米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
主要指数は全面安で週間下落幅では2020年10月以来の大幅安でした。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は全面安で週間下落幅では2020年10月以来の大幅安でした。来週のFOMCもありますし、金融政策の警戒感、弱い決算の見通しなどが嫌気されていました。特に前日の引け後に発表されたネットフリックスの決算発表では新規のサブスクライバーが鈍化傾向にあるとされて-20%以上の下落となっています。ネットフリックスに引きつられてコロナ関連銘柄のハイテクグロース株などは大きく売られています。投資家の恐怖心理を表すVIX指数も急上昇しており、28.85%となっており、昨年の2月以来の高水準となっています。
- 52週(1年)の安値を割り込んだ銘柄も多く、Amazon、エッツィ、ディズニー、スターバックス、ツイッターなどが下落しています。
- 【長期金利】水曜日には1.90%台まで上昇したが、少し下落しています。
- 【セクター】本日は上昇したセクターはありませんでした。特に下げたのはARK関連やハイテク関連、フィンテック、クラウド銘柄などはひどいことになっています。またオルエコ関連も売られており、通信や、素材、一般消費財なども大きく売られています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】このデイリー記事を書き始めて間違いなく最大規模の下げ幅になっています。-5.33%の下落でネットフリックスは決算をミスして-21.79%、ツイッターも-6.60%、アリババ、Amazonが-5.95%と10銘柄すべてが大幅に下落しています。
- 【予定】非常に厳しい1週間となりました。来週はFOMC、重要決算が続いていきます。この下げはまだ始まりに過ぎないかもしれませんね。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月21日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月21日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下がってるけどこれは厳しいね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-2.98%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
米10年債利回り2%は「確定的」か、3月大幅利上げ予想で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米国債10年物利回りが2%を突破することはほぼ確定的と見受けられる。
- トレーダーらが3月の大幅な米利上げを想定しているからだ。米10年債利回りは今年に入り37ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し19日には1.88%を付けた。
- 2016年11月以来の急上昇に向かっている。
- 米連邦準備制度が00年以来の0.5ポイント利上げに踏み切るとの観測台頭から、先物トレーダーらは3月までの一段の債券下落を予想し、ポジションを構築している。
- ウエストパック銀行の債券調査責任者、ダミアン・マカロー氏は「米10年債利回りが2%に達するのは確実だ。
- ただ、その後は売りが少し和らぐ可能性が高い」と述べた。「それでも、米国の初回利上げ後に利回りがさらに上昇するのは確かだろう」との見方を示した。
- 米30年債利回りは19日に昨年6月以来の2.20%台乗せとなった。
- 利回り上昇は住宅ローン担保証券(MBS)投資家が米金利リスクを減らすために米国債を売るコンベクシティ・ヘッジを引き起こす水準に近づいている。
- AMPキャピタルの投資戦略責任者、シェーン・オリバー氏は「推測にすぎないし米当局の利上げペース次第だが、米10年債利回りは今後数カ月で2.5%前後、年末までには恐らく2.75%に上昇すると予想している」と述べた。
- 「債券市場は、長期停滞が終わり高インフレが長期化し利回りが上昇すると認識し始めている」と語った。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に下落してるんだけど、グロース株の売り圧はすごいね。
いいところないけど、生き残れるのかね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
これは世界恐慌。
どうするんだこれ。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
かなり大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
下落したセクター
本日は上昇したセクターはありませんでした。特に下げたのはARK関連やハイテク関連、フィンテック、クラウド銘柄などはひどいことになっています。またオルエコ関連も売られており、通信や、素材、一般消費財なども大きく売られています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
こんな下げみたことないんだけど!
間違いなく過去最大の下げ幅だね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
ネットフリックス【NFLX】
ネットフリックス時価総額5兆円余り減少、会員数見通しに失望感
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 動画配信サービスの米ネットフリックスが示した1-3月(第1四半期)の会員数見通しは市場予想を下回った。
- 年初としては少なくとも約10年ぶりの鈍い滑り出しとみられ、株価は時間外取引で急落した。
- 20日の発表資料によると、2021年の会員純増数は1820万人にとどまり、過去最高を記録した前年から約50%減った。
- 同社は会員数の鈍化傾向が少なくともさらにもう四半期は続くと見込む。
- 1-3月の見通しは250万人の純増で、市場予想(626万人の純増)を大きく下回った。こうした要因について同社は、中南米などでの厳しい経済情勢や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響が長引いていることを挙げた。
- 経営陣は競合する動画配信サービスが影響している可能性も認めた。
- 共同創業者のリード・ヘイスティングス氏は参入が相次いでもネットフリックスは成長してきたとして、競争は問題でないと長年指摘してきたが、同社の姿勢には若干変化も見られる。
- スペンサー・ニューマン最高財務責任者(CFO)は20日のウェブキャストで「(会員)獲得が新型コロナ前の水準にまだ回復していない具体的理由を特定するのは難しい」と語った。
- 一方、同CFOら経営陣は事業の長期的見通しにあらためて自信を示した。
- 昨年10-12月(第4四半期)の会員数は828万人の純増となり、市場予想を上回った。ただ自社の予想(850万人)には届かなかった。
- 10-12月に投入された主力作品がこれまでで最多となり、ネットフリックス史上最も充実していた。
- ドラマシリーズ「ウィッチャー」「ペーパー・ハウス」の新シーズン、新作ドラマ「メイドの手帖」「マイネーム:偽りと復讐」などで、映画「レッド・ノーティス」「ドント・ルック・アップ」は同社のオリジナル映画として最も視聴された。
- ただ1-3月の新着作品リストはそれほどは充実しておらず、大型作品の多くは3月まで公開されない。
- 決算発表を受け、ネットフリックスの株価は時間外取引で一時20%安の404.50ドルとなった。時価総額は約450億ドル(約5兆1200億円)減少した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
ネットフリックスは、オンラインDVDレンタルと映画やテレビ番組のインターネット配信(ストリーミング配信)を提供する米国企業。ストリーミングサービスはパソコン、携帯端末のほか、家庭用ゲーム機でも利用できる。米国をはじめ、カナダ、中南米、英国、アイルランドでストリーミングサービスを展開。
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
アマゾン、衣料品の実店舗を年内オープン-ロサンゼルス地域に
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アマゾン・ドット・コムは「アマゾン・スタイル」の名前で衣料品店をロサンゼルス地域に今年オープンする計画を明らかにした。
- 同社は実店舗の出店を進めている。20日の発表資料によると、この店舗は顧客が婦人・紳士物の衣料品・靴・服飾品を選ぶ際に人工知能(AI)を活用して購入を勧める。
- アプリを通じてリクエストした商品が試着室にそろえられているほか、商品を受け取りカウンターに直接送ることもできるという。
- オンライン小売りの多くの分野で有利な地位を築いたアマゾンはさらなる成長を求め、2015年にシアトルで書店チェーンをオープンしたのを手始めに、大規模な実店舗事業をここ数年に構築している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
ツイッター【TWTR】
ツイッター、ヘイトスピーチ巡る仏訴訟で敗訴
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 仏パリの控訴裁は20日、米ツイッターはヘイトスピーチ対策の詳細を開示しなければならないとの判断を下した。
- ソーシャルメディア(SNS)上で差別的なコンテンツの拡散を防ぐために、より厳しい管理を求める欧州の団体などにとって、今回の判決は追い風となる。フランス版ツイッターのコンテンツを管理するために雇用している従業員の人数、国籍、所在地、使用言語に関する詳細を明らかにするよう命じた下級審の判決を支持した。
- 下級審判決は、ツイッターがフランスにおけるネット上のヘイトスピーチ対策に投入した資金や人的資源を判断する上で役立つ、契約・管理・商業・技術上のあらゆる文書の開示も求めていた。
- ロイターが入手した判決文によると、控訴裁は一審判決を全面的に支持し、6人の原告にそれぞれ1500ユーロ(1700ドル)の損害賠償を支払うよう命じた。
- ツイッターの広報担当者は、同社のプラットフォームを利用する人々の安全を確保することが最優先だとし、判決内容を検討していると述べた。
- 判決が財務や経営に及ぼす影響についてはコメントを避けた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*8
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
インテル【INTC】
インテル、米に世界最大級の半導体工場新設 最大1000億ドル投資
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米半導体大手インテルは21日、最大1000億ドルを投じ、オハイオ州に世界最大級の半導体製造工場を建設すると発表した。
- アジアの製造拠点への依存度を下げる戦略の一環。先進半導体の製造に向け、まず200億ドルを投じてオハイオ州に新工場2カ所を建設する。
- 最終的には8つの工場を擁する1000億ドル規模の「メガサイト」に向けた第一歩となる。
- 建設場所は州都コロンバス郊外のリキング郡で敷地面積は1000エーカー。
- 3000人の正規雇用、建設関連で7000人の雇用を創出する見込み。
- パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は声明で「新工場は米国における先進半導体生産の新たな中心地となり、インテルの国内開発・生産体制が強化される」と述べた。
- 半導体メーカーは、世界的な半導体不足を受け、生産能力を拡大させている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ペロトン・インタラクティブ【PTON】
ペロトンが生産停止の報道否定、経費削減の方針示す-時間外で株反発
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ホームフィットネス事業を手掛ける米ペロトン・インタラクティブは20日、人件費や生産コストを含めた経費削減の方針を示したものの、同社がコスト節減のため一部フィットネス機器の生産を停止したとの報道は否定した。
- ジョン・フォーリー最高経営責任者(CEO)は従業員宛てのメモで、ペロトンは「生産規模の適正化を進めており、より季節的な需要曲線への移行に合わせ、持続可能な成長に向け生産水準を見直している」と説明。
- 元の軌道に戻すため人員削減を検討していると明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大で人々が自宅での運動を余儀なくされていた時期には、ペロトンの機器は供給が追い付かないほど需要が伸びていた。
- しかしコロナ禍に伴うロックダウン(都市封鎖)の終了で、消費者は従来型のスポーツジムに戻りつつあり、同社は打撃を受けている。
- フォーリーCEOは「これまでレイオフは決して取りたくない最後の手段だと言っていたが、今や細心の注意と配慮をした上で当社の組織構造と陣容を見直す必要がある」とした。
- ペロトンが生産を一時停止したとのCNBCの報道については、部外秘情報の流出が「一連の臆測記事につながった。メディア側が入手した情報は不完全で、前後の文脈から外れており、当社の戦略を反映していない」と説明。
- 情報漏えい者を特定したとし、「適切な法的措置に動く」と表明した。
- 同社がこの日発表した昨年10-12月(第2四半期)の売上高(暫定集計)は11億4000万ドル(約1300億円)。
- アナリスト予想は11億6000万ドルだった。
- 通期の新たな見通しは示さなかった。
- フォーリーCEOは2月8日の最終的な決算発表時に、コスト削減計画に関する詳細を明らかにするとしている。
- CNBCの報道が響き、ペロトン株は24%安の24.22ドルで通常取引を終えた。
- 時間外取引では、その後のフォーリーCEOのコメントを受けて反発し、一時9%余りの上げとなった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペロトン・インタラクティブは米国のフィットネスサービス企業。トレッドミル、フィットネスバイクなどのフィットネス関連機器の開発・販売に従事。また、オリジナルエクササイズ動画や音楽のコンテンツ制作・配信、ライブ・イベントのストリーミング配信を通して顧客が自宅で本格的なトレーニングを行える環境作りを提案。本社所在地はニューヨーク。*10
- NASDAQ100構成銘柄
ロビンフッド・マーケッツ【HOOD】
ロビンフッド、仮想通貨「ウォレット」提供へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米オンライン取引プラットフォームのロビンフッド・マーケッツは、証券会社の口座を通じてユーザーが仮想通貨を送金したり受け取ったりできる「ウォレット」のサービスを開始する。
- 20日にブログで発表した。まず1000人のユーザーを対象に試験的にサービスを提供する。
- 同社以外のウォレットを利用している人と仮想通貨のやり取りができるほか、デジタル資産の保有者はブロックチェーンのエコシステムとつながることが可能になる。
- 1日当たりの引き出し額は2999ドル、取引回数は10回に制限する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロビンフッド・マーケッツは米国のフィンテック・証券取引アプリ運営企業。主に若者を中心とした個人投資家に、簡易なプラットフォーム上で売買手数料無料の証券、オプション、仮想通貨などの取引サービスを提供する。同社の収入源は信用取引の金利収入、超高速取引業者からのリベート、プレミアム会員からの手数料である。本社所在地はカリフォルニア州メンローパーク。*11
ロイヤル・ダッチ・シェル【RDSB】
シェル、正式に社名変更 「ロイヤル・ダッチ」外す
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは正式に「シェル」に社名を変更する。21日に社名変更の書類を提出した。
- 1907年以来、社名に冠してきた「ロイヤル・ダッチ」を外す。
- 株式の二重構造をやめ、本社をオランダのハーグから英ロンドンに移す計画の一環。
- ロンドンとアムステルダムの証券取引所では1月25日から、ニューヨーク証券取引所では1月31日から、社名変更が反映される。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*12
ゼネラルモーターズ【GM】
M、ミシガン州のEV工場に65億ドル超投資へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)などがミシガン州の電気自動車(EV)工場に65億ドル超の投資を行う方針であることが、関係筋の話などから分かった。
- 来週にも発表する。
- 米ミシガン州経済開発公社(MEDC)のミシガン戦略基金(MSF)が25日の会合で、GMと韓国LG化学傘下のバッテリー製造会社LGエナジー・ソリューション(LGES)との合弁会社「Ultium Cells」によるこの投資計画への支援を検討する方向。この計画により4000人分の雇用が創出される。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*13
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要指数は全面安で週間下落幅では2020年10月以来の大幅安でした。来週のFOMCによって、金融政策の警戒感、弱い決算の見通しなどが嫌気されていました。特に前日の引け後に発表されたネットフリックスの決算発表では新規のサブスクライバーが鈍化傾向にあるとされて-20%以上の下落となっています。ネットフリックスに引きつられてコロナ関連銘柄のハイテクグロース株などは大きく売られています。投資家の恐怖心理を表すVIX指数も急上昇しており、28.85%となっており、昨年の2月以来の高水準となっています。
- 52週(1年)の安値を割り込んだ銘柄も多く、Amazon、エッツィ、ディズニー、スターバックス、ツイッターなどが下落しています。
- 【長期金利】水曜日には1.90%台まで上昇したが、少し下落しています。
- 【セクター】本日は上昇したセクターはありませんでした。特に下げたのはARK関連やハイテク関連、フィンテック、クラウド銘柄などはひどいことになっています。またオルエコ関連も売られており、通信や、素材、一般消費財なども大きく売られています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】このデイリー記事を書き始めて間違いなく最大規模の下げ幅になっています。-5.33%の下落でネットフリックスは決算をミスして-21.79%、ツイッターも-6.60%、アリババ、Amazonが-5.95%と10銘柄すべてが大幅に下落しています。
- 【予定】非常に厳しい1週間となりました。来週はFOMC、重要決算が続いていきます。この下げはまだ始まりに過ぎないかもしれませんね。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより