この記事では前日の株式市場の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
では早速本日のまとめから行きます!
本日の概要(まとめ)
- 10月26日の米国株式市場はダウは小幅な上昇ながらNASDAQとS&P500は4日ぶりの反落となっています。
- ダウは小幅な上昇とは言え+0.01%と本当に僅かな上昇となっています。
- S&P500は-0.74%の下落です。
- NASDAQは-2.04%と大きく下落しています。
- カナダ中央銀行が利上げを行ったのですが、利上げ幅が市場予想よりも小さかったことからカナダドルとドル安が進んでします。
- S&P500とNASDAQが反落しておえた株式市場ですが、マイクロソフトやGoogleなどの決算発表がさえず世界的な景気減速懸念が強まった形になっています。
- ハイテク関連はマイクロソフトとグーグルの冴えない決算から売られており、マイクロソフト自体は-7.7%、グーグル(アルファベット)は-9.1%と大きく下落してます。
- Microsoftはパソコン販売が伸び悩む中クラウドのアジュールの成長率の鈍化や、オフィスなどのライセンスも伸び悩んでいることから大きく売られています。
- グーグルも売上高、1株利益(EPS)が市場予想を下回り大きく下落しています。
- 成長鈍化が警戒されていたユーチューブの広告がさらに予想を下回っています。
- 半導体のテキサス・インスツルメンツ【TXN】も決算発表後に下落(-2.65%)しております。
- 半導体全体も連れ安となっています。
- テキサス・インスツルメンツは売上高、EPSも予想を上回っていますが、第4四半期のガイダンスは予想を下回っています。
- 半導体業界の不振はコンピュータや携帯関連以外にも広がっていることを示していました。
- クレジットカードのビザ【V】は決算発表後+4.57%と上昇しています。
- 1株利益、売上ともに市場予想を上回っています。
- 航空機のボーイング【BA】は決算発表後、株価を-8.77%と大きく下げています。
- 1株損益は大きな赤字となり、売上高も予想を下回っています。
- 防衛、宇宙、セキュリティ関連が冴えず、防衛部門に関しては記録的な損失を計上しています。
- フリーキャッシュフローに関しては予想を上回っており、787ドリームライナーの納入の再開などそろそろ底打ちの見方もできます。
- 太陽光発電機器などのエンフェーズ・エナジー【ENPH】は決算後大幅高(9.89%)となっています。
- 第3四半期はEPS、売上高ともの市場予想を上回っており、過去最高の数字となって持続的な成長を示唆しています。
- 久しぶりの大型IPO(新規株式公開)で半導体大手のインテル【INTC】の傘下で自動運転支援のための画像処理などを行うモービールアイ【MBLY】好発進となっています。
- モービルアイはイスラエルの会社でもともとテスラと提携をしていましたが死亡事故などがあり解消しており、インテルが2017年二買収していました。
- IPO価格21ドルで28.97ドルどなり37%の上昇です。
- 引け後にはメタ(フェイスブック)が決算発表をしていますが、時間外で大きく下落しておりGAFAMは非常に厳しい状況に陥っています。
- 業種別に見てみると6セクターが上昇し5セクターが下落となっています。
- 特にエネルギー、ヘルスケア、素材が好調でした。
- 逆にコミュニケーション、IT関連、一般消費などは下落しています。
- 米国10年債利回りは下落しており前日から-0.10%下がり4.0%となっています。
- カナダ中央銀行がの利上げペースの減速もあり債券買いにつながってます。
- FANG+は全体で-2.02%の下落でしたが、よくこの下落で済んだなという印象です。
- 上昇した銘柄は4銘柄でした。
- 特に中国銘柄が反発しており、アリババが+8.37%と大幅に上昇し、バイドゥも3.67%となっていました。
- またネットフリックスとテスラも上昇しています。
- 下落した6銘柄は悲惨な状況になっています。
- 中でも決算でコケてしまったグーグルは-9.14%で、マイクロソフトは-7.72%と大幅下落となっています。
- GAFAM銘柄は軒並み下落しており、引け後に決算発表を行ったメタは-5.59%ですが、時間外で更に大きく下落しています。
- Amazon、アップルもともに下落しています。
- テキサス・インスツルメンツが厳しい決算となっていたため、エヌビディアも連れ安となり-2.75%となっています。
- セクターとテーマで市場を覗いてみるとS&P500の11セクターのうち6セクターが上昇していました。
- GAFAMや一部半導体などのハイテク関連は売られたものの市場としてはまずまずの結果でした。
- エネルギーやヘルスケア、素材、生活必需品は上昇しています。
- 逆にコミュニケーションサービスやIT関連などが売られていました。
- さらにテーマを見ていくとハイテク売りが顕著にあらわれています。
- 原油価格が上昇し、エネルギー価格やエンフェーズエナジーが好決算ということもありクリエネなどが上がっています。
- また素材関連のレアメタルや鉄鋼、リチウムバッテリー関連、農業なども上昇していました。
- 逆にGAFAMがはいっているETFなどは大きく下落しており、通信やクラウド関連、メタバース、ソーシャルメディア関連、半導体などは下落しています。
注目決算・経済指標
目次のリンクをクリックで気になる場所にジャンプできるわよ
目次:
- 本日の概要(まとめ)
- 目次:
- 2022年10月26日の米国株市場全体
- 大型&小型株とグロースとバリュー株
- S&P500の11セクターの様子
- FANG+の様子
- 注目セクターの様子
- クリーンエネルギー関連【ICLN】
- 通信関連【VOX】
- クラウド関連銘柄【CLOU】
- まとめ
2022年10月26日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
米国債
- 米国10年債利回りは下落しており前日から-0.10%下がり4.0%となっています。
- カナダ中央銀行がの利上げペースの減速もあり債券買いにつながってます。
- 金利の勉強のために私が読んで非常にわかりやすく面白かった書籍になります。
主要指数 週間&半年バブルチャート
大型&小型株とグロースとバリュー株
S&P500の11セクターの様子
セクターの様子に加えて、テーマ別の様子は後述します。
主要指数相場チャート
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FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
- FANG+は全体で-2.02%の下落でしたが、よくこの下落で済んだなという印象です。
- 上昇した銘柄は4銘柄でした。
- 特に中国銘柄が反発しており、アリババが+8.37%と大幅に上昇し、バイドゥも3.67%となっていました。
- またネットフリックスとテスラも上昇しています。
- 下落した6銘柄は悲惨な状況になっています。
- 中でも決算でコケてしまったグーグルは-9.14%で、マイクロソフトは-7.72%と大幅下落となっています。
- GAFAM銘柄は軒並み下落しており、引け後に決算発表を行ったメタは-5.59%ですが、時間外で更に大きく下落しています。
- Amazon、アップルもともに下落しています。
- テキサス・インスツルメンツが厳しい決算となっていたため、エヌビディアも連れ安となり-2.75%となっています。
FANG+ 月間&年間騰落率マトリクス
FANG+個別チャート
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注目セクターの様子
S&P500の11セクターの様子
セクター&テーマ騰落率
昨晩のセクター&テーマ一覧
- セクターとテーマで市場を覗いてみるとS&P500の11セクターのうち6セクターが上昇していました。
- GAFAMや一部半導体などのハイテク関連は売られたものの市場としてはまずまずの結果でした。
- エネルギーやヘルスケア、素材、生活必需品は上昇しています。
- 逆にコミュニケーションサービスやIT関連などが売られていました。
- さらにテーマを見ていくとハイテク売りが顕著にあらわれています。
- 原油価格が上昇し、エネルギー価格やエンフェーズエナジーが好決算ということもありクリエネなどが上がっています。
- また素材関連のレアメタルや鉄鋼、リチウムバッテリー関連、農業なども上昇していました。
- 逆にGAFAMがはいっているETFなどは大きく下落しており、通信やクラウド関連、メタバース、ソーシャルメディア関連、半導体などは下落しています。
注目セクターは以前でもブログで紹介した注目セクターの様子を中心にまとめています。
では、この中から注目のセクターをピックアップしてお伝えしてきます。
クリーンエネルギー関連【ICLN】
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クリーンエネルギー関連【ICLN】週間&年間 騰落率マトリクス
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クリーンエネルギー関連【ICLN】チャート
通信関連【VOX】
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通信関連【VOX】週間&年間 騰落率マトリクス
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通信関連【VOX】チャート
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クラウド関連銘柄【CLOU】
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クラウド関連銘柄【CLOU】週間&年間 騰落率マトリクス
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クラウド関連銘柄【CLOU】チャート
まとめ
- 10月26日の米国株式市場はダウは小幅な上昇ながらNASDAQとS&P500は4日ぶりの反落となっています。
- ダウは小幅な上昇とは言え+0.01%と本当に僅かな上昇となっています。
- S&P500は-0.74%の下落です。
- NASDAQは-2.04%と大きく下落しています。
- カナダ中央銀行が利上げを行ったのですが、利上げ幅が市場予想よりも小さかったことからカナダドルとドル安が進んでします。
- S&P500とNASDAQが反落しておえた株式市場ですが、マイクロソフトやGoogleなどの決算発表がさえず世界的な景気減速懸念が強まった形になっています。
- ハイテク関連はマイクロソフトとグーグルの冴えない決算から売られており、マイクロソフト自体は-7.7%、グーグル(アルファベット)は-9.1%と大きく下落してます。
- Microsoftはパソコン販売が伸び悩む中クラウドのアジュールの成長率の鈍化や、オフィスなどのライセンスも伸び悩んでいることから大きく売られています。
- グーグルも売上高、1株利益(EPS)が市場予想を下回り大きく下落しています。
- 成長鈍化が警戒されていたユーチューブの広告がさらに予想を下回っています。
- 半導体のテキサス・インスツルメンツ【TXN】も決算発表後に下落(-2.65%)しております。
- 半導体全体も連れ安となっています。
- テキサス・インスツルメンツは売上高、EPSも予想を上回っていますが、第4四半期のガイダンスは予想を下回っています。
- 半導体業界の不振はコンピュータや携帯関連以外にも広がっていることを示していました。
- クレジットカードのビザ【V】は決算発表後+4.57%と上昇しています。
- 1株利益、売上ともに市場予想を上回っています。
- 航空機のボーイング【BA】は決算発表後、株価を-8.77%と大きく下げています。
- 1株損益は大きな赤字となり、売上高も予想を下回っています。
- 防衛、宇宙、セキュリティ関連が冴えず、防衛部門に関しては記録的な損失を計上しています。
- フリーキャッシュフローに関しては予想を上回っており、787ドリームライナーの納入の再開などそろそろ底打ちの見方もできます。
- 太陽光発電機器などのエンフェーズ・エナジー【ENPH】は決算後大幅高(9.89%)となっています。
- 第3四半期はEPS、売上高ともの市場予想を上回っており、過去最高の数字となって持続的な成長を示唆しています。
- 久しぶりの大型IPO(新規株式公開)で半導体大手のインテル【INTC】の傘下で自動運転支援のための画像処理などを行うモービールアイ【MBLY】好発進となっています。
- モービルアイはイスラエルの会社でもともとテスラと提携をしていましたが死亡事故などがあり解消しており、インテルが2017年二買収していました。
- IPO価格21ドルで28.97ドルどなり37%の上昇です。
- 引け後にはメタ(フェイスブック)が決算発表をしていますが、時間外で大きく下落しておりGAFAMは非常に厳しい状況に陥っています。
- 業種別に見てみると6セクターが上昇し5セクターが下落となっています。
- 特にエネルギー、ヘルスケア、素材が好調でした。
- 逆にコミュニケーション、IT関連、一般消費などは下落しています。
- 米国10年債利回りは下落しており前日から-0.10%下がり4.0%となっています。
- カナダ中央銀行がの利上げペースの減速もあり債券買いにつながってます。
- FANG+は全体で-2.02%の下落でしたが、よくこの下落で済んだなという印象です。
- 上昇した銘柄は4銘柄でした。
- 特に中国銘柄が反発しており、アリババが+8.37%と大幅に上昇し、バイドゥも3.67%となっていました。
- またネットフリックスとテスラも上昇しています。
- 下落した6銘柄は悲惨な状況になっています。
- 中でも決算でコケてしまったグーグルは-9.14%で、マイクロソフトは-7.72%と大幅下落となっています。
- GAFAM銘柄は軒並み下落しており、引け後に決算発表を行ったメタは-5.59%ですが、時間外で更に大きく下落しています。
- Amazon、アップルもともに下落しています。
- テキサス・インスツルメンツが厳しい決算となっていたため、エヌビディアも連れ安となり-2.75%となっています。
- セクターとテーマで市場を覗いてみるとS&P500の11セクターのうち6セクターが上昇していました。
- GAFAMや一部半導体などのハイテク関連は売られたものの市場としてはまずまずの結果でした。
- エネルギーやヘルスケア、素材、生活必需品は上昇しています。
- 逆にコミュニケーションサービスやIT関連などが売られていました。
- さらにテーマを見ていくとハイテク売りが顕著にあらわれています。
- 原油価格が上昇し、エネルギー価格やエンフェーズエナジーが好決算ということもありクリエネなどが上がっています。
- また素材関連のレアメタルや鉄鋼、リチウムバッテリー関連、農業なども上昇していました。
- 逆にGAFAMがはいっているETFなどは大きく下落しており、通信やクラウド関連、メタバース、ソーシャルメディア関連、半導体などは下落しています。
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