、ポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています
- うみひろ:-0.10%
ポートフォリオだけ連日の下げなんだよなぁ…w
- 7月:-3.13%
- 年初:+15.26%
7月のポートフォリオ資産額の推移
年初来からのポートフォリオの資産額推移
浮き沈みの激しいチャートになってるわね
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
投資信託の場合は日本が祝日だったため金額の変化はないよ。
- 【現在のポートフォリオ】ホワイト企業サラリーマンの投資記録まとめ
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
- 【経済指標】米PMI、7月は緩やかに拡大 前月から低下
- 【TWTR】ツイッター、第2四半期売上高が予想上回る 広告好調で株価上昇
- 【PFE】ファイザー製ワクチン、長めの接種間隔で抗体増加=英研究
- 【MRNA】EU当局、モデルナ製ワクチンの12-17歳への接種拡大を勧告
- 【INTC】インテル、売上高見通しが市場予想に届かず-データセンター苦戦
- 【SNAP】スナップの4-6月売上高・ユーザー数、予想上回る伸び-株価上昇
- 【AXP】アメックス、第2四半期利益が予想上回る 個人消費回復で
米PMI、7月は緩やかに拡大 前月から低下
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- IHSマークイットが23日に公表した7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は59.7と、2カ月連続で緩やかに拡大した。
- 第2・四半期は経済が力強く伸びた見込みだが、その後は供給網が混乱する中で経済活動が鈍化していることを示唆した。
- 6月の総合PMIは63.7だった。
- 指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。
- 経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって大打撃を受けた後、経済活動が再開し、企業は原材料と労働力の不足に直面している。これが物価圧力を押し上げている。
- PMI統計は、経済成長が第2・四半期に大規模な景気刺激策を背景に加速後、減速するとのエコノミストの見方と一致する。内訳は、サービス業PMIが59.8と、6月の64.6から低下。
- 5月に付けた過去最高値から一段と遠ざかった。市場予想は64.8だった。サービス業は米経済の3分の2超を占める。
- 事業活動の鈍化を報告した調査先の企業は、労働力不足や在庫確保が困難なのを指摘した。
- 一部の企業は販売価格が大幅に上がったことで顧客が購入を躊躇していると報告した。原材料と労働力の不足から生産費が上がる中、企業は価格上昇を買い手に転嫁している。
- ただ、物価上昇がピークに近づいている兆しはある。仕入価格は7月に72.1と、6月の74.2から低下した。サービス業活動が鈍化する一方、製造業は引き続き力強く伸びた。
- 製造業PMIは63.1と、過去最高値を付けた。
- 6月は62.1で、市場は7月は62.0まで低下すると予想していた。製造業は米経済の11.9%を占める。
- 新規受注指数は上昇。雇用ペースが加速したにもかかわらず、製造業者は引き続き未完成品が積み上がっていると指摘した。
- 供給業者が依然として、期日通りに納品することに苦戦している。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
大手金融機関の動き
金利に影響あるのはグロース株だけではなく大手の金融機関も同様となります。
ここでは、アメリカ大手の金融機関もチェックします。
昨晩はそこまで動いてないようだね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっています。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
中国はひどすぎるわw
中国の状況
中国株のハイテク企業詰め合わせ投資信託「ATMX+」にも少額投資しています。
詳しい銘柄の紹介は下記の記事で行っています。
昨晩はひどすぎるね、世界中からマネーが出てるよw
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
NASDAQ100の中国株の下落は相当目立つね、全体的に上がってたのに。
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
多くのセクターが上昇していました。特に通信・公共事業・生活必需品やヘルスケアです。またハイテク関連も上昇しています。
下落したセクター
下落したセクターは、旅行関係、クリエネ、金鉱株にエネルギー関連となっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターも掘り下げてみていきます
半導体セクター
「現代の石油」こと半導体について掘り下げて見ていきましょう。
半導体銘柄もポートフォリオの比重が大きくなっているので注目していくよ
決算があったインテルは大きく下落してるけど、全体的には上昇しています。
5G関連銘柄の様子
次のメガトレンドの1つとして注目されている「5G」ですが、関連銘柄もウォッチしていきます。
5G関連に投資している人、投資を考えている人は銘柄をざっくりと紹介している記事がありますのでこちらを御覧ください。
ARK(アーク) ETFの騰落率
個人投資家から圧倒的な人気のARK社のETFの騰落率はこの様になっています。
ハイテクグロース株に投資している人はARK銘柄によってはかなり影響を受けるからチェックしといてね!
厳しいみたいね。
コウイウ日モアルワヨ!
仮想通貨関連
仮想通貨市場は24時間のためチェックした時点の価格になっておりますので、現在価格とのズレがあるかもしれません。
米国株の仮想通貨銘柄
相変わらずビットコインや関連銘柄はボラティリティが激しいわね
最近ちょっと上がったかなって思ったけどまだまだ低迷がつづきそうだね。
仮想通貨(ビットコイン)銘柄とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ビットコインの価格に大きく影響されるのはスクエア【SQ】だけではありません。 ここでは、3つの仮想通貨銘柄としてピックアップしています。仮想通貨銘柄は、通貨の採掘(マイニング)を行い採掘したビットコインなどを売却することで利益を得ます。
またスクエアやペイパルのように取引を行っているものあります。(手数料など)
仮想通貨を購入する場合は税金面で雑所得になるので確定申告が必要です。
株式の場合は特定口座にすれば税金が自動でとられるからね
仮想通貨・ビットコイン銘柄についてはこちらにまとめています。
現在持ってる仮想通貨は、リップルとイーサリアムくらいです
スプレッド、手数料や豊富なアルトコインを購入するなら「世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス」がおすすめです!
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
決算があったツイッターとその連れあげでのフェイスブックが好調だったね!
それにしても足を引っ張ってる中国銘柄。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
アップル 【AAPL】
アップルは世界最大の時価総額で出来高も大きく、FANG+の影響だけではなくNASDAQ100やS&P500、ダウ銘柄でもあるし株価の影響がすべての指数に影響してくるので毎日チェックしておかないとね。
あのバフェットも大量に持ってるからね。
アップルは個別銘柄としても保有しています。ジム・クレイマーも「Appleは売買するな持っとくんや!」って言ってたしね。
APPLEはモットケ!売ルンヤナイ!
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
ツイッター【TWTR】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.2
- 予想:$0.072
- YoY:795%
- QoQ:20.0%
■売上高:◎
- 発表:$1.19B
- 予想:$1.06B
- YoY:42.57%
- QoQ:12.61%
ツイッター、第2四半期売上高が予想上回る 広告好調で株価上昇
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ツイッターが22日発表した第2・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。
- ターゲットを絞った広告ツールの強化が寄与し、広告収入が拡大した。
- 引け後の時間外取引で、ツイッターの株価は5%上昇した。
- 総売上高は前年同期比74%増の11億9000万ドル。
- 市場予想は10億7000万ドルだった。
- 広告収入は87%増の10億5000万ドルで、予想の9億0990万ドルを上回った。
- 広告閲覧が可能な1日当たりの平均アクティブユーザー数(mDAU)は2億0600万人。
- リフィニティブのまとめたアナリスト予想の2億0590万人とほぼ一致した。
- 調整後の1株利益は0.20ドルで、予想の0.07ドルを上回った。 第3・四半期の総売上高見通しは12億2000万─13億ドルで、市場予想の11億7000万ドルを超えた。
- また、通年の従業員数、総コスト、経費が少なくとも30%増加する見通しとし、従来ガイダンスの25%増から引き上げた。
- ツイッターは今年に入り、2023年までに年間売上高を倍増させる目標に向けて音声チャットルームなど新たな分野でサービスを導入してきた。
- 22日の決算会見では、広告の効率改善に取り組んだことで、ターゲットに関するデータをより多く得られるようになったと指摘。
- こうした取り組みに加え、各国が新型コロナウイルス対策の規制を緩和し経済を再開する中で広告主の需要が高まり、広告収入が増加したと分析した。
- 米アップルによるプライバシー規約変更に伴う第2・四半期売上高への影響は想定よりも小幅だったとしつつも、長期的な影響を見極めることは時期尚早とした。
- アップルは4月、追跡型広告を巡るプライバシー保護策を強化し、各アプリが広告向けに利用者の情報を収集する機能を許可制とした。
- 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を展開する米スナップが22日に発表した第2・四半期決算は、売上高が116%急増した。
- ウェドブッシュ・セキュリティーズの調査アナリスト、Ygal Arounian氏は、アップルの変更による影響がまだ完全には現れておらず、いくらか懸念も残っていると指摘。
- ツイッターは好調な広告市場の恩恵を受けているとした上で「ツイッターやスナップの決算から明らかなのは、デジタル広告市場全体が今まさに盛り上がりを見せており、経済再開によって広告主の予算がさらに膨らんでいることだ」と述べた。
- ジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は会見で暗号資産(仮想通貨)のビットコインについて、ツイッターの将来の「大きな一部」であり、同社のプラットフォーム上で電子商取引(EC)や人気のコンテンツクリエーターへのチップ支払いに使用できる可能性があると述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*8
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
まずはワクチン銘柄のニュースからね。
ファイザー【PFE】
ファイザー製ワクチン、長めの接種間隔で抗体増加=英研究
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種間隔を長めに空けたほうが抗体レベルが総じて高まることが、英国の研究で分かった。
- ただ、1回目の接種後に抗体がいったん大きく減少する。
- 新型コロナワクチンは、2回接種すれば感染力が強いデルタ株にも依然有効だが、1回接種の場合は効果が下がるとされている。
- 今回の研究はオックスフォード大学が主導し、医療従事者503人を対象に実施された。
- 研究者らは「接種間隔を長めにした場合、デルタ株に対する中和抗体の水準は1回目接種後にあまり上昇せず、2回目接種時まで維持されなかった」と指摘。
- ただ「2回目接種後の中和抗体の水準は、接種間隔が短い場合に比べて2倍高かった」とした。
- 中和抗体は新型コロナに対する免疫獲得に重要と考えられているが、T細胞も同様に重要な役割を果たす。
- 今回の研究では、接種間隔が3─4週間と比較的短い場合と比べ、長めに設定した場合はT細胞が全体として1.6倍少なくなることが分かった。
- ただ、長期的な免疫記憶を支える「ヘルパーT細胞」の割合は、接種間隔が長いほうが高くなることが示された。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*9
- S&P500構成銘柄
- ワクチン銘柄
モデルナ【MRNA】
EU当局、モデルナ製ワクチンの12-17歳への接種拡大を勧告
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 欧州連合(EU)の医薬品規制当局、 欧州医薬品庁(EMA)は23日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、接種対象年齢を12-17歳に拡大することを勧告した。
- EMAは声明でモデルナ製ワクチンについて、成人を対象に確定された安全性データは、若年層を対象とした研究でも確認されたと指摘。
- 12-17歳にワクチンを接種した場合の抗体産生は、18-25歳で見られたものと同等だったと説明した。
- 副反応についても、大半は18歳以上の成人に出現したものと類似していると指摘した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■■*10
- NASDAQ100構成銘柄
- ワクチン銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
インテル【INTC】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$1.28
- 予想:$1.07
- YoY:3.91%
- QoQ:-8.59%
■売上高:◎
- 発表:$18.53B
- 予想:$17.80B
- YoY:-6.48%
- QoQ:-0.22%
インテル、売上高見通しが市場予想に届かず-データセンター苦戦
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 半導体最大手の米インテルが示した7-9月(第3四半期)の売上高見通しは、市場予想に届かなかった。
- 競争の激化で、データセンター事業の市場シェア縮小が続いていることが示唆された。
- 同社が22日発表した資料によると、7-9月の売上高は約182億ドル(約2兆円)の見通し。
- アナリスト予想の平均は183億ドルだった。調整後の粗利益率は約55%と予想。
- 1株当たり利益については1.10ドルとの見通しを示した。
- 4-6月(第2四半期)の利益は一部項目を除いたベースで52億ドル(1株当たり1.28ドル)。
- 売上高は2%増の185億ドルとなった。
- アナリスト予想の平均は1株利益が1.07ドル、売上高は178億ドルだった。
- 決算発表を受け、インテルの株価は時間外取引で約2.8%下落した。
- パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は7-12月(下期)にはデータセンター事業が力強い成長に戻ると説明した。
- インテルのパソコン半導体事業は4-6月に若干予想を上回った。
- 同CEOは22日のインタビューで、PC市場が2022年に向け拡大し続けるとの予想を示した。
- 同社によると、調整後の通期売上高は約735億ドルと、予想を上回る見通し。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
スナップ【SNAP】
すっごい上昇だね。
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$-0.1
- 予想:$-0.1816
- YoY:130.00%
- QoQ:90.00%
■売上高:◎
- 発表:$982M
- 予想:$845M
- YoY:53.76%
- QoQ:21.64%
スナップの4-6月売上高・ユーザー数、予想上回る伸び-株価上昇
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップの4-6月(第2四半期)決算は、売上高とユーザー数がアナリスト予想を上回る伸びとなった。
- コンテンツやクリエーティブツールへの投資によって、若いユーザーやこうしたユーザーへの浸透を図る広告主が引き付けられた。
- 決算発表後、同社の株価は上昇した。
- スナップが22日発表した資料によれば、売上高は2倍余りの9億8210万ドル(約1080億円)と、アナリスト予想平均の8億4690万ドルを上回った。
- スナップチャットの1日当たりアクティブユーザー数(DAU)は2億9300万人と、こちらもブルームバーグがまとめたアナリスト予想(2億9072万人)を超えた。
- 純損益は1億5170万ドルの赤字。
- アナリスト予想は2億7690万ドルの純損失だった。
- スナップ株は時間外取引で一時10%を超える値上がり。
- 22日の通常取引では0.7%安の62.97ドルで引けていた。年初来では25.8%上昇している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スナップは米国のソーシャルメディア企業。写真・動画共有アプリの「スナップチャット」を通じ、短いビデオや画像イメージで情報交換やコミュニケーションのサービスを提供する。コンテンツの編集や発表などをパートナーに提供する。また、同社開発のサングラス「スペクタクルズ」により、人間の視点でのビデオ撮影を可能にする。本社所在地はカリフォルニア州ベニス。*12
ハネウェル【HON】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$2.02
- 予想:$1.94
- YoY:37.62%
- QoQ:4.95%
■売上高:◎
- 発表:$8.81B
- 予想:$8.65B
- YoY:15.10%
- QoQ:4.09%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ハネウェル・インターナショナルは米国大手総合テクノロジー企業。事業はエアロスペース、自動コントロール、特殊素材、輸送機器で構成。航空宇宙製品・サービス、住宅・商業・工業施設用セキュリティ装置、感知システム、生産自動化システム、樹脂、特殊化学品、電子素材、半導体素材、再生可能エネルギー、自動車製品、ターボチャージャーなどを提供。*13
- S&P500構成銘柄
ネクステラ・エナジー【NEE】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.71
- 予想:$0.6863
- YoY:8.10%
- QoQ:5.63%
■売上高:✕
- 発表:$3.93B
- 予想:$4.91B
- YoY:6.87%
- QoQ:5.09%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ネクステラ・エナジーは公益事業持株会社。主要子会社フロリダ・パワー・アンド・ライトは、フロリダ州で発電、送電、配電、小売事業を手掛け。ネクストエラ・エナジー・リソーシズは、卸売電力市場向けに天然ガス、水力、風力、太陽、地熱、バイオマス燃料などの無公害・再生可能燃料を利用した独立系発電施設を所有、開発、建設、運営、管理に従事する。*14
- S&P500構成銘柄
アメリカンエキスプレス【AXP】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$2.8
- 予想:$1.63
- YoY:89.64%
- QoQ:2.14%
■売上高:◎
- 発表:$10.24B
- 予想:$9.55B
- YoY:25.0%
- QoQ:11.52%
アメックス、第2四半期利益が予想上回る 個人消費回復で
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- クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)が23日発表した第2・四半期(6月30日まで)の利益はアナリスト予想を大幅に上回った。
- 新型コロナウイルスワクチン接種の進展を受け外出する人が増加し、旅行を中心に個人消費が世界的に回復したことが寄与した。
- キャンベル最高財務責任者(CFO)は、米国の消費は「旅行関連で急増した」と指摘。
- 米国内の旅行および娯楽関連のカードによる支出はパンデミック前の水準の98%に達したと述べた。
- また、全世界の旅行・娯楽関連支出は2019年水準の約70%に回復し、想定より2四半期早いとした。
- 第2・四半期には貸倒引当金の戻し入れにより6億0600万ドルの利益を計上。
- 株価は序盤の取引で約4%高の177.49ドルと最高値を付けた。
- 第2・四半期の純利益は22億8000万ドル(1株当たり2.80ドル)と、前年同期の2億5700万ドル(同0.29ドル)から増加。
- リフィニティブによると、アナリスト予想は1株当たり1.67ドルだった。
- 金利費用を除く総収入は33%増の102億4000万ドル。
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■アメリカン・エキスプレスは銀行持株会社で、主要子会社アメリカン・エキスプレス・トラベル・リレーテッド・サービシズを通じて事業を展開。クレジットカード発行、法人向け銀行業務、プライベートバンキング、投資信託などの金融事業のほか、トラベラーズチェックの発行、旅行代理業務、旅行傷害保険などの旅行関連事業を手掛ける。*15
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
今週の決算と経済指標
■2021年7月19日(月曜日)
■2021年7月20日(火曜日)
■2021年7月21日(水曜日)
- コカコーラ【KO】
- ジョンソン&ジョンソン【JNJ】
- ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】
- ASML【ASML】
- テキサス・インスツルメンツ【TXN】
- クラウンキャッスル【CCI】
- 【経済指標】失業保険申請数
■2021年7月22日(木曜日)
- インテル【INTC】
- アボット・ラボラトリーズ【ABT】
- ダナハー【DHR】
- AT&T【T】
- ユニオンパシフィック【UNP】
- スナップ【SNAP】
- ブラックストーン【BX】
- ツイッター【TWTR】
- ニューモント・マイニング【NEM】
- バイオジェン【BIIB】
- フリーポート・マクモラン【FCX】
- ダウ・ケミカル【DOW】
- DRホートン【DHI】
- サウスウエスト航空【LUV】
- ニューコア【NUE】
- ドミノ・ピザ【DPZ】
- アメリカン航空【AAL】
■2021年7月23日(金曜日)
※ウォッチ銘柄については、米国でも多くの投資家が愛用している「モトリーフール」などから情報を仕入れていますので良かったら購読してみてください。
まとめ
- 【主要指数】3指数は4日連続の上昇となり3指数とも最高値を更新しています。ツイッターやスナップなどのハイテク銘柄の好決算が市場を牽引しました。
- 【小型株】小型株も上昇し、ラッセル2000は0.46%の上昇です。
- 【MyPF】私のポートフォリオは下落しております。なお日本は祝日のため投資信託の金額に変動はありませんでした。
- 【長期金利】長期金利は若干の上昇を見せていますが金融株にそこまで影響はありませんでした。
- 【セクター】多くのセクターが上昇していました。特に通信・公共事業・生活必需品やヘルスケアです。またハイテク関連も上昇しています。下落したセクターは、旅行関係、クリエネ、金鉱株にエネルギー関連となっています。
- 【FANG+】中国銘柄の下落が凄まじく、FANG+でも例外ではありませんでした。アリババ、バイドゥが大きく下落していますが全体ではプラスとなっています。
- 【予定】来週も大型株を始めとし決算が多くあります、オリンピックが始まりましたが油断せずに行きましょう!
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*1:マトリクスの見方:横軸は右側が前日比プラス、左側がマイナス。縦軸は最上部に私のPFのリターン。上部はFANG+、その下は保有銘柄になります。下部は注目決算銘柄と注目銘柄とセクター、指数になります。相対的な位置なので必ずしもピッタリとは限りません。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより