米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
市場は続落で、主要指数は軒並み下落していますが特に半導体関連は大きく売られています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要3指数を含め全面安の続落とダウは4日連続の下落となっています。またNASDAQ総合指数も11月の高値より10%以上の下落が続いておりいわゆる「調整相場」入りし非常に厳しい環境に入っています。決算が続々と発表されていますが、P&Gやユナイテッド・ヘルスは好決算で3%以上上昇しています。
- 【小型株】小型株も調子悪く、ラッセル2000は-1.60%と下落しています。
- 【個人成績】もっとも調子が良くないのは私のポートフォリオで過去最大クラスの下落で-5.03%と下げています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはすくないですが、金鉱株銘柄が相当上昇しています。他のセクターは1%も上がっていませんがSNS関連、公益、生活必需品、クラウド銘柄が少しですが上がっています。下落したセクターでもっとも下がったのが半導体銘柄です。またグロース関連のハイテクが売られております。一般消費財、資本財、エネルギー関連も下落していました。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-0.93%と続落しています。6銘柄が下落しており、テスラ、エヌビディアが3%以上下落していました。4銘柄が上昇したものの上がり幅が非常に小さくバイドゥの1.01%、ネットフリックスの0.99%と小さな上げにとどまっており非常に厳しい状態が続いています。
- 【予定】来週のFOMC、決算銘柄が続々登場と注目イベントが多いので価格変動には十分気をつけて投資を行いましょう。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月19日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月19日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、続落してるね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-5.03%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
厳しい状態が続いているけど、ところどころ上がってる地域があるね。特にブラジルとか南半球がすごいね。
半導体銘柄がだいぶ下落してるね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはすくないですが、金鉱株銘柄が相当上昇しています。他のセクターは1%も上がっていませんがSNS関連、公益、生活必需品、クラウド銘柄が少しですが上がっています。
下落したセクター
下落したセクターでもっとも下がったのが半導体銘柄です。またグロース関連のハイテクが売られております。一般消費財、資本財、エネルギー関連も下落していました。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
エリクソン、米アップルを新たに提訴 5G関連特許侵害で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- スウェーデンの通信機器大手エリクソンは米アップルを相手取り、第5世代(5G)移動通信システムの特許侵害に関して、新たに複数の訴訟を起こした。
- 両社は2015年に最初に結んだ期間7年の特許使用許可(ライセンス)契約の更新を巡る交渉が不調に終わっており、これまでに米国の裁判所に互いを提訴していた。
- エリクソンは10月に提起した最初の訴訟で、アップルは不当に特許使用料を引き下げようとしていると主張。
- アップルは12月に起こした訴訟で、エリクソンは特許使用契約の更新に「強引な」方法を用いていると訴えた。
- アップルの広報担当者は18日、エリクソンは契約更新の公正な条件を交渉することを拒み、過剰な使用料を強要するために世界中でアップルを提訴していると批判。
- エリクソンの広報担当者は、従来の契約は期限が切れ、新たな使用許可契約の条件と範囲で合意がまとまっていないため、アップルは使用許可がないままエリクソンの技術を使っていると強調した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
アップルとグーグル、反トラスト法案に抗議-プライバシー損なう恐れ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルとグーグルは18日、米議員に対し、大手ハイテク企業の市場支配力を抑えることを狙った超党派の反トラスト(独占禁止)法案が可決されれば、ユーザーのプライバシーとセキュリティーが脅かされる可能性があると警告した。
- アップルは上院司法委員会のダービン委員長(民主)と同委の共和党トップ、グラスリー議員ら宛てに書簡を送り、法案に抗議。
- ブルームバーグ・ニュースが入手した同書簡で、政府の監視や事業モデルの混乱につながる変更からアップストアを守ろうとするアップルの姿勢が浮き彫りになった。
- アップルの政府関連業務担当シニアディレクター、ティム・パウダリー氏は同書簡で、「この激動の1年、ソーシャルメディアに関するさまざまな論争や長くおろそかにされてきた子供へのリスクを巡る内部告発者の主張、ランサムウエアを使ったサイバー攻撃による主要インフラの被害を目の当たりにしてきたが、議会の対応によって個人向けデバイスのセキュリティーやプライバシー保護がはるかに難しくなるとすれば皮肉なことだ。残念だが、この法案が可決されればそうなるだろう」と訴えた。
- 一方、米アルファベット傘下のグーグルはブログ投稿で、グーグルサーチやGメールといった同社の人気商品が打撃を受けるとして、同法案を批判。
- 成立すればセキュリティーやプライバシーを損ない、消費者にとって有害なものになると主張した。
- グラスリー議員と民主党のクロブシャー議員が共同で提出した同法案はハイテク大手各社のプラットフォームに若干の変更を義務付ける内容で、アップルは「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」のユーザーがサイドローディング(アップストア以外でアプリをインストール)できるようになると警戒している。
- 法制化されれば、アップルはアップストアから15ー30%の手数料徴収が不可能か困難になり、事業モデルの中核部分が打撃を受けるほか、プライバシーとセキュリティーに対する同社の姿勢に混乱が生じかねない。
- クロブシャー氏の報道官は、法案がセキュリティーを損なうものだとの主張に反論。声明で「『サイドローディング』に関するアップルの主張は全て、競合する企業から巨額の手数料を徴収するのに使われるアップストアの独占を維持しようとする必死の試みだ」と指摘した。
- 上院司法委は週内にも同法案を審議する計画だ。
- 下院司法委は昨年6月、同様の法案を可決している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
エクソン・モービル【XOM】
エクソン、事業からの炭素排出実質ゼロへ 50年までに
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- 米石油大手エクソン・モービルは18日、2050年までに全世界の事業から排出される炭素を実質ゼロにすると表明した。
- この計画は、石油、ガス、化学製品の生産およびそれらの事業で消費される電力からの排出、いわゆるスコープ1および2の目標を対象としており、これらの製品を使用する消費者からの排出については対象としていない。
- ダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は声明で、「われわれは世界で稼働している資産からの温室効果ガス排出を削減するため、包括的なロードマップを作成している」とした。
- エクソンの株主は昨年、取締役3人を解任し、収益の向上と低炭素社会への対応を迫るヘッジファンドが提案した後任を据えた。
- それ以降、エクソンは6年間で150億ドルの資金を排出構想に投入するなど、気候変動問題への取り組みを開始している。
- グローバルデルタのエネルギー担当マネジングアナリスト、ウィル・スカーギル氏は「エクソンが(製品を使用する消費者からの排出を指す)スコープ3の目標を対象としていないことで、成長中のクリーンエネルギー分野で後れを取る可能性がある」と語った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エクソン・モービルは米国最大手のエネルギー会社。原油と天然ガスの探鉱と生産のほか、石油製品の製造、原油・天然ガス・石油製品の輸送などのエネルギー関連事業を手掛ける。また、オレフィン、芳香族化合物、ポリエチレン、ポリプロピレンプラスチックなどの石油化学品の製造のほか、発電事業にも出資。本社はテキサス州。*9
- S&P500構成銘柄
- 石油関連銘柄
シスコシステムズ【CSCO】
シスコシステムズが軟調 アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ
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- シスコシステムズが軟調。
- アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。
- 株価が目標株価に接近したほか、ファンダメンタルズの見通しがコンセンサス予想と一致したためとしている。
- 過去にシスコの受注動向を予測してきた同アナリストの予想活動指数が低下を示し、12月の測定値はマイナス領域に入ったと述べている。
- 同社には引き続き追い風が吹いているが、今後はより広範な逆風が吹き、均衡するとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■シスコ・システムズはIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手。主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含む。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ソーファイ・テクノロジーズ【SOFI】
ソーファイが大幅高 米国銀行業の認可取得
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- フィンテックのソーファイ・テクノロジーズが大幅高。
- 同社はツイッターの元幹部ノート氏が率いる。
- 同社は通貨監督庁(OCC)から米銀行業の認可を受けたと発表した。
- 同社は本格的に銀行の免許を取得するため、ゴールデン・パシフィック銀行を買収。同銀は全米に支店を持つが、ソーファイの確立されたデジタル融資プラットフォームを持つことになる。
- なお、今回の認可は仮想通貨の取引についてはカバーしていない。
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■ソーファイ・テクノロジーズは米国のフィンテック企業。金融サービスプラットフォームを介し、オンラインバンキング、クレジットカードやデビットカードによる支出、学生ローンや住宅ローンなどの借入れ、仮想通貨や株などへの投資、退職後の貯蓄、そして生命保険や自動車保険などをカバーした利用者の経済的自立に役立つ商品・サービスを提供。本社所在地はサンフランシスコ。*11
スターバックス【SBUX】
スタバ、米従業員へのワクチン接種・検査義務化を停止 判決受け
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- バイデン米政権が導入した企業への新型コロナウイルスワクチン接種義務化措置を巡り米連邦最高裁が施行差し止めを命じる判断を下したことを受け、米大手コーヒーチェーン、スターバックスが国内従業員に対するワクチン接種完了または週1回のコロナ検査の義務付けを停止したことが分かった。
- スタバのジョン・カルバー最高執行責任者(COO)は18日付の従業員宛てメモで「われわれは裁判所の判決を尊重し、これに従う」とした。
- メモによると、同社従業員の90%以上がすでにワクチン接種の状況を公表しており、大半が完全に接種済みという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*12
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
P&G【PG】
P&G、通期売上高見通し上方修正 清掃関連製品の需要回復で
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- 米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は19日、2022年度(22年6月まで)の売上高見通しを上方修正した。
- 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い清掃関連製品の需要が回復しているほか、値上げが寄与するという。
- 第2・四半期(10─12月)は堅調な売上高を計上し、運賃やコストの予想以上の増加を相殺。株価は序盤の取引で4%超上昇した。
- オミクロン変異株による感染急拡大を背景に清掃関連製品の需要が増加し、ファブリック・アンド・ホームケア商品の売上高が第2・四半期に7%増加。
- インフルエンザシーズンの到来を受けパーソナルヘルスケア製品の為替変動・買収効果などを除いた売上高(オーガニック・セールス)も20%増加した。
- これに加え、コスト高や運賃上昇を転嫁するための値上げも寄与し、純売上高は6%増の209億5000万ドルと、市場予想の203億4000万ドルを上回った。
- P&Gの財務部門幹部は、インフレ圧力が当面続くとし、コスト高や為替などによるネガティブな影響を従来の23億ドルから28億ドルに引き上げた。
- 一方で、22年度のオーガニック・セールスの伸び見通しを従来の2─4%から4─5%に上方修正。
- 自社株買いの規模も従来の70億─90億ドルから90億─100億ドルに増額した。
- また、食品・日用品大手ユニリーバが検討している英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の一般医薬品(大衆薬)部門の買収に関心があるのではとの憶測に対し、P&Gのジョン・メラー最高経営責任者(CEO)はCNBCでのインタビューで「現在の事業ポートフォリオで非常に満足している」とし、大規模な買収は必要ないとの見解を示した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■プロクター・アンド・ギャンブルは米国の一般消費財メーカー大手。主に「P&G」ブランド名で家庭用品、パーソナルケア用品、工業用製品の製造・販売に従事する。大型小売店などを通じ、ヘアケア・スキンケア用品、電気かみそり、歯ブラシ・歯磨き粉、衣料用洗剤・消臭剤、紙おむつなどベビー用品など幅広い製品を世界中で販売する。本社所在地はオハイオ州シンシナティ。*13
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
ASML【ASML】
オランダASML、予想上回る第4四半期利益 22年は20%増収へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが19日発表した第4・四半期決算は、純利益が17億7000万ユーロ(20億1000万ドル)と予想を上回った。
- 2022年には売上高が20%の伸びになると予想した。年初に同社のベルリンの工場が火災に見舞われたが、ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)は、売上高見通しに火災の影響が反映されていると説明した。
- リフィニティブのデータによると、アナリストの利益予想は15億1000万ユーロ(17億2000万ドル)だった。
- 前年同期の実績は13億5000万ユーロ。
- 売上高は50億ユーロとアナリスト予想の51億ユーロをわずかに下回ったが、利益率が54.2%と予想より高水準だった。
- 今年も需要を満たすことは難しいとし、第1・四半期の売上高を33億─35億ユーロと予想した。
- 一部のシステムが最終テストを経る前に顧客に出荷されるため、今後20億ユーロの売り上げが追加で計上されるという。
- 21年の配当を2倍の5.50ユーロにするとした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ASMLホールディングはオランダの半導体製造装置メーカー。子会社を通じて半導体産業向けリソグラフィー装置の開発、製造、販売、関連サービスを世界的に手掛ける。リソグラフィーシステム、ステップ・アンド・スキャンシステム「TWINSCAN」や「PAS5500」シリーズ、極端紫外線リソグラフィー装置、超精密光学分野の部品などを取り扱う。*14
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
バンク・オブ・アメリカ【BAC】
BofA、10-12月は融資回復で好業績-トレーディングは予想以下
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- バンク・オブ・アメリカ(BofA)の2021年10-12月(第4四半期)は、トレーディング収入がアナリスト予想を下回ったものの、個人および法人向け融資の回復が業績を支えた。
- 融資残高の平均は前年同期比で1%増加した。ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は発表資料で「第4四半期に融資は510億ドル(約5兆8000億円)増え、預金は1000億ドル増加し、リテール預金のリーダーとしての地位をさらに固めた」と自賛した。
- 第4四半期のローンおよびリースの平均残高は9450億ドルとアナリスト予想の9400億ドルを上回った。
- 純金利収入は前年同期比11%増の114億ドルとなった。一方、セールス・トレーディング収入は2%減の29億ドルで、アナリスト予想の31億ドルに届かなかった。
- 投資銀行業務の手数料収入は26%増の24億ドル。
- 企業買収の活況を受けて助言手数料は55%増加した。
- デフォルト(債務不履行)リスクもさらに低下し、貸倒引当金8億5100万ドルを戻し入れた。
- ただ、人件費増大を一因に金利外費用は6%増。
- 22年通年で費用は前年からほぼ変わらずとの見通しも示した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バンク・オブ・アメリカは米国の大手銀行・金融持株会社。全米と世界40以上の国々で展開。預金口座、貸付、クレジットカード、証券仲介、保険と投資信託の販売のほか、加盟店向けカード決済サービス、企業・機関向け株式、債券引受、資産運用・管理、合併・買収アドバイスなどのサービスを提供。消費者不動産業サービスやグローバル資産・投資管理サービスも提供。*15
- S&P500構成銘柄
モルガン・スタンレー【MS】
モルガン・スタンレー、予想外の株式トレーディング増収-債券は低迷
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- モルガン・スタンレーの2021年10-12月(第4四半期)決算では、株式トレーディング収入が市場予想に反して増加した。
- 一時利益が寄与した。
- 債券収入は落ち込んだ。
- 19日の発表によると、株式トレーディング収入は2億2500万ドル(約260億円)の一時利益により13%増加した。
- アナリストは前年同期並みを予想していた。
- 債券トレーディング収入は31%減少した。
- トレーディング事業は業界を通じて低迷する一方、トレーダーとバンカーをつなぎ留めるための人件費増大が各社の重しとなっている。
- モルガン・スタンレーの2021年金利外費用は19%増えた。これには買収した企業を統合するコストも含まれる。
- シャロン・イェシャヤ最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「収入は伸び、経費については強い規律を維持した」とコメントした。
- 投資銀行業務の収入はアナリスト予想に届かなかったものの、助言手数料は30%増えた。
- ウェルスマネジメント事業の収入は10%増の62億5000万ドルと、市場予想にほぼ一致した。同事業は投資管理とともに同社収入の半分以上を占める。
- 純利益は9%増えアナリスト予想を上回った。全社の収入は7%増。
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■モルガン・スタンレーは米国の金融持株会社。米国内外で事業を展開。資金調達、合併・買収のアドバイス、事業再編支援、不動産・プロジョクト融資、貸付、投資調査、株式・債券の販売、売買、値付けのほか、自己勘定投資サービスの提供。投資商品仲介、投資顧問、資金計画、年金・保険商品の販売、信託業務、不動産や未公開株式への投資、運用サービスの提供。*16
- S&P500構成銘柄
ユナイテッド・ヘルス【UNH】
ユナイテッドヘルスが決算受け上昇 オプタム部門の薬剤給付管理事業が好調
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- ユナイテッドヘルスが上昇。
- 取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- オプタム部門の薬剤給付管理事業が好調だった。
- また、今年度の見通しについては、1株利益、売上高とも従来予想を据え置いた。売上高は予想を上回っている。
- 今回の決算を受けてアナリストから目標株価を従来の475ドルから550ドルに引き上げる動きも出ている。
- 前日終値から19%の上振れ余地。
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■ユナイテッドヘルス・グループは米国の医療保険会社。企業、公共機関、個人に各種医療保険プランを提供するほか、疾病、健康、薬剤に関する情報や医療貯蓄口座、移動医療サービスなどの各種サービスを提供。また、医療関連の情報管理サービス、ソフトウエア開発、コンサルティングおよびアウトソーシングサービスを手掛ける。*17
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要3指数を含め全面安の続落とダウは4日連続の下落となっています。またNASDAQ総合指数も11月の高値より10%以上の下落が続いておりいわゆる「調整相場」入りし非常に厳しい環境に入っています。決算が続々と発表されていますが、P&Gやユナイテッド・ヘルスは好決算で3%以上上昇しています。
- 【小型株】小型株も調子悪く、ラッセル2000は-1.60%と下落しています。
- 【個人成績】もっとも調子が良くないのは私のポートフォリオで過去最大クラスの下落で-5.03%と下げています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】上昇したセクターはすくないですが、金鉱株銘柄が相当上昇しています。他のセクターは1%も上がっていませんがSNS関連、公益、生活必需品、クラウド銘柄が少しですが上がっています。下落したセクターでもっとも下がったのが半導体銘柄です。またグロース関連のハイテクが売られております。一般消費財、資本財、エネルギー関連も下落していました。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は-0.93%と続落しています。6銘柄が下落しており、テスラ、エヌビディアが3%以上下落していました。4銘柄が上昇したものの上がり幅が非常に小さくバイドゥの1.01%、ネットフリックスの0.99%と小さな上げにとどまっており非常に厳しい状態が続いています。
- 【予定】来週のFOMC、決算銘柄が続々登場と注目イベントが多いので価格変動には十分気をつけて投資を行いましょう。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより