米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
寄り付きは上がっていたもののオミクロン株の確認によって大きく下落に転じてしまいました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は大きく下落し前日に続いて下落となっています。寄り付きは非常に好調だったものの、米国内で新型コロナのオミクロン株が確認されたという報道から一気に下落に転じています。また12月ということもあり、損失のある銘柄は節税目的に売られる傾向もあり今後もパフォーマンスの悪い銘柄の売りが加速することが予測されます。
- 【小型株】小型株も大きく下落しており、ラッセル2000は-2.34%下落しています。
- 【個人成績】-2.93%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】長期金利は寄り付きでは上がっていたものの引けにかけて下落しています。(-3.15%)10年債利回りは、1.407%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは前日に続き非常に少なく、インド関連や公益のみが上がっています。かなり多くのセクターが当然ながら下落しています。特にハイテク関連や航空、フィンテック、クリエネ、金鉱株、eコマース、通信、一般消費財なんかは2%以上下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全10銘柄が下落しており、-2.70%と大きく下落しています。特にテスラ、メタ、アリババ、エヌビディア、ネットフリックスなどは大きく下落しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月1日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月1日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば全面安ということね。寄り付きでは上がっていたのに引けにかけてドカンと下げているね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-2.93%
12月のスタートは散々なスタートになったよ・・・
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
新型コロナ影響克服でインフレ圧力軽減へ=米大統領
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- バイデン米大統領は1日、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)の影響が克服されるにつれ、インフレ圧力は和らいでいくとの見方を示した。
- バイデン大統領は、パンデミックの影響から回復する中、世界各国がインフレに直面していると指摘。課題が克服されるにつれ、インフレ圧力は緩和するとの見方を示した。
- また、先月は卸売市場で原油とガソリンの価格が大きく低下したと指摘。政府が取っている措置でモノの輸送が迅速化されているとの認識も示した。
米国でもオミクロン変異株の感染初確認、南ア渡航者から-CDC
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- 世界で感染が急拡大している新型コロナウイルスのオミクロン変異株について、米疾病対策センター(CDC)は同国内で初の感染を確認した。CDCの発表によると、感染が確認されたのはカリフォルニア州で、11月22日に南アフリカ共和国から戻った渡航者から検出された。
- 感染者はワクチン接種済みで症状は軽く、改善しつつあり、現在は自己隔離中。
- 濃厚接種があった全員と連絡が取れ、この中に陽性反応を示した者はいないという。
- カリフォルニア州のニューソム知事は記者会見で、この感染者が22日にサンフランシスコに到着し、25日に症状が出たと説明した。
- 28日に検査し、その翌日に陽性が判明したが、入院していないという。
- 同知事は「この個人の経過は順調だ」とし、完治が見込まれると述べた。バイデン大統領の首席医療顧問で米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は米国でオミクロン株感染の可能性のある他の症例を現時点で把握していないと述べた。
- また、自身の知るところではこの感染者は新型コロナのブースター(追加免疫)接種を受けていないと語った。
米ISM製造業景気指数、11月は上昇 旺盛な需要示す
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- 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した11月の製造業景気指数は61.1と、10月の60.8から上昇した。
- 旺盛な商品需要を背景に、製造業の持ち直しを示した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に関連した原材料不足が生産に引き続き悪影響を与えている中で、インフレ率が高止まりしている。
- 市場予想は61.0だった。指数は50が景気拡大・縮小の節目となり、製造業は米経済の12%を占めている。各国政府からの何兆ドルもの支援で新型コロナのパンデミックからの回復が同時進行しているため、サプライチェーン(供給網)が制約を受けており、工場が原材料を調達する時間が長くなっている。
- 供給業者の納入を示す指数は72.2と、10月の75.6から低下した。50を上回ると納入の遅れを意味する。
- 仕入れ価格指数は82.4と、10月の85.7から低下したものの依然として高い水準にある。製造業は生産コストの増加を容易に消費者に転嫁し、躊躇(ちゅうちょ)する兆候は依然見られない。
- 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は30日の議会上院で「インフレ高進のリスクが高まっている」と述べ、FRBは2週間後に開かれる次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で大規模な債券購入の縮小ペースを加速することを検討すべきだと述べた。
- 10月のインフレ率は、年率ベースで約31年ぶりの大幅な上昇となった。新規受注指数は61.5となり、10月の59.8から上昇した。需要が堅調であることから、工場での雇用が増加した。
- 雇用指数は53.3と7カ月ぶりの高水準となり、10月の52.0から上昇した。ただ、労働者不足は依然として制約となっている。
- 9月末時点の求人件数は1040万人だった。ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「企業が在庫を補充し、サプライチェーン(供給網)の問題が改善されることで、製造業は来年も引き続き国内総生産(GDP)の成長にプラスに寄与する」と指摘。ただ「企業が受注をオーバーブッキングする可能性や新型コロナの新変異株オミクロンが価格やサプライチェーンの問題を増大させるなどのリスクがある」とした。
- ISM製造業調査責任者のティモシー・フィオーレ氏は「米製造業は需要面が主導し、サプライチェーンが制約された環境が続いているが、労働力やサプライヤーの供給力に若干の改善が見られる」と述べた。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
かなり上がってるね…
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に下がってる中、特にグロース株は大きく下落してるね。
金利も、オミクロン株もあって非常に厳しい環境にあるね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全体的に下がっている中で半導体はいい感じなのかな。
半導体指数は下がってたけど、台湾セミやASMLは上がってるんだね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100ではこれしか上がってなかったよ
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは前日に続き非常にすくなく、インド関連や公益のみが上がっています。
下落したセクター
かなり多くのセクターが当然ながら下落しています。特にハイテク関連や航空、フィンテック、クリエネ、金鉱株、eコマース、通信、一般消費財なんかは2%以上下がっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
多分今まで見た中で一番下がってる気がするんだけど
全銘柄が下がってることはたまにあるんだけど、これだけ下がるのも珍しいね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
ツイッター【TWTR】
キャシー・ウッド氏のアーク、ツイッター株を追加取得-株価急落受け
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントは米ツイッターの株式を買い増した。
- 創業者ジャック・ドーシー氏の最高経営責任者(CEO)退任を受け、ツイッター株は1年ぶりの安値に落ち込んだ。
- 既にツイッターの大株主の一角であるアークは11月30日、約110万株を追加取得。
- ツイッター株の買い入れは約1カ月ぶりで、1日当たりでは7月23日以来の大量購入となった。
- アークの日次取引報告書によると、旗艦上場投資信託(ETF)である「アーク・イノベーションETF」が62万3221株で、「アーク・フィンテック・イノベーションETF」は32万7160株、「アーク・ネクスト・ジェネレーション・インターネットETF」は16万1991株をそれぞれ買い入れた。
- この日の株価終値に基づけば、購入総額は4900万ドル(約55億6000万円)近くとなる。
キャシー・ウッド氏のアーク、ツイッター株を追加取得-株価急落受け https://t.co/E2d3HXAOE9 $TWTR $ARKK #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年12月1日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ツイッターは米国のソーシャルメディア企業。個々のユーザーがインターネット上で「ツイート(つぶやき)」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームのサービスを提供。パソコンやスマートフォンからアクセスし、短文での発信に特色がある。また、特定の団体や著名人のツイートをフォローする形態もある。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*7
- S&P500構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ファイザー【PFE】
ファイザー、16歳と17歳のブースター接種緊急許可をFDAに申請
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は11月30日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を16歳と17歳に緊急許可するよう米食品医薬品局(FDA)の申請したことをツイートで明らかにした。
- 新たな変異株「オミクロン」を巡る懸念が広がる中、当局に許可されれば追加接種対象が広がることになる。
- ファイザーの株価は30日の通常取引で2.5%上昇。時間外取引では一時0.7%上昇した。
- 米国では現在、ファイザーがドイツのビオンテックと共同開発したメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの接種対象年齢は5歳以上とされているが、ブースター接種はこれまでのところ成人にしか許可されていない。
- ブーラCEOは「新変異株の出現を踏まえると特に、できるだけ多くの人に強力な防御力を提供する事がわれわれの望みだ」と述べた。
Today, we submitted a request to the @US_FDA to expand the emergency use authorization of a booster dose of our COVID-19 vaccine to include 16- and 17-year-olds. It is our hope to provide strong protection for as many people as possible, particularly in light of the new variant.
— Albert Bourla (@AlbertBourla) 2021年11月30日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*8
- S&P500構成銘柄
メルク【MRK】
メルクが上昇 経口薬「モルヌピラビル」にFDA諮問委が承認勧告
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- メルクが上昇。FDAの諮問委員会がきのう、メルクが開発した新型ウイルス感染症の経口薬「モルヌピラビル」について、利益がリスクが上回るとして、賛成13、反対10で使用を許可するよう勧告することを決定した。
- 同薬は軽度から中等度の重症化リスクがある成人患者が対象。
- メルクはリッジバック・バイオセラピューティクスと共同で開発。
- FDAは諮問委の勧告通りに行動する義務はないが、通常は決定通りになることが多い。間もなく判断を下す可能性がある。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■メルクは米国の医薬品大手。医薬品、ワクチン、動物用医薬品、コンシューマーケア製品の発見、開発、製造、販売を行う。循環器・糖尿病、がん、骨・呼吸器、皮膚科・眼科、感染症、中枢神経、女性疾患の分野でブランドを展開。ペット用ワクチンや予防薬を提供。抗ヒスタミン剤「クラリトン」や便秘薬「ミララックス」などを扱う。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
ブラックストーン【BX】
ブラックストーン、欧米の倉庫ポートフォリオを取得-約3200億円で
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- 米プライベートエクイティー(PE)投資会社ブラックストーン・グループは11月30日、キャボット・プロパティーズから124の物流関連資産から成るポートフォリオを28億ドル(約3200億円)で取得したと発表した。
- 欧米の倉庫事業に新たに資金を投じる。発表資料によると、ポートフォリオの内訳は米国が102物件、英国とドイツ、オランダが計22物件で、総面積は1740万平方フィート(160万平方メートル)。
- ブラックストーンは活況を呈する電子商取引企業の配達時間短縮につながる倉庫物件について、堅調な需要と賃料上昇を見込んでおり、倉庫は同社が最も注力している投資対象の1つ。
- 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で実店舗よりもオンラインで買い物をする人が増える中、倉庫の需要が急増している。
- ブラックストーン・リアル・エステートのシニアマネジングディレクター、デービッド・レビン氏は発表資料で、「物流セクターは電子商取引がもたらした強力な追い風から引き続き恩恵を受けている」と説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックストーン・グループは米国の投資ファンド運用会社。グローバルな代替資産運用および金融顧問サービスを提供する。代替資産運用事業ではプライベートエクイティファンド、不動産ファンド、ヘッジファンド、セカンダリーファンドなどを扱う。また、金融・戦略的顧問、企業再編・再構築顧問、キャピタルマーケットなどのサービスも手掛ける。*10
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
セールスフォース・ドットコム【CRM】
セールスフォースが決算受け下落 堅調な回復を期待していた向きには物足りない内容
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- セールスフォースが下落。
- 前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 主力のサブスクリプション&サポート事業が好調だった。
- ただ、第4四半期のガイダンスが予想を下回ったことが嫌気されている模様。そのガイダンスはオミクロンの出現で同社の一部顧客が新プロジェクトへの支払いに消極的な可能性があることを示唆している。
- 市場からは為替の逆風と統合プラットホームのミュールソフト事業の成長の頭打ちが指摘されている。
- なお、通期の見通しは予想を上回った。アナリストからは、第3四半期のより堅調な回復を期待していた向きには物足りない内容となった可能性が高いとの指摘も聞かれる。
- 残存履行義務(CRPO)は若干予想を上回る程度で、第4四半期は大幅な減益を示唆しているという。ただ、2023年通期のフリーキャッシュフローの伸び加速への期待はまだ損なわれていないとも述べた。
- 同社はまた、ブレットテイラーを副会長兼共同最高経営責任者に昇進させる人事を発表した。
- これについては、サービスに重点を置いている点を考慮すれば、前向きとの声も出ている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■セールスフォース・ドットコムはソーシャルテクノロジーを企業で活用するためのクラウドアプリケーション ・ プラットフォームを提供する会社。サービスは、販売、顧客サービス、マーケティング、クラウドプラットフォームに別れる。クラウド型企業内コラボレーション支援ツールのほか、オンデマンド・アプリケーション共有サービスなどを提供。*11
- 【CRM】セールフォース・ドットコム
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ【HPE】
HPエンタープライズが下落 短期的に供給問題は引き続き課題に
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- HPエンタープライズが下落。
- 前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内に留まった。
- 株価は冴えない反応を示している。
- 粗利益率が予想を下回り、第1四半期の見通しが予想を下回ったことが嫌気されているようだ。サプライチェーン問題による半導体などの部品不足で需要対応に苦労していることが示唆されている。
- 同社のネリCEOは「第4四半期に需要は大幅に加速したとした上で、短期的に供給問題は引き続き課題になる」と述べていた。
- アナリストからもサプライチェーン問題が予想以上に圧迫しているが、需要が力強いことから、2022年度には期待を持てるとのコメントも出ていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ヒューレット・パッカード・エンタープライズは米国大手のコンピュータ・IT企業。HPの分社化によりエンタープライズ事業に従事する。顧客のITシステムを最適化するため、サイバーセキュリティーやクラウド対応、モバイル対応などを提供。事業部門はエンタープライズ、ソフトウエア、企業顧客サービス、金融サービスと投資から構成。本社はカリフォルニア州。*12
- S&P500構成銘柄
ジースケーラー【ZS】
Zスケーラーが決算受け上昇 アナリストからの目標株価引き上げも相次ぐ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- セキュリティソフトのZスケーラーが上昇。
- 前日引け後に8-10月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を上回っている。
- ガイダンスも公表しており、1株利益は冴えない見通しを示したものの、通期の売上高およびビリングは好調な見通しを示した。
- 今回の決算を受けて複数のアナリストから目標株価の引き上げが相次いでいる。
- 力強いビリングや売上高で、好印象の決算となったようだ。目標株価を430ドルまで引き上げたアナリストもいる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ジースケイラーは米国のITサービス・ソフトウェア企業。ユーザーのモバイル・デバイスからアプリケーションやサービスにアクセスする際のクラウド・セキュリティーを提供する。また、SaaSベースのセキュリティー・プラットフォームを開発。航空・輸送、小売、金融サービス、ヘルスケア、メディア、電気通信などの幅広い業界にサービスを提供。本社はカリフォルニア州サンノゼ。*13
まとめ
- 【主要指数】主要指数は大きく下落し前日に続いて下落となっています。寄り付きは非常に好調だったものの、米国内で新型コロナのオミクロン株が確認されたという報道から一気に下落に転じています。また12月ということもあり、損失のある銘柄は節税目的に売られる傾向もあり今後もパフォーマンスの悪い銘柄の売りが加速することが予測されます。
- 【小型株】小型株も大きく下落しており、ラッセル2000は-2.34%下落しています。
- 【個人成績】-2.93%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】長期金利は寄り付きでは上がっていたものの引けにかけて下落しています。(-3.15%)10年債利回りは、1.407%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは前日に続き非常に少なく、インド関連や公益のみが上がっています。かなり多くのセクターが当然ながら下落しています。特にハイテク関連や航空、フィンテック、クリエネ、金鉱株、eコマース、通信、一般消費財なんかは2%以上下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全10銘柄が下落しており、-2.70%と大きく下落しています。特にテスラ、メタ、アリババ、エヌビディア、ネットフリックスなどは大きく下落しています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより