昨晩の米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
レバナスとレバFANG中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。指数はヨコヨコな感じでしたしあまり大きな動きがなかった1日でしたが大きな決算が目白押しな1日でした。
今日も張り切っていくわよ!
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
チェックポイント
- 指数は全体的にヨコヨコと行った感じで方向感を探るような展開でした。
- 大型テック企業の決算を中心に山場の週になっており警戒感のある相場になっており、様子見をしている投資家も多く出来高はそこまで有りません。
- 好決算のテスラが大きく下げ、グロース株も比較的下がる展開へ。
- Googleが引け後に好決算を発表しアフターマーケットで上昇しています。
- インドの感染拡大に対して各国が協力体制を見せていますが、以前衛生面の問題などからどうなるか注意が必要です。
- 旅行・エネルギー・金融関連は良かったものの、ハイグロ・公共事業・半導体銘柄は下落傾向に有りました。
- 決算は引き続き山場を迎えていますので注視していきたいと思います。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- チェックポイント
- 目次:
- 2021年4月27日の主要指数と投資成績
- 注目ニュース
- 今日長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場の状況
- NASDAQ100
- セクター別の考察
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- 今週の注目決算の銘柄【BIG WEEK FOR EARNINGS】
- まとめ
まずは、指数とと私のパフォーマンスからお伝えします。
2021年4月27日の主要指数と投資成績
指標と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
確かにあまり大きな動きがなかったように見えるわね。
日経平均株価に入る225社に入る会社に所属しているため、一応載せています。
社会人としては米国指数よりも日経平均のほうが話題になるからね、日経平均も頭に入れといて損はないわ
私のポートフォリオのパフォーマンス
- うみひろ:+0.58%
どうにか、上がってるって感じですね。
- 4月:+10.83%
- 年初:+6.56%
4月のポートフォリオ資産額の推移
年初来からのポートフォリオの資産額推移
浮き沈みの激しいチャートになってるわね
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
注目ニュース
ここでは、気になった米国株に影響あるニュースをピックアップしていきたいと思います。
- Amazon【AMZN】の株式分割の可能性(FANG+の個別銘柄にて)
- Googleが過去最高益の好決算、自社株買いも(FANG+の個別銘柄にて)
- リフト【LYFT】がトヨタ自動車【TM】傘下の自動運転部門の売却(個別銘柄にて紹介)
- ギリアド・サイエンシズ【GILD】がインドにレムデシビルを45万本提供へ(本項目にて紹介)
ギリアド・サイエンシズ【GILD】がインドにレムデシビルを45万本提供
- アメリカの製薬企業のギリアド・サイエンシズが26日にインドに対して抗ウイルス薬のレムデシビルを45万本提供し、生産拡大をすると発表しました。
- インド当局は重症患者向けとしてレムデシビルの緊急使用を許可しました。
- レムデシビルはインド国内で手に入りづらくブラックマーケットで法外な価格になっていたり、病院が入手できない状況に陥っていました。
昨日もお伝えしましたが、1日に35万人が感染しているいるインドの状態は非常に逼迫しており日本のそれとはわけが違います。
私もインド株を多少購入しているので、インド情報には注視していきたいと思います。
ギリアド・サイエンシズ【GILD】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ギリアド・サイエンシズは米国の医薬品会社。主要製品は抗HIV薬の「ツルバダ」、「アトリプラ」、B型肝炎治療薬「ヘプセラ」、「ビリアード」、侵襲性真菌感染症治療薬「アンビゾーム」、肺動脈高血圧症治療薬「レタイリス」、サイトメガロウイルス性網膜炎治療薬「ビスタイド」、慢性狭心症治療薬「ラネクサ」など。本社はカリフォルニア州。*2
ワクチン銘柄の状況
インド銘柄の状況
今日長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
若干の上昇を見せています。
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
大手金融機関の動き
金利に影響あるのはグロース株だけではなく大手の金融機関も同様となります。
ここでは、アメリカ大手の金融機関もチェックします。
今日は結構あがってるみたいだね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的にヨコヨコでしたね。
若干バリュー株の方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
資本財株が目立っています。
好決算のあった【UPS】が大きく上昇しています。
S&P500個別銘柄の下落率上位
一方で下落した株は、ヘルスケア関連とテスラが目立っています。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
世界的にも可もな不可もないって感じかな
日本の企業も頑張ってほしいわね!
中国株のハイテク企業詰め合わせ投資信託「ATMX+」にも少額投資しています。
詳しい銘柄の紹介は下記の記事で行っています。
ますます、中国株にも頑張ってもらわないとね。
今日でようやくプラテンしてた。長かった。
これからもあがっていくといいね。
NASDAQ100
ヒートマップ
NASDAQ100銘柄の状況をお伝えしてきます。
NASDAQ100レバレッジを大量購入している身としてはかなり重要な銘柄になります。
いわゆるレバナスはNASDAQ100の結果に2倍のパフォーマンスだからね
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
1%以上上がった銘柄がこれしか有りませんでした。
これしか1%以上上がっていないのは少しさみしいわね。
NASDAQ100で下がった銘柄
1.5%以上下げた銘柄をピックアップします。
結構大きく下げるわね、テスラさぁ
好決算ヤッタノニ…
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
少し触れましたが上昇したセクターは、旅行関連とエネルギー株・金融株です。
下落したセクター
下落したセクターはARKのハイテク系、公共事業・半導体・ヘルスケアなどになっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
5G関連銘柄の様子
次のメガトレンドの1つとして注目されている「5G」ですが、関連銘柄もウォッチしていきます。
5G関連に投資している人、投資を考えている人は銘柄をざっくりと紹介している記事がありますのでこちらを御覧ください。
ARK(アーク) ETFの騰落率
個人投資家から圧倒的な人気のARK社のETFの騰落率はこの様になっています。
ハイテクグロース株に投資している人はARK銘柄によってはかなり影響を受けるからチェックしといてね!
厳しいみたいね。
コウイウ日モアルワヨ!
全滅やんw
主要仮想通貨
仮想通貨市場は24時間のためチェックした時点の価格になっておりますので、現在価格とのズレがあるかもしれません。
米国株の仮想通貨銘柄
相変わらずボラティリティが激しいわね
今日もコインベースが下がってる…期待されて初出場でアキレス腱断裂する新外国人選手並みに呆れてるんだけど。
巨人の選手ならいいんじゃない?
仮想通貨(ビットコイン)銘柄とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ビットコインの価格に大きく影響されるのはスクエア【SQ】だけではありません。 ここでは、3つの仮想通貨銘柄としてピックアップしています。仮想通貨銘柄は、通貨の採掘(マイニング)を行い採掘したビットコインなどを売却することで利益を得ます。
またスクエアやペイパルのように取引を行っているものあります。(手数料など)
仮想通貨を購入する場合は税金面で雑所得になるので確定申告が必要です。
株式の場合は特定口座にすれば税金が自動でとられるからね
仮想通貨・ビットコイン銘柄についてはこちらにまとめています。
現在持ってる仮想通貨は、リップルとイーサリアムくらいです
スプレッド、手数料や豊富なアルトコインを購入するなら「世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス」がおすすめです!
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
昨日は低迷してたね。!
テスラはホント好決算だったのにね。
ナンデヤ!
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
アップル 【AAPL】
アップルは世界最大の時価総額で出来高も大きく、FANG+の影響だけではなくNASDAQ100やS&P500、ダウ銘柄でもあるし株価の影響がすべての指数に影響してくるので毎日チェックしておかないとね。
あのバフェットも大量に持ってるからね。
アップルは個別銘柄としても保有しています。ジム・クレイマーも「Appleは売買するな持っとくんや!」って言ってたしね。
APPLEはモットケ!売ルンヤナイ!
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
Amazon【AMZN】
Amazon株式分割を29日に発表か
4月29日(アフター)に決算を控えているAmazonは26日に株価が大きく上昇しました。
それは、株式分割の情報があるのではないかという情報が飛び交ったからです。
- 早ければ29日の決算のガイダンスにて何かしらアナウンスがあるのではないかという情報です。
- 情報源はFOXビジネスのチャールズ・ガスパリーノ氏のツイート。(下記)
- Amazonの広報担当には連絡が取れていないとのことです。(Bloomberg)
BREAKING: Traders says an @amazon stock split is likely in 2021 possibly as early as Thursday when co reports earnings catapulting @JeffBezos significantly ahead of @elonmusk as the world's richest person as move would allow $AMZN to join the Dow more now @FoxBusiness
— Charles Gasparino (@CGasparino) April 26, 2021
Google(アルファベット)【GOOGL】
Google好決算で過去最高益&大規模な自社株買いも
IT検索大手のGoogleを傘下に持つアルファベットが株式市場の引け後に決算を発表しています。
結論から言えば、過去最高益の決算発表でした。
特に広告・クラウド分野・Youtube事業などが絶好調でした。
昨日の相場では下がっていたものの、アフターマーケットで大きく買われています。
- 広告事業の売上高は32%増加し市場予想を上回りました。
- クラウド事業の売上高も45.7%増で、予想と一致
- さらにGoogleは500億ドルの自社株買いも発表しています。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$26.29
- コンセンサス予想:$15.71
■売上高:◎
- 発表:$55.31億
- コンセンサス予想:$51.68億
ここまでの巨大な企業が「まだ成長を感じさせる」という点がすごいよね!
進化を止めないGoogle素敵ね!
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
リフト【LYFT】
リフト、トヨタ系に自動運転部門を売却
- 配車サービスのリフトは日本のトヨタ自動車傘下の自動運転技術・実証都市の開発を手掛けるウーブン・プラネットHDへの自動運転部門の売却で合意と発表しました。
- ウーブンによる買収額は総額5億5000万ドル(約595億円)
- リフトは同業のウーバー・テクノロジーズに続き自動運転部門を手放すことで、年間1億ドルの営業経費節減を見込む
トヨタも動き出してるね
CMでよくやってるやつね、富士山麓の街づくりみたいな
香川照之定期
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■リフトは米国の配車サービス企業。米国とカナダにおいて、オンラインで配車(ライドシェアリング)サービスを展開する。さまざまな乗車プランから、顧客とドライバーをアプリを通じてマッチングさせ、請求、支払い、サポート、評価などをアプリ上で行うシステム。同社はまた、都市部におけるバイクシェアリングサービスも手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*9
競合する銘柄もチェックしておきましょう。
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*10
レンジ相場が続いてるね。
コロナにも影響を受けやすい銘柄だからね、ニュースに大きく左右されそう。
トヨタ自動車 ADR【TM】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■4輪世界首位。国内シェア3割超。日野、ダイハツを傘下。SUBARU、マツダ、スズキと提携*11
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
NXPセミコンダクターズ【NXPI】
26日引け後に決算があった自動車向けの半導体シェアは世界一位のNXPセミコンですが、決算の内容はかなりよく予想をビートしていました。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$2.31
- コンセンサス予想:$2.21
- 前年対比で67%UP
■売上高:◎
- 発表:$2.57億
- コンセンサス予想:$2.56億
- 前年対比で27%UP
本年度の売上予想を47%UPとガイダンスしました。発表は25~26.4億ドルで予想は25.6億ドルでした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■NXPセミコンダクターズは、オランダの半導体メーカー。子会社を通じ、高性能ミックスドシグナルICとスタンダード製品のソリューションを製造・販売する。同社のソリューションは、自動車、製造、民生、照明、医療、コンピュータ、ID認証など幅広い用途に利用される。本社は、オランダのアイントホーヘン。*12
半導体は相変わらず好調だね!
いい波きてるわね。
MKSインスツルメンツ【MKSI】
半導体の装置メーカーであるMKSインスツルメンツも好決算で予想をビートしています。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎✕
- 発表:$2.56
- コンセンサス予想:$2.2
- サプライズ:+16.4%
■売上高:◎✕
- 発表:$6.939億
- コンセンサス予想:$6.5222億
- サプライズ:+6.39%
ガイダンスでは、2QはEPS2.66~3.18ドルで予想は2.23ドルを超えており、売上高も7.10億ドル~7.70億ドルと予想の6.54億ドルを超えてきました。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■MKSインスツルメンツは、米国の産業機器メーカー。半導体デバイスや、フラットパネルディスプレイ、太陽電池、発光ダイオード、データ記憶媒体など薄膜コーティングなどの製造工程におけるパラメーターの測定・計測、制御、電力供給、監視、分析を行う計測器、サブシステム、プロセス制御ソリューションを提供。*13
半導体時代だね。
ゼネラル・エレクトリック【GE】
バリュー株の代表格でもあるGEですが、決算はあまりよろしくは有りませんでした。
売上が予想を超えることができませんでした。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.03
- コンセンサス予想:$0.01
- サプライズ:+200%
■売上高:✕
- 発表:$171.18億
- コンセンサス予想:$175.2億
- サプライズ:-2.29%
ガイダンスも予想を下回り、通期のEPS発表が0.15ドル~0.25ドルに対し予想は0.24ドルでした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ゼネラル・エレクトリックはエネルギーやインフラを提供する米国大手複合企業。事業は、電気・水関連、石油・ガス、エネルギー管理、航空、ヘルスケア、交通、家電・照明、GEキャピタルから構成。エネルギー資源用製品や技術、航空機用ジェットエンジンや船舶、産業機械用エンジン、医療用画像診断や家電、また融資・住宅ローンなどの金融サービスを提供する。*14
3M(スリーエム)【MMM】
1年前は持っていた銘柄です。
高配当が魅力の素材・建築資材など多岐にわたって販売しているメーカーです。
今季の決算はよかったものの、通期の見通しが予想を下回る結果となってしまいました。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$2.77
- コンセンサス予想:$2.29
- サプライズ:+21.0%
■売上高:◎
- 発表:$88.51億(+9.6% Y/Y)
- コンセンサス予想:$84.7億
- サプライズ:+4.49%
2021年度のガイダンスはEPS発表9.20~9.70ドルで予想が9.6ドルでした。(✕)
また売上高も発表が$337.93億~$347.59億に対して予想が$343.9億と微妙な結果に。(✕)
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スリーエムは米国の化学・電気素材メーカー。産業、生活、ヘルスケア分野で事業を展開する。産業・交通部門の主要製品はビニール、ポリエステル、フィルム製品など。ヘルスケア部門の主要製品は医療用テープ、創縫合製品など。オフィス・家庭向け製品は「スコッチ」粘着テープ、「ポスト・イット」粘着ふせん、ディスプレイ用資材などを展開。本社はミネソタ州。*15
去年は3Mのマスクがいっぱい売れるやろ!とか思って購入したなぁ。
その資金をグロースやSaaSにもっと入れてたらね。
それをいうなよ…
レイセオン・テクノロジーズ【RTX】
レイセオンはアメリカの軍事・航空・宇宙などのメーカーですが売上高が予想を超えることができませんでした。
また2021年度のガイダンスでも予想を下回る結果となっています。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.90
- コンセンサス予想:$0.88
- サプライズ:+2.27%
■売上高:✕
- 発表:$152.51億
- コンセンサス予想:$153.6億
- サプライズ:-0.71%
■2Qガイダンス
- 【EPS】◎
- 発表:$0.90~0.95
- コンセンサス予想:$0.85
- 【売上高】◎
- 発表:$155億~$160億
- コンセンサス予想:$157.3億
■2021年通期ガイダンス
- 【EPS】✕
- 発表:$3.50~3.70
- コンセンサス予想:$3.76
- 【売上高】✕
- 発表:$639億~$654億
- コンセンサス予想:$654.1億
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■レイセオン・テクノロジーズは米国の防衛・航空宇宙関連機器メーカー。エレベーター、エスカレーター、家庭・業務用冷暖房空調機器、冷凍・冷蔵車を製造。セキュリティーシステム、消火システムも扱う。また、民間・軍用機エンジン、ガスタービン、産業用ポンプ、空気圧縮機、軍用・民間ヘリコプターの製造、保守サービスを行う。本社所在地はマサチューセッツ州。*16
今週の注目決算の銘柄【BIG WEEK FOR EARNINGS】
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
今週はグロース株投資家にとって非常に重要な週となっております。
※リンク先は決算情報になります。
■4月26日
- テスラ【TSLA】(アフター)
- NXPセミコンダクターズ【NXPI】(アフター)本記事
- MKSインスツルメンツ【MKSI】(アフター)本記事
■4月27日
- レイセオン【RTX】本記事
- テキサス・インスツルメンツ【TXN】本記事
- ゼネラル・エレクトリック(GE)【GE】本記事
- 3M【MMM】本記事
- AMD【AMD】(アフター)
- マイクロソフト【MSFT】(アフター)
- ピンタレスト【PINS】(アフター)
- アルファベット(Google)【GOOGL】(アフター)本記事
- VISA【V】(アフター)
■4月28日
- ボーイング【BA】
- ショッピファイ【SHOP】
- Apple【APPL】(アフター)
- フェイスブック【FB】(アフター)
- クアルコム【QCOM】(アフター)
- テラドックヘルス【TDOC】(アフター)
- サービスナウ【NOW】(アフター)
■4月29日
- マスターカード【MA】
- キャタピラー【CAT】
- メルク【MRK】
- サザン【SO】
- マクドナルド【MCD】
- アルトリア・グループ【MO】
- サーモフィッシャーサイエンティフィック【TMO】
- Amazon【AMZN】(アフター)
- ニーオ【NIO】(アフター)
- Twitter【TWTR】(アフター)
- スカイワークス・ソリューションズ【SWKS】(アフター)
- KLA【KLAC】(アフター)
- ギリアド・サイエンシズ【GILD】(アフター)
■4月30日
- バークシャー・ハサウェイ【BRKB】
- エクソンモービル【XOM】
- シェブロン【CVX】
- アッヴィ【ABBV】
- アストラゼネカ【AZN】
先週の決算まとめ
先週の決算の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■4月16日の決算
■4月19日の決算
■4月20日の決算
■4月21日の決算
■4月22日の決算
■4月23日の決算
※ウォッチ銘柄については、米国でも多くの投資家が愛用している「モトリーフール」などから情報を仕入れていますので良かったら購読してみてください。
まとめ
- 指数は全体的にヨコヨコと行った感じで方向感を探るような展開でした。
- 大型テック企業の決算を中心に山場の週になっており警戒感のある相場になっており、様子見をしている投資家も多く出来高はそこまで有りません。
- 好決算のテスラが大きく下げ、グロース株も比較的下がる展開へ。
- Googleが引け後に好決算を発表しアフターマーケットで上昇しています。
- インドの感染拡大に対して各国が協力体制を見せていますが、以前衛生面の問題などからどうなるか注意が必要です。
- 旅行・エネルギー・金融関連は良かったものの、ハイグロ・公共事業・半導体銘柄は下落傾向に有りました。
- 決算は引き続き山場を迎えていますので注視していきたいと思います。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
20
*1: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*2:ヤフーファイナンスより
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:Nasdaq 100 : The latest Index price detail and constituents | Sharecast.com | Sharecast.com
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより