昨晩の米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
レバナスとレバFANG中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。昨日は一転して厳しい結果となっています。
今日も張り切っていくわよ!
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
チェックポイント
- 昨日に引き続き上昇かと思いきやバイデン大統領のキャピタルゲイン税増税の報道後、株価は一転し「急落」となってしまいました。(オハギャー状態の人も多かったんじゃないでしょうか)
- 特に大型株が利確で売られる動きがあり、指数はすべて下落NASDAQ100に至っては-1.24%下落しています。
- クラウドストライクやズーム、ペロトンなどのステイアットホーム銘柄のがプラスでありましたが、コロナの再拡大に向けてなのかただの「デッド・キャット・バウンス」なのか見極める必要があります。
- 引き続き主要銘柄の決算が続いており、AT&Tやダナハーは好決算でした。また航空株は厳しい状態が続いています。
- セクターでは好決算が続いている状態で半導体銘柄が利確の動きもあり大きく売られていました。
- キャピタルゲイン税の見極めを今後は注視する必要がありますが、共和党が反対するため成立は困難と思われます。また気候変動サミットが行われているのでその行方も気になるところです。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- チェックポイント
- 目次:
- 2021年4月22日の主要指数と投資成績
- NEWS
- 今日長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場の状況
- NASDAQ100
- セクター別の考察
- FANG+銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数とと私のパフォーマンスからお伝えします。
2021年4月22日の主要指数と投資成績
指標と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
主要指数は全滅といったところでしょうか。
ラッセルの下げ幅が小さいことから大型株がやっぱり売られたみたいね。
日経平均株価に入る225社に入る会社に所属しているため、一応載せています。
社会人としては米国指数よりも日経平均のほうが話題になるからね、日経平均も頭に入れといて損はないわ
私のポートフォリオのパフォーマンス
- うみひろ:+0.35%
なんとか、持ちこたえてる…w
明日めっちゃ下がると思うけどね^^
- 4月:+7.38%
- 年初:+3.24%
4月のポートフォリオ資産額の推移
年初来からのポートフォリオの資産額推移
浮き沈みの激しいチャートになってるわね
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
個別株ヒートマップ
半分くらいは個別株ですが、残りの半分はレバレッジFANG+とレバナスです。
- 【現在のポートフォリオ】ホワイト企業サラリーマンの投資記録まとめ
NEWS
アメリカの主だったニュースをお伝えします。
バイデン大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン課税引き上げを提案する見通しで米国株は反落
- 米国株式市場は反落して取引を終了
- バイデン大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン課税引き上げを提案する見通しというニュースを受け、利益確定の売りが出た
- 所得が100万ドル(約1億円)を超える富裕層を対象にキャピタルゲイン税の税率を現行の2倍近い39.6%とし、所得税の限界税率を37%から39.6%に引き上げることを提案する見通し
- S&Pの主要11セクターが全てマイナス圏で引けました
金持ちに増税するでー!
共和党議員が猛反発するし、絶対に可決はしないと思うけどね。
株価が順調に上がったかなと思ってたらこれだからね。気をつけるんじゃよ。
朝起きて、株価3度見くらいしたね。典型的な「オハギャー」状態だったよ。
アメリカ失業保険申請が2週連続で下回る
- アメリカの労働省が22日に発表した1週間の新規失業保険申請数が改善しました。
- 【前週】586,000件 → 547,000件(市場予想617,000件)
- 経済活動の再開にともなって、解雇が減少していることがわかります。
- 4月の雇用統計も就業者が大幅に増えるとの見方が高まります。
少しずつだけど、アメリカの経済はふっかつしつつあるね。
そんな中、日本はまた緊急事態宣言だけどね。
今日長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
利回りの水準も、下がってきているものの今回は影響はほとんどなくすべてキャピタルゲイン税の報道にに持っていかれた感じですね。
利回りも1.5%を切ってくる水準まで来ており、今後の行方を注視していきます。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
大手金融機関の動き
金利に影響あるのはグロース株だけではなく大手の金融機関も同様となります。
ここでは、アメリカ大手の金融機関もチェックします。
今日はもう、全部がマイナスポイントですね。
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
ここに来て急上昇している印象です。
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場の状況
S&P500ヒートマップ
では、先程も貼りましたがS&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
グロース株のほうが若干下げているものの、全体的に売られているのでどっちが売られたかは今回は、気にすることもないでしょう。
とりあえず、大型株を中心に売られたという事実だけは把握しておきましょう。
全体的に下がってるね。
バリュー株の方が若干だけど良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
資本財・ヘルスケアセクターを中心に上がっている銘柄も多くありました。
S&P500個別銘柄の下落率上位
素材関係の銘柄が多く落ちているのが印象的です。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢はまずます好調のようだね!
といっても全体的に「赤」だね。
中国株のハイテク企業詰め合わせ投資信託「ATMX+」にも少額投資しています。
詳しい銘柄の紹介は下記の記事で行っています。
ますます、中国株にも頑張ってもらわないとね。
NASDAQ100
ヒートマップ
NASDAQ100銘柄の状況をお伝えしてきます。
どす黒い「赤」も目立ってるわね。
ひどい有様だね。
これは大きく下げてるね。大型株は全滅じゃないの?
NASDAQ100レバレッジを大量購入している身としてはかなり重要な銘柄になります。
いわゆるレバナスはNASDAQ100の結果に2倍のパフォーマンスだからね
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
ステイアットホーム銘柄が目立ちます。
世界的な感染拡大が懸念される中の影響下、それとも数日下げた反発家は見極める必要がありそうです。
NASDAQ100で下がった銘柄
半導体が結構大きく下げるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは、クリエネの小型株です。あとは、クラウド銘柄のETFのの【CLOU】もかろうじて上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは素材・エネルギーですが特にひどいのが仮想通貨関連銘柄や、5Gそして半導体です。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
5G関連銘柄の様子
次のメガトレンドの1つとして注目されている「5G」ですが、関連銘柄もウォッチしていきます。
5G関連に投資している人、投資を考えている人は銘柄をざっくりと紹介している記事がありますのでこちらを御覧ください。
ARK(アーク) ETFの騰落率
個人投資家から圧倒的な人気のARK社のETFの騰落率はこの様になっています。
ハイテクグロース株に投資している人はARK銘柄によってはかなり影響を受けるからチェックしといてね!
結構、連日厳しいみたいね。
コウイウ日モアルワヨ、イノベーションワビリーヴヨ!
主要仮想通貨
仮想通貨市場は24時間のためチェックした時点の価格になっておりますので、現在価格とのズレがあるかもしれません。
米国株の仮想通貨銘柄
ほぼ全滅だね、このセクターも。
コインベースに至ってはついに200ドル台に入って300ドルきっちゃったね。
仮想通貨(ビットコイン)銘柄とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ビットコインの価格に大きく影響されるのはスクエア【SQ】だけではありません。 ここでは、3つの仮想通貨銘柄としてピックアップしています。仮想通貨銘柄は、通貨の採掘(マイニング)を行い採掘したビットコインなどを売却することで利益を得ます。
またスクエアやペイパルのように取引を行っているものあります。(手数料など)
仮想通貨を購入する場合は税金面で雑所得になるので確定申告が必要です。
株式の場合は特定口座にすれば税金が自動でとられるからね
仮想通貨・ビットコイン銘柄についてはこちらにまとめています。
現在持ってる仮想通貨は、リップルとイーサリアムくらいです
スプレッド、手数料や豊富なアルトコインを購入するなら「世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス」がおすすめです!
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
明日はこの約2倍がポートフォリオに直撃するとおもうと気が重いですね。
内訳としてはこの様になっています。
全滅だ。寝る前まではよかったのに…!
ほんと、足並みが揃わないわね。ベイスターズじゃん。
足並みはきれいに揃ってるんだよなぁ…
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
アップル 【AAPL】
アップルは世界最大の時価総額で出来高も大きく、FANG+の影響だけではなくNASDAQ100やS&P500、ダウ銘柄でもあるし株価の影響がすべての指数に影響してくるので毎日チェックしておかないとね。
あのバフェットも大量に持ってるからね。
アップルは個別銘柄としても保有しています。ジム・クレイマーも「Appleは売買するな持っとくんや!」って言ってたしね。
APPLEはモットケ!売ルンヤナイ!
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ASML【ASML】
半導体装置大手のASMLも好決算でした。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:3.21ユーロ
- コンセンサス予想:2.59ユーロ
■売上高:◎
- 発表:43.6億ユーロ
- コンセンサス予想:40.3億ユーロ
前年同期比:+78.8%
ASMMの第1四半期決算は上振れ。30%増収に上方修正
- ASMLの発表した第1四半期の決算は予想を上回りました。
- 通年の売上は30%増と予想。1月時点では10%増と予想していました。
- ピーター・ウェニンクCEO「「全ての市場と製品群で需要が3カ月前に比べて大幅に拡大した」と述べました。
- 台湾セミコンダクター【TSM】などの顧客は装置に加え関連のソフトウェアも購入し生産能力の早期引き上げに取り組んでいるといいます。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ASMLホールディングはオランダの半導体製造装置メーカー。子会社を通じて半導体産業向けリソグラフィー装置の開発、製造、販売、関連サービスを世界的に手掛ける。リソグラフィーシステム、ステップ・アンド・スキャンシステム「TWINSCAN」や「PAS5500」シリーズ、極端紫外線リソグラフィー装置、超精密光学分野の部品などを取り扱う。*8
ラムリサーチ【LRCX】
好決算が予想された半導体装置大手のラムリサーチですが、予想通りの好決算でした。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$7.49
- コンセンサス予想:$6.6
- サプライズ:+13.5%
■売上高:◎
- 発表:$38.477億
- コンセンサス予想:$36.9億
- サプライズ:4.27%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ラムリサーチは米国の半導体関連の卸売企業。主な取り扱い製品は、絶縁膜エッチング装置、コンダクタエッチング装置、Si貫通電極(TSV)形成用エッチング装置、MEMS(微小電気機械システム)用シリコン深堀エッチング装置、ウエハー洗浄装置など。米国、欧州、台湾、韓国、日本、アジア太平洋の半導体メーカーに製品とサービスを提供。*9
AT&T【T】
通信大手のAT&Tですが、予想を大きくビートし、株価も大きく上がっています。
まさに昨日の主役でしたね。ただ、増税報道があったためその存在感、影響力は薄まってしまいました。
今は持っていないけど、ずっとヨコヨコだったから手放した銘柄だね。思い入れはあるよ。
売った銘柄に思い入れを持っても仕方ないわよ
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.86
- コンセンサス予想:$0.78
- サプライズ:+10.3%
■売上高:◎
- 発表:$439億
- コンセンサス予想:$424億
- サプライズ:+3.53%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■AT&Tは米国の通信業持株会社。主に携帯電話事業を展開、子会社AT&Tモビリティを通じて米国内の企業や個人に市内・長距離携帯電話、ローミングサービスを提供。また、インターネット接続、専用回線、DSL、IPテレビ「U-verse」、ブロードバンド、IP電話、ウェブホスティングなどのサービスを提供。本社はテキサス州ダラス。*10
アメリカン航空【AAL】
非常に厳しい状況にある航空会社ですが、アメリカン航空も非常に厳しい決算内容となりました。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:✕
- 発表:$-4.32
- コンセンサス予想:$-4.18
- サプライズ:-3.34%
■売上高:✕
- 発表:$40.08億
- コンセンサス予想:$40.5億
- サプライズ:-1.03%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アメリカン航空グループは米国の大手航空会社。持株会社制で、子会社アメリカン航空を通じて旅客事業と貨物事業をグローバルに展開する。ハブ空港をダラス/フォートワース、ニューヨークJFK、シカゴ、マイアミに構える。地域間航空会社のエンボイ・エビエーション、ピードモント航空、PSA航空をネットワークの傘下に持つ。本社はテキサス州フォートワース。*11
サウスウエスト航空【LUV】
アメリカン航空と同様に厳しい決算が予想されましたが、EPSはマイナスながらもアナリスト予想を上回りました。
ただ、依然として航空業界を取り巻く環境は非常に厳しいと言わざる得ません。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$-1.72
- コンセンサス予想:$-1.85
- サプライズ:+7.02%
■売上高:✕
- 発表:$20.52億
- コンセンサス予想:$20.7億
- サプライズ:-0.86%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■サウスウェスト・エアラインズは航空会社。ボーイング機680機を保有し、大都市近郊や地方都市の空港間をダイレクトに結ぶポイント・トゥー・ポイント型の航空網の他、国際市場のプエルトリコ、メキシコ、ジャマイカ、バハマ、アルバ、ドミニカ共和国を含む 96の目的地と米国内41州へ就航する。*12
ダナハー【DHR】
医療機器大手のダナハーはアナリスト予想をビートして好調な決算を発表しています。
大型株でしたが、プラスで終わった少ない銘柄の1つですね。
今後の強さを感じます。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$2.52
- コンセンサス予想:$1.75
- サプライズ:+44.0%
■売上高:◎
- 発表:$68.58億
- コンセンサス予想:$62.6億
- サプライズ:+9.55%
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ダナハーは計測装置と医療機器を扱う米国のメーカー。世界50カ国以上で事業を展開する。電子機器、通信ネットワーク機器、各種電子テストや計測装置を製造。また水質や大気質の検査、環境用の測定装置、救急診断、病理診断、ライフサイエンス研究用の関連製品、歯科用機器を提供。OEM業者向けにバーコードやスキャナーなどの製品識別なども扱う。*13
かなりいい決算だね。
注目決算まとめ
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていく予定です。
なお、紹介した決算はリンクを貼っております。
4月16日の決算
4月19日の決算
4月20日の決算
4月21日の決算
- ベライゾン【VZ】
- ラムリサーチ【LRCX】(本記事)
- ASML【ASML】(本記事)
4月22日の決算
- AT&T【T】(本記事)
- ダナハー【DHR】(本記事)
- サウスウエスト航空【LUV】(本記事)
- アメリカン航空【AAL】(本記事)
- インテル【INTC】
4月23日の決算
- ハネウェル【HON】
※ウォッチ銘柄については、米国でも多くの投資家が愛用している「モトリーフール」などから情報を仕入れていますので良かったら購読してみてください。
まとめ
- 昨日に引き続き上昇かと思いきやバイデン大統領のキャピタルゲイン税増税の報道後、株価は一転し「急落」となってしまいました。(オハギャー状態の人も多かったんじゃないでしょうか)
- 特に大型株が利確で売られる動きがあり、指数はすべて下落NASDAQ100に至っては-1.24%下落しています。
- クラウドストライクやズーム、ペロトンなどのステイアットホーム銘柄のがプラスでありましたが、コロナの再拡大に向けてなのかただの「デッド・キャット・バウンス」なのか見極める必要があります。
- 引き続き主要銘柄の決算が続いており、AT&Tやダナハーは好決算でした。また航空株は厳しい状態が続いています。
- セクターでは好決算が続いている状態で半導体銘柄が利確の動きもあり大きく売られていました。
- キャピタルゲイン税の見極めを今後は注視する必要がありますが、共和党が反対するため成立は困難と思われます。また気候変動サミットが行われているのでその行方も気になるところです。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
20
*1: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*2:参照:https://finviz.com/map.ashx
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:Nasdaq 100 : The latest Index price detail and constituents | Sharecast.com | Sharecast.com
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより