前々から思っていましたが、レジ袋の有料化についてモノ申したいのでこの記事を書きます。
まず、私の主張は2点あります。
- 「レジ袋の有料化に反対である」
- 「レジ袋の有料化をどうしてもしたいであれば割り箸から有料化せよ」
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レジ袋の有料化に反対
私の主張は2点あります。
- 「レジ袋の有料化に反対である」
- 「レジ袋の有料化をどうしてもしたいであれば割り箸から有料化せよ」
1点目に関しては、レジ袋の反対、2点目は代替案として「割り箸」有料化しろということです。
環境問題に取り組むことは非常にいいことではありますが、レジ袋を有料化して果たして「環境」に対していい影響が出るのでしょうか?
環境問題にどうしても取り組むということであれば「レジ袋」よりも「割り箸(スプーン)など」を有料化したほうがよっぽど環境にとって良いのではないかと私は思っています。
レジ袋は年間300億枚使用されているが…
レジ袋は、日本では年間300億枚使用されています。
国民一人当たり、300枚程年間使用していることになります。
(乳幼児を除く) これを石油に換算してみると、およそ年間50万キロリットルです。 日本人一人あたりに換算すると約3リットルです。
たった3リットル…
3リットルを節約するには車でリッター10kmの車で言えば30km分を歩くか節約のレベルです。
年間で30kmの移動を徒歩、あるいはチャリでいどうするだけで毎日のレジ袋という利便性を手に入れることができるのです。
30kmの移動を月に換算すると、2.5kmです。
1日で換算すれば82メートルです。
これだけの節約をするだけです。
あくまでも石油の量からの計算にはなりますが、どれだけレジ袋を削減することに「効果」がないことがわかると思います。
実際は、もっと少ないという意見もあります。
レジ袋はほとんどが輸入
レジ袋のほとんどは海外からの輸入であるため、レジ袋を削減したところで日本の石油の使用量は0.1%も削減できないことになります。
しかもレジ袋を作る「石油」というのはレジ袋専用のための「石油」ではなく多くは他のものを作るための副産物を再利用して作っているのです。
レジ袋は「ポリエチレン」という素材からできています。
このポリエチレンは、石油からできていますがポリエチレンを作るために作っているわけではありません。
この大量に余ってしまったポリエチレンはレジ袋にならなければ別のもとしてどちらにしろ使いみちがないので消費されます。
- (そもそも包装の袋くらいにしか使いみちがない)
- (または捨てられる=再利用出来ない)
石油の削減が0.1%にもならないモノを大々的にキャンペーンとして「削減削減!」と叫んでる真意は本当はどこにあるのでしょうか。
完全にキャンペーンだよね
意味ないし、負担でしか無いし、不便でしかないわ
エコバックの問題
レジ袋の削減のために「エコバック」の使用が叫ばれています。
マスクの次はエコバックや!
エコバックをしようするには3つの問題があると思っています。
- 万引が増える
- 持ち歩くのがだるい
- 環境に悪い
この3点ですが、まずは1点目です。
万引が増える
間違いなく万引は増えます。
買ったものを自分のかばんに入れているのか、買っていないものを自分のかばんにいれているのか遠目で判断できるのでしょうか?
もちろん、監視カメラや見張員を配置すれば解決するかもしれません。
たかだか、3~5円のレジ袋を有料化したせいで、大きなコストになると私は思っています。
万引常習犯にとっては朗報なのかもね
万引Gメンも忙しくなりそうね
持ち歩くのがだるい
コンビニにエコバック毎回持っていくのだるすぎ問題です。
かと言って、3~5円払うのもアホらしいです。
手ぶらで行かないといけないのに、かばんにエコバック。
全然エコじゃない気がします。
環境に悪い
エコバック50回使えるか?問題
一方で、エコバックを作るためには「ポリエステル」(ポリエチレンではない)が使われます。
ポリエステルはポリエチレンよりも頑丈な素材ですので、当然ポリエステルのほうが高価です。
エコバックを大量に使うために、大量の石油を使うことになります。
50枚分がエコバック1枚分相当という見方がされています。
そのエコバック、50回も使い続けますか?
2,3回使って穴が空いたり破れたりして買い替えたらその時点で環境にとって大ダメージですよ。
何がいいたいのかというと、エコバックは名前だけ「エコ」であって、まったくエコではないということです。
イギリス環境省が2011年に出したライフサイクルアセスメントの報告書では、コットンのバックをエコバックとして使用した場合は131回使用しなければならないよいう報告を出しています。
しかもこれは、レジ袋を再利用しないとう前提の話です。 *1
131回つかってたらボロボロになってそう
すなおに、レジ袋でよくね?
ゴミ焼却時にレジ袋は燃やす時に効率よく燃える
レジ袋にゴミを入れてポイ。
レジ袋は、引火性もよくゴミ焼却時にはしっかりと燃えてくれます。
レジ袋を燃やすと、ダイオキシンがー!
もともとレジ袋はいまでもしっかりと燃やしています。
今更ダイオキシンとか言ってる人がこのご時世にまだいるとは思えませんが…。
レジ袋の素材は高密度のポリエチレンです。
燃やしたとしても、二酸化炭素と水しか発生しません。
有害な気体が発生する場合もありますが、その場合はレジ袋が特殊な着色などをされていた場合です。
色つきのものは顔料がつかわれて、金属元素が使われているものもありますが、 そんなモノ基本的には、食料品を扱うレジ袋では使用しているはずもありません。
発がん性物質であるベンゼンなどが出ると危惧されていますが、ゴミ焼却時の高温ではその可能性は限りなく低いと言えます。
結局の所、ゴミは燃やさなければなりません。
引火性も効率的に燃やしてくれる「レジ袋」がなくなった場合はどうなるでしょうか? ゴミを燃やすために「石油」が使われるのです。
え?ゴミ袋を減らしたのにゴミ袋がないばっかりに石油が必要になるの?ってことです。
もうわけがわかんないよ
ゴミ袋削減自体が、環境省なんかのキャンペーンだよね、意味ない。
割り箸は日本で250億膳使われている
割り箸は日本ではおよそ、1年間で250億膳(ぜん)使用されています。
その98%は中国からの輸入です。
割り箸は基本的には「木」でできています。
割り箸の利用を控えるというのは、二酸化炭素を吸収してくれる「木」の伐採を防いでくれるという意見もあります。
ただ、割り箸に使われる木材もレジ袋と同様に「いらなくなったもの」の再利用であるということです。
合板などの木材のかけらや、要らなくなった木を利用しています。
よって、ゴミ(端材)を使えるものとして利用しているだけのことであり、直接的に使わなくなったからといって「環境にとって良い」わけではありません。
割り箸は使ったら再利用しにくい
レジ袋は穴が空いたりするまで使用できたり、ゴミ袋として利用できるので必要です。
ただ割り箸に関しては1度使ってしまえば再利用は難しくゴミになってしまいます。
つまり、リサイクル、リユースの観点から言ってもレジ袋は効率的がよく割り箸は1度きりしか仕えないという点から、有料化してもいいと思います。
常に割り箸を持ち歩くのは正直だるいですが、「なければ困る」ため購入せざるおえません。
私の意見としては、どちらも「お金を取るべきではない」というのが本音です。
そのうえで、レジ袋と割り箸だったら「割り箸」の法を有料化してくれる方がいいかなという感じです。
まとめ
2020年7月1日からコンビニなどでもレジ袋が一斉に有料化されます。
そのうえで、環境について考える人が増えることは非常にいいと思います。
ただ、「本当に環境に良いのか、それは」と考える事が重要だと思います。
レジ袋を減らせば、環境に良いはずだというなんとなくした意見ではなくしっかりと「なぜレジ袋を有料化しなければならないのか」 それはなぜなのかを考えたいところですね。
- レジ袋を作らなくなったら他のものを作るだけ。
- レジ袋は燃えやすい、有害な物質は出ない。
- ゴミを燃やすために「油」が必要になる。
- レジ袋の変わりのエコバックを製造するほうが環境コストが高い。
- エコバックで買い物させると「万引き」が増える可能性が高い。
これらのことから私の意見は、レジ袋の有料化には反対です。
どうしてもしたいのであれば、「割り箸」にしろというところです。(本音はどっちもタダが良い)
環境省や企業のアピール合戦のせいで利便性と実益を失われたらたまったもんじゃないというのが本音です。
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●ダイエットの参考にしてみてください。
*1:エコバッグやマイカップは本当に環境に優しいのか? 「エコ」な行動に隠された6つの真実 | WIRED.jp