米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
主要指数は下落しており、高値圏内にある株価に警戒感が見られています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は揃って下落しており高値圏内に向かう中警戒感が強まっています。アマゾンがイギリスでビザカードの受け入れを停止するという報道もあり、ビザ・マスターなどの大型銘柄に加えてフィンテック関連が売られています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は一番下げており、-1.16%となっています。
- 【個人成績】+1.03%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利がさがっており、-1.84%となっています。米国債10年利回りは1.60%となっています。
- 【セクター】ほとんどのセクターが下落する中、上昇したセクターは金関係、不動産、公益、一般消費財関連のセクターが上がっています。特に下がったセクターはハイテク関係を中心に、フィンテック関連、エネルギー、旅行、金融なども下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は下落しており、-0.92%となっています。特に中国銘柄2社が大きく下落しました。引け後に決算があったエヌビディアも下げています。(時間外で上昇中)またアップルとテスラが好調で上昇しています。
- 【予定】エヌビディアの決算に注目が集まり、データセンターの売上が好調だったという報道がありました。またあした詳しく見ていきます。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年11月17日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年11月17日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、全面安になってるね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:1.03%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
■■ニュース貼り付け■■
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
小型のグロース株が一番大きく下がってるね。
全体的に下がってるから為す術もないけどね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
台湾セミコンダクターがどうにか上がってるけど全体的にひどいね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
ほとんどのセクターが下落する中、上昇したセクターは金関係、不動産、公益、一般消費財関連のセクターが上がっています。
下落したセクター
特に下がったセクターはハイテク関係を中心に、フィンテック関連、エネルギー、旅行、金融なども下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップルが来年から部品をユーザー直販へ、自分で故障修理可能に
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは17日、iPhone(アイフォーン)やパソコンのMacなどの製品の一部について、ユーザーが故障を自分で修理できるように来年から部品やツールの直接販売を開始すると発表した。
- アップルは2019年、独立系の修理業者が部品やツール、マニュアルを購入できる仕組みを導入。
- これに加えて、消費者団体などがずっと要望してきた、ユーザーが修理を行えるプログラムがようやく打ち出された格好だ。
- 今後アップルのユーザーは、マニュアルを読み、アップルから直接に買った部品で修理することができるようになる。オンラインストアではiPhone「12」と「13」のディスプレイやバッテリーやカメラ部分で最も起こりやすい事象に対応するため、部品とツール約200種類の販売に乗り出す。
- 最終的にはアップルの半導体M1を搭載するMacコンピューターのシリーズも、このプログラムを適用する。
- また、それほど頻繁に起こらない故障にも対応できるようにしていく。ユーザーの購入価格は独立系修理業者向けと同水準に設定され、修理を終えた後にこれまで使っていた部品をアップルに返還すれば、割引サービスも受けることができる。
- アップルはまず来年初めに米国でプログラムを始め、対象国を順次拡大する方針。
アップルが来年から部品をユーザー直販へ、自分で故障修理可能に https://t.co/K0tw0iGwWr $AAPL #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月18日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
グーグルCEO、検索とAIが時価総額さらに1兆ドル増やす原動力に
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- 多くのテクノロジー大手が成長の次なるフロンティアとしてメタバースを挙げる中で、米アルファベット傘下グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、同社の将来がインターネット検索という原点にあると見ている。
- アルファベットCEOも務めるピチャイ氏はシンガポールで開かれているブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム向けのインタビューで、「われわれの使命は時代を問わないという点に幸運を感じている」と説明。
- 「情報を整える必要性はかつてないほど高まっている」と話す。
- 新型コロナウイルス禍で売上高と利益を伸ばすアルファベットの時価総額は今月、一時2兆ドル(約230兆円)を突破。
- ピチャイCEOはここからさらに1兆ドル増やす原動力はどこから生まれるかとの質問に対し、自社の中核サービスを挙げた。
- 消費者はコンピューターに音声や「多様な経験」でもっと質問してくるようになると同CEOは予想。
- 「そうしたことに適応し、検索を進化させることができる能力が今後も最大の好機になるだろう」と語った。
- ピチャイ氏は2015年にグーグルCEOに就任して以降、クラウドや人工知能(AI)を強化。一方で、規制面では同社に向けられる視線が厳しさを増している。
- 今回のインタビューで、クラウドや動画サービス「ユーチューブ」、アプリストアなど主要な成長事業を列挙した上で、AI投資が各事業の「基礎」になっていると述べた。
- また、ピチャイ氏はアジアでまず開発しテストを実施するグーグル商品が今後増えると見込むが、中国は例外となる。グーグルは中国本土に検索サービスを持ち込む計画を従業員の反発を受けて18年に凍結。
- その後もサービスの大半は同国で展開していない。
- 「それが変わるとはみていない」と同氏は語った。ニューエコノミー・フォーラムはブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピー傘下のブルームバーグ・メディア・グループが主催している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
テスラ【TSLA】
テスラ車電池で電力供給網支援へ、豪大学が可能性を研究
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)は17日、米電気自動車(EV)大手テスラの車を保有するオーナーを世界中から募り、テスラ車の予備電池容量が将来的にエネルギー供給網を支え、家庭に電力を供給できるかどうかを分析すると発表した。
- この研究プロジェクトは、分析プラットフォームのTeslascopeと提携しており、EVオーナーが現在どのように車を運転し、充電しているかを検証する世界初の試みだという。
- 研究の第1フェーズでは、オーストラリア、米国、カナダ、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、英国のテスラ車オーナーが応募可能。
- このプログラムは今後、他のEVメーカーにも拡大される可能性がある。
- 世界的にEVの台数が増える中、科学者らは輸送業界の排出量削減に貢献するだけでなく、電池が他のクリーンなエネルギーサービスをいかに提供できるか模索している。
- UQの研究者によると、ほとんどのEVは1日の航続距離400キロのうち8分の1程度しか走らないため、エネルギーを蓄えたり、「vehicle-to-grid(Ⅴ2G)」チャージャーを利用して電力を供給網に送ることができる。UQの研究フェロー、ジェイク・ホワイトヘッド氏はロイターに対し、「(この研究は)国際的にEV政策の参考になるだけでなく、EVを車輪の上に載った電池として活用することの実現可能性を評価する上でも重要だ」と述べた。
- この研究では、まず500人のテスラ車オーナーを募集し、車のソフトウエアインターフェースを通じて利用データを収集する。
- オーナーには見返りとしてTeslascopeのプレミアムサブスクリプションを1年間無料で提供する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
アマゾン、ビザからマスターカードへの切り替え検討-共同カードで
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米オンライン小売りのアマゾン・ドット・コムはビザとの関係悪化を背景に、人気が高い共同ブランドのクレジットカード提携先をマスターカードに切り替えることを検討している。
- アマゾンは既に、英国で発行されたビザのカードを利用できなくする方針を示している。
- アマゾンのカードは共同ブランドカードとしては業界最大級。事情に詳しい複数の関係者によると、アマゾンはビザからより有利な条件を確保する手段として契約見直しの交渉を活用する。
- アマゾンは既にシンガポールとオーストラリアで、ビザ経由の決済に小幅な追加課金を始めた。また先週には、米オンライン決済サービス会社ペイパル・ホールディングスの「ベンモ」を2022年から利用可能にする合意を発表した。
- これは米国の顧客がビザを利用しないで済む新たな手段だ。こうした対立の背景にあるのは、ビザのカード受け入れによる支払いを減らしたいというアマゾンの意向だ。
- アマゾンは電子メールで配布した発表文で、「クレジットカード受け入れコストは時間の経過とともに下がるべきだと考える。その節減分を価格引き下げや顧客のショッピング充実に向けて再投資できるようにするためだ」とした上で、「しかし、技術面の進展にもかかわらず、一部カードの決済コストは高いままか、上昇基調にさえある」と指摘した。
- サンジェイ・サクラニ氏らキーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のアナリストは、この問題はビザにとって「財務面で最低限の影響」で解決する可能性が高いが、「アマゾンが消費者の行動を変えようと試みており、それによってオープンバンキングや他の新興の決済手段に関連する投資家懸念の正当性を裏付けていることが明るい展開でないことは明確だ」と分析した。
アマゾン、ビザからマスターカードへの切り替え検討-共同カードで https://t.co/96HuuoeEMe $AMZN $V $MA #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月18日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
VISA(ビザ)【V】
アマゾン、英国発行のビザカードを来年から受け入れ停止へ 高額手数料に反発
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- 米アマゾン・ドット・コムは17日、英国で発行されたビザのクレジットカード受け入れを来年から停止すると発表した。
- 手数料の高さが理由だ。
- アマゾンはここ数カ月、シンガポールとオーストラリアでビザのカードを利用する顧客に対しても、ビザの手数料が高額だとして料金を上乗せ請求している。
- 英国のビザカードの受け入れ停止は来年1月19日付の予定。アマゾンは、こうしたカード会社の手数料について「本来は技術の進歩に伴って下がるべきだが、彼らは高水準に据え置くか、引き上げさえしている」と批判した。
- アナリストによると、これまで小売業界は、ビザが抱える膨大な顧客ネットワークを取り込む対価として高い手数料を容認してきたものの、状況が変わる可能性が出てきた。
- ハーグレーブス・ランズダウンの株式アナリスト、ローラ・ホイ氏は、アマゾンの今回の決定は「決済サービス業における重大な転換点」だと指摘。
- アマゾンは、自らの決済システムにより多くの顧客を誘導したいのではないかとの見方を示した。
- ホイ氏は「最終的に、顧客がアマゾンの決済システムに乗り換えるか、あるいはビザが屈服するかというこのチキンゲームは、どちらに転んでもアマゾンが得をする以上、同社が優位に立っていると思う」と話した。
- 2016年には米小売り大手ウォルマートがカナダでビザと手数料協議で対立した後、クレジットカード受け入れ停止を表明し、7カ月後に両社が和解したケースもあった。
アマゾン、英国発行のビザカードを来年から受け入れ停止へ 高額手数料に反発 https://t.co/I0ODc9XqQX $AMZN $V #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月18日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ビザはクレジットカード会社。金融機関にクレジットカード「Visa」、デビットカード、プリペイドカード、企業間取引の決済処理プラットフォーム、ATM網「PLUS」「Interlink」、電子決済、モバイル決済、リスク管理、カード発行処理、請求内容照合、顧客ロイヤルティープログラム、不正・オンラインセキュリティー管理決済関連サービスを提供。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
マスターカード【MA】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マスターカードは米国の大手クレジットカード決済サービス企業。個人、金融機関、加盟店、政府機関、企業に電子決済ネットワークを世界的に提供。「MasterCard」クレジット・デビットカード、「Maestro」オンラインデビットカードサービス、銀行オンラインネットワークシステム「Cirrus」、プリペイドプログラム、非接触型決済サービス、口座振替サービス等を提供。*12
- S&P500構成銘柄
モデルナ【MRNA】
モデルナ、米FDAに全ての成人対象の追加接種承認を申請
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米モデルナは17日、自社が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上の全ての成人を対象とする追加接種(ブースター接種)の承認を米食品医薬品局(FDA)に申請した。
- FDAはすでに、65歳以上の高齢者のほか、重症化リスクがある人やウイルスにさらされる機会が多い人を対象とした追加接種を承認している。
- 米ファイザーも先週、独ビオンテックと共同開発した新型コロナワクチンについて、全ての成人に対する追加接種の承認をFDAに申請。
- 米疾病対策センター(CDC)諮問委員会は19日に会合を開き、承認の可否を検討する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*13
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
アクティビジョン・ブリザード【ATVI】
ソニーゲーム子会社CEO、アクティビジョンの危機対応を非難
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ゲームソフト会社アクティビジョン・ブリザードのボビー・コティック最高経営責任者(CEO)が従業員のセクハラや性的被害の申し立てを以前から把握しており、自らも女性に対して不当な扱いをしていたとの疑惑について、ソニーグループのゲーム子会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のジム・ライアン最高経営責任者(CEO)は17日、アクティビジョンの対応に憤りを表明した。
- ブルームバーグが確認した従業員向け電子メールで、ライアン氏はコティック氏の疑惑を報じた米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の16日付記事に言及。ライアン氏を含めソニーグループの経営陣はアクティブジョンが「根深い差別とハラスメントの企業文化への対応が不十分だった」との記事を「読んで驚くとともに失望した」と記した。
- 同氏はさらに、「われわれはこの記事が出た後すぐにアクティビジョンに深い懸念を伝え、記事の指摘にどう対処する予定なのか尋ねた。同社がこの記事を受けて出した声明は状況に適切に対処していないとわれわれは考える」と説明した。
- 家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」を開発・販売するソニーは、アクティビジョンと緊密な関係を維持してきた。
- ライアン氏の電子メールはアクティビジョンに対する具体的な行動に触れていないものの、ソニーはこれまで社として何らかの不満を持った場合、プレイステーションのオンラインストアでのゲームソフト販売停止措置を積極的に講じている。
- 17日の米株式市場でアクティビジョンは2.9%安で終了した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アクティビジョン・ブリザードは、米国のゲームソフト会社。オンライン、コンピュータ、モバイル、タブレット向けのゲームソフトの開発・配信・販売に従事。また、マイクロソフト「Xbox one」と「Xbox 360」、任天堂「wii u」と「wii」、ソニー「PS3」と「PS4」向けのゲームソフトを提供する。本社はカリフォルニア州サンタモニカ。*14
- ゲーム銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要指数は揃って下落しており高値圏内に向かう中警戒感が強まっています。アマゾンがイギリスでビザカードの受け入れを停止するという報道もあり、ビザ・マスターなどの大型銘柄に加えてフィンテック関連が売られています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000は一番下げており、-1.16%となっています。
- 【個人成績】+1.03%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利がさがっており、-1.84%となっています。米国債10年利回りは1.60%となっています。
- 【セクター】ほとんどのセクターが下落する中、上昇したセクターは金関係、不動産、公益、一般消費財関連のセクターが上がっています。特に下がったセクターはハイテク関係を中心に、フィンテック関連、エネルギー、旅行、金融なども下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は下落しており、-0.92%となっています。特に中国銘柄2社が大きく下落しました。引け後に決算があったエヌビディアも下げています。(時間外で上昇中)またアップルとテスラが好調で上昇しています。
- 【予定】エヌビディアの決算に注目が集まり、データセンターの売上が好調だったという報道がありました。またあした詳しく見ていきます。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより