昨晩の米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
レバナスとレバFANG中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。5月の初日ですがハイテクやグロース株にとっては厳しい結果となっています。
今日も張り切っていくわよ!
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
チェックポイント
- 5月の初日の米国株市場ですがダウとS&P500は反発し、上がっています。
- NASDAQは振るわず、テスラやアマゾンなどが大きく売られています。
- ISM製造業景況指数の4月は予想を下回っています。3月の数値からも落ちているのが非常に気になります。
- 著名投資家ウォーレンバフェット氏が決算を1日に発表し「予想以上の景気回復」と発言しています。
- セクターで言えば、エネルギー・素材などの株が強かったです。
- また下落したセクターは、ハイテクグロース株やクリエネ、半導体などです。
- FANG+銘柄はアップルのみプラスで他の9銘柄はマイナスとなっています。
- 決算のあったエスティローダーは大きく株価を下げています。
- 5月7日には米国雇用統計の発表、5月12日には消費者物価指数発表が控えています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- チェックポイント
- 目次:
- 2021年5月3日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 今日長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場の状況
- NASDAQ100
- セクター別の考察
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数とと私のパフォーマンスからお伝えします。
2021年5月3日の主要指数と投資成績
指標と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
日経平均株価に入る225社に入る会社に所属しているため、一応載せています。
社会人としては米国指数よりも日経平均のほうが話題になるからね、日経平均も頭に入れといて損はないわ
私のポートフォリオのパフォーマンス
- うみひろ:-0.80%
下がってる…
GWなので投資信託が動いてないわね、個別株だけの成績でも下がってるから相当センス無いわね。
- 5月:-0.80%
- 年初:+3.38%
4月のポートフォリオ資産額の推移
まだ5月のグラフは「点」でしかないから、4月のを参考にまで貼っておくわね
年初来からのポートフォリオの資産額推移
浮き沈みの激しいチャートになってるわね
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
- 【現在のポートフォリオ】ホワイト企業サラリーマンの投資記録まとめ
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
- ISM製造業景況指数の4月は予想を下回る(本項目にて紹介)
- ウォーレンバフェット氏株主総会で「予想以上の米景気回復が追い風」(本項目にて、決算は注目決算銘柄にて)
- 米国投資会社アポロ、ベライゾンのメディア部門買収50億ドル規模(個別銘柄にて紹介)
- インテルがイスラエルで自動運転などの研究開発に6億ドル投資(個別銘柄にて紹介)
- テスラが中国当局との関係を強化へ(FANG+個別銘柄にて紹介)
ISM製造業景況指数の4月は予想を下回る
- 4月の米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数は、60.7と前月の64.7から低下
- エコノミスト調査の中央値は65
- 長期化するサプライチェーン目詰まりの問題や原材料不足で生産が抑制され、受注残が膨らんだ、原材料価格も高騰
- 製造業者とそのサプライヤーは、堅調な需要に応えるため在庫を取り崩している
- 全18業種が活動の拡大を報告
- 拡大が特に目立ったのは電気機器・家電と繊維、家具、機械
- 3月は生産が62.5と3カ月ぶり低水準。生産能力の抑制が原因で、自動車生産は特に半導体不足に抑えられている
- 仕入れ価格指数は大幅上昇し、08年7月以来の水準。一方、顧客在庫は過去最低
- 新規受注は64.3、雇用は55.1にそれぞれ低下
ISM製造業景況指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつです。毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表します。「ISM非製造業景況感指数(毎月第3営業日発表)」とともに、米国の景気先行指標として注目されています。製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、ISM製造業景況感の総合指数を算出します。ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表します。50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示します。*2
- 景気指数:60.7(64.7)↓
- 新規受注:64.3(68.0)↓
- 生産:62.5(68.1)↑
- 雇用:55.1(59.6)↓
- 入荷遅延:75.0(76.6)↓
- 在庫:46.5(50.8)↓
- 仕入価格:89.6(85.6)↑
- 輸出:54.9(54.5)↑
カッコ内は前回3月です。
ウォーレンバフェット氏「予想以上の景気回復が追い風となった」
- 5月1日に著名投資家のウォーレンバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ【BAK-A,BRK-B】が年次株主総会をオンラインで開催しました。
- バフェット氏は、予想よりかなり順調な米景気回復が事業の追い風になっていると指摘
- 米経済について、米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和と米議会の景気刺激策によって「非常に効果的に復活した」
- 「米経済は現在、85%が超高速で走っている」との見方を示した。
- 特別買収目的会社(SPAC)の急増や、個人投資家の投機的な売買によって市場はカジノのように感じられると。
- バークシャー傘下の事業会社の多くは、新型コロナウイルスワクチンの接種進展や経済活動の制限緩和などを受けて持ち直している。
- 米景気回復を踏まえると、米航空大手4社の株式を昨年に全て売却したのはタイミングが悪かったようだと述べた。
- アップルについては「必要不可欠」な製品を備えた「並外れたビジネスだ」と称賛し、アップル株を昨年終盤に一部売却したのは間違いだったと認めた。
Apple売ったけどミスやったわ。
Appleはモットケ!売ルンヤナイ!
Appleは売るな定期
否を認めてるところ、90歳なのにすごいなって思うわ
決算などの情報について下記の個別銘柄にて記載します。
会見中にコーラ飲むの好き。
老人二人がグビグビ飲んでたね。
今日長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
利回りは下がってて大きな動きはなかったみたいだね。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
大手金融機関の動き
金利に影響あるのはグロース株だけではなく大手の金融機関も同様となります。
ここでは、アメリカ大手の金融機関もチェックします。
今日はそこまで動いてないようだね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているのがですがグロース株が足を引っ張っています。
最近このパターンばっかりね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
今回は4%以上上がった銘柄をピックアップします。
消費財などがバク上がりしているのがわかります。
S&P500個別銘柄の下落率上位
決算のあったエスティローダーが大きく下げています。
決算の項目で紹介します。
その他ハイテク系などの下落が目立っています。
下記セクター別でもう少し詳しく見ていきます。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調な感じがするね!
日本の企業ももっと頑張ってほしいわね!
中国株のハイテク企業詰め合わせ投資信託「ATMX+」にも少額投資しています。
詳しい銘柄の紹介は下記の記事で行っています。
ますます、中国株にも頑張ってもらわないとね。
NASDAQ100
ヒートマップ
NASDAQ100銘柄の状況をお伝えしてきます。
NASDAQ100レバレッジを大量購入している身としてはかなり重要な銘柄になります。
いわゆるレバナスはNASDAQ100の結果に2倍のパフォーマンスだからね
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げるわね
半導体も目立つね。
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは、エネルギーや素材株、また金が値上がりしています。
下落したセクター
ハイテクグロース株を中心にクリエネや半導体なども下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
5G関連銘柄の様子
次のメガトレンドの1つとして注目されている「5G」ですが、関連銘柄もウォッチしていきます。
5G関連に投資している人、投資を考えている人は銘柄をざっくりと紹介している記事がありますのでこちらを御覧ください。
ARK(アーク) ETFの騰落率
個人投資家から圧倒的な人気のARK社のETFの騰落率はこの様になっています。
ハイテクグロース株に投資している人はARK銘柄によってはかなり影響を受けるからチェックしといてね!
厳しいみたいね。
コウイウ日モアルワヨ!
半導体関連
仮想通貨関連
仮想通貨市場は24時間のためチェックした時点の価格になっておりますので、現在価格とのズレがあるかもしれません。
米国株の仮想通貨銘柄
相変わらずボラティリティが激しいわね
今日も下がってる…!
仮想通貨(ビットコイン)銘柄とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ビットコインの価格に大きく影響されるのはスクエア【SQ】だけではありません。 ここでは、3つの仮想通貨銘柄としてピックアップしています。仮想通貨銘柄は、通貨の採掘(マイニング)を行い採掘したビットコインなどを売却することで利益を得ます。
またスクエアやペイパルのように取引を行っているものあります。(手数料など)
仮想通貨を購入する場合は税金面で雑所得になるので確定申告が必要です。
株式の場合は特定口座にすれば税金が自動でとられるからね
仮想通貨・ビットコイン銘柄についてはこちらにまとめています。
現在持ってる仮想通貨は、リップルとイーサリアムくらいです
スプレッド、手数料や豊富なアルトコインを購入するなら「世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス」がおすすめです!
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
- 投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。
- 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。
- 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。
- バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。
- 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。
- 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
アップル以外どうなってんの!
テスラはなかなか上がってこないわね
宇宙のコトでアタマイッパイデース!
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
アップル 【AAPL】
アップルは世界最大の時価総額で出来高も大きく、FANG+の影響だけではなくNASDAQ100やS&P500、ダウ銘柄でもあるし株価の影響がすべての指数に影響してくるので毎日チェックしておかないとね。
あのバフェットも大量に持ってるからね。
アップルは個別銘柄としても保有しています。ジム・クレイマーも「Appleは売買するな持っとくんや!」って言ってたしね。
APPLEはモットケ!売ルンヤナイ!
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
テスラ【TSLA】
個人投資家だけではなく世界中の投資家からもっとも熱い視線を浴びているのはAppleだけではなくテスラも同様です。
テスラにもニュースが入っています。
テスラが中国当局との関係を強化へ
- テスラが中国の規制当局との関係強化や政府関係担当チームの増員に取り組んでいることが、業界関係者の話で分かりました。
- 中国で安全性や顧客サービスに関する苦情を巡り圧力にさらされています。
- テスラは中国の規制当局の非公開の会合にほとんど参加してこなかったのです。
- ここ数週間にテスラ幹部は少なくとも4回の会合に出席。自動車のデータ保存や二酸化炭素排出などに関する指針が話し合われたといいます。
- 関係者の1人によると、テスラは中国で政府関係担当チームの増員も行っているといいます。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*9
チャイナモ、モットイクデ!
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ベライゾン【VZ】
ベライゾンのメディア部門の売却のニュースが有りました。
米国投資会社アポロ、ベライゾンのメディア部門買収50億ドル規模
- 米投資ファンド大手のアポロ・グローバル・マネジメントが、近く米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズのメディア部門を買収する方向
- 買収規模は約50億ドルで調整
- メディア部門には、米ヤフーやAOLが含まれる
- ベライゾンのメディア部門は業績が伸び悩んでおり、2018年には46億ドルの減損
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ベライゾン・コミュニケーションズは大手通信サービス業者。子会社ベライゾン・ワイヤレスを通じて全米でワイヤレス音声、データサービスと携帯端末の販売のほか、メール、モバイルブロードバンド、コンテンツ配信サービスを提供。また、固定電話、インターネット接続、ブロードバンドビデオ・データ通信、IPネットワーク、長距離電話サービスを提供。*10
インテル【INTC】
半導体の絶対的王者だったインテルが再び復活するために動き出しています。
インテルがイスラエルで自動運転などの研究開発に6億ドル投資
- 半導体大手インテルは5月2日にイスラエルでの研究開発に6億ドルの追加投資の方針を示しました。
- また新工場への設備投資の100億ドルについても確認。
- インテルは、4億ドル投じて傘下モ-ビルアイのエルサレムの本社を自動運転技術開発の一大拠点とし、2億ドルは北部の港湾都市ハイファの新R&Dセンター「IDC12」建設に振り向けます。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテル(Intel Corporation)は、製品とテクノロジーの設計と製造を行う。【事業内容】クライアントコンピューティンググループ(CCG)、データセンターグループ(DCG)、モノのインターネットグループ(IOTG)、不揮発性メモリソリューショングループ(NSG)、モービルアイ、プログラマブルソリューショングループ(PSG)、その他すべての7つの事業セグメントを通じて運営する。CCGセグメントには、エンドユーザーのフォームファクター向けに設計されたプラットフォームが含まれ、シンとライト、コマーシャルとゲーム、および隣接の2つのセグメントに焦点を当てる。DCGセグメントには、コンピューティング、ストレージ、およびネットワーク機能のためのワークロード最適化プラットフォームが含まれる。IOTGセグメントには、市場セグメントのターゲット業種及び組み込みアプリケーション向けの高性能コンピューティングソリューションが含まれる。NSGセグメントは、インテル・オプテーンテクノロジーとインテル3次元(3D)NANDテクノロジーに基づくメモリ及びストレージ製品を提供する。モービルアイセグメントは、運転支援と自動化ソリューションを提供する。PSGセグメントには、プログラム可能な半導体、主にフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)と特定用途向け集積回路(ASIC)が含まれる。*11
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
バークシャー・ハサウェイ【BAK-A,BRK-B】
上記でも少し触れましたが、著名投資家ウォーレンバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイがオン欄で第1四半期の決算発表を行っています。
バークシャー、第1四半期は20%営業増益
- 第1・四半期決算は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)により最も打撃を受けた前年同期から改善
- バリュエーションの高まりで企業買収が困難になる中、積み上がった手元資金を活用し第1・四半期に66億ドルの自社株買いを実施
- 第1・四半期の純損益は117億1000万ドル(クラスA株1株当たり7638ドル)の黒字。前年同期は497億5000万ドル(同3万0653ドル)の赤字だった
- バークシャーの製造業部門は税引き前利益が15%増加
- 自動車保険のガイコは引受事業の利益が4%増加
- 飛行機部品のプレシジョンは36%の減収
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$5.09
- コンセンサス予想:$2.55
■売上高:◎
- 発表:$646億
- コンセンサス予想:$634億
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)は多様な事業を運営する持株会社所有の子会社である。【事業内容】同社の事業は、GEICO、Berkshire Hathaway Primary Group、General Re Corporation、Berkshire Hathaway Reinsurance Groupなどの保険事業、鉄道システムの運営に行うBurlington Northern Santa Fe, LLC事業、規制電気およびガス会社を含むBerkshire Hathaway Energy事業、工業用・民生用・建築用製品を含む多様な製品の製造業者を含む製造事業、食料品と非食料品の卸売販売に行うMcLane Company事業、小規模航空機所有権プログラム、航空パイロット訓練及び各小売業を含む多様なサービスの提供者を含むサービスおよび小売業、並びに製造住宅および関連消費者金融、輸送機器、製造およびリース、及び家具リースを含む金融と金融商品事業を含む。*12
エスティローダー【EL】
化粧品メーカーのエスティローダーの決算が有りました。
リオープニング銘柄として人が外出すればおめかしをするということで今後の株価も期待できる銘柄となっています。
決算内容は厳しくなっており売上高はわずかながら予想を下回る結果となっています。
市場は残酷で大幅に株価は下落ということになっています。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$1.62
- コンセンサス予想:$1.32
- サプライズ:+22.7%
■売上高:✕
- 発表:$38.64億
- コンセンサス予想:$39.4億
- サプライズ:-1.92%
ガイダンス FY2021
■EPS:◎
- 発表:$6.05~$6.15
- コンセンサス予想:$6.0
■売上高:✕
- 発表:$158.66億~$160.09億
- コンセンサス予想:$159.8億
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エスティローダーはスキンケア用品、化粧品、香水メーカー。「エスティローダー」、「アラミス」、「クリニーク」、「オリジンズ」、「MAC」、「ボビー・ブラウン」、「ラ・メール」、「アヴェダ」ブランドを展開し、150超の国と地域で製品を販売。また、ライセンス契約に基づき、「トミー・ヒルフィガー」、「ダナ・キャラン」、「コーチ」ブランドの香水を提供。*13
今週も大型株の決算など注目の決算が多くあります。
気になる銘柄はチェックしておきましょう。
当ブログ「ウミノマトリクス」では下記の銘柄に注目し、決算情報をお伝えしていく予定です。
今週の注目決算(予定)
■5月3日
- バークシャー・ハサウェイ【BAK-A,BRK-B】
- エスティローダー【EL】
- チェグ【CHGG】(アフター)
- トリバゴ【TRVG】(アフター)
■5月4日
- CVSヘルス【CVS】
- ファイザー【PFE】
- ティーモバイル【TMUS】(アフター)
- リフト【LYFT】(アフター)
- マッチグループ【MTCH】(アフター)
■5月5日
- GM(ゼネラル・モーターズ)【GM】
- PayPal(ペイパル)【PYPL】(アフター)
- トゥイリオ【TWLO】(アフター)
- エッツィ【ETSY】(アフター)
- ウーバー【UBER】
- ファストリー【FSLY】(アフター)
- コルボ【QRVO】(アフター)
■5月6日
- モデルナ【MRNA】
- バイアコムCBS【VIAC】
- リジェネロン【REGN】
- スクエア【SQ】(アフター)
- ロク【ROKU】(アフター)
- ペロトン【PTON】(アフター)
- AMCエンターテイメント【AMC】(アフター)
- クラウドフレア【NET】(アフター)
- ビヨンドミート【BYND】(アフター)
- データドッグ【DDOG】(アフター)
■5月6日
- ドラフトキングス【DKNG】
- ニコラ【NKLA】
最近の決算まとめ
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■4月26日
■4月27日
- レイセオン【RTX】
- テキサス・インスツルメンツ【TXN】
- ゼネラル・エレクトリック(GE)【GE】
- 3M【MMM】
- AMD【AMD】
- マイクロソフト【MSFT】
- ピンタレスト【PINS】
- アルファベット(Google)【GOOGL】
- VISA【V】
■4月28日
- ボーイング【BA】
- ショッピファイ【SHOP】
- Apple【APPL】(アフター)
- フェイスブック【FB】(アフター)
- クアルコム【QCOM】(アフター)
- テラドックヘルス【TDOC】(アフター)
- サービスナウ【NOW】(アフター)
■4月29日
- マスターカード【MA】
- キャタピラー【CAT】
- メルク【MRK】
- サザン【SO】
- マクドナルド【MCD】
- ブリストル・マイヤーズ【BMY】
- アルトリア・グループ【MO】
- サーモフィッシャーサイエンティフィック【TMO】
- Amazon【AMZN】
- ニーオ【NIO】
- Twitter【TWTR】
- スカイワークス・ソリューションズ【SWKS】
- KLA【KLAC】
- ギリアド・サイエンシズ【GILD】
■4月30日
- エクソンモービル【XOM】
- シェブロン【CVX】
- アッヴィ【ABBV】
- アストラゼネカ【AZN】
先週の決算の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■4月16日の決算
■4月19日の決算
■4月20日の決算
■4月21日の決算
■4月22日の決算
■4月23日の決算
※ウォッチ銘柄については、米国でも多くの投資家が愛用している「モトリーフール」などから情報を仕入れていますので良かったら購読してみてください。
まとめ
- 5月の初日の米国株市場ですがダウとS&P500は反発し、上がっています。
- NASDAQは振るわず、テスラやアマゾンなどが大きく売られています。
- ISM製造業景況指数の4月は予想を下回っています。3月の数値からも落ちているのが非常に気になります。
- 著名投資家ウォーレンバフェット氏が決算を1日に発表し「予想以上の景気回復」と発言しています。
- セクターで言えば、エネルギー・素材などの株が強かったです。
- また下落したセクターは、ハイテクグロース株やクリエネ、半導体などです。
- FANG+銘柄はアップルのみプラスで他の9銘柄はマイナスとなっています。
- 決算のあったエスティローダーは大きく株価を下げています。
- 5月7日には米国雇用統計の発表、5月12日には消費者物価指数発表が控えています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
20
*1: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*2:ISM製造業景況感指数|証券用語解説集|野村證券
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:Nasdaq 100 : The latest Index price detail and constituents | Sharecast.com | Sharecast.com
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*12:Investing.com
*13:ヤフーファイナンスより