この記事では前日の株式市場の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
では早速本日のまとめから行きます！
本日の概要（まとめ）
主要指数と市場の様子
- 11月7日の米国株式市場はサマータイムが終わり、冬時間になり市場の時間が変わっています。
- 株式市場の相場はダウは+1.31％、S&P500は+0.96％、NASDAQは+0.85％と3指数とも続伸しています。
- 投資家は8日に投開票される議会の中間選挙に注目が集まっています。
- 中間選挙では共和党の優勢が伝われているものの政権（民主党）と議会との「ねじれ」による財政支出抑制が交換されたのではないかという見方も強まっています。
- また10日に10月の消費者物価指数（CPI）を控えている中全体的にも回遊性となっています。
【セクター】
- 業種別でみてもS&P500の11セクターのうち8セクターが上昇し、3セクターが下落しています。
- 特にメタなどが含まれるコミュニケーションが1.82％上昇してます。
- 一方で中間選挙のねじれになれば財政支出が減るということもあり交易関係が-1.94％と下落しています。
【米国債】
- 米国10年債利回りは+0.05％上がっており、4.21％となっております。
【個別企業NEWS】
- アップル【AAPL】は下落で始まったものの+0.39％と小幅な上昇となりました。
- 下落していた理由としてはiPhoneの精算が予想よりも少なくなるのではないかという報道がありました。
- iPhoneの組み立てを行っている台湾のフォックスコンの中国の鄭州工場が1週間のロックダウン対象となり生産力が下がってしまう問題が浮上しています。
- 下落していた理由としてはiPhoneの精算が予想よりも少なくなるのではないかという報道がありました。
- メタ・プラットフォームズ【META】が+6.53%と続伸しています。
- 大規模な人員削減の計画が伝わり、何千人規模で従業員に影響すると見通しです。（87,000人企業）
- ただ、同社株は年初来70％超下落しています。
- セキュリティ企業のオクタ【OKTA】+4.93％となっています。
- アナリストの投資判断の引き上げが「買い」に引き上げられて株価が上がっています。
- データ解析などを行うパランティアテクノロジーズ【PLTR】が-11.48％と大幅に下落しています。
- 取引前に決算発表を行い、1株利益（EPS）、売上高ともに予想の範囲内になっています。
- ガイダンスは通期の見通しは据え置きながらも、第4四半期の売上は予想を下回っています。
- ダウ銘柄でもあるドラッグストアなどヘルスケア関連企業のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】は+4.10％と上昇しています。
- 同社が出資しているビレッジMDが同業者である診療所チェーンのシティMDを買収すると発表しています。
- この買収にともなってヘルスケア部門の2025年の売上目標を上方修正しています。
- また引け後決算では、リフト【LYFT】が大幅に時間外で下落しています。
- 売上は予想範囲内だったもののEBITDAが予想を上回っています。
- コスト削減が成功している様子が伝わります。
- 売上は予想範囲内だったもののEBITDAが予想を上回っています。
- マイクロソフトに買収される予定のアクティビジョン・ブリザード【ATVI】は1株利益、売上ともに予想を上回っています。
- 時間外での株価は小幅な値動きとなっています。
- 同じくゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ【TTWO】は大幅に時間外で下落しています。
- 1株利益、売上ともに予想を下回りガイダンスも通期の見通しを下方修正しています。
FANG+
- FANG+は全体で+0.60％と若干ですが上昇しています。
- 半数の5銘柄ずつが上昇と下落となっています。
- メタは報道の通り大規模なリストラ発表によって+6.53％の上昇となり全体を引き上げていました。
- Microsoft、グーグルが2％超の上昇で好調です。
- 逆にテスラは中間選挙の結果予想によってクリーンエネルギー関連全体が下落している中で-5.01％と大幅に下落よなって全体を引き下げています。
テーマ＆セクター考察
- テーマセクターをみてみても明暗が分かれた形となっています。
- 上昇したテーマはハイテク関連が多く、メタなどが含まれるETFが上昇している傾向が強かったです。
- ソーシャルメディアは+1.94％、AIビッグデータ関連が+1.64％と上がっています。
- その他にも半導体が割りと強かったです。
- 逆に下落したテーマとしては中間選挙によってねじれ状態になることが予想されており大幅な財政支出ができなくなるのではないかということもあり、クリエネや公益関連などのテーマが下落しています。
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目次：
- 本日の概要（まとめ）
- 2022年11月7日の米国株市場全体
- 大型＆小型株とグロースとバリュー株
- S&P500の11セクターの様子
- 個別銘柄ニュース
- FANG+の様子
- 注目セクターの様子
- ソーシャルメディア関連【SOCL】
- クリーンエネルギー関連【ICLN】
- サイバーセキュリティ関連【BUG】
- まとめ
2022年11月7日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
米国債
チェックポイント
- 米国10年債利回りは+0.05％上がっており、4.21％となっております。
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主要指数 週間＆半年バブルチャート
大型＆小型株とグロースとバリュー株
全体的にグロースが強かったみたいだね！
ここから年末に向けてどんどん上がっていってほしいね！
S&P500の11セクターの様子
セクターの様子に加えて、テーマ別の様子は後述します。
主要指数相場チャート
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個別銘柄ニュース
アップル【AAPL】
NEWS
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- アップル【AAPL】は下落で始まったものの+0.39％と小幅な上昇となりました。
- 下落していた理由としてはiPhoneの精算が予想よりも少なくなるのではないかという報道がありました。
- iPhoneの組み立てを行っている台湾のフォックスコンの中国の鄭州工場が1週間のロックダウン対象となり生産力が下がってしまう問題が浮上しています。
- 下落していた理由としてはiPhoneの精算が予想よりも少なくなるのではないかという報道がありました。
【AAPL】銘柄の概要
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■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*1
最新の株価・銘柄の紹介、財務・銘柄のニュース記事
-
【AAPL】アップルの記事一覧
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
メタ・プラットフォームズ【META】（旧フェイスブック【FB】）
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- メタ・プラットフォームズ【META】が+6.53%と続伸しています。
- 大規模な人員削減の計画が伝わり、何千人規模で従業員に影響すると見通しです。（87,000人企業）
- ただ、同社株は年初来70％超下落しています。
【META】銘柄の概要
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■メタはソーシャルネットワーク・ウェブサイト｢facebook.com｣を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング｢facebookライブ｣、仮想通貨｢facebookクレジット｣がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*2
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【META】メタ（フェイスブック）の記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
オクタ【OKTA】
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- セキュリティ企業のオクタ【OKTA】+4.93％となっています。
- アナリストの投資判断の引き上げが「買い」に引き上げられて株価が上がっています。
【OKTA】銘柄の概要
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■オクタは米国のクラウド管理サービス企業。企業向けにID管理システムを提供し、様々な企業を統合化アプリに接続する。同社はログイン、モビリティ管理、多元的な認証、ライフサイクル管理、ディレクトリ製品をIT顧客に提供する。また、開発者のための開発ツール、認証、APIアクセス管理などを展開する。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。*3
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- NASDAQ100構成銘柄
パランティアテクノロジーズ【PLTR】
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- データ解析などを行うパランティアテクノロジーズ【PLTR】が-11.48％と大幅に下落しています。
- 取引前に決算発表を行い、1株利益（EPS）、売上高ともに予想の範囲内になっています。
- ガイダンスは通期の見通しは据え置きながらも、第4四半期の売上は予想を下回っています。
【PLTR】銘柄の概要
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■パランティアテクノロジーズは米国のデータ分析企業。米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関及び大企業向けにビッグデータの分析・解析を行う。主要な解析プラットフォームは防衛及び諜報機関アナリスト向けのGothaｍ(ゴッサム）と民間セクター向けのFoundry(ファウンドリー）で、リスク対策及び業務効率化を目指す。本社所在地はコロラド州デンバー。*4
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ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】
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- ダウ銘柄でもあるドラッグストアなどヘルスケア関連企業のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】は+4.10％と上昇しています。
- 同社が出資しているビレッジMDが同業者である診療所チェーンのシティMDを買収すると発表しています。
- この買収にともなってヘルスケア部門の2025年の売上目標を上方修正しています。
【WBA】銘柄の概要
この銘柄の紹介：…（クリックで下に詳細を表示します）
■ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは薬局チェーン持株会社。子会社を通して、米国、英国、タイ、ノルウェー、アイルランド、オランダ、チリ、メキシコで薬局事業を展開。処方箋の調合や一般用医薬品、医薬品のメール・オーダーを取り扱う。食品やヘルスケア用品、季節商品の販売、写真現像サービスも取り扱う。本社はシカゴ。*5
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- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
リフト【LYFT】
リフトのチャート久しぶりに見たけどこんなんになってたのか…ｗ
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- また引け後決算では、リフト【LYFT】が大幅に時間外で下落しています。
- 売上は予想範囲内だったもののEBITDAが予想を上回っています。
- コスト削減が成功している様子が伝わります。
- 売上は予想範囲内だったもののEBITDAが予想を上回っています。
【LYFT】銘柄の概要
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■リフトは米国の配車サービス企業。米国とカナダにおいて、オンラインで配車(ライドシェアリング)サービスを展開する。さまざまな乗車プランから、顧客とドライバーをアプリを通じてマッチングさせ、請求、支払い、サポート、評価などをアプリ上で行うシステム。同社はまた、都市部におけるバイクシェアリングサービスも手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*6
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- 配車サービス、自動運転銘柄
アクティビジョン・ブリザード【ATVI】
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- マイクロソフトに買収される予定のアクティビジョン・ブリザード【ATVI】は1株利益、売上ともに予想を上回っています。
- 時間外での株価は小幅な値動きとなっています。
【ATVI】銘柄の概要
この銘柄の紹介：…（クリックで下に詳細を表示します）
■アクティビジョン・ブリザードは、米国のゲームソフト会社。オンライン、コンピュータ、モバイル、タブレット向けのゲームソフトの開発・配信・販売に従事。また、マイクロソフト「Xbox one」と「Xbox 360」、任天堂「wii u」と「wii」、ソニー「PS3」と「PS4」向けのゲームソフトを提供する。本社はカリフォルニア州サンタモニカ。*7
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- ゲーム銘柄
テイクツー・インタラクティブ【TTWO】
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- ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ【TTWO】は大幅に時間外で下落しています。
- 1株利益、売上ともに予想を下回りガイダンスも通期の見通しを下方修正しています。
【TTWO】銘柄の概要
この銘柄の紹介：…（クリックで下に詳細を表示します）
■テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは米国ゲームソフトウエアを開発、制作、販売。「プレイステーション」、「Xbox 360」、「XboxOne」、「Wii」の据置型ゲーム機と携帯ゲーム機、また、パソコンやスマートフォン向けにソフトウエアを提供。米国のほか、日本、中国、韓国、欧州、カナダで事業を展開。*8
最新の株価・銘柄の紹介、財務・銘柄のニュース記事
FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
FANG+
- FANG+は全体で+0.60％と若干ですが上昇しています。
- 半数の5銘柄ずつが上昇と下落となっています。
- メタは報道の通り大規模なリストラ発表によって+6.53％の上昇となり全体を引き上げていました。
- Microsoft、グーグルが2％超の上昇で好調です。
- 逆にテスラは中間選挙の結果予想によってクリーンエネルギー関連全体が下落している中で-5.01％と大幅に下落よなって全体を引き下げています。
FANG+ 月間＆年間騰落率マトリクス
FANG+個別チャート
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Next GAFAMはこれだ！？マウントサース！
注目セクターの様子
S&P500の11セクターの様子
チェックポイント
- 業種別でみてもS&P500の11セクターのうち8セクターが上昇し、3セクターが下落しています。
- 特にメタなどが含まれるコミュニケーションが1.82％上昇してます。
- 一方で中間選挙のねじれになれば財政支出が減るということもあり交易関係が-1.94％と下落しています。
セクター＆テーマ騰落率
■注目セクターの様子（グラフ）貼り付け■ ■一覧貼り付け■
昨晩のセクター＆テーマ一覧
テーマ＆セクター考察
- テーマセクターをみてみても明暗が分かれた形となっています。
- 上昇したテーマはハイテク関連が多く、メタなどが含まれるETFが上昇している傾向が強かったです。
- ソーシャルメディアは+1.94％、AIビッグデータ関連が+1.64％と上がっています。
- その他にも半導体が割りと強かったです。
- 逆に下落したテーマとしては中間選挙によってねじれ状態になることが予想されており大幅な財政支出ができなくなるのではないかということもあり、クリエネや公益関連などのテーマが下落しています。
注目セクターは以前でもブログで紹介した注目セクターの様子を中心にまとめています。
では、この中から注目のセクターをピックアップしてお伝えしてきます。
ソーシャルメディア関連【SOCL】
ソーシャルメディア関連【SOCL】週間＆年間 騰落率マトリクス
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ソーシャルメディア関連【SOCL】チャート
関連記事はこちらから
クリーンエネルギー関連【ICLN】
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クリーンエネルギー関連【ICLN】週間＆年間 騰落率マトリクス
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クリーンエネルギー関連【ICLN】チャート
関連記事はこちらから
サイバーセキュリティ関連【BUG】
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サイバーセキュリティ関連【BUG】週間＆年間 騰落率マトリクス
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サイバーセキュリティ関連【BUG】チャート
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まとめ
主要指数と市場の様子
- 11月7日の米国株式市場はサマータイムが終わり、冬時間になり市場の時間が変わっています。
- 株式市場の相場はダウは+1.31％、S&P500は+0.96％、NASDAQは+0.85％と3指数とも続伸しています。
- 投資家は8日に投開票される議会の中間選挙に注目が集まっています。
- 中間選挙では共和党の優勢が伝われているものの政権（民主党）と議会との「ねじれ」による財政支出抑制が交換されたのではないかという見方も強まっています。
- また10日に10月の消費者物価指数（CPI）を控えている中全体的にも回遊性となっています。
【セクター】
- 業種別でみてもS&P500の11セクターのうち8セクターが上昇し、3セクターが下落しています。
- 特にメタなどが含まれるコミュニケーションが1.82％上昇してます。
- 一方で中間選挙のねじれになれば財政支出が減るということもあり交易関係が-1.94％と下落しています。
【米国債】
- 米国10年債利回りは+0.05％上がっており、4.21％となっております。
【個別企業NEWS】
- アップル【AAPL】は下落で始まったものの+0.39％と小幅な上昇となりました。
- 下落していた理由としてはiPhoneの精算が予想よりも少なくなるのではないかという報道がありました。
- iPhoneの組み立てを行っている台湾のフォックスコンの中国の鄭州工場が1週間のロックダウン対象となり生産力が下がってしまう問題が浮上しています。
- 下落していた理由としてはiPhoneの精算が予想よりも少なくなるのではないかという報道がありました。
- メタ・プラットフォームズ【META】が+6.53%と続伸しています。
- 大規模な人員削減の計画が伝わり、何千人規模で従業員に影響すると見通しです。（87,000人企業）
- ただ、同社株は年初来70％超下落しています。
- セキュリティ企業のオクタ【OKTA】+4.93％となっています。
- アナリストの投資判断の引き上げが「買い」に引き上げられて株価が上がっています。
- データ解析などを行うパランティアテクノロジーズ【PLTR】が-11.48％と大幅に下落しています。
- 取引前に決算発表を行い、1株利益（EPS）、売上高ともに予想の範囲内になっています。
- ガイダンスは通期の見通しは据え置きながらも、第4四半期の売上は予想を下回っています。
- ダウ銘柄でもあるドラッグストアなどヘルスケア関連企業のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】は+4.10％と上昇しています。
- 同社が出資しているビレッジMDが同業者である診療所チェーンのシティMDを買収すると発表しています。
- この買収にともなってヘルスケア部門の2025年の売上目標を上方修正しています。
- また引け後決算では、リフト【LYFT】が大幅に時間外で下落しています。
- 売上は予想範囲内だったもののEBITDAが予想を上回っています。
- コスト削減が成功している様子が伝わります。
- 売上は予想範囲内だったもののEBITDAが予想を上回っています。
- マイクロソフトに買収される予定のアクティビジョン・ブリザード【ATVI】は1株利益、売上ともに予想を上回っています。
- 時間外での株価は小幅な値動きとなっています。
- 同じくゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ【TTWO】は大幅に時間外で下落しています。
- 1株利益、売上ともに予想を下回りガイダンスも通期の見通しを下方修正しています。
FANG+
- FANG+は全体で+0.60％と若干ですが上昇しています。
- 半数の5銘柄ずつが上昇と下落となっています。
- メタは報道の通り大規模なリストラ発表によって+6.53％の上昇となり全体を引き上げていました。
- Microsoft、グーグルが2％超の上昇で好調です。
- 逆にテスラは中間選挙の結果予想によってクリーンエネルギー関連全体が下落している中で-5.01％と大幅に下落よなって全体を引き下げています。
テーマ＆セクター考察
- テーマセクターをみてみても明暗が分かれた形となっています。
- 上昇したテーマはハイテク関連が多く、メタなどが含まれるETFが上昇している傾向が強かったです。
- ソーシャルメディアは+1.94％、AIビッグデータ関連が+1.64％と上がっています。
- その他にも半導体が割りと強かったです。
- 逆に下落したテーマとしては中間選挙によってねじれ状態になることが予想されており大幅な財政支出ができなくなるのではないかということもあり、クリエネや公益関連などのテーマが下落しています。
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