米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今日も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は全面高となり、S&P500とNASDAQは最高値を更新しています。旅行やレジャー関連株が好感しており、エネルギー銘柄が上昇しています。失業保険申請数は予想とほぼ一致、継続失業保険はパンデミック後初めて300万件を下回り景気回復の兆しが数字として見えています。
- 【MyPF】私のPFも8月に入り好調を維持しており本日+1.55%となっています。
- 【セクター】上場したセクターは、航空・旅行を始めとしてエネルギー、金融、一般消費財、通信、公共事業などが上昇しています。一方で金鉱株、クリエネ、半導体などが下落しています。
- 【半導体】半導体はAMDが5%下げるなど全体的に不調でした。
- 【FANG+】9銘柄が上昇し、アリババだけが下落している状態です。
- 【予定】今晩は雇用統計があるので価格の大きな変動などが予想されるので注意が必要です。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- 【今日の結論】チェックポイント
- 目次:
- 2021年8月5日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- 半導体セクター
- 5G関連銘柄の様子
- ARK(アーク) ETFの騰落率
- 仮想通貨関連
- FANG+銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数とと私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年8月5日の主要指数と投資成績
指標と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね
日経平均株価に入る225社に入る会社に所属しているため、一応載せています。
社会人としては米国指数よりも日経平均のほうが話題になるからね、日経平均も頭に入れといて損はないわ
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、ポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています
- うみひろ:+1.55%
結構上がったね、いい感じになってる。
- 8月:+2.43%
- 年初:+20.91%
8月のポートフォリオ資産額の推移
年初来からのポートフォリオの資産額推移
浮き沈みの激しいチャートになってるわね
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
レバレッジ投資信託の結果です。
- 【現在のポートフォリオ】ホワイト企業サラリーマンの投資記録まとめ
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
【経済指標】米失業保険申請38.5万件、レイオフ減少で改善続く
【GM】【F】 米自動車大手、30年までに新車のEV比率最大50%目指す方針
【PFE】ファイザー、米従業員らにワクチン接種か定期検査義務付けへ
【NVAX】EU、米ノババックスとコロナワクチン契約 最大2億回分購入へ
【QCOM】クアルコム、ヴィオニアに46億ドル規模の買収案提示-マグナに対抗
【BA】 ボーイング737MAX、中国での試験飛行へ出発
【UBER】ウーバーの4-6月期、赤字拡大-ドライバー不足の緩和で支出増
【ROKU】ロク株、急落-4~6月期決算で主要業績指標が予想に届かず
【MRNA】モデルナ製コロナワクチン、半年後も有効率93% 追加接種は必要
米失業保険申請数
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
米失業保険申請38.5万件、レイオフ減少で改善続く
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が5日に発表した7月31日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は38万5000件と、前週から1万4000件改善した。
- 労働力不足の中、レイオフ件数が急減していることを反映した。ただ市場予想の38万4000件はやや上回った。同週の失業保険統計と6日に発表される7月米雇用統計の調査期間は重ならないものの、就業者が7月も堅調に増加したという期待を支える内容となった。
- FHNフィナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は「非農業部門雇用者数が大幅増となる可能性を示唆した」と述べた。
- ロイターが実施したエコノミスト調査によると、7月の非農業部門雇用者数は87万人増になることが予想されている。
- 7月24日までの1週間の新規失業保険申請件数は当初発表から1000人減の39万9000件に改定された。州別では、新型コロナウイルス感染が再拡大しているフロリダ州で減少。
- テキサス、ペンシルベニア、ミシガン、テネシーの各州でも減少した。ネイビー・フェデラル・クレジット・ユニオンのコーポレート・エコノミスト、ロバート・フリック氏は「デルタ変異株の感染者が増加している状況下での初のデータとなったが、感染者増がレイオフを拡大させている兆候は見られない」とし、「米経済は現時点で感染第4波に持ちこたえている」と述べた。
- 7月24日までの1週間の継続受給件数は293万件。前週の329万6000件から減少し、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)以降で最低の水準に改善した。米民間雇用調査会社のチャレンジャー・グレイ・クリスマスが発表した7月の米企業人員削減数は7.5%減の1万8942人と、2000年6月以来の低水準となった。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
大手金融機関の動き
金利に影響あるのはグロース株だけではなく大手の金融機関も同様となります。
ここでは、アメリカ大手の金融機関もチェックします。
昨晩はそこまで動いてないようだね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているし、ほぼ差がないね。
若干だけどバリューの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国は銘柄によってまちまちだね。
ADRも全体的には上がってるね
中国の状況
中国株のハイテク企業詰め合わせ投資信託「ATMX+」にも少額投資しています。
詳しい銘柄の紹介は下記の記事で行っています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
AMDがかなり大きく下がってるね、前日からの反動だね。
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上場したセクターは、航空・旅行を始めとしてエネルギー、金融、一般消費財、通信、公共事業などが上昇しています。
下落したセクター
金鉱株、クリエネ、半導体などが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターも掘り下げてみていきます
半導体セクター
「現代の石油」こと半導体について掘り下げて見ていきましょう。
半導体銘柄もポートフォリオの比重が大きくなっているので注目していくよ
AMDを中心に調子がいいとは言えない1日だったみたいね。
5G関連銘柄の様子
次のメガトレンドの1つとして注目されている「5G」ですが、関連銘柄もウォッチしていきます。
5G関連に投資している人、投資を考えている人は銘柄をざっくりと紹介している記事がありますのでこちらを御覧ください。
ARK(アーク) ETFの騰落率
個人投資家から圧倒的な人気のARK社のETFの騰落率はこの様になっています。
ハイテクグロース株に投資している人はARK銘柄によってはかなり影響を受けるからチェックしといてね!
厳しいみたいね。
コウイウ日モアルワヨ!
仮想通貨関連
仮想通貨市場は24時間のためチェックした時点の価格になっておりますので、現在価格とのズレがあるかもしれません。
米国株の仮想通貨銘柄
相変わらずビットコインや関連銘柄はボラティリティが激しいわね
今日は上がってるね!
仮想通貨(ビットコイン)銘柄とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ビットコインの価格に大きく影響されるのはスクエア【SQ】だけではありません。 ここでは、3つの仮想通貨銘柄としてピックアップしています。仮想通貨銘柄は、通貨の採掘(マイニング)を行い採掘したビットコインなどを売却することで利益を得ます。
またスクエアやペイパルのように取引を行っているものあります。(手数料など)
仮想通貨を購入する場合は税金面で雑所得になるので確定申告が必要です。
株式の場合は特定口座にすれば税金が自動でとられるからね
仮想通貨・ビットコイン銘柄についてはこちらにまとめています。
現在持ってる仮想通貨は、リップルとイーサリアムくらいです
スプレッド、手数料や豊富なアルトコインを購入するなら「世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス」がおすすめです!
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
アリババだけ下がってるけどアリババはいつ反発するんだろうね・・・
しばらくは中国銘柄触る人はいないだろうからね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
アップル 【AAPL】
アップルは世界最大の時価総額で出来高も大きく、FANG+の影響だけではなくNASDAQ100やS&P500、ダウ銘柄でもあるし株価の影響がすべての指数に影響してくるので毎日チェックしておかないとね。
あのバフェットも大量に持ってるからね。
アップルは個別銘柄としても保有しています。ジム・クレイマーも「Appleは売買するな持っとくんや!」って言ってたしね。
APPLEはモットケ!売ルンヤナイ!
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*8
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
米自動車大手、30年までに新車のEV比率最大50%目指す方針
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米自動車大手3社(ビッグスリー)は5日、新車販売に占める電気自動車(EV)の比率を2030年までに40-50%にすることを目指すと表明する見通しだ。
- 同時に、目標達成に向け政府に支援を要請する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ホワイトハウスはEVと燃費基準に関し、バイデン大統領と、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラー親会社ステランティスの各最高経営責任者(CEO)が参加するイベントを計画している。
- バイデン政権は週内に、26年モデルまでを対象とする燃費基準の見直しも提案する予定だ。
- ホワイトハウスによると、バイデン氏は5日午後3時(日本時間6日午前4時)に、クリーンな乗用車およびトラックで米国の主導的地位を強化するための政府の取り組みについて発言する予定。
- ホワイトハウスはイベントの参加者を発表していない。
- バイデン氏は4日、ツイッターに「私は本気でEVが未来を形作ると言っている。明日の大ニュースに注目してほしい」と投稿した。ビッグスリーとホワイトハウスはコメントを控えた。
- バイデン政権は、自動車業界に対して30年までに新車販売の少なくとも40%をEVにするという自主的な目標を設定するよう働き掛けてきた。
- コンサルティング会社アリックスパートナーズは6月、自動車業界のEV関連投資が25年までに総額3300億ドルになり、1年前に同社が想定した向こう5年の見積もりを41%上回る可能性があると指摘した。
- 一方現時点で全世界の自動車販売に占めるEVの比率は2%程度にすぎず、このままでは30年でも24%前後にとどまると予想している。
- ただ同政権は、法的拘束力を持つEV販売目標、もしくはカリフォルニア州や他の国が採用した35年までに段階的にガソリン車の新規販売を禁止する措置を導入せよという多くの民主党議員の要求は拒んでいる。
- 関係者の話では、ビッグスリーのEV販売比率目標には完全電動車のほか、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車が含まれる。
- GM、フォード、ステランティスは共同声明を通じて、野心的な目標達成のためには政府のEVや充電産業向けの追加支援が条件になるとの考えをはっきり打ち出すという。
- 既にバイデン政権は、EV普及のために1740億ドル(うち消費者への還元に1000億ドル)の予算拠出を提案。
- 上院の超党派によるインフラ投資法案には、充電施設整備予算として75億ドルが盛り込まれている。
- ステランティスは先月、米国の全販売台数に占めるEVとハイブリッド車の割合を30年までに40%以上に引き上げる目標を掲げた。
- GMは35年までに米国内で乗用車およびライトトラックのガソリン車の新規販売を終了することを目指しており、4日にはプラグインハイブリッドではなく完全電動車に力を入れていると表明した。
- フォードはこれまで、30年までに世界の販売台数の40%以上を完全電動車にすると表明している。
- 一方、全米自動車労組(UAW)は雇用への悪影響を理由に、一定割合のEV販売を義務付ける規制の導入に反対してきた。
- 米規制当局は今週、トランプ前政権が昨年3月に緩和した燃費規制について、見直しを提案する考え。
- トランプ政権は26年までに企業平均燃費を毎年1.5%向上させることを義務付け、オバマ政権が12年に定めた5%改善の基準から大幅に緩和した。
- 関係筋によると、バイデン政権の規制案は23─26年の期間を対象とし、カリフォルニア州が19年に一部のメーカーと合意した独自の基準と類似したものになる見通し。
- 26年までの期間に年3.7%の燃費向上につながり、オバマ政権下の基準より厳しいものになるとみられる。
ゼネラルモーターズ【GM】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*9
- S&P500構成銘柄
フォード【F】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*10
- S&P500構成銘柄
ファイザー【PFE】
ファイザー、米従業員らにワクチン接種か定期検査義務付けへ
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- 米製薬ファイザー4日、米国内で働く従業員と業者全員に新型コロナウイルスワクチンの接種、もしくは新型コロナの週間検査を義務付けると発表した。
- 米国外の従業員らに対しても、ワクチン接種を奨励するとした。
- ファイザーが抱える米国の従業員数は2020年末時点で約2万9400人。
- 感染力の強いデルタ変異株の流行によって米国内の感染者数が増加する中、アルファベットやウォルト・ディズニーなどの米企業もこれまでに社員にワクチン接種を義務付けている。
- 米疾病対策センター(CDC)によると、4日時点で米国の成人の70.1%が少なくとも1回目のワクチン接種を受けている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*11
- S&P500構成銘柄
- ワクチン銘柄
ノババックス【NVAX】
EU、米ノババックスとコロナワクチン契約 最大2億回分購入へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は4日、米バイオ製薬ノババックスが開発する新型コロナウイルスワクチンを最大2億回分購入する契約を承認した。
- 初回供給は第4・四半期となる見通し。契約の下、EUは2023年までに最大1億回分のワクチンを購入し、追加で1億回分購入することが可能。
- フォンデアライエン欧州委員長はノババックスとのワクチン供給契約について、「新たな変異株の感染が欧州や世界で拡大する中、EU市民を守る追加的な安全策になる」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ノババックスは、臨床段階の米国バイオ医薬品企業。組換えナノ粒子ワクチンおよび抗原性補強剤の発見、開発、商業化に従事する。呼吸器合胞体ウイルス、季節性インフルエンザと新型インフルエンザのための臨床開発などの感染症に対象を当て遺伝子組み換えによるワクチンを開発する。*12
- ワクチン銘柄
クアルコム【QCOM】
クアルコム、ヴィオニアに46億ドル規模の買収案提示-マグナに対抗
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米半導体大手クアルコムはスウェーデンの自動運転車テクノロジー企業ヴィオニアに対し、46億ドル(約5040億円)規模の買収案を提示した。
- ヴィオニアを巡っては、既にカナダの自動車部品メーカー、マグナ・インターナショナルが買収で合意しており、クアルコムが対抗案を提示した格好だ。
- マグナは7月、ヴィオニアを1株当たり現金31.25ドルで買収することで同社と合意したと発表。
- ヴィオニアの株式価値を38億ドルと評価する取引となる。両社の取締役会は全会一致で取引を承認している。
- クアルコムの5日発表によれば、同社のヴィオニアへの提示額は1株当たり37ドルと、マグナの提案を18%上回る。
- クアルコム株主の承認は必要なく、支払いは現金で行うとしている。
- マグナはコメントを控えた。ヴィオニアからはコメントを得られていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■クアルコムは符号分割多重接続(CDMA)技術を応用したワイヤレス通信機器の開発、設計、製造、販売に加え、技術サポートなどのサービスを展開。携帯電話、データ通信、衛星利用測位システムためのCDMA端末用モデムチップセット、RFチップ、パワーマネジメントチップ、ソフトウエア、テスト機器を携帯端末メーカーや通信事業者に提供。*13
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ構成銘柄
- 半導体銘柄
ボーイング【BA】
ボーイング737MAX、中国での試験飛行へ出発
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ボーイングの主力機「737MAX」1機が4日、中国で試験飛行を行うためにシアトル近くのキング郡国際空港(ボーイング・フィールド)を飛び立った。
- ハワイを経由して中国に向かう予定。
- 事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。航空機運航情報サイトのフライトレーダー24によると、現地時間午前8時17分に離陸したもようだ。
- 1人の関係者の話では、中国政府とボーイングはここ数日、737MAXの運航再開許可に向けた試験飛行や各種検査の日程調整を続けている。
- ただ正確な日時や、手続きにどの程度の時間を要するかなどは確定していない。ボーイングの広報担当者はこの問題で直接のコメントを拒否した上で「当社は世界中の規制当局が737MAXの改善点をより理解して認証手続きを終えるまで協力を続けている」と述べた。
- 既に約30の航空会社と175カ国が737MAXの運航再開を認めているが、中国はまだ運航停止措置を解除していない。
- ボーイングのカルフーン最高経営責任者(CEO)は先週、年内に運航再開の許可が得られるとの期待は変わっていないと発言している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*14
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
決算
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$0.58
- 予想:$-0.5417
- YoY:275.86%
- QoQ:110.34%
■売上高:◎
- 発表:$3.93B
- 予想:$3.74B
- YoY:43.0%
- QoQ:26.21%
ウーバーの4-6月期、赤字拡大-ドライバー不足の緩和で支出増
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズが4日発表した4-6月(第2四半期)決算では、ドライバーを呼び戻すために大きく支出したことが響き、市場予想より調整後損益の赤字が拡大した。
- 同社の労働モデルの長期的な信頼性に新たな疑念を生じさせた。株価は時間外取引で一時8%安となった。
- 発表資料によれば、調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は5億900万ドル(約557億円)の赤字。
- 前四半期より拡大したが、前年同期に比べ縮小した。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は3億2500万ドルの赤字だった。
- ウーバーは7-9月(第3四半期)の赤字を1億ドル未満、グロスブッキングを220億-240億ドルと見込む。
- これはアナリスト予想とほぼ同水準だった。
- ウーバーは新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大によって業績見通しが変化する可能性を警告した。
- ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「ドライバーに資金を投じることで業績回復に投資し、大きな進歩を遂げた」との認識を示した。
- 同業のリフトが3日発表した4-6月期決算では、調整後損益で初の黒字だった。
- ウーバーも年内に調整後ベースで四半期決算が黒字化する見通しを示した。
- ウーバーは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を配車サービス以外に事業拡大する機会として利用している。
- 同社は先月、物流サービスを手掛けるトランスプレース社を22億5000万ドルで買収することで合意し、輸送分野に大きく賭けた。
- 買収を通じて食料品・アルコール飲料のデリバリーにも進出した。
- ウーバーは2014年以来、飲食店の料理宅配事業を展開しているが、パンデミックをきっかけに同事業は劇的に成長。
- 4-6月期の宅配注文によるグロスブッキングは前年同期の約2倍の129億ドルに達した。
- 4-6月期の売上高は前年同期の2倍の39億3000万ドルで、アナリスト予想を上回った。
- ウーバーのサービスを4-6月期に利用者した人数は1億100万人と、市場予想並みだった。
- 純損益は4-6月期に株式公開後で初めて黒字となった。11億ドルの純利益に大きく貢献したのは、中国の配車サービス大手、滴滴グローバルの保有株だった。
- 滴滴は6月に株式公開した後、中国当局による調査などが響き、株価が30%下落している。
- コスロシャヒCEOは4日のアナリスト向け電話会見で、ウーバーが滴滴株など150億ドル相当の保有株の売却を検討する考えを示した。
- 同CEOは滴滴株について、戦略的な持ち分というより財務上の持ち分との認識を示した。
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■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*15
ロク【ROKU】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$0.52
- 予想:$0.122
- YoY:167.31%
- QoQ:-3.85%
■売上高:◎
- 発表:$645M
- 予想:$619M
- YoY:44.81%
- QoQ:11.00%
ロク株、急落-4~6月期決算で主要業績指標が予想に届かず
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- 4日の米株式市場時間外取引で動画ストリーミング機器・ソフトウエア開発を手掛けるロクの株価が急落。
- この日発表した4-6月(第2四半期)決算で主要な業績指標が市場予想に届かなかった。
- ロクによると、4-6月期のアクティブアカウント数は5510万件、ストリーミング時間は174億時間。
- ブルームバーグが集計した予想コンセンサスでは、アクティブアカウント数は5580万件、ストリーミング時間は191億9000万時間だった。
- 同社は株主宛ての書簡で、「短期的には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復に世界でばらつきがあり、不確実な経営環境が続いている」と指摘。
- パンデミック関連の行動制限の緩和が全体的にテレビ視聴減少につながっているという。
- ロクの株価は時間外取引で一時7%下落した。スティーブ・ラウデン最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「今年後半には、アクティブアカウントとストリーミング時間の点で、前年比比較が厳しい内容になることは間違いないが、動画ストリーミングは単なるパンデミック下でのトレンドではなく、長期的な傾向だ」と述べた。
- ロクは7-9月(第3四半期)純売上高を6億7500万-6億8500万ドルと見込む。
- アナリストの予想コンセンサスは6億4650万ドル。
- 4-6月期の売上高は6億4510万ドルで、市場予想の6億1310万ドルを上回った。
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■ロクは米国のエンターテインメント企業。同社ユーザーにテレビ番組や映画のストリーミング・サービスを提供、スポーツ、音楽、ニュースのコンテンツも提供する。また、インタラクティブなビデオ広告やブランドスポンサーなどの広告商品も展開する。同社は小売業者や流通業者を通じて、製品・サービスを提供する。本社所在地はカリフォルニア州ロスガトス。*16
エッツィー【ETSY】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$0.68
- 予想:$0.6333
- YoY:-10.29%
- QoQ:-47.06%
■売上高:◎
- 発表:$529M
- 予想:$525M
- YoY:18.95%
- QoQ:-4.09%
決算そんな悪くないし時合も悪くないのに下がりすぎでしょ。
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■エッツィは米国のオンラインコミュニティサイト運営会社。オンラインコミュニティwww.etsy.comを運営し、世界中の人々がユニークな手作りクラフト品を売買できる市場を管理、提供する。同社の収益は、サイトの利用者が商品を販売して利益をあげるなど市場における販売活動や、サイト利用料などによる。商品の販売者、購入者はともに個人、起業家、企業など。*17
- S&P500構成銘柄
コルボ【QRVO】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$2.83
- 予想:$2.45
- YoY:47.0%
- QoQ:3.18%
■売上高:◎
- 発表:$1.11B
- 予想:$1.08B
- YoY:29.06%
- QoQ:3.60%
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■コルボは米国の半導体メーカー。主にモバイル、インフラ、防衛・航空宇宙アプリケーション向けにコア技術および無線周波数(RF)のソリューションを提供。ISO9001、ISO14001、ISO/TS16949認定製造施設を所有し、ガリウム砒素(GaAs)、窒化ガリウム(GaN系)、バルク弾性波(BAW)技術、製品およびサービスを提供する。*18
ファストリー【FSLY】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$-0.15
- 予想:$-0.1736
- YoY:113.33%
- QoQ:20.00%
■売上高:◎
- 発表:$85M
- 予想:$86M
- YoY:12.20%
- QoQ:0.21%
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■ファストリーは米国のエッジクラウド・プラットフォーム運営会社。ウェブサイトおよびアプリケーション配信用に設計されたプログラミングが可能なプラットフォームを提供。デジタル企業のウェブサイトやアプリケーションを利用する上で、快適で安全、且つ拡張性の高いデジタル体験をサポートする。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*19
モデルナ【MRNA】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$6.46
- 予想:$5.96
- YoY:104.80%
- QoQ:56.04%
■売上高:◎
- 発表:$4.35B
- 予想:$4.21B
- YoY:98.47%
- QoQ:55.40%
モデルナ製コロナワクチン、半年後も有効率93% 追加接種は必要
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- 米モデルナは5日、同社が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2回目の接種から6カ月経過後も約93%の有効率が維持されていたと発表した。
- 当初の臨床試験(治験)で示された94%とほぼ変わらない結果が得られたものの、抗体の低減が予想されているため、冬季に入る前に追加接種(ブースター接種)が必要になるとの見方を示した。
- バンセル最高経営責任者(CEO)は「モデルナのワクチンは6カ月経過後も93%の有効率が維持される。
- ただ、デルタ変異株が重大な新たな脅威として台頭する中、引き続き警戒する必要がある」と述べた。
- モデルナは追加接種向けのワクチンを3種類を開発しており、ガンマ株、ベータ株、デルタ株を含む変異株に対しても力強い抗体反応が確認できたとしている。
- バンセルCEOはコロナワクチンの製造量について、今年目標としている8億─10億回分を超える製造は行わないと表明。
- 「2021年の製造能力は限界に達しており、今年はこれ以上は受注できない」と述べた。第2・四半期決算は売上高が44億ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の42億ドルをやや上回った。
- 利益は27億8000万ドル。1株当たり利益は6.46ドルと、予想の5.96ドルを上回った。
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■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*20
- NASDAQ100構成銘柄
- ワクチン銘柄
デューク・エナジー【DUK】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$1.15
- 予想:$1.1
- YoY:6.09%
- QoQ:-9.57%
■売上高:✕
- 発表:$5.760B
- 予想:$5.910B
- YoY:5.90%
- QoQ:-6.77%
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■デューク・エナジーは米国大手の電力・エネルギー会社。米国電力・ガス部門はノースカロライナ、サウスカロライナ、オハイオ、インディアナ、ケンタッキーの各州で電力事業を行い、天然ガスの輸送と販売を手掛ける。同社の発電所は主に中西部に位置する。米国外エネルギー部門は、中南米を中心に電力と天然ガス事業に従事する。*21
- S&P500構成銘柄
- フィラデルフィア公益事業セクター指数 構成銘柄
リジェネロン・ファーマシューティカルズ【REGN】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$18.81
- 予想:$17.91
- YoY:61.94%
- QoQ:47.42%
■売上高:◎
- 発表:$4.24B
- 予想:$3.97B
- YoY:54.01%
- QoQ:40.33%
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■リジェネロン・ファーマシューティカルズは米国の大手バイオ医薬品会社。主にがん、眼病、炎症に対する治療薬の開発、製造、販売に従事。主要な製品は加齢黄斑変性症と網膜中心静脈閉塞の黄斑浮腫治療薬「EYLEA」、転移性結腸直腸がん治療薬「ZALTRAP」、抗炎症剤「ARCALYST」など。本社はニューヨーク州。*22
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナ(COVID-19)抗体薬・ワクチン銘柄
データドッグ【DDOG】
決算
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■EPS:◎
- 発表:$1.15
- 予想:$1.1
- YoY:6.09%
- QoQ:-9.57%
■売上高:✕
- 発表:$5.76B
- 予想:$5.91B
- YoY:5.90%
- QoQ:-6.77%
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■データドッグは米国のソフトウェア企業。ITシステムの運用監視クラウドプラットフォームをSaaS形式で提供する。クラウドインフラやアプリケーションのモニタリングや分析、ログ収集、ダッシュボードでのリアルタイムデータの可視化と同期、アラート通知、API(ソフトウェアの機能共有)アクセス、各種システムとの連携機能などのサービスを提供。本社所在地はニューヨーク。*23
アミリス 【AMRS】
決算
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■EPS:✕
- 発表:$-0.15
- 予想:$-0.125
- YoY:-273.33%
- QoQ:-620.00%
■売上高:✕
- 発表:$52M
- 予想:$54M
- YoY:42.64%
- QoQ:-238.04%
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■アミリスは米国の化学品会社。合成生物学的手法を用いた再生可能化学品を製造、販売。「バイオフェネ」のブランド名で再生可能ファルネセン(液体炭化水素分子)を化粧品、医薬品、香味・香料、燃料製品の市場をターゲットに販売。また、ブラジルで再生可能ディーゼル燃料とジェット燃料を製造、販売。本社はカリフォルニア州。*24
- バイオテクノロジー企業銘柄
今週の決算と経済指標
■2021年8月2日(月曜日)
■2021年8月3日(火曜日)
- アリババ【BABA】
- イーライリリー【LLY】
- マリオット・インターナショナル【MAR】
- マイクロチップ・テクノロジー【MCHP】アフター
- マッチグループ【MTCH】アフター
- アムジェン【AMGN】アフター
- リフト【LYFT】アフター
■2021年8月4日(水曜日)
- ゼネラルモーターズ【GM】
- CVSヘルス【CVS】
- ウーバー・テクノロジーズ【UBER】アフター
- ロク【ROKU】アフター
- エッツィー【ETSY】アフター
- コルボ【QRVO】アフター
- AMCエンターテインメント【AMC】
- ファストリー【FSLY】アフター
■2021年8月5日(木曜日)
- モデルナ【MRNA】
- デューク・エナジー【DUK】
- リジェネロン【REGN】
- データドッグ【DDOG】
- アミリス 【AMRS】
- AIG【AIG】アフター
- クラウドフレア【NET】アフター
- ジローグループ【ZG】アフター
- バイアコムCBS【VIAC】
- ノババックス【NVAX】アフター
- ヴァージン・ギャラクティック【SPCE】アフター
- ファイヤーアイ【FEYE】アフター
- ビヨンドミート【BYND】アフター
■2021年8月6日(金曜日)
- ドラフトキングス【DKNG】
※ウォッチ銘柄については、米国でも多くの投資家が愛用している「モトリーフール」などから情報を仕入れていますので良かったら購読してみてください。
まとめ
- 【主要指数】主要指数は全面高となり、S&P500とNASDAQは最高値を更新しています。旅行やレジャー関連株が好感しており、エネルギー銘柄が上昇しています。失業保険申請数は予想とほぼ一致、継続失業保険はパンデミック後初めて300万件を下回り景気回復の兆しが数字として見えています。
- 【MyPF】私のPFも8月に入り好調を維持しており本日+1.55%となっています。
- 【セクター】上場したセクターは、航空・旅行を始めとしてエネルギー、金融、一般消費財、通信、公共事業などが上昇しています。一方で金鉱株、クリエネ、半導体などが下落しています。
- 【半導体】半導体はAMDが5%下げるなど全体的に不調でした。
- 【FANG+】9銘柄が上昇し、アリババだけが下落している状態です。
- 【予定】今晩は雇用統計があるので価格の大きな変動などが予想されるので注意が必要です。
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*1:マトリクスの見方:横軸は右側が前日比プラス、左側がマイナス。縦軸は最上部に私のPFのリターン。上部はFANG+、その下は保有銘柄になります。下部は注目決算銘柄と注目銘柄とセクター、指数になります。相対的な位置なので必ずしもピッタリとは限りません。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより
*19:ヤフーファイナンスより
*20:ヤフーファイナンスより
*21:ヤフーファイナンスより
*22:ヤフーファイナンスより
*23:ヤフーファイナンスより
*24:ヤフーファイナンスより