今回は、大阪市中央区にある「玉造稲荷神社」に行ったので、そのレポートを書きたいと思います。
玉造稲荷神社の特徴
御朱印マトリクス
- 見どころ:5.5点/10点満点中
※個人的な意見
- 歴史:紀元前12年ごろ
(創建されたとされる年)
比較しやすいようにマトリクスを作ってみたよ
あくまでもこのブログとしての見解だからね
玉造稲荷神社の特徴
目次
筆者プロフィール
筆者紹介(クリックで下に詳細を表示します)
2017年に初の御朱印を記帳。家族のすすめで御朱印を始める。それ以後100を超える神社寺院の御朱印をいただく。 御朱印の他にも城郭巡りが趣味であり全国各地の城郭をめぐる。 大学時代の史学を専攻し専門は中世日本史であり、卒論の研究テーマ「城郭における立地における条件」だった。 教職員免許の地理歴史を保持し、歴史能力検定は2級(日本史)。ブログには御朱印の他、趣味のサウナ、サラリーマンとしての投資、ダイエット記録などを掲載しています。
玉造稲荷神社の場所
玉造稲荷神社に訪れた日
今回訪れたのは、2020年12月2日です。(御朱印に記載の日時)
玉造稲荷神社の住所
- 〒540-0004
- 大阪府大阪市中央区玉造2丁目3−8
玉造稲荷神社の御朱印
玉造稲荷神社の御朱印は、参道から拝殿に向かって右手にある社務所でいただけます。
玉造稲荷神社の御朱印
玉造稲荷神社の御朱印の値段(当時)
予算:300円
玉造稲荷神社の歴史など【あれこれ】
社伝によれば、紀元前12年に垂仁天皇(すいにん)によって創建されました。
「お稲荷さん」で有名な稲荷神社の総本宮の伏見稲荷大社よりも古く、分霊された稲荷社ではないらしいよ
聖徳太子と玉造稲荷神社
また蘇我氏と物部氏の戦いの際に聖徳太子(蘇我氏側)がこの玉作岡に布陣し戦勝を祈願したという伝承もあります。
その際に「我に勝を与えるならこの栗の白木の箸に枝葉を生じさせ給え」と言ってとされています。
箸に枝葉なんてでないだろ
言い伝えだし、多少はね
聖徳太子の偲び石
西日本のお伊勢参りの出発地点
江戸時代には伊勢参りのスタート地点とされています。 ここからおよそ、170キロほどあるとのことです。
結構きついわね
当時は当然歩きだからね
豊臣家からの崇敬
大阪城三の丸の位置していることもあり、豊臣家からも崇敬をうけており、豊臣秀吉の後継者秀頼によって、荒廃した社殿や高殿などが再建されました。(大坂の陣によって社殿は再び焼失) その後、徳川の時代となり、大坂城代の内藤信正や氏子らの寄進によって再建されています。
豊臣秀頼公像
秀頼の肖像画を元に作られたという銅像があります。
一般的なイメージとしては、「マザコン」や「ひ弱」「駄目な2代目」として描かれることも多い秀頼ですが、実際は頭脳明晰で人望も厚かったとされています。
実際のところはどうなんだろうね
肖像画の「豊臣秀頼像」によれば、197センチだったとい記載もあるらしい
でかすぎ、ダルビッシュや藤浪よりもでかいやん
豊臣秀頼公奉納鳥居
1603年に豊臣秀頼から奉納されたという独特の鳥居が目を見張ります。
当時は、本殿正面似合ったということですが阪神淡路大震災によって損傷を受けたたため現在は上部のみが置いてある状態です。
胞衣塚大明神
秀吉の側室、秀頼の母にあたる淀殿(淀の方、茶々)を結ぶ卵膜・胎盤などの胞衣(えな)が鎮まっています。
秀頼出産時の胞衣が納められているということもあり、歴史ロマンを感じます。 また鳥居の横には、豊臣家の家紋である、桐紋に縁取られた「縁の紐掛け」があります。
真田幸村(信繁)らのゆかりの「真田紐」でつくられているということもあり、戦国ファンにも大変人気です。
千利休と井戸
豊臣時代には前田利家や細川忠興らの有力大名の屋敷がこのあたりには立ち並んでおり、千利休が使用していたという井戸があります。
玉造稲荷神社の現地の様子
玉造稲荷神社の鳥居
新山稲荷神社と万慶稲荷神社
境内には、新山稲荷神社(右側)と万慶稲荷神社という摂社があります。
玉造稲荷神社の狛犬
厳島神社
玉造稲荷神社のご利益
- 衣食住の神として商工業
- 商売繁盛
- 子孫繁栄(子授け)
- 芸能向上
- 縁結び
- 家内(社内)平安
筆者ひとこと
大阪兵庫旅行の際に訪れました。
真田丸の三光神社の近くにあるということで足を伸ばしてみたのですが、大変歴史が深く、そして豊臣家とも縁が多いことで大変興奮しました。
拝殿はとてもきれいで、色も鮮やかでした。
歴史が紀元前ということもあり大阪歴史、日本の歴史の奥行きを感じる事のできる神社でした。
玉造稲荷神社でお祈りした内容
で、何をお祈りしたの?
「いつもありがとうございます、家内安全、健康でお願いします」って
なんともシンプルね
基本的にはいつもこんな感じだよ

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