この記事では前日の株式市場の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
では早速本日のまとめから行きます!
本日の概要(まとめ)
主要指数と市場の様子
- 10月14日の米国株式市場は大幅な反落となっております。
- ダウは-1.34%、S&P500は-2.37%、ナスダック総合指数は-3.10%となっています。
- 週間では、ダウは+1.15%とし2週の続伸となりましたが、S&P500は-1.55%、NASDAQは-3.11%と反落となっています。
- J.P.モルガンやウェルズ・ファーゴの大手金融機関の決算が良好だとして上昇してスタートした株式市場でしたが、オープン直後に10月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年先期待インフレ率の速報値が前月からの伸びが加速したとして、FRBによる積極的な金融引き締めの警戒感が強まり下落していきました。
- JPモルガン・チェース【JPM】は+1.66%、シティグループ【C】は+0.65%、ウェルズ・ファーゴは1.86%と上昇しており、S&P銀行指数は+0.03%上昇しています。
- また医療保険大手のユナイテッドヘルス【UHN】は+0.63%と予想を上回る四半期決算を発表しています。
- スーパーマーケットのクローガー【KR】は同業のアルバートソンズを買収発表したことによって-7.32%下落しています。
- テスラ【TSLA】は-7.55%の大幅下落しており、ベルリン工場での燃料電池の生産計画が保留になったことに嫌気されています。
- また来週から決算が本格化してきて、月曜日にはバンク・オブ・ニューヨーク・メロン【BK】やバンク・オブ・アメリカ【BAC】、チャールズ・シュワブ【SCHW】などの決算が控えています。
- 米国10年債利回りは4.023%まで上昇しています。
- 金融市場の2023年の3月のFF金利は4.96%と予想されており、13日にあったCPIの発表に比べ上昇し続けています。
- 11月のFOMC1%の大幅利上げに踏み切る可能性も高くなると予想されています。
- S&P500の11セクターすべてが下落しており最も下落したのは一般消費財で-3.88%、エネルギーも-3.71%と大きく下げています。
FANG+
- FANG+は全体で-3.86%と大幅に反落しています。
- 10銘柄すべてが下落しており、中でもテスラは-7.55%と大きく下落しています。
- バイドゥとエヌビディアは-6%下落しており、アマゾンも5%の下落でした。
- ハイテク関連中心に資金が抜けており大型テックからも大きく資金が抜けている展開となっています。
テーマ&セクター考察
- セクターとテーマで市場を覗いてみるS&P500の全11セクターが下落しており、テーマも全てが下落している状況です。
- 中でもハイテク関連は大きく売られており、ブロックチェーン【BKCH】は-6.10%、破壊的イノベーションの【ARKK】は-5.69%と大幅に売られています。
- またオルエコ関連も売られており、天然ガス、エネルギー、農業、鉄鋼、金鉱株、レアメタルなども売られていました。
- 半導体も弱く、前日上昇した以上に下落しています。
- 下落幅が小さかったのは航空【JETS】で-0.19%、データセンター関連【VPN】も-0.71%と若干の下落となっています。
経済指標・主要決算スケジュール
目次のリンクをクリックで気になる場所にジャンプできるわよ
目次:
- 本日の概要(まとめ)
- 目次:
- 2022年10月14日の米国株市場全体
- 大型&小型株とグロースとバリュー株
- S&P500の11セクターの様子
- FANG+の様子
- 注目セクターの様子
- 金融関連【VFH】
- ブロックチェーン関連【BKCH】
- 航空関連【JETS】
- まとめ
2022年10月14日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
米国債
チェックポイント
- 米国10年債利回りは4.023%まで上昇しています。
- 金融市場の2023年の3月のFF金利は4.96%と予想されており、13日にあったCPIの発表に比べ上昇し続けています。
- 11月のFOMC1%の大幅利上げに踏み切る可能性も高くなると予想されています。
おすすめ書籍
- 金利の勉強のために私が読んで非常にわかりやすく面白かった書籍になります。
リンク
主要指数 週間&半年バブルチャート
大型&小型株とグロースとバリュー株
S&P500の11セクターの様子
セクターの様子に加えて、テーマ別の様子は後述します。
主要指数相場チャート
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FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
FANG+
- FANG+は全体で-3.86%と大幅に反落しています。
- 10銘柄すべてが下落しており、中でもテスラは-7.55%と大きく下落しています。
- バイドゥとエヌビディアは-6%下落しており、アマゾンも5%の下落でした。
- ハイテク関連中心に資金が抜けており大型テックからも大きく資金が抜けている展開となっています。
FANG+ 月間&年間騰落率マトリクス
FANG+個別チャート
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注目セクターの様子
S&P500の11セクターの様子
セクター&テーマ騰落率
昨晩のセクター&テーマ一覧
注目セクターは以前でもブログで紹介した注目セクターの様子を中心にまとめています。
テーマ&セクター考察
- セクターとテーマで市場を覗いてみるS&P500の全11セクターが下落しており、テーマも全てが下落している状況です。
- 中でもハイテク関連は大きく売られており、ブロックチェーン【BKCH】は-6.10%、破壊的イノベーションの【ARKK】は-5.69%と大幅に売られています。
- またオルエコ関連も売られており、天然ガス、エネルギー、農業、鉄鋼、金鉱株、レアメタルなども売られていました。
- 半導体も弱く、前日上昇した以上に下落しています。
- 下落幅が小さかったのは航空【JETS】で-0.19%、データセンター関連【VPN】も-0.71%と若干の下落となっています。
では、この中から注目のセクターをピックアップしてお伝えしてきます。
本日のチェックセクター&テーマは以下のとおりです。
— うみひろ@社畜の投資ウミノマトリクス (@uminoxhiro) 2022年10月15日
■金融 $VFH
■ブロックチェーン関連 $BKCH
■航空関連 $JETS#投資 #米国株 #テーマ別投資 #セクター投資 pic.twitter.com/1EEMsbkgip
米国株セクター騰落率マトリクスチャート(中長期)
米国株セクター騰落率マトリクスチャート(短期)
金融関連【VFH】
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金融関連【VFH】週間&年間 騰落率マトリクス
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金融関連【VFH】チャート
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主要銘柄チャート
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ブロックチェーン関連【BKCH】
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ブロックチェーン関連【BKCH】週間&年間 騰落率マトリクス
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ブロックチェーン関連【BKCH】チャート
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航空関連【JETS】
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航空関連【JETS】週間&年間 騰落率マトリクス
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航空関連【JETS】チャート
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まとめ
主要指数と市場の様子
- 10月14日の米国株式市場は大幅な反落となっております。
- ダウは-1.34%、S&P500は-2.37%、ナスダック総合指数は-3.10%となっています。
- 週間では、ダウは+1.15%とし2週の続伸となりましたが、S&P500は-1.55%、NASDAQは-3.11%と反落となっています。
- J.P.モルガンやウェルズ・ファーゴの大手金融機関の決算が良好だとして上昇してスタートした株式市場でしたが、オープン直後に10月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年先期待インフレ率の速報値が前月からの伸びが加速したとして、FRBによる積極的な金融引き締めの警戒感が強まり下落していきました。
- JPモルガン・チェース【JPM】は+1.66%、シティグループ【C】は+0.65%、ウェルズ・ファーゴは1.86%と上昇しており、S&P銀行指数は+0.03%上昇しています。
- また医療保険大手のユナイテッドヘルス【UHN】は+0.63%と予想を上回る四半期決算を発表しています。
- スーパーマーケットのクローガー【KR】は同業のアルバートソンズを買収発表したことによって-7.32%下落しています。
- テスラ【TSLA】は-7.55%の大幅下落しており、ベルリン工場での燃料電池の生産計画が保留になったことに嫌気されています。
- また来週から決算が本格化してきて、月曜日にはバンク・オブ・ニューヨーク・メロン【BK】やバンク・オブ・アメリカ【BAC】、チャールズ・シュワブ【SCHW】などの決算が控えています。
- 米国10年債利回りは4.023%まで上昇しています。
- 金融市場の2023年の3月のFF金利は4.96%と予想されており、13日にあったCPIの発表に比べ上昇し続けています。
- 11月のFOMC1%の大幅利上げに踏み切る可能性も高くなると予想されています。
- S&P500の11セクターすべてが下落しており最も下落したのは一般消費財で-3.88%、エネルギーも-3.71%と大きく下げています。
FANG+
- FANG+は全体で-3.86%と大幅に反落しています。
- 10銘柄すべてが下落しており、中でもテスラは-7.55%と大きく下落しています。
- バイドゥとエヌビディアは-6%下落しており、アマゾンも5%の下落でした。
- ハイテク関連中心に資金が抜けており大型テックからも大きく資金が抜けている展開となっています。
テーマ&セクター考察
- セクターとテーマで市場を覗いてみるS&P500の全11セクターが下落しており、テーマも全てが下落している状況です。
- 中でもハイテク関連は大きく売られており、ブロックチェーン【BKCH】は-6.10%、破壊的イノベーションの【ARKK】は-5.69%と大幅に売られています。
- またオルエコ関連も売られており、天然ガス、エネルギー、農業、鉄鋼、金鉱株、レアメタルなども売られていました。
- 半導体も弱く、前日上昇した以上に下落しています。
- 下落幅が小さかったのは航空【JETS】で-0.19%、データセンター関連【VPN】も-0.71%と若干の下落となっています。
経済指標・主要決算スケジュール
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